【日本三百名山 #179,180】霧ヶ峰、美ヶ原（蓼科高原→白樺湖→車山→鷲ヶ峰→王ヶ頭→美ヶ原自然保護センター）

2024年09月07日(土) ~ 2024年09月08日(日)

• GPS: 11:25
• 距離: 40.0km
• 登り: 2,236m
• 下り: 1,922m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:14
• 合計: 5:38

11:16 アルピコ蓼科高原別荘入口バス停
11:30 竜源橋
11:37 女の神展望台
11:45 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
11:55 11:56 すずらん峠園地駐車場
12:07 女の神茶屋ルート出合
12:11 12:12 ヒュッテアルビレオ
12:17 八子ヶ峰東峰
12:32 12:34 しらかば2in1リフト降り場
12:40 12:42 八子ヶ峰
12:51 しらかば２in１スキー場リフト上部
13:16 13:17 八子ヶ峰公園
13:32 13:33 すずらんの湯
13:54 13:55 大門峠
15:31 車山高原リフト山頂駅
15:33 15:36 霧ヶ峰
15:53 休憩所
16:01 車山肩
16:17 沢渡
16:27 16:28 ヒュッテみさやま
16:44 16:45 八島湿原入口
16:49 八島湿原バス停・駐車場
16:54 高原荘

2日目

• 山行: 5:23
• 休憩: 0:24
• 合計: 5:47

5:03 高原荘
5:06 鷲ヶ峰ヒュッテ
5:10 八島湿原入口
5:15 5:16 鷲ヶ峰-八島ヶ池分岐
5:39 5:40 鷲ヶ峰
5:58 5:59 安曇幹線2号線No.８4鉄塔
6:17 峠橋
6:29 6:30 中山道古峠
6:49 和田山北峰
7:10 7:11 三峰大展望台分岐
7:21 7:31 三峰山
8:12 扉峠三峰山登山口
8:17 8:20 扉峠駐車場
9:26 茶臼山
9:56 百曲り園地
10:08 烏帽子岩
10:23 10:29 美ヶ原
10:50 美ヶ原自然保護センター

途中、和田峠付近で、計画ルートから外れてしまい、らくルート上にはない道を使っている。

宿泊は、高原荘。現在は素泊まりのみ。
https://kougenso.com

天候

1日目: 晴れのち曇り
2日目: 晴れ時々曇り
両日とも気温高し

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【行き】
🚃 三鷹（7:58）→立川（8:11）JR中央線特別快速ホリデー快速おくたま3号・青梅行
🚃 立川（8:24）→茅野（10:06）JR特急あずさ5号・松本行
🚌 茅野駅（10:20）→アルピコ蓼科高原別荘入口（11:00）アルピコ交通北八ヶ岳ロープウェイ線

【帰り】
🚌 美ヶ原自然保護センター（11:15）→美ヶ原温泉（12:15）信州美ヶ原高原直行バス
♨️ 美ヶ原温泉 白糸の湯
🚌 美ヶ原温泉（13:06）→松本駅（13:26）美ヶ原温泉線
🚃 松本（13:45）→立川（15:57）JR特急あずさ34号・新宿行
🚃 立川（16:01）→三鷹（16:19）JR中央・青梅線快速・東京行


信州美ヶ原高原直行バス https://www.utsukushigahara-bus.net
※Webでの予約制。乗車受付は、出発15分前まで。

アルピコ交通 美ヶ原温泉線 https://www.city.matsumoto.nagano.jp/uploaded/attachment/74387.pdf
※美ヶ原温泉バス停は白糸の湯から1分ほど東に歩いた、コインランドリー美ヶ原の前。

コース状況／危険箇所等

登山道としては特に注意を要するところはないが、所々車道を歩いたり、横断したりする。カーブで視界が悪いこと、結構な速度で飛ばす車やバイクが多いこと、そして歩道がなく狭い路肩が多いことから、十分に注意。

その他周辺情報

【下山風呂】
美ヶ原温泉 白糸の湯 https://utsukushigahara-onsen.com/day-use
浴室に石鹸、シャンプー等の備え付けはなし。受付で販売。
源泉自体がちょうどいい湯温の掛け流しで、だらだら入れてしまう魔の温泉。

写真

11:16 アルピコ蓼科高原別荘入口バス停をスタート

蓼科山を望みながら、狭い路肩を歩く。

途中、水がじゃんじゃん出ているところがある。すぐ近くに、女の神氷水という名前で水を汲めるところあり。

竜源橋を通過。

展望台

11:45 女神茶屋に到着。

道路を挟んで反対側の駐車スペースの奥から、登山道へ。

途中、道が二手に分かれる。らくルート上の道は左に曲がる方。

ヒュッテ・アルビレオ。素晴らしい眺めのロケーションだが、残念ながら営業終了。

八子ヶ峰東峰。

蓼科山が綺麗。

のんびり気持ちいい広い稜線歩き

八子ヶ峰から蓼科山。

スキー場のゲレンデの中を歩いていく。急斜面に小石で、滑りやすい

霧ヶ峰の車山が見えてきた。

スキー場のゲレンデの中を降りていく。

白樺湖。のどかですねー

らくルート上の道は隣の車道だが、湖畔沿いを行く木道を歩く。

白樺湖越しの車山。

大門峠の交差点から山道へ。入口は道路渡って、立て看板の後ろ。

これがなかなかの急登。急登を登っては少し降りを何回か繰り返す。

途中、リフト駅にある休憩所で休憩。ちょっと暑さでやられて、かなり体力消耗していた。

車山へ向けてがんば。

頂上部の車山神社

15:35 車山の頂上に到着。

車山の頂上から、美ヶ原方向。明日はあの奥まで…なかなか遠い。

車山から八島ヶ原湿原へ向かう。山頂からしばらく岩や石がゴロゴロしている道。とても歩きにくい。

振り返って車山。

ススキ。秋ですねー

八島ヶ原湿原。なかなかいい感じ。美しい。

湿原展望台から。

16:53 ビーナスラインを車山方向に5分ほど歩いて、今夜の宿、高原荘に到着。オーナーが変わって今は素泊まりスタイルになり、建物も古いが、手入れは行き届いている。

田中陽希さんのサインが玄関に。

2日目 5:03 高原荘を出発。

朝霧の中、鷲ヶ峰に向けて登っていく。霧が身体にまとわりついて、空気が重く感じる。

5:38 鷲ヶ峰の山頂に到着。一面、霧。

鷲ヶ峰の北方は、霧が晴れてきた。

和田峠手前で道標に案内されるがままに歩いたら、縦走路から外れてしまった。ヤマレコの地図とナビ、そしてみんなの足跡を見ながら、登山道として乗っていない道を歩いて、旧和田峠へ出る。

7:22 三峰山に到着。今年の5月以来。この日の帰りのバスに間に合うかどうか心配な感じだが、ひとまず順調。

薄い霧の向こうに、王ヶ頭の電波塔群が見える。

扉峠の手前で、ビーナスラインの路肩を数百メートルほど歩く。

扉峠から、茶臼山への登山口に入る。

扉峠からしばらく登ると、見晴らしが良い場所に出る。三峰山。左の奥には、霧ヶ峰の車山。あんなに遠くなった。

今日最後の急登、茶臼山へ。

9:26 茶臼山に到着。日差しが直接当たって、なかなか暑かった。

茶臼山からは快適な道！

牛さん。

牛さん。一心不乱にお食事。

どんどん電波塔群が近づいてくる。

10:29 王ヶ頭の山頂に到着。

王ヶ頭の電波塔群を下から。

バスの時間がちょっと迫っていたので、無理せず王ヶ鼻はスキップ。またいつか。

10:50 美ヶ原自然保護センターに到着。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 携帯トイレ

感想

ちゃーまる

三百名山制覇の山旅、179座目は霧ヶ峰（車山）、そして180座目は美ヶ原（王ヶ頭）。どちらも道路が近くまで来ており、霧ヶ峰はリフトも使えるという山頂へのアクセスの良さは抜群の百名山。しかし、そんなさくっと登れるはずの山でもガツガツ登るのがちゃーまる流。2つの山を組み合わせて、縦走。しかもかなりの距離のロングトレイルで挑戦。

ちなみに、スタートが白樺湖とかではなく、蓼科高原からになっているのは、ヤマレコの赤線繋ぎが目的。以前、八ヶ岳連峰を一気に縦走した際、女神茶屋を経由して下山しているので、そこから赤線を伸ばす。ただし、今年は女神茶屋まで行くバスが運行していないので、北八ヶ岳ロープウェイ行きのバスを使って、女神茶屋に一番近いバス停で降りて、そこからスタート。

さて、実際に歩いてみると、9月といえど、今年は猛暑が尾を引いていて、このときもなかなかの暑さ。樹林帯が少なく、ほぼ日差しの下を歩くことなってしまった。ロングトレイルということもあって、特に1日目、白樺湖から車山の間は、かなりヘロヘロ。途中、リフトの売店に閉店間際に駆け込んで、コーラを飲めたのは肉体的にも精神的にもとても良かった。リフレッシュ！

距離と暑さに苦しめられたロングトレイルでしたが、始終、山並みや草原、湿原の美しい景色に心洗われる山行でした。今度はのんびりと八島ヶ原湿原を散策してみたいものです。いい感じの宿も周りにあるし。