余市岳(164/日本300):キロロ・ゴンドラに乗って、半袖隊長、ピークハンターに徹す
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:39
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 417m
- 下り
- 412m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:40
★EK度数:14.705=8.72+(399÷100)+(389÷100÷2)
→→→判定「●EK16未満 非常に楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
天候 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-719967.html 【当日】赤井川村⇒余市岳⇒登別市カルルス温泉 【往路】赤井川村 ![]() 【復路】キロロリゾートゴンドラ山頂駅⇒山麓駅 ![]() ![]() 【参考】キロロ朝里岳パノラマゴンドラ(往復1,200円、所要15分、全長3.3km) http://www.kiroro.co.jp/jp/summer/activity/gondola.aspx 【注】ゴンドラ運航日は極めて限定的なので、必ず事前に確認すべし |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ★駐車場 ![]() ☆入林届け ![]() ★水場 ![]() ☆渡渉箇所 ![]() ★泥濘状況 ![]() ☆残雪状況 ![]() 【危険箇所】 ●ロープ・クサリ・ハシゴ等の設置箇所なし。 ●特筆すべき岩場なし。 ※余市岳山頂から鞍部への下りで、雨後に石・根っこ・粘土質の道でのスリップ転倒に注意する程度。 【半袖指数】 ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() |
その他周辺情報 | 【買い物![]() セイコーマート赤井川店(営業時間06:00 〜 23:00) http://map.seicomart.co.jp/map/storemap/index.cgi 【宿泊 ![]() カルルス温泉鈴木旅館:素朴で家族的経営の老舗、じゃらん・口コミ4.0点 ![]() http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/5152/ http://www.jalan.net/yad322133/ 【トイレ ![]() キロロ朝里岳パノラマゴンドラの山麓駅もしくは山頂駅 【温泉 ![]() 上記【宿泊 ![]() 【飲食店 ![]() 寄らず |
写真
感想
【プロローグ】
北海道からは100名山が9座(うち登頂8座)、200名山が10座(同じく4座)、300名山が7座(同じく2座)、合わせて26座(同じく14座)が選ばれている。
是が非でも全山に登りたい!と考えているわけではないので、今年の7月に7泊した折も夕張岳に登っただけである。
北海道の山は一つ一つが大きいから、100〜300名山だからと言って、誰でも気軽に登れるわけではない。
特に日高山脈に属する山には早朝日帰りでは困難な山が多い。幌尻やカムエクなどはその代表例だ。
北海道の山旅と言っても、我が半袖隊の場合は半分観光旅行だから、下山後の温泉(宿)や海鮮丼・三色丼(特に黄や赤)は外せない。外すと「私は決して山登りが好きだから北海道に来ているわけではありません」・・・と、このようにお上品にではなく、関西弁でまくしたてられるのである。
このような状況下のため、幌尻・カムエク・ペテガリ・ニペ・芦別・石狩などは、既に「拒絶リスト」に高々と掲げられている。問答無用!なのである。
今夏、ニペには、山チビガールズ1号・2号が感動の登頂を果たしているので、元祖1号隊員(山ブヒガールズ1号とでも命名しようか?)も登れるのではないかと思うが、最初の丸太渡りと中盤に岩場のトラバースがあるのでダメなものはダメなのだそうだ。
今から考えれば、よくぞトムラに行ったものだ(短縮登山口から往復)。それも嵐の中で低体温症に拠り登山者9名が亡くなる事故が起きた翌年だっただけに、「知らぬが仏」だったのかもしれない。今でも、一番行きたくない山は、トムラだと言っている。
「相変わらず前置きが長いやっちゃな」と思われそうなのでそろそろ本題に入るが、このシルバーウィークで行くとしたら・・・残されたカードから選ぼうにも、札幌近郊では余市岳しかないのである。
【余市と言えば・・・?】
余市と言えばニッカ・ウィスキー!これに異論を挟む方は少なかろう。特に「マッサン」が放映されたばかりなので、更にそのイメージは強くなったのではなかろうか?
余市と言えば余市岳・・・とは、山好きの方でもなかなか想像しないであろう。特に道外の者には、余市岳の存在すら、あまり知られていないのではなかろうか?
さて余市岳に登るには赤井川の沢筋を上がる昔からの道と、ゴンドラ山頂駅からの新しい道を歩くのが大半だ。
「定山渓川からの道もあるが荒れている(⇒ガイド本)」そうだが、同日にそこを歩かれた方のレコが上がっており、言われるほどひどくはないようだ(⇒このレコはとても実践的なので是非お読み下さい)。
今回、当初は赤井川コースを歩く積りだったが、他の方のレコを拝見すると、数箇所の渡渉がある(⇒1号隊員が嫌がる)ようで、下山後に登別(カルルス温泉)まで移動せねばならぬことを考えると、遅くとも14時には駐車場に戻りたい。
宿での朝食のことを考えると、そんなにクソ早く出発するわけには行かない・・・てなこともグルグルグルグル・グルコサミンしていたら、今回はゴンドラを利用すべきとの結論に至った。
大弛峠までクルマで乗り付けて、金峰山までササッと手軽に往復するようなものだ・・・と割り切りました。
【肝心の余市岳山行の感想は・・・?】
行程は往復8kmで標高差も400m程度、ロープやクサリ設置箇所もなく、体力面や技術面では初心者コースに位置付けられます。
でも変化には乏しい山ですね、特に前半の笹原歩きは。展望所と呼ばれる赤井川コースとの合流地点を過ぎると、ようやく潅木が現れ、坂が現れ、岩や根っ子も現れ、山道らしくなってきます。
ニセ山頂に騙されるのも・・・登山らしいです。
しかし残念だったのは、晴れてはいたけど雲が多い日で、すっきりした眺望が拝めなかったことかな。
特に蝦夷富士とも呼ばれる後方羊蹄山は裾野部分しか見えなかったのは残念。
また周囲の山々の名前が分からないままだったのも、悲しいところ。
でも仕方ないか・・・この辺では新参者だからねぇ。
【追伸・・・赤井川の雲海】
民宿の女将さんに勧められて、早起きして行ってみたのだけど、偶々、雲海が広がる日に当たって幸運でした。
赤井川村の立地条件からして、晴れた日には雲海が広がることが多いそうです。晴れてて好かった!
★余市岳(よいちだけ:1488.1m)
日本300名山:34座目
日本100〜300名山:164座目
北海道100名山:24座目(⇒山渓と北海道新聞選出118座のうち)
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
下りたら晴れるのパターンは腹が立ちますが、下りたら雨だと溜飲を下ろせますね。
1号隊員様、犬にぺろぺろなめられて喜ばれたとのこと、旦那様も舐めてあげたらもっと喜びますよ。
靴底ですが、応急措置としてべろっとめくれたところは引きちぎって、瞬間接着剤で土手を作るという裏技があるようです。
ところでトレランシューズってソウルの貼り替えは出来ないんですか??
ゴンドラの中で、あれ?雨だ・・・と思っていたら、かなり激しく降り出しまして・・・。
あ〜、間に合ってよかった
下山時にまだ山頂に向かうハイカーにすれ違いましたから、5人や10人は雨具を取り出したのではないでしょうか?
ワンちゃんにペロペロされたと自慢げに語っていましたよ。
朝食終了後に、拙者にもワンちゃんが寄って来てペロペロされたのですが、ホンワカと温かく、陶酔の境地に浸りそうでした。
このシューズは、今年3月?に衝動買いした物ですが、1号隊員の解説は「山に行き過ぎ!」。
強力瞬間接着剤で貼ってみようか・・・と思ってはいるのですが、過去の経験上、あまり効果を発揮しないですね。
トレランシューズの場合、例え靴底の張替えが出来たとしても、その費用と、もともとも購入価格を比べると・・・新しく買うことになるのではないでしょうか?
余市岳の山頂で、ウイスキーで乾杯して欲しかったです
11月に北海道行こうかと思ってますが、その頃は雪山かもしれませんね
大雪山の黒岳では、先週既に、初冠雪を記録したと聞きましたよ。
11月であれば、(行き先にも拠りますが)雪山になっているかもしれませんね。
拙者の場合、山中で
3枚目の羊蹄山の写真いいです。思わず、うっとり。
今回のレコは、21日。…という事は、まだ続編があるのですね。
隊長さんのレコを見ると、何故か何か食べたく、なってしまいます。食べ物の写真による、刷り込まれ効果?(この効果の名称、忘れましたが、昔、刑事コロンボで、やっていた様な。)
次回のレコを、楽しみにしております。
前日の無意根山も、当日の余市岳も、標高が1500mにも満たないのに紅葉していますから、やはり本州よりは早いですね
しかし朝見えていた羊蹄山が、余市岳山頂からは見えなかったのは残念でした。
結局、この3日間で羊蹄山全体を見ることが出来たのは、雲海を見に行った時だけでした。
あ・・・、続編の一部をばらしてしまった・・・
刑事コロンボ・・・「うちのカミさんがね・・・」ですね
次ももちろん
カルデラ展望所、見事な雲海ですね
余市岳に着く頃には雲が湧いてきましたが、山頂で大雨に降られなかったのは運が良かったですね、あと1時間遅くついていたら大変でしたね。
トレランシューズの靴底、異なるゴム質を使ってるからなのか、たまたまなのか分かりませんが、意外と脆弱ですね。
北海道の100名山が9%、200名山が5%、300名山が2.3%と当該名山に占める割合が減っていくのは意外ですね
お疲れ様でした。
1号隊員、朝4時に起きてスタンバイしていました。
民宿の女将さんに5時頃に行くと好いと言われたからなのですが、あんまり早く行き過ぎても、暗くて雲海が見えないかもしれないので、現地に着いた時は5時半を過ぎていました。
朝日が当たればオレンジ色に輝いて・・・となるのですが、一目、二目見たら、それで気が済んだようで、早く帰ろうと言い出しまして・・・。
親仁さんには「雲海の変化を楽しむものだ」と諭されていました
トレランシューズ、酷使していますから平気寿命よりは短いのは致し方ないとは思いますが、まだ半年ですので・・・。
普通の登山靴価格の三分の一あるいは四分の一程度ですから、買い替えサイクルを勘案すると、果たして高いのか安いのか・・・?
北海道の山は本州の山に比べて標高が低いのがその理由かと思います。
でも気象条件や立地条件を考えると、低くても立派!なのですが・・・
余市岳に行かれるとのことで期待しておりました
我が郷土の英雄「マッサン」と余市、そして余市岳を繋げられた
ところにそこはかとない親近感を禁じ得ません
【プロローグ】の部分、やはりご家庭や社会やいろいろな背景が
あっての登山だと思いますので「なるほど…」とか「やはり…」
とか感じ入る点があります
仰いますように北海道の山は一つ一つが大きいです。『日本百名山』が
終わったときに「日本二百名山」も脳裏をよぎり、調べてみましたが
北海道に10座あることを知り、即断念しました
なので北海道の二百名山は1座だけです・・・
そうでした、そうでした
マッサンは竹原の出身でしたね
時間があれば工場見学⇒試飲も好かったのですが、時間不足でして・・・。
でも、その時は、誰が運転するのだ?
1号隊員の基本的な立場は「アンタの趣味に付き合ってあげているのだ!」に尽きます。
決して自ら進んで来ているのではない!ってことなので、他に何で釣るか・・・
それが温泉だったり、海鮮丼だったりするわけです
北海道の場合、100名山より、200名山の方が手強い山が揃っています。
カムエクなんかは2泊3日コースですものね、それもテン泊で
こんにちわ。
北海道の山には行ったことありませんが、笹原が広がっていて、広々しているのですね。先まで見渡せるし、北海道なんですね〜
あんまり樹林帯がないみたいですが、やはり寒いから樹木は育たないのですか?
北海道遠征の続編も楽しみにしています。
北海道に笹原が多いとまでは言えませんが、本州に比べれば、例え北アルプスと比べても寒冷地なので、森林限界が低いのは確かですね
この余市岳は海岸線から近くて樹木が育ちにくいからなのか、低い地点から笹原が多いですね
北海道!でっかいどぉ!・・・ですね、まさしく。
マイマップで歩いた軌跡(赤線)を見る時に、北海道まで地図を移動させるとでっかいナァと思いますよ。
ダケカンバの林はきれいですよ。
本州よりより樹肌が白いような気がします。
色白美人
「無意根の 無念は 余市にて」
と、ピーク・ハント優先で最楽コースからピストンとしたんですね。
天候もまあまあ
そういう時には、余市岳ならではのこだわりをプラスしてほしかったカナ〜
ひとつ 上で他の方のコメにもありますが・・・・、ウイスキーで乾杯!
この際は水割り、1:4(よ(んぶんの)いち)で
ふたつ ハイクの服装、ズボンは由緒正しい”ニッカ”でしょう
半分観光旅行!超羨まし〜です!odax家の場合は、9割over観光
↑「アンタの趣味に付き合ってあげてるのだ!」(笑)
これも「趣味(山
行きたきゃひとりで勝手に!(←これはこれで都合のいい場合もある)」
となります。
それにしても、1号隊員さんの”拒絶リスト(苦笑)”、いわゆる山屋には憧れの山ばかりですネ
隊長にとってこれらが”冥山
ニッカボッカとは、捻りましたね
やはりメルシャンやマンズで正装するわけにはいきませんね
いやいや、まだ、コメを入れる余裕がないのですが、八甲田山のロープウェイ集合作戦は上手く仕組まれたなと思いましたよ。
紅葉の毛無岱を歩かれるなんて垂涎物ですよ
うひゃ=の拒絶リスト・・・冥山もナニですが、迷山にも遭遇したくないものです。
yamabeeryuさん、こんにちは。
カルデラ展望所からの雲海も良いですね〜
朝飯前にこんな景色が見られるなんて素敵ですよ
余市岳からの景色もも少し雲が取れていたら凄そうですね!
無料のキノコ汁は仕方ないですね
民宿の女将さんが「余市岳に登る」から始まって「雲海」につながりました。
因みに当日は二組の家族連れが同宿でしたが、雲海見物にはいらっしゃいませんでした。
行ってみたら既にクルマが一台。
運転席には見当たらず、かと言って車外で雲海を見物している訳でなく・・・車中泊だったのかな?
我々と入れ違いにもう一台のクルマが上がって来て、こちらは雲海見物のおじさんでした。
余市岳山頂は晴れ予報の割には霞んでいました。
もっともゴンドラ乗り場では「視界不良・濃霧」と掲示されていたことを考えれば、良しとしましょう。
キノコ汁・・・鍋蓋を開けると、最後の方だったのです。
その後に新しい鍋が登場したので「もう一杯」と思ったのですが、1号隊員に「早く下ります!」と言われて、泣く泣く断念しました。
隣のテーブルに座っていた初老ご夫婦ハイカーのご主人が
「余市岳・・・いい山だ」
と呟いていたのが印象的でした。
yamabeeryuさん、こん○×は(^o^)/
北海道2日目の余市岳。ドォ〜〜ンとした山容なんですね
この時期だからなのでしょうか、トレイルがハッキリ緑の中に見えるのですね。
自分達も先日行った伊豆山稜線も結構見えるらしいですが、山深い中で見えるのとは味わいが違いますね
雲が多く後方羊蹄山の上部が見れなかったのは残念でした。でもここなら1号隊員様も再訪してくれるのでは
mamepapa
民宿の
余市岳の山容のイメージがないまま行ってみた・・・のですが、確かに「ドォ〜ン」としていました。
ゴンドラに乗っている間は横から見る感じで「台形」なのですが、歩いているうちに正面から見る感じとなって「三角錐」に変わります。
なぜか「三角錐」の方が登りたくなる気がします。
天気予報からすれば後方羊蹄山は見れると思ったのですけどねぇ
もっと早く行かないとダメってことですね。
因みにゴンドラは朝6時から運転しています。
お嬢さま
yamabeeryuさん、こんばんは
余市岳…名前を聞いたこともありませんが…笹原の素敵なお山ですね〜
ちょっと背丈の高い笹原が一昔前?に流行った迷路みたいですね
余市と言えば、山よりもニッカウィスキー・・・マッサンでしょうか?
最近は蒸留所ツアーが人気のようです。
余市岳の名前は余市川の蒸留・・・ではなく上流に位置することが由来のようです。
笹原だけでなくタンポポでも流行りましたね、迷路。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する