富士見山【山梨百名山】
- GPS
- 04:08
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,107m
- 下り
- 1,112m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
現在、関東百名山の完登を目標としていて、天気の良い夏の週末にはどこかの関東百名山峰に登りに行きたいものですが、今年の夏はゲリラ豪雨が猛威を振るっており、なかなか登山に行くには躊躇してしまうところでした。悪天候が原因と思われる遭難者も出ていますよね。
今週末も北関東は天気予報がすべて芳しくなかったため、天気予報の良かった山梨方面に行くこととし、山梨百名山峰で比較的短時間に登れる山として、富士見山を選定し、登りに行ってきました。
トレランをする予定で行きましたが、思った以上に暑いので、走るのは諦め、トレランシューズとトレランザックという装備ながら、ほぼ全行程を歩いてきました。それなりの速いペースで歩きましたので、かっこよく言えばスピードハイキングです。
富士見山はこれといった特徴のない山であり、その山名に反して眺望もたいして期待できないので、不人気な山となっていると思いますが、山頂付近の尾根道は美しいカラマツの林となっており、素晴らしい雰囲気です。標高差は1000mを超えるため、かなりの体力を要しますが、登るかいのある、歩いていて楽しい尾根道でした。
堂平登山道を登り、平須登山道を下りましたが、登りに1箇所、下りに3箇所ほどロープ場があります。トラバースの崩壊地となっており、完全にトレイルが崩れている箇所もあり、通過にはかなりの注意力と3点支持のテクニックが要求されます。よって、全体的には中級者コースだとは思いますが、不整路を歩き慣れた上級者の方と行くことをおすすめします。あと、距離が短い割に標高差が大きいです。かなりの急坂がずっーと続きますので、それなりの体力も必要です。
基本的には樹林の美しさと、信仰の山としての雰囲気を楽しみに行く山だと思います。登山口には車が1台ありましたが、山中で人には全く会いませんでした。山頂にキャップと手提げ鞄の忘れものがあり、それが唯一の人の気配でした。
自然を独り占めすることができ、静かな山行を楽しむことができますが、日本アルプスの百名山や富士山に、ば〇みたいに人が集まっていることを考えると、登山者が登る山に偏りがあることをひしひしと感じてしまった次第です。山を歩く事自体が好きな人にはすごくいい山ですよ。
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