【長野】上高地〜涸沢〜穂高岳（奥穂高岳）

2024年09月07日(土) ~ 2024年09月09日(月)

• GPS: 48:27
• 距離: 38.6km
• 登り: 1,868m
• 下り: 1,866m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:37
• 休憩: 0:06
• 合計: 2:43

距離 11.5km 登り 164m 下り 58m

13:44 上高地バスターミナル
13:48 13:49 河童橋
14:03 14:04 岳沢湿原・岳沢登山口
14:47 14:49 明神館
14:52 徳本口
15:26 徳沢公衆トイレ
15:31 15:33 徳澤園
15:45 新村橋
16:23 横尾
16:27 横尾山荘

2日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 2:23
• 合計: 7:53

距離 8.3km 登り 1,623m 下り 244m

6:31 横尾
6:47 横尾岩小屋跡
7:29 7:31 本谷橋
8:17 8:18 大崩落地
8:38 8:39 Sガレ
9:20 9:21 涸沢
9:28 9:59 涸沢小屋
10:36 10:41 パノラマ分岐
11:05 11:13 ザイテングラート取付点
12:19 13:28 穂高岳山荘
13:59 14:24 穂高岳
14:24 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 1:51
• 合計: 8:17

距離 18.8km 登り 77m 下り 1,554m

5:54 穂高岳山荘
6:52 7:00 ザイテングラート取付点
7:19 7:20 パノラマ分岐
7:43 7:44 涸沢小屋
7:47 涸沢
7:51 8:13 涸沢ヒュッテ
8:37 8:38 Sガレ
8:53 大崩落地
9:27 9:38 本谷橋
10:15 横尾岩小屋跡
10:30 10:38 横尾
11:18 新村橋
11:31 12:16 徳澤園
12:19 徳沢公衆トイレ
12:54 徳本口
12:57 13:10 明神館
13:13 明神橋
13:52 13:53 岳沢湿原・岳沢登山口
14:07 河童橋
14:11 上高地バスターミナル

天候

1日目：曇、2日目：曇、3日目：晴のち雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往：松本駅⇒アルピコ交通・アルピコ交通バス⇒上高地バスターミナル
復：上高地バスターミナル⇒アルピコ交通バス・アルピコ交通⇒松本駅

コース状況／危険箇所等

ザイテングラートは特に難しくありませんが、油断は禁物
穂高岳山荘の先のハシゴ＆鎖場が核心部

その他周辺情報

「ピッケル」…上高地バスターミナルにある売店、傘のような雑貨もあり

写真

9/7 13:37

上高地バスターミナル
観光客と登山者でごった返しています

9/7 13:48

河童橋
残念ながら穂高の山は雲の中

9/7 13:52

六百沢の土砂崩れにより左岸道路は通行止め
右岸の自然探勝路を進む

9/7 13:57

渋滞でなかなかスピードが上がりません

9/7 14:02

岳沢湿原
正面に見えるのが六百山

9/7 14:03

まるで一幅の絵のような…
心が洗われますね

9/7 14:26

林道にぶつかりました
クルマが来る可能性もあるので、ロープの右側を歩きましょう

9/7 14:34

クマベル
皆さん通りがけに鳴らしていくので、ちょっとうるさい

9/7 14:41

明神橋を渡って…

9/7 14:48

明神館
予定より遅れているので休まず先を急ぐ

9/7 14:54

小屋の夕食は17時30分からなので、それまでには着かないと

9/7 15:23

私に花の名前を訊くな
ゴマナ？

9/7 15:33

徳沢に着きました
けっこう巻けたので、ここのベンチで小休止

9/7 15:29

涸沢フェスティバルとかいうイベントが開催中でした
よーきさんもいたよ

9/7 15:46

新村橋
架け替えの工事中

9/7 16:13

林道歩きは決して嫌いじゃないんですが、これだけ長いとさすがにね…

9/7 16:22

横尾避難小屋
利用できるのは冬季のみ

9/7 16:23

本日のお宿、横尾山荘
200mも登っていないんですが、意外と疲れました

9/7 17:51

ひとっ風呂浴びたら夕ごはん
メインはチキンソテー

9/8 5:35

朝ごはん
食欲は今ひとつ

9/8 6:29

それじゃ頑張っていきまっしょい

9/8 6:36

元の道で工事でもやってるのか、河原を歩かされる

9/8 7:10

2のガリー
ガリー（gully）とは、流水などで岩壁が浸食されてできたV字状の溝のこと

9/8 7:23

デブリ沢
雪の時期には近づきたくない名前ですね

9/8 7:32

本谷橋
ここから本格的な登山となります、河原で一息入れていくとよいでしょう

9/8 7:47

いきなりの急登
いやーキツいっす

9/8 8:08

こうして見ると、自分が谷底にいるのがわかります

9/8 8:18

大崩落地
落石のおそれがあるため、途中で立ち止まらないこと

9/8 8:30

ヒシ岩
上から見ると綺麗な菱形をしています

9/8 8:37

Sガレ
ほどよい大きさの岩が転がってるので、休憩によし

9/8 8:38

涸沢カールの向こうに奥穂高岳の山頂

9/8 9:02

ナナカマド
ほんのり色づいています

9/8 9:08

涸沢ヒュッテ／涸沢小屋の分岐
とりあえず右へ

9/8 9:19

左のカコイイ山が北穂高岳
一度ぐらいは行ってみたいんですけどね

9/8 9:19

正面に涸沢岳
左に白出のコルへ続くザイテングラート

9/8 9:20

前穂高岳と北尾根
大雪渓も見えます

9/8 9:21

涸沢野営場
紅葉の時期ともなれば無数のテントで埋まるとか

9/8 9:30

涸沢小屋で小休止
名物のソフトクリームをいただく

9/8 9:34

さっきからヘリが飛んでます
聞けばザイテングラートで滑落事故があったようで

9/8 10:10

ストックを仕舞い、ヘルメットを被って出発

9/8 10:28

右の大きな岩が獅子岩
その下から左上へ、うっすらと道が続いているのが見えます

9/8 10:48

わっせ わっせ

9/8 11:09

ザイテングラートへの取付点
事故の多い箇所と聞いています、慎重に参りましょう

9/8 11:22

ハイマツ帯の中の岩登り

9/8 11:49

このへんまで来れば、ひとまず安心かな

9/8 12:01

奥に矢倉のようなものが見えます
小屋の設備でしょうか

9/8 12:19

穂高岳山荘に着きました
チェックインを済ませて大休止

9/8 13:19

余力があるので山頂へ向かいます

9/8 13:30

これがハチローさんの本にあったネットか
なるほど、ここから落ちたらひとたまりもないですね

9/8 13:45

ハシゴ＆鎖場の核心部をクリアして稜線に出る
こ、こわかった…

9/8 13:51

山頂の祠が見えてきました

9/8 14:05

西穂高岳への分岐
北アでも屈指の難ルート、私が手を出せる領域ではありません

9/8 14:02

奥穂高岳山頂に到着
こちらの祠、北岳に負けるなとむりやり背丈を3m伸ばしたといういわくつきのもの

9/8 14:15

山頂でのんびりしていたら少しずつ雲が晴れ、ジャンダルムが姿を現しました
おおおおお

9/8 14:14

雲中の前穂高岳

9/8 14:19

手前から涸沢岳、北穂高岳、南岳
そして槍ヶ岳

9/8 14:27

満足したので帰ります
ちなみに標識の向こうが悪名高い迷い尾根

9/8 14:44

涸沢カールを見下ろす
屏風ノ頭の向こうに常念岳

9/8 16:57

小屋まで戻って夕ごはん
30分しかないので急いで詰め込む

9/9 5:18

朝ごはん
相変わらず食欲はありませんが、食べないとバテちゃうので

9/9 5:52

実は昨晩から高度障害の症状が出てまして…
天気予報も良くないので、涸沢岳は諦めて下山します

9/9 7:54

サクサク下って涸沢ヒュッテ
コーラを買ってのどの渇きを癒やす

9/9 8:14

パノラマコースとの分岐
下りで利用する人が多いようです

9/9 10:29

横尾まで戻ってきました
ここからが長いんだよなあ…

9/9 13:55

少し前からポツポツ来てたのですが、このあたりで本降りに
まいったねこりゃ

9/9 14:10

しゃあない、売店で傘でも買うか…

撮影機器：

DSC-WX350 SONY

SO-52C Sony

装備

個人装備

長袖シャツ アンダーシャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 行動食 飲料 水筒（保温性） レジャーシート コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 虫除け（ヒル避け） 保険証 携帯電話 時計 タオル ストック カメラ ヘルメット 携帯トイレ

感想

スパイク（ヒスイのすがた

私が登山を始めて今年で6年目。そろそろグレードの高い山にアタックする資格もあるだろうということで、今回は北アルプスの雄、奥穂高岳に挑戦しました。相応の技術と体力の求められる山ですが、まあなんとかなるやろ（慢心

1日目の行程はほとんどが林道歩きとなりますが、横尾までの道のりが長いのなんの。あと人混みがヤバい。2日目は本谷橋から本格的な登山となります。涸沢で一服したのちザイテングラート、事故の多い箇所なので慎重にクリア。穂高岳山荘へ到着も、余力があったのでそのまま山頂へ。あいにくの曇り空でしたが、一瞬だけ槍やジャンダルムを拝むことができました。3日目は高度障害の症状が出たことに加え、天気予報も良くないので涸沢岳は諦めて撤収。

どっちを見ても絵になる景色、なるほど名峰です。紅葉の時期の晴れた日に来ればさぞやと思います。ただ上高地〜横尾で3時間かかるのがなんともなあ…とはいえ、他のコースだと私には難易度が高すぎるのですが。