金剛山、妙見谷／秋の空気

2024年09月08日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.8km
• 登り: 620m
• 下り: 622m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:10

8:20 金剛登山口バス停
9:10 妙見滝
11:40 九合目（千早本道）
12:30 転法輪寺
12:40 岩屋文殊
14:00 馬場谷の延命水
14:30 金剛登山口バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JRと南海電車で河内長野駅へ
河内長野駅前〜金剛登山口：南海バス
帰りも、同じバスと電車で

コース状況／危険箇所等

●妙見滝手前までは、林道と踏み跡がある。妙見滝付近は、大量の倒木に埋もれてしまっている。妙見滝は、左岸に巻き道あり。妙見滝から上流は、沢歩きとなる。標高720m辺りに、大きな滝が2つ連続する。
●2017年の台風による上流部の大崩落によるものか、そこから上流は、大量の倒木、流木、大小の岩、小石や土砂が、あちこちに堆積し、あるいは、表土が洗い流されて、花崗岩が露出し、新たな滝が出現したりしている。
●上流部の標高860m辺りから、倒木と土砂や小石が堆積した上に水が流れる、やや幅の広い、開放的な谷となる。頭上を蔽っていた樹林が、倒されて無くなり、青空が覗き明るい。
●標高910mに、崩落した谷の跡が現れる。雨で表土が洗い流され、流れの中央は、花崗岩の露出する滑滝となっている。水の流れもこちらの方が多く、一見すると、こちらが本流と見まちがいそうだ。しかし、手前にトラロープが張られ、ここから先に行くなと無言の内に警告している。
●このトラロープの右側に、ややか細いながら、水の流れる谷の入口が見える。実は、こちらが本流だ。これを、登っていけば、本来の詰めの谷から、山頂売店や転法輪寺に通ずる広場に出る。
●妙見谷は、途中に土石流の跡らしきものや、上流部の、浮石の多いガレた谷を登らねばならない。大雨の降った翌日などは、崩落の危険がある。

写真

9/8 10:37

妙見谷林道で、ヤブマメ・・（朝8：37、カメラの時刻は2時間遅い）

9/8 10:39

ミズヒキ・・赤いつぼみ、中は白い花・・

9/8 10:39

ハナタデ・・

9/8 10:40

ツリフネソウ・・

9/8 10:41

アレチヌスビトハギとキンミズヒキ・・

9/8 11:08

妙見ノ滝・・朝日に輝く・・

9/8 11:11

植林の隙間から、朝日が漏れて、妙見ノ滝、落ち口に輝く・・

9/8 11:26

谷を蔽う樹林・・

9/8 11:29

標高650m、大きな滝が見えてくる・・

9/8 11:31

4mの滝、水しぶきを浴びながら這い上がる・・

9/8 11:33

振り返ると、ノッポのイヌショウマ・・

9/8 11:34

7mの滝・・

9/8 11:36

近づくと、水しぶきが飛んでくる・・

9/8 11:39

右岸から這い上がり・・横目で滝を見る・・

9/8 11:40

すぐ眼前に現れる5mの滝・・

9/8 11:43

左岸を巻いて、滝の上へ・・

9/8 11:50

次々と・・

9/8 11:52

現れる滝を・・

9/8 11:54

乗り越えていく・・

9/8 11:56

幅の広い斜瀑は、流れの中央から登り・・

9/8 12:04

標高770m、3段の滝・・

9/8 12:05

中段の滝が涼し気だ・・

9/8 12:11

滝の落ち口に、苔むした倒木と茶色の落ち葉・・

9/8 12:14

標高800m手前、6m斜瀑・・

9/8 12:18

滝の右岸を這い上がり、滝を見下ろす・・

9/8 12:19

滝の最上段からほとばしる水・・苔むした岩の風情がいい・・

9/8 12:19

9/8 12:22

滝の上流に、紫のフジウツギ・・

9/8 12:26

大岩が、あちこち転がる谷・・

9/8 12:31

岩の間に流れる水に、茶色と黄の落ち葉・・

9/8 12:32

日射しの落ちる渓流にも・・

9/8 12:33

所どころに、茶色の落ち葉が、散っている・・

9/8 12:38

倒木の突き刺さる滝・・

9/8 12:38

上流の樹林を見上げる・・

9/8 12:40

落ち口に散る落ち葉・・

9/8 12:41

まだらに日が射す渓流の岩にも・・落ち葉・・

9/8 12:48

標高850mを過ぎて・・なだらかな谷・・

9/8 12:50

9/8 12:57

花崗岩の露出した滑滝を、遡っていく・・

9/8 13:00

ぽっかり開けた頭上に、青空・・

9/8 13:04

岩と小石のガレた谷に、流れる水・・

9/8 13:05

7年前の台風で崩落した谷の跡・・

9/8 13:05

谷の上の青空が眩い・・

9/8 13:07

振り返ると、青い山並みが覗く・・

9/8 13:10

ここにも、イヌショウマの花・・

9/8 13:31

詰めの谷のブナ林・・

9/8 13:34

登り詰めて、振り返る森・・

9/8 13:39

笹やぶの中に、ヤマジノホトトギス・・

9/8 13:41

咲き始めたばかりの花に、たくさんのつぼみ・・

9/8 13:42

ひときわ色鮮やかな花・・

9/8 13:44

最後の笹やぶを避けて、自衛隊道にエスケープ・・

9/8 13:46

回数登山掲示板の広場に、オタカラコウ・・

9/8 13:47

ゲンノショウコの群生・・

9/8 13:48

線香花火のような、シシウド・・

9/8 13:51

ほんのりピンクのミゾソバ・・

9/8 14:46

昼食後、下山は文殊尾から・・

9/8 14:47

文殊尾のブナ林・・

9/8 15:06

オトコエシの花・・

9/8 15:59

ババ谷入口に、フジカンゾウ・・

9/8 16:03

舗装路脇の草むらに、咲き残りのフシグロセンノウ・・

9/8 16:09

ここにも、ツリフネソウ・・

9/8 16:09

紫のヤブマメ・・細かい毛まではっきり見えた・・

撮影機器：

DMC-FT4 Panasonic

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ 折りたたみ傘 ゲイター 軍手 ストック

感想

arajin

　下界は、まだまだ猛暑が続く9月だが、妙見谷の沢に下り立つと、気温は21℃・・爽やかな秋の涼気を感じる涼しさだ。紅葉にはまだまだだが、渓流や滝の落ち口の岩の上には、茶色や黄の落ち葉が目立つ。夏の花と秋の花が入り混じる山野草も、少しずつ秋の花が多くなる。
　なんとなく秋の空気を感じた、9月の沢歩きだった。