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Yamareco

記録ID: 7233307
全員に公開
沢登り
飯豊山

飯豊連峰 大白布沢本流

2024年09月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:25
距離
12.0km
登り
1,336m
下り
1,335m

コースタイム

日帰り
山行
6:36
休憩
0:48
合計
7:24
7:02
9
7:11
57
8:08
8:37
228
12:25
5
12:30
12:48
4
12:52
16
13:08
7
13:15
12
13:27
8
13:35
9
13:44
9
13:53
13:54
7
14:01
16
14:17
9
休憩1時間以上。
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御沢登山口駐車場。結構埋まってました。
コース状況/
危険箇所等
一ノ戸川 大白布沢本流(御沢)
体感2級上 水量平水 ラバー◯ 雪渓なし 魚影見ない

■アプローチ
御沢口から歩き出し、登山道分岐の道を大滝方面に直進すると、大白布沢沿いに踏み跡が続いている。
堰堤を越えてからはどこで入渓してもいいが、しばらくはペンキマークとピンテを追って踏み跡進む。
タカツコ沢に入渓する場合は堰堤上からがいいだろう。
踏み跡は大白布沢の左岸をトラバースするように付いており、しばらく進むと眼下に長滝が見えてきたので、適当なルンゼから沢に下降。降りた場所は長滝のど真ん中であった。
歩き出しから入渓まで50分程。

■大白布沢本流遡行
入渓地点の長滝をスリップに注意しながら越えると大滝登場。
前衛の2本の滝を越えると、堂々とした迫力ある大滝が眼前に迫る。
右岸に踏み跡があり、10分くらいの容易な巻きで滝上へ。

滝上からは次第にゴルジュ地形になり、その中に数多くの小滝が続く。1個だけショルダーで越えた滝以外は難しい滝はなく、淡々と滝を処理しながら進むとあっという間に1200m二俣に到着。
左俣の方が滝は多いらしいが、登山道歩きが長くなるので右俣へ。
右俣へ入ってからも滝は続くが、核心になるような場所もなく気付けば源頭の雰囲気。
最後は薄い藪をちょっとだけ漕いで登山道へ。

■下山
脱渓場所から三国小屋までは15分程。
そこから剣ヶ峰経由で2時間程で下山。
その他周辺情報 いいでの湯 500円
ソースかつ丼蕎麦セット 1000円
朝の駐車場
帰りはもっと増えてた。
2024年09月14日 06:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 6:57
朝の駐車場
帰りはもっと増えてた。
長滝から入渓
左岸の登山道からクライムダウン。
2024年09月14日 07:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 7:49
長滝から入渓
左岸の登山道からクライムダウン。
長滝
2024年09月14日 07:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 7:55
長滝
moo)長滝を登る鶏氏。
鶏)実はこの直前スリップして危うく滝つぼまでダイブするところだった。
2024年09月14日 07:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 7:56
moo)長滝を登る鶏氏。
鶏)実はこの直前スリップして危うく滝つぼまでダイブするところだった。
moo)大滝までの道を示すマーク。最後は沢の中を歩くみたい。
2024年09月14日 08:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 8:02
moo)大滝までの道を示すマーク。最後は沢の中を歩くみたい。
開放的な渓相です。
2024年09月14日 08:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 8:06
開放的な渓相です。
moo)大滝前衛1本目。右岸から。
2024年09月14日 08:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 8:08
moo)大滝前衛1本目。右岸から。
moo)2本目。左岸から。
2024年09月14日 08:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 8:11
moo)2本目。左岸から。
moo)今日の鶏氏は体が重いみたい。
2024年09月14日 08:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 8:13
moo)今日の鶏氏は体が重いみたい。
moo)大滝。この大滝は写真で見るより遥かに大きく迫力ある滝です。40mくらいあるように見えました。
2024年09月14日 08:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 8:14
moo)大滝。この大滝は写真で見るより遥かに大きく迫力ある滝です。40mくらいあるように見えました。
大滝。右岸の藪から巻く。容易。
2024年09月14日 08:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 8:15
大滝。右岸の藪から巻く。容易。
ゴルジュッぽいところも沢山ある。
2024年09月14日 08:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 8:40
ゴルジュッぽいところも沢山ある。
結構ヌメリがある
2024年09月14日 08:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 8:41
結構ヌメリがある
moo)滑りもあるがラバーで問題ない。
2024年09月14日 08:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 8:41
moo)滑りもあるがラバーで問題ない。
moo)左から。
2024年09月14日 08:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 8:44
moo)左から。
moo)へつる。
2024年09月14日 08:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 8:47
moo)へつる。
大きめの滝が多い。
moo)右壁フリー。
2024年09月14日 08:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 8:52
大きめの滝が多い。
moo)右壁フリー。
moo)おNEWの手袋がイマイチだとボヤく鶏氏。
2024年09月14日 08:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 8:54
moo)おNEWの手袋がイマイチだとボヤく鶏氏。
moo)覚えてないなぁ。
2024年09月14日 08:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 8:55
moo)覚えてないなぁ。
moo)へつる鶏氏。今日も岩と同化している。
2024年09月14日 09:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 9:00
moo)へつる鶏氏。今日も岩と同化している。
moo)ガスが濃い。
2024年09月14日 09:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 9:03
moo)ガスが濃い。
moo)泳いだ記憶も巻いた記憶もないのでへつったんだろう。
2024年09月14日 09:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 9:07
moo)泳いだ記憶も巻いた記憶もないのでへつったんだろう。
moo)デカ岩滝。水線から。
2024年09月14日 09:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 9:19
moo)デカ岩滝。水線から。
moo)突っ張る鶏氏。
2024年09月14日 09:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 9:22
moo)突っ張る鶏氏。
moo)水線行けると思いますが、まったく気分が乗らないので左壁から。
2024年09月14日 09:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 9:28
moo)水線行けると思いますが、まったく気分が乗らないので左壁から。
ゴルジュにみっちり石ころが詰まってる
2024年09月14日 09:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 9:32
ゴルジュにみっちり石ころが詰まってる
このチョックはかなり厳しくショルダーで越える。
moo)右の水線から行ったら落ちた。
2024年09月14日 09:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 9:47
このチョックはかなり厳しくショルダーで越える。
moo)右の水線から行ったら落ちた。
moo)ここは水線から。
2024年09月14日 09:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 9:54
moo)ここは水線から。
moo)CS滝が多い。右から。
2024年09月14日 09:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 9:57
moo)CS滝が多い。右から。
moo)Vを振り返る。
2024年09月14日 09:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 9:59
moo)Vを振り返る。
moo)淡々と登る。
2024年09月14日 10:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 10:02
moo)淡々と登る。
moo)1200m二俣。一服して右へ。
2024年09月14日 10:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 10:05
moo)1200m二俣。一服して右へ。
水量は大分少なくなってきた。
2024年09月14日 10:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 10:36
水量は大分少なくなってきた。
moo)連瀑帯も淡々とこなす。
2024年09月14日 10:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 10:39
moo)連瀑帯も淡々とこなす。
moo)またCS。
2024年09月14日 10:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 10:52
moo)またCS。
大きい石を乗り越えるのも疲れる
2024年09月14日 10:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 10:52
大きい石を乗り越えるのも疲れる
moo)ちょい渋め。水線左から。
鶏)たわしで磨きながら。
2024年09月14日 11:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 11:02
moo)ちょい渋め。水線左から。
鶏)たわしで磨きながら。
moo)この後はボサ沢。
2024年09月14日 11:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 11:09
moo)この後はボサ沢。
藪漕ぎもほぼ無しで稜線到達。
2024年09月14日 11:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 11:40
藪漕ぎもほぼ無しで稜線到達。
moo)今頃晴れてきた。
2024年09月14日 12:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 12:10
moo)今頃晴れてきた。
moo)大白布沢を見下ろす。いい沢でした。
2024年09月14日 12:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 12:12
moo)大白布沢を見下ろす。いい沢でした。
moo)三国岳のスラブ。
2024年09月14日 12:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 12:21
moo)三国岳のスラブ。
小屋の前には沢山の人が休んでた。
2024年09月14日 12:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 12:25
小屋の前には沢山の人が休んでた。
moo)人いっぱいでタバコ吸えないのでスルー。
2024年09月14日 12:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 12:26
moo)人いっぱいでタバコ吸えないのでスルー。
moo)こちらはタカツコ沢。
2024年09月14日 12:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9/14 12:27
moo)こちらはタカツコ沢。
moo)人がいない所でゆっくり大休止。
2024年09月14日 12:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 12:32
moo)人がいない所でゆっくり大休止。
無事下山。お疲れさまでした。
ちなみに入渓は左側の登山道を進んだ途中の適当な所から。
2024年09月14日 14:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/14 14:17
無事下山。お疲れさまでした。
ちなみに入渓は左側の登山道を進んだ途中の適当な所から。
moo)いいでの湯で風呂上がりにソースかつ丼セットを食す。
2024年09月14日 15:28撮影 by  SO-41B, Sony
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9/14 15:28
moo)いいでの湯で風呂上がりにソースかつ丼セットを食す。

装備

個人装備
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備

感想

 秋のシルバーウィークは台風が刺激されたのかどこも雨模様で計画してたプランがことごとくボツになってしまいました。もはや諦めるかと思っていたところ「会津のほうの天気はそこまで悪くない。日帰りで大白布沢でも行きませんか?」と連絡がきた。慌てて用意して夜中の長距離移動。スタート時には寝不足のせいか体がダルダルで動きません。やはり体調管理も計画からです。
 心配していた天気はスタート時点で雲多めながら結局最後まで降ることはなく稜線に出たころには青空が覗いて穏やかな沢日和になりました。おかげで体調不良ながら詰まることもなく何とか遡行。なんと言っても難所もなく快適に登れた滝が多かったことが幸いしました。(多少のヌメリはあったが)
 今回は天候に振り回されて飯豊まで来ましたが来て正解でした。体調管理が反省点ですが終わり良ければ総て良しということにしておきます。

朝日も飯豊もダメ、越後も谷川も会越もダメ。全部ダメだ。
連休に予定してた沢泊が全て流れた。

テンションだだ下がりで昼からやけ酒かましてやろうかと思ってたが、前夜の21時にヤケクソで大白布沢を鶏氏に提案したら、なんとOKの返事。

当日、どんより曇り空の中スタートしたが、やはり2人共下がり切ったテンションは中々上がらず、いつもなら嬉しい連続する滝も只々淡々と登っていく始末である。

隣のタカツコ沢は人気だが、こちらの大白布沢本流は記録は少ない。
それでも、タカツコよりワンランク上、3級の記事を読んで期待していたが、難易度的にはタカツコと同等程度かと思う。
少しいやらしい滝があるっちゃあるが、結局ザイルを出す場面はなかった。
渓相はゴルジュのV字地形が続き、滝も多いので天気がいい日は爽快感もあってそれなりに楽しめるかと思う。

源頭まで沢型もあり詰めも悪くないが、やはり隣のタカツコ沢の源頭スラブと比べると断然タカツコ沢の方が面白味はある。この辺が人気の差だろう。

稜線に出るとガスガスだった空も晴れ渡り、三国岳直下のスラブを眺めながらのんびり一服。その景色を見てると、なんだかんだでやっぱり来て良かったね〜と思えるから、人間の心理はいい加減なモンだ。

少なくても家でやけ酒喰らってるよりはいい1日を過ごせたと思う。
毎度の事ながら、お付き合い頂いた鶏氏には感謝であります。

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コメント

ホント、今シーズンは天気に恵まれませんね⤵
お疲れ様でした。
2024/9/16 21:20
団栗林 権蔵さん
予定してた沢泊は流れちゃいましたが、そのおかげか終わってみれば充実な連休でした笑。
焼石のT沢は想像通りブッ飛んだ沢でした😁
2024/9/16 22:04
団栗林 権蔵さん
折角の連休にこの天気で色々予定してたのがダメになっての転進でした。
団栗林さんのほうもせっかくの予定が流れて残念でしたね。
2024/9/17 6:20
プロフィール画像
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雪山ハイキング 飯豊山 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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