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Yamareco

記録ID: 7238028
全員に公開
ハイキング
阿蘇・九重

九重連山

2024年09月14日(土) ~ 2024年09月15日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:39
距離
16.6km
登り
995m
下り
1,300m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:39
休憩
0:35
合計
6:14
距離 10.4km 登り 851m 下り 917m
10:21
2
スタート地点
10:23
10:24
7
10:31
17
10:48
10:54
19
11:29
9
11:38
23
12:01
12:10
40
12:53
12:59
27
13:26
13:28
24
13:52
13:53
21
14:14
14:15
16
14:31
15
14:46
14:55
76
16:11
24
2日目
山行
2:12
休憩
0:04
合計
2:16
距離 6.2km 登り 144m 下り 383m
7:37
3
7:40
5
7:45
39
8:24
8:25
34
8:59
9:02
51
9:53
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
2024年09月14日 09:58撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/14 9:58
2024年09月14日 10:25撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/14 10:25
2024年09月14日 10:31撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/14 10:31
2024年09月14日 10:31撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/14 10:31
2024年09月14日 10:39撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月14日 10:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月14日 10:49撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/14 10:49
2024年09月14日 10:49撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/14 10:49
2024年09月14日 11:33撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/14 11:33
2024年09月14日 12:00撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/14 12:00
2024年09月14日 12:49撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/14 12:49
2024年09月14日 13:26撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/14 13:26
2024年09月14日 14:14撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/14 14:14
2024年09月14日 14:47撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月14日 14:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月14日 14:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月14日 16:06撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月14日 16:46撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月14日 16:46撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月14日 16:58撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月14日 17:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月14日 17:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月15日 06:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月15日 06:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月15日 06:52撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月15日 06:52撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月15日 06:56撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月15日 06:56撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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2024年09月15日 07:38撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 7:38
2024年09月15日 07:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 7:42
2024年09月15日 07:46撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 7:46
2024年09月15日 07:52撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 7:52
2024年09月15日 07:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 7:54
2024年09月15日 08:17撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 8:17
2024年09月15日 08:25撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 8:25
2024年09月15日 08:29撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 8:29
2024年09月15日 08:31撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 8:31
2024年09月15日 08:34撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 8:34
2024年09月15日 08:35撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 8:35
2024年09月15日 08:43撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 8:43
2024年09月15日 08:58撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 8:58
2024年09月15日 09:30撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 9:30
2024年09月15日 09:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 9:54
2024年09月15日 10:39撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
9/15 10:39
撮影機器:

感想

黒岩山起点の周回コースを予定していたが、いきなり道を間違い、沓掛山起点となってしまう。
沓掛山は殆どがコンクリート舗装された道で、すれ違う人も軽装が目立つ。牧ノ戸峠に向かうバスの中で既に雨が降っていたので、雨天山行はある程度覚悟の上、とは言え雨天のフル装備は暑苦しく、歩きやすい道もあってペースオーバーとなってしまい、早々にバテる。
沓掛山後半は本格的な山道となる。稜線に出ると突風に悩まされる。雨は時折小雨が降る程度だったが、突風と合わさるとタチが悪い。沓掛山を過ぎ、星生山に進路を取ると、今度は、急登に苦しめられる。
やっとのことで山頂に辿り着く。強風で立っているのもやっと、風が治まるまでじっと耐えて歩くような稜線。山頂はそんな調子の悪天候で巣通り。

久住方面に向かうが、道なりにつられて間違った岩稜に入る。すぐ気づいて元に戻る。
避難小屋のある鞍部まで降りて、坊がつるにエスケープするか、避難小屋にエスケープするか、予定通り中岳に向かうか、久住に向かうかで悩む。
結局、中岳はスキップして久住に向かう。久住への道は歩きやすく、山頂には簡単に立てる。ただし稜線が広く、また視界が悪いので、ペンキを頼りに進む。山頂で更にエスケープを検討するが、結局予定取り稲星山へと向かう。
登りは楽だったが、下りは少々厳しい道。鞍部から登り返す道は、それでも多少優しくなる。問題は白口岳からの下り。最上部は岩場。3点支持が必要。雨で濡れている岩場の下りは慎重さを要求する。今回履いてきたのはアンパラレルのアプローチシューズと言うこともあって、岩場での安定感はしっかりとしており安心できる。岩場が落ち着くと、今度は谷沿いを下るが、また道を外す。進行方向にテープでバツが貼られた石が。はて、それ以外行けそうもなさそうなんだけど。バツ印の先を少し進んでみたものの、道は細く頼りなくなっているし、GPS上では、ほぼルートの上に乗っていたので、踏み跡のようなものを見つけながら、怪しげな谷を下る。開けた谷はすぐ樹林になり、枝も払われていない樹林は、どう見ても正規ルートではなさそう。行っては戻り、思案を繰り返したものの、ヤバい状況に変わりは無く、木々をかき分けて完全にGPSのルート上に乗るように移動すると、やっと正規のルートを見つけた。実際には谷の右に小さな尾根があり、その稜線に沿ってルートが作られていた。内心ビバークも頭をよぎった。ほぼ遭難していたといって間違いはない。

正規のルートに戻ったのはいいが、今度は粘土質のツルツルの道。雨で濡れているのが更に拍車をかける。周りの木、多分ミヤマキリシマ、につかまりながら慎重に慎重に進む。抜き足差し足とは正にこの状態。ちっとも前に進まない。鉾立峠まで降りて、やっと歩きやすい道になった。この時の悪戦苦闘が響いたのか、下山後、酷い腰痛になったことを知った。

白口岳登山道は、余り熱心には整備されていないように見受けられた。ここに限らず、全体的に昨今の猛暑の影響か、笹藪が深く所々道を隠していて、ヒヤリとする事があった。

結局久住山から先、この鉾立峠までは誰一人としてすれ違うこともなく、それほど踏まれている道では無いと感じた。特にツルツルの粘土道を歩いていても、スリップ痕の一つも見られなかった。

さらに途中スパッツが壊れてしまい。翌日も雨予報。翌日はテン場連泊の、雨天山行を検討していたが、完全に意気消沈。天候が好転するまで沈殿して下山を決めることにした。(下山後天気図をみると、沖縄に接近していた台風の強風域がかすっていたようだ)

が、持って行ったテントの撥水が悪く(元々ツェルトと言う位置づけのHeritage CrossOver Domeなので、ある程度は覚悟の上ではあったが)、夜が明けると大量浸水。風に弱いテントなのは分かっていたので、木の下の風よけになりそうな場所に設営したが、それが裏目に出る。雨量はそれほど多くは無かったが、木の葉に溜まった雨水が強風で揺れる度、テントにバラバラと大粒の雨を降らせた。その際、浸透圧を超え、細かい水滴となってパラパラとテントの中に入り込む。山行直前現地の天候を勘案して、CrossOver Domeを持っていくか、PromonteのVL23にするか迷った挙げ句の選択ミスである。

傾斜の傾いた下の方は池のようになってしまっていた。テントにしまってあったものの多くが浸水。充電用のバッテリは壊れ、充電不可に、ダウンジャケットやシュラフもびしょびしょ。天気の予報も翌日の方が良かったため、急遽撤退決定。下山日は幸運にも長者原まで雨に祟られることもなく。またこのルートは法華院へのメインルートと思われ、道もよく整備されていた。

長者原は広々としていて気持ちの良い場所。観光地として賑わっていた。

今回の山行は、これまでにないほど、最悪なものになった。
だがいい勉強にもなった。時に危機感というのを注入しておかないと、いざというの時に感覚が鈍って、判断を迷わせてしまう。これくらいヤバい状態になったのは随分久しぶりだが、刺激にだけはなったと言っておく。

折角「最高」と言われる、坊がつるのテン場を堪能したかったのに、残念な結果となってしまった。こんな経験の後だけあって、またすぐ久住に行きたいとは、今は思わないが、それが冷めれば、又行きたくなるだろう。雲が切れ、青空を覗かせた瞬間の坊がつるは、とても美しかった。結局計画に入れていた、大船、中岳、三俣、平治山、黒岩と言った山々には行けずじまいだったのだから。

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