九重山(久住山〜中岳〜白口岳)
- GPS
- 07:12
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,130m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:01
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
長者原駐車場(無料/500台/22時頃到着時駐車率は2〜3割程度) ※トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 長者原の登山口にあり。 【コース状況】 ●コース全般 ・連山全体に多くのルートがあります。特に久住山周辺は巻道を含めて 網の目のように登山道が張り巡らされておりルート取りは自由自在です。 ・火山のため土石流が発生するたびにルートが頻繁に付け替えられている印象でした。 ・中岳分岐から法華院温泉に下る白口谷ルートは2012年7月の豪雨で土石流が発生し、 崩壊が進んでいるため通行止めとのことでした。 ●長者原〜諏蛾守越 長者原ビジターセンターから橋を渡りコンクリートで舗装された作業道を進みます。 やがてクルマ止めのゲートが現れます。 ゲート手前には5〜6台ほどクルマを止められるスペースあり。 ゲートを通過して引き続き作業道を進み砂防ダムを通過すると、 作業道をショートカットできる登山道があります。 ここからの登山道は溶岩のガレと背丈ほどの藪となっていますが、 ルートが頻繁に変わっているようで少し分かりにくかったです。 上に見える道標を目印にしながら進んでいきました。 この道標付近まで登るとで再び作業道と合流し、少し進むと作業道から離れ、 谷を跨いで岩ゴロの道を登っていきます。 岩場はこれでもかというくらい黄色ペンキが付いていました。 そして硫黄山と三俣山の鞍部まで登りきったところが諏蛾守越となります。 諏蛾守越には石でできたすがもり越避難小屋があります。 ●諏蛾守越〜久住山 諏蛾守越から岩場を北千里浜まで下ります。北千里浜は周囲を山で囲まれた 広い平坦地となっており、久住別れへの取り付きまで西側(進行方向右手)に 硫黄山の噴煙を見ながら700〜800mほど進みます。 取り付きから高低差150mほど登ると星生山の鞍部にある久住別れに到着です。 久住別れから前半はガレ場、後半は岩ゴロの登山道を高低差150mほど 尾根沿いに登ると久住山山頂へと至ります。 ●久住山〜中岳 久住別れ方面への分岐まで来た道を戻り、天狗ヶ城への分岐を見送ると ぽっかりと青い御池が見えます。御池の湖畔を進みもうひと登りすると中岳に到着です。 ●中岳〜法華院温泉 中岳から中岳分岐まで高低差100mほど岩場をいっきに下ります。 途中にちょっとしたハシゴとロープが取り付けられているところもありました。 中岳分岐から稲星越までは稲星山を経由せずに巻道を使いましたが、 けっこう藪っぽかったです。足元はしっかりしてるのですが、 背丈ほどの藪が刈り払いされておらず覆いかぶさっている感じです。 稲星越からは登山道も明瞭になり、緩やかに高低差50mほど登ると白口岳に到着です。 白口岳から鉾立峠までは高低差360mほどを急降下します。 前半は岩場、後半は粘土質と藪の登山道となっています。 特に後半は滑りやすい上に背丈ほどの藪になっていてちょっとストレスでした。 鉾立峠からは打って変わって樹林帯の緩やかな登山道となり、 1kmほど歩くと法華院温泉へと至ります。 ●法華院温泉〜雨ヶ池越〜長者原 法華院温泉からは林道となります。東側(進行方向右手)に坊ガツルの 湿地帯を見ながら林道を進み、途中で九州自然歩道に入ります。 ここから雨ヶ池峠まで緩やかに高低差100mほど登り、 長者原自然研究路を経由して雨ヶ池越えから高低差300mほど下ると長者原に到着です。 |
写真
感想
シルバーウィークはアルプスや東北あたりの山をテントを担いで縦走するか、
それともクルマで移動しながら日帰りでいろんな山を渡り歩く旅スタイルで遠征するか。
ギリギリまで迷いましたが、全国的に好天になりそうなことが決め手でした。
数少ない機会だからこそ、遠出する時は晴れていて欲しい。
そしてこの連休は大きなチャンスが巡ってきている、
ということで九州に遠征してきました。
しかし、天気予報をギリギリまで引っ張りすぎたせいで手配がタイヘン。
行きは飛行機のチケットが取れず新幹線で福岡入り。
まぁ、これはこれで旅行気分を味わえましたが…(笑)。
さらにレンタカーがどこも予約でいっぱい。
手当たり次第に当たって、やっとこさ軽自動車1台を確保することができ、
出発の1日前にようやく足回りの算段をつけることができました。
初日は移動日。
ゆっくり午後から新幹線に乗り、博多でもつ鍋を堪能してから
長者原に向かい車中泊しました。
九重山はたくさんの小さな山が連なっていて、
火山による複雑な地形が独特の景観を醸し出しています。
小さな山同士を網の目のように登山道が走っていてルート取りも自由自在。
遠征登山で移動のことを考えるとピストンでもよかったのだけれど、
あまりにもすばらしく気持ちよかったので中岳〜坊ガツル経由で戻ることにしました。
下山後は尾平へと向かいます。
祖母山へと続く…。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-725100.html
夏休みに屋久島に行ったとき、鹿児島空港からよく見えていた九州の山々。
印象的なかたちとたおやかな様子に何だかとても惹かれ、
あの山のなかに身を置きたいなぁ、なんて思っていました。
今回、その思いが早々に叶うことになりました♪
トップバッターは九重山。
たくさんのルートがあって、
どこから登ってもどこを歩いても、
どこを下りてもだいじょうぶで、
こっちに行ってみたらどこに出るのかな?
あっちに行ったらもっと気持ちよさそうだねぇ、といった具合に、
山をぐるぐると巡るように歩くことができます。
山に身を任せていられるこの感じ、とても心地がよいです。
そんな具合にいろんなところを思い思いに歩けるため、
たくさんの登山者も分散され、混雑した様子はまったくなく静かでした。
九重の主峰、久住山からの景色は最高!
とおく連なる山々には噴煙をあげる阿蘇山、
翌日登る予定の祖母山などが見渡せます。
気温も寒くもなく暑くもなくといった感じで、
山頂で気持ちの良いひと時を過ごしました。
あまりに気持ちが良いので、もっと歩きたくなり、
気の向くままあちらこちらへ。
気づいたら意外といっぱい歩いていました。
ほどよい疲れに満足できた1日でした。
九州遠征登山の旅は最高のスタート、
翌日からの山々にも大きなおおきな期待がふくらんだのでした。
翌日に つ づ く。
九州遠征キター!!
予想どうりでした!!
残す百名山は残りわずかですね。
完登したら次は何を目指すのか…
今後が気になります。
遠征お疲れ様です。
nurupoさん
こんばんは〜
そうなんです〜、行ってきちゃいましたぁ〜(・ω<)☆
って、nurupoさんには読まれてしまってましたね〜
百名山あと少しですが、阿蘇山が登れないから…
いつ登れるようになりますかねぇ???
この分だと、まだまだ先になりそうですー。
この連休は九州遠征だろうと、予想していた方は多いでしょうね
nurupoさん同様私も、キターと叫びました。
残るは去年北海道で取り残した幌尻ですね〜。
私は札幌に住んでいた時に登りましたが、幌尻は難儀しました。
早速10月の3連休で計画済みだったりして
九州遠征の続き楽しみに待ってます
yamayaさん
こんばんは〜
九州遠征、yamayaさんも叫んじゃいましたか〜(´▽`) '`,、'`,、
ちゃんと決まったのは前日だったんですけどねぇ、、笑
私はdanyamaよりもいくつか残っているのがあるので、
頑張らないと〜!です!!!
ぽろじりは、大変そうですよね〜。
できたら季節と天気のサイコーなときにいきたいなぁ、、なんて。
今回の九州は天気に恵まれて、どこもほんとにいい山登りができました。
思い切っていってきてよかったです
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