間ノ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,891m
- 下り
- 1,891m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
学生時代の友人たちと北岳へテント泊でいくことになった。
これをチャンスと、2日目早朝にまだ未踏の間ノ岳を往復することにした。
最近、いわゆる山バッチの購入に手を出した。
昔からよく山小屋の売店などで横目に見ていたが改めてよく見てみると
(メーカーにもよるが)とても凝ったつくりをしている。
一個買ったら、生来の収集魂に火がついてしまった。困ったものだ。
今回はそのバッチを購入したいがために、(購入権を得るために)無理やり
未踏の間ノ岳を踏んだようなかたちになってしまった。
よくない、せっかくの未踏の山は自分で納得できるルートどりで登頂するのがなんと
いっても美しいと思う。自粛せねば。
でも桂徽章のすごくできのいいバッチを購入できた。うっとりと眺める。
初日は北岳山荘まで、何度か下りでつかった左俣コース。今日はなんだかきつい。
友人のみんなもかなりつらそう。
北岳山荘に三々五々到着し、テントをたてて、小屋飯を食べたらもう宴会する、
気力もなく。就寝。
今回の幕は新しく購入したsnow peakのcell 2というフロアレスのシェルター。
snow peakとうとファミリーキャンプのイメージがつよく、山岳使用を考えた
ことはなかったが、このcell2はホームページで見つけてすごく気になって購入してしまった。
フロアレスでトレキングポール二本使用のシェルターというとMSRのTWIN SISTERやBDのBETALIGHTなどが思い浮かぶが両者とくらべて圧倒的に軽くて、広くて、安い。
585g(本体のみ)、200X200X113cm、28400円。耐水圧も1500mmある。
使用感や、ネットでの評判などほとんどみかけなかったけれど思い切って購入して
しまった。
くみ上げにはすこし、こつがいる。最初の四隅のペグダウンでなるべく正方形をきれいに出すのがコツ。あとはツェルト同様、天井2点に細引きでテンションをかければ
完成。
ともかく室内が広い。特に天井高があるので座ってすごしても楽。
今回、CELL2を張った場所がコル状になっており、かなりの風にあおられたけれど、一晩問題なかった。耐風性も合格といえるのではないか。
ただ、夕方、気温が一気に下がるタイミングで内側全体が結露した。夜が深まり、室温がさがるにつれて渇いてサラサラになったが、少々透湿性が気になるところか。
どちらにしろツェルトで縦走するような山行はこれからCELL2の出番が増えそうだ。
翌日は朝空身で間ノ岳に登頂した。朝から快晴で、ぐるり一面よく見渡せた。
富士山、塩見岳、中ア、奥に御嶽、乗鞍北ア、仙丈、駒、北岳。ひとしきり眺めて大満足。
テントを撤収して、広河原にくだった。
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