紅葉の始まった荒沢岳〜兎岳〜中ノ岳〜越後駒ヶ岳 憧れの縦走路へ♪

2015年09月23日(水) ~ 2015年09月24日(木)

• GPS: 32:15
• 距離: 29.9km
• 登り: 2,978m
• 下り: 2,968m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:00
• 休憩: 1:30
• 合計: 11:30

5:00 荒沢岳登山口
5:35 0:00 前山
7:15 7:25 前��
8:40 9:00 荒沢岳
9:50 0:00 灰吹山
10:50 11:00 灰ノ又山
11:25 0:00 源蔵山
11:40 12:00 陽の水
12:10 0:00 巻倉山
13:25 13:45 兎岳
16:00 16:10 池ノ段分岐
16:25 0:00 中ノ岳
16:30 中ノ岳避難小屋

2日目

• 山行: 7:25
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:10

5:15 中ノ岳避難小屋
6:15 6:25 檜廊下
7:55 0:00 天狗平
8:35 8:40 中ノ岳、グシガハナ分岐
9:00 9:05 越後駒ヶ岳
9:15 9:20 駒の小屋
10:25 10:40 小倉山
11:15 11:20 道行山
13:05 0:00 石抱橋
13:25 荒沢岳登山口

天候

1日目　快晴
2日目　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越自動車道「小出IC」降車、
国道352号線を約4km東進、
左折して「奥只見シルバーライン」に入ります
長い明神トンネルの中で右折すると銀山平出口です
橋を渡って右折すると左側に登山口があります
伝之助小屋に前泊し、車を置かせてもらいました
登山口まで伝之助小屋から1分です
登山口に、駐車場、トイレ、登山ポストがあります

コース状況／危険箇所等

・荒沢岳登山口〜荒沢岳山頂
なんといっても鎖場がこの縦走路の最難関でしょう
急坂はありますが、尾根に出れば天空の楽園
鎖場の通過にはくれぐれもご注意ください

・荒沢岳山頂〜兎岳
一日にどれほどの人が通るのかと思うほど静かなコースです
道幅広く笹が刈られた道が続き、
整備して下さる方々の思いに胸が熱くなります
感謝の気持ちで歩かせていただきました

源蔵山を過ぎて鞍部の草原では道が入り乱れ、戸惑いましたが
水場への標識を発見し、冷たくて美味しい水を補給
欲張って水をたんまり背負うと
兎岳から中之岳迄が疲労に加え、更にきつくなりますので程々に

・兎岳〜中之岳
激下りの後小さな峰を幾つか越え、激登りです
池ノ段分岐を過ぎると岩稜地帯、僅かで山頂

・中之岳〜越後駒ヶ岳
激下り、激登り、また廊下のような見晴らしの良い平坦道もあって
変化に富んでいますが、岩場での滑落にはご注意ください
登山道に茂り出した笹が少々うるさくなっている箇所があり、
朝露でズボンびっしょりという日もあると思います

・越後駒ヶ岳〜道行山〜荒沢岳登山口
道行山分岐までは、百名山メインルートで良く整備されています
初めて来た時に比べ、格段に木道の整備が進んだ感じがしました
分岐から五分足らずで越後駒ヶ岳の大展望台の道行山山頂です
ここからはブナに覆われた豊かな自然林の気配を満喫できる道
急坂も所々ありますが、最近刈り払いされたとの話を伺っており
藪の心配、道迷いの心配なく歩けました
林道に合流後、未舗装の平坦道を北ノ又川に沿って歩きます
1時間ほどで荒沢岳登山口です

その他周辺情報

銀山平温泉「白銀の湯」に立ち寄りました
持込み可だったので、余った食料を消化し、休憩
入浴料大人一人650円
http://www.iine-uonuma.jp/stay/higaeri_onsen/spa_shirogane.html

写真

9/23 5:29

ようやく、白樺の幹が白く見分けられる位に夜が明けました。ヘッデンスタートは、あまり得意ではないので、ほっとします。

9/23 5:31

奥只見ダムの上に雲海

9/23 5:37

前山
伝之助小屋の正面に荒沢岳は位置していますが、この山に遮られて見えないのですね？

9/23 5:37

向かう尾根の真後ろに荒沢岳山頂

9/23 5:37

前山には三等三角点がありました(*_*)

9/23 5:48

予報では晴れなんですが、上空も雲に覆われたまま。果たして晴れる？

9/23 6:05

屏風の上にちょこんと山頂が載っているみたいですね

9/23 6:10

湖面のように見えなくもない雲

9/23 6:11

未丈ヶ岳だと思います

9/23 6:14

正面の険しい尾根を越えてゆかねばなりません(/_;)

9/23 6:17

崩壊場所もあったり…

9/23 6:18

どの枝尾根も厳しい角度

9/23 6:18

頭上に迫りくる岩峰

9/23 6:32

鎖の始まり

9/23 6:33

次に梯子
後で思うと、この辺の方がスタンスの広い箇所もあり、足の短いkyom4にとっては大変だった気もします

9/23 6:41

真横に垂壁
こんな風にきょろきょろするから怖いのです！いや怖いものは怖いのです('_')

9/23 6:43

険しい山肌の残雪
剥がれ落ちないのが不思議(*_*)

9/23 6:44

いくらなんでもこの岩峰群は越えられないので、いったん左に下って巻きます。そこからが正念場！

9/23 6:45

越後駒のシルエット
何だか励まされているみたいな感じで、気を取り直して頑張ります(^^ゞ

9/23 7:02

鎖場の大変な箇所をクリアして、少し落ち着き、上方に向けてシャッターを切る余裕が出来ました。二回目でも怖いものは怖いです。この縦走に当たって最難関と覚悟して来ました。

9/23 7:03

岩肌に黄葉がちらほら

9/23 7:12

ようやく無事鎖場を通過。安心したせいか俄かにお腹が空きました。朝食にします(*^^)v

9/23 7:12

少しずつ青空
黄葉も思いの外早くはじまっていて綺麗♪

9/23 7:12

目の高さになった越後駒。駒さんもkyom4の危なっかしさにはらはらでしたか？御心配おかけしました^_^;

9/23 7:12

やっぱり未丈ヶ岳は見ると登ってみたくなる山。去年登れた嬉しさが思い出されます!(^^)!

9/23 7:28

痩せ尾根は続きますが、先程の鎖に比べたら、天空の豪華な散歩道、いや天国そのもの！

9/23 7:33

足元遥か下に残雪。こうして見ると高度感があります。

9/23 7:39

振り返った前��

9/23 7:50

ナナカマドの実が真っ赤！秋ですね！

9/23 7:59

錦秋(*^^)v

9/23 8:06

振り返った前�堯覆泙┐阿蕁�

9/23 8:11

まだ登りは続きますが、錦秋山行は最高の気分

9/23 8:13

うっとりです(^.^)

9/23 8:13

青空も良い感じの背景

9/23 8:16

紅葉

9/23 8:23

尾根上に到着
岩壁に取り付く先行者が見えます

9/23 8:23

晴れて来ましたねえ(^.^)

9/23 8:24

燧岳アップ！
尖った双耳峰がユニーク！

9/23 8:24

こんな素晴らしい尾根歩きができるなんて幸せ度200％!(^^)!

9/23 8:25

歩いて来た枝尾根
道筋もくっきり

9/23 8:29

紅葉が縞模様

9/23 8:31

鎖場ありましたっけ？記憶にありません^^;

9/23 8:33

振り返った尾根
左に奥只見ダム湖

9/23 8:39

五年ぶりの荒沢岳山頂。あの日から今日の縦走を夢見ていました。果たして無事、中之岳避難小屋に到着できるのか？不安もありますが、頑張るしかありません！

9/23 8:39

これから歩く尾根の後ろに、明日歩く稜線が重なっていますね(^.^)

9/23 8:40

二等なのか三等なのか、角が削れていて確認できず

9/23 8:51

幾重にも重なる山の連なり。何故か厳しい越後の山々に惹かれます

9/23 8:53

なんと、行く手にラッキーセブンが笹原に浮き出ているではありませんか！指さして教えて下さった方、有難うございました。連休最終日、明日から現実…とおっしゃっていました。山は癒しです、本当に。

9/23 8:57

山頂でお会いした方々は皆日帰りの軽装でした。寂しくなってふと引き返したくなりますが、五年越しの思いの為に振り切って、未知の世界に踏み出します

9/23 8:58

明日のゴールも見えていますから

9/23 9:03

縦走路の後ろに大きな中之岳。こんな雄大な山頂にもっとふさわしい名前もあったのではと思うのですが(^^ゞ

9/23 9:04

紅葉と縦走路と兎岳と中之岳。今日歩く道全てが目前に見えるのは素晴らしい眺望ですが、ある意味怖さも感じてしまいます。

9/23 9:07

右端に越後駒
右肩下がり気味

9/23 9:09

標識はしっかりしています

9/23 9:12

遠ざかった荒沢岳
美し過ぎ(^^)/

9/23 9:16

笹が広く刈り払われていて、歩きやすい道。この縦走路を通る人はそれほど多くはないと思いますのに、本当に有難く、感謝しながら歩きました。初めて荒沢岳に登ってこの縦走路を遠望した日には、藪で通れないと聞いておりましたので尚更、感慨深いです。

9/23 9:18

イワウチワの群落
花が咲く頃には鎖はまだ取り付けられていなくて、見には来れないのでしょうね…

9/23 9:47

秋の空ですねえ！うっとり♪

9/23 9:49

灰吹山
幹につりさげられた可愛い標識♪

9/23 9:53

遠ざかりゆく荒沢岳
縦走路で行き会ったたった一人の若い男性は、兎岳手前で具合が悪くなり、引き返してきたとの事。私も他人ごとではありません。無事下山されますように！

9/23 9:55

行く手に灰ノ又山
灰吹山の次は灰ノ又、灰の連続(*_*)

9/23 9:56

今夜お世話になる避難小屋も見えているはず

9/23 10:02

痩せ尾根ばかりかと思えば、池塘もありました

9/23 10:20

こんな快晴になるとは意外！日影が涼しく歩きやすく感じます。こうなると暑さにバテそうな嫌な予感も…

9/23 10:30

一点の雲もない青空、そして快適な平坦道♪超幸せ！

9/23 10:33

空に映える黄葉

9/23 10:35

草原の上にゆったりくつろぐ燧岳

9/23 10:36

巻機山の稜線ではないかと思います。烈風に苛まれましたが、今日は何と穏やかな山頂に見えることでしょう！

9/23 10:37

端正な荒沢岳

9/23 10:47

笹が綺麗に刈られた快適な道

9/23 10:49

灰ノ又山に到着です

9/23 10:50

山頂標識と荒沢岳
休憩して、おにぎりまた一つ食べます(^^♪

9/23 11:04

誰にも会わない天空の道。天国だから人に合わないのかも(^^ゞ

9/23 11:04

中腹に残雪の目立つ中ノ岳

9/23 11:07

大好きな碧空！

9/23 11:12

行けども

9/23 11:21

行けども、こんな道

9/23 11:22

頭だけの荒沢岳
こんな草原でテントを張ってのんびり出来たら最高だと思います。テント背負ったら体力的に無理そうなので諦めました(;_;)

9/23 11:24

源蔵山
山頂を通るのかと思いましたが、巻いている感じです。のんびりして居る余裕がなくて、山頂捜しはしませんでした。

9/23 11:36

青々とした笹原を下ります。そろそろ水場に注意せねば…

9/23 11:38

鞍部の草原
水場への標識はどこ？

9/23 11:39

道筋が交錯、あちこちうろうろ。整備をして下さっている山の会の方々の荷物置き場に辿り着きました。

9/23 11:41

「陽の水」標識
やっと見つけました！小灌木の陰にあってちょっと分かりにくかったです。ここで水を調達せねば心配なので（避難小屋の天水がどのくらいあるか分かりませんし）ほっとしました。

9/23 11:43

ビロードのように艶やかに光り輝く笹原。水場はこの下へ下り、細い涸沢を5分位下ると湧きだしていました。

9/23 11:47

冷たくて美味しい水
飲み過ぎて、水バテになるのを警戒しながらもたっぷり頂きました。その上、2.5リットル背負ったので、ザックの重くなったこと(T_T)

9/23 11:58

標識まで帰還
水の調達が出来、ひと安心。今度はザックの重さに不安！日がじりじりと照りつける真夏の天気、そして日影の無い笹原歩き(/_;)

9/23 11:59

小さな標識ですが、迷路のような草原でちょっと道が分かりにくく、助かりました

9/23 12:05

巻倉山

9/23 12:07

遥かな越後駒

9/23 12:08

ちょっとずつ、登りの速度が落ちているのが気になります。足がだるくて持ち上がりません。

9/23 12:10

山頂標識が見えました。左に兎岳、右に中之岳。最高の展望なのに、疲れて来て意識朦朧。

9/23 12:11

巻倉山山頂

9/23 12:11

正面に兎岳
まだまだ歩くのですねえ！長過ぎます(/_;)

9/23 12:15

いつになったら、あの山頂にある避難小屋まで辿り着けるんでしょうか？

9/23 12:20

こんな緩やかな登りが、とんでもなくきつく思えるなんて、相当バテているのかも。用意して来たお宝の缶ビール（発泡酒）を兎岳山頂で御褒美に飲もうと、自分を励まします。

9/23 12:35

まだまだですか…

9/23 13:07

登りが辛い！の一言しかありません。脳は足に前進の命令を下すのですが、足が言うことを聞きません。こんなことってある？

9/23 13:23

ようやく分岐
後少し、頑張れ！

9/23 13:24

苦闘の末、辿り着いた兎岳で自分への御褒美にビール一気飲み(*^^)vやれやれ、貴重なビールは簡単にすっから缶(;_;)これから、左に聳える山頂まで登らなければならないのに…(/_;)

9/23 13:25

もはや荒沢岳は小さな三角のピーク

9/23 13:25

巻機山に繋がる稜線（登山道はあるのか分かりませんが）

9/23 13:25

三等三角点です

9/23 13:48

歩いて来た道筋はくっきり

9/23 13:51

小兎岳の後ろに中之岳、その後ろに八海山

9/23 14:02

兎さんさようなら
ビールの美味しさに反比例して、余計足が重くなり、兎が亀になりました(-_-;)

9/23 14:18

やや雲が出て来ました。雲に覆われてしまう迄に小屋に着けるかどうか、全く自信ありません

9/23 14:29

遠ざかる兎さん
優しい名前なのにどこから登っても急坂。そりゃそうですね、立派な独立峰ですから…

9/23 14:38

残雪の冷気を含んで吹き上げてくる冷たく心地良い風

9/23 14:51

道筋が明瞭なのは時に残酷です(T_T)

9/23 14:54

咲き残ったトリカブトの藍色にしんみり

9/23 15:55

ああっ！雲が雲が山を覆って行きます

9/23 16:00

懐かしい池ノ段分岐
初めて中之岳に登った日はここからでした。その帰りに骨折したのでした。懐かし過ぎ！

9/23 16:23

やっと小屋が目の高さに(^^♪これほど嬉しい瞬間は他にありません

9/23 16:24

中之岳山頂
神様、申し訳ありません。疲れているものですから、先を急ぎます…

9/23 16:24

もう眺望もありませんし、ノンストップ通過

9/23 16:27

小屋はこの先！もうちょっとの辛抱！

9/23 16:29

雲のカーテンが閉じかけています。なんとか小屋に着けました(^^)/既に一階は満席、二階（というより屋根裏？）は誰も居なくて、大王国で一人宴会。ホットウィスキーで温まりました♪イエーイ!(^^)!

9/24 5:11

夜明け

9/24 5:15

燧岳遠望

9/24 5:15

朝焼けは雨という諺が耳にこびりついていますが、今日はどうなることやら？出発します。

9/24 5:16

左に行くと八海山
この道は歩いたことがありません。行ってみたいけれど危険個所があると聞きます。

9/24 5:18

目指す越後駒

9/24 5:23

垂直に伸びる光(*_*)

9/24 5:24

昨日歩いた尾根

9/24 5:30

あっという間に明るくなってきますね。随分越後駒がはっきり見えて来ました

9/24 5:32

荒沢岳と日の出

9/24 5:46

振り返った道

9/24 5:50

越後駒へと続く道
まだまだ激下り

9/24 5:59

八海山と越後駒

9/24 6:13

お腹の調子が悪くなってきて、ピンチ(T_T)しばし休憩して様子を見ます。

9/24 6:20

荒沢岳遠望

9/24 6:37

越後駒は左に長い緩やかな尾根を引いているのですね！初めて見る光景。山の形は見る方向によって全く違うのが、魅力でもありますね(*_*)

9/24 6:37

八海山と紅葉

9/24 6:42

越後駒と紅葉

9/24 6:46

この雪の上にもうすぐ新しい雪が積もるのでしょうか？
昨夜の小屋も随分冷えました。お腹の調子は冷えが原因かもしれません。ホッカイロをお腹に貼って寝れば良かったかも？それとも飲み過ぎ？

9/24 6:47

絶壁
どうやって通過するのか興味深々

9/24 6:53

振り返った絶壁

9/24 6:55

尖峰と紅葉

9/24 7:00

昨日歩いた縦走路と紅葉

9/24 7:38

天狗平はどこ？

9/24 7:45

八海山の細かな岩峰のギザギザがはっきり

9/24 7:52

この先急坂が待っていますね(T_T)

9/24 7:55

天狗平
檜廊下からここまで予定時間よりかなり長くかかってしまいました。

9/24 8:17

振り返った中之岳

9/24 8:30

諏訪平

9/24 8:33

越後駒は近そうです

9/24 8:37

グシガハナ分岐
先程から見ている長い枝尾根を歩く道ですね

9/24 8:43

諏訪平方面
中之岳からはるばる歩いて来たのですね。体調も回復して、足がスムーズに動くようになり、ひとまず安心。

9/24 8:54

分岐
ザックをデポしてちょっと行って来ます

9/24 8:54

なだらかな丘へ向かうように山頂へ

9/24 8:59

越後駒ヶ岳山頂
シャッターを切ってくれる人がいなくて、待っていましたと声をかけられました。昨日までなら、大変な賑わいでシャッターマンを待つ時間など要らなかったでしょうに、休みが明けるとひどく静かになるのですね！正しく祭りの後の静けさでしょうか！

9/24 9:02

黄葉の草原

9/24 9:04

分岐に帰還
さあ、ここから下りに次ぐ下り

9/24 9:14

駒の小屋

9/24 9:15

この正面の尾根を荒沢岳に見守られながら下ります

9/24 9:20

さようなら

9/24 9:56

百草ノ池
以前来た時よりも笹の背が伸び、深く生い茂った感じがします。池の自然は回復したのでしょうか？自然保護について考えさせられ、印象に残っています。

9/24 10:15

次第に高みを増す荒沢岳

9/24 10:26

小倉山分岐

9/24 10:41

あれが道行山？

9/24 10:46

越後駒山頂も遥かに見上げる高さになりました

9/24 11:15

道行山分岐
小倉山もそうですが登山道は山頂を踏まずに巻いているのですね！以前、考えたこともありませんでした。

9/24 11:22

道行山山頂
五分も登らないうちに越後駒ヶ岳の大展望台に到着!(^^)!

9/24 11:22

奥只見ダムへ流れ込む北ノ又川

9/24 11:42

ぐんぐん尾根を下ります。以前良く踏まれていたような気のする道です。最近も下草を刈って頂いたという伝之助小屋のご主人の話で、安心して歩けました。こんな雰囲気の良い道が、歩かれなくなっているのは寂しい気もします。

9/24 11:45

ブナの大木たち
しっかりと根を張って尾根に付けられたこの道を守ってくれているようで、いとしさを感じます。

9/24 12:15

渡渉しました

9/24 12:21

草茫々の林道に出ました。車の通行も全くないようです。

9/24 12:21

登山道入口を示すのは赤テープのみ

9/24 12:25

崩落箇所
この幅に車道が削られてしまえば、通行できないはず

9/24 12:30

北ノ又川の豊かな水量は雪深い越後の山々からの恵み。昨日の冷たい湧水を思い出します。

9/24 12:30

道路脇に二連のミニ滝

9/24 12:31

白糸のミニ滝も

9/24 12:35

新しい橋がかかっています。洪水で流されたのでしょう。

9/24 12:36

急斜面を下る激流が間近

9/24 12:53

国道352号線に出てしまいます。どうやら登山道を見落としたよう。車は通行禁止になっていますね。

9/24 12:56

赤い橋を渡って歩く積りだったのですが、どこで見落としたのかわからないまま、石抱橋目指します

9/24 13:04

遠回りになったと思いますが、無事石抱橋に

9/24 13:08

右手に登山口のトイレの屋根が見えました

9/24 13:13

なんとか無事帰還!(^^)!長い二日間でした。日帰り温泉に寄り、出ようとすると小雨になっていました。ちょっと昨日は暑すぎましたが、大展望の尾根を無事歩き切れたことに感謝です。

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

どうにも行きたくて、荒沢岳に登ったのは五年前の七月。
不運なこの山は二百名山に入りながら、三百名山から外されています。
そんなことは、山にとっては全く無縁な押し付けで、
冬場は外されるという、垂壁に付けられた鎖場の凄さは
荒沢岳の唯一無比の確固としたアイデンテティであって
他の山には及ぶべくもない鮮烈な印象を今尚残す山。

山頂で、足元から兎岳へ伸びる気持ち良さそうな尾根を一目見て
魅せられたのは、多分自分だけではないと思います。
あの日以来、この尾根を歩いてみたいという願望は消えないまま5年過ぎ
ようやく、時間も思うように使えるようになり
藪道で通れなかった当時の状況が一変し、
整備され、歩き易くなっているとの情報に
少しでも早いうちに実行したいとの思いも強まりました。

実際に自分の体力で、二日間で歩き切れるか疑問がありました。
でも、テントを背負って二泊三日は更に体力的に難しくなります。
そんな時、ヤマレコでyama_poundさんの一泊二日の縦走記録に遭遇、
これなら何とか自分にも可能性がありそうと決心がつきました。
有難うございました。