聖岳〜上河内岳〜茶臼岳
- GPS
- 29:17
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 3,350m
- 下り
- 3,246m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:11
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 11:01
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
十数年振りの聖岳〜茶臼岳の縦走。
前回は便ヶ島からの周回コースだったが、今回は聖沢から入って畑薙大吊橋へ下るコース。本当はこれに光岳をプラスしたかったが会山行なので諦めた。
1日目:
朝3時に集合してスタートなのできつかったが、6時前に駐車場に着いた時にはほとんど埋まっていて最後の方だった。バス停も椹島行きの方は長蛇の列になっていて最後尾の人は椹島泊になったんではないでしょうか。私達は聖沢までのバスで、小屋に予約していないと乗ることが出来ない。
聖沢登山口からの登りは最初がきつい。九十九折の急登が続くが、そのうちに斜度が緩くなってきて便ヶ島からのコースより楽な気がした。今回は13名と人数が多くてペースが遅く、息が上がることはなかった。
聖平小屋は混んでいたが、最終的には廊下にも寝たのでゆったり出来た。
2日目:
3時半に起床して4時半頃に出発。少し眠い。余計と思われる荷物をまとめて小屋へ置いてきた。典型的な中高年グループなので若い人達に抜かされっぱなしだった。前聖岳が見えてきて気持ちが高揚してくる。ざれた感じの九十九折の道を数珠繋ぎになって登ってゆく。山頂に着くと赤石岳がすぐそばに見えた。しかし、その先はガスが掛かってあまりよく見えなかった。奥聖岳は行かない予定だったが希望者が多くて行く事になった。なかなか楽しいコース。短いので行って正解だった。
その後、聖平小屋に戻り食事をし、預けた荷物をザックに入れ南岳を目指す。
聖岳からぐっと下ってまた登り返すので嫌な感じがするが、何故か前に来た時もそうだったが気持ちがいい。上河内岳の分岐にザックをデポして山頂を目指す。ここもすぐ着いてしまうので行った方がいいですね。
前回は上河内岳付近から見る聖岳が格好良くて見とれていたが、ガスで見られなくて残念だった。
お花畑の跡と思われる所を通る。前回は夏だったので咲き乱れていた記憶がある。花のかわりに紅葉が少し楽しめた。
茶臼岳への分岐で登ろうか迷うが小屋に早く入ろうという事でパスして明朝登る事にする。
茶臼小屋は昨日以上に混んでいた。テン場は悲惨だった。最期には小屋の横のテーブルまで撤去して張っていた。この連休で小屋仕舞いという事でビールが半額だった。小屋内は暑くてほとんどシュラフに入らずに寝ていた。
3日目:
今日も暗い中をスタート。稜線に出ると風が強くウィンドブレーカーを着た。山頂で何も見えないが記念撮影だけしてすぐに下る。茶臼小屋にそろそろ着くという頃に富士山が赤い雲をまとって現れた。感激! 広角レンズしか持ってこなかった事を悔やんだ。茶臼小屋でザックを回収してから、ひたすら下る。横窪沢小屋で大休止。吊橋が多い。ウソッコ沢小屋手前で2本の沢が合流する。流れが凄い。その後、何回も吊橋を渡り最後に畑薙大吊橋を渡る。これは長い。なるべく下を見ないように進んだがカメラをウェストバックにしまう為に見てしまった。吸い込まれそうだった。
バス停に早く着きすぎたので歩くことになった。ゲートからは運転手達だけが車を取りに行き、他の人は待っていた。車で下っていた時に田中陽希さんとすれ違った。スタッフは付いていなかった。停まって握手をしたい感じだったが、足を止めてしまうのも悪いので声援を送るのみだった。
このシルバーウィークは夏よりも登山者が多くて、この年最大だったようです。北アルプスはどうなっていたんでしょうね。来年は少しずらそうかな。
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