(東日原駐車場)〜滝入ノ峰〜天目山<ほぼピストン>
- GPS
- 05:26
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:24
・朝、集落内で犬の散歩中の男性1名
・下山途中の一杯水避難小屋で靴の紐を締め直していたら、小屋の外を男女二人連れが挨拶して通過
・下山途中で2名別々の場所で男性とスライド
※それにしても静かな集落でした。
(山中の花)
・季節外れなのか・・・気が付かなかっただけなのか・・・皆無
天候 | やや曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは、100mほど先の東日原BSにあり ※4時10分到着時は自車のみ、出発時は3台、帰着時は7台 ※無人駐車場で協力金500円を小屋の投入口に投入 ※トイレは超綺麗な温水洗浄便座 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届(compass、家族)※登山中は家族が「いまココ」で進捗確認 ・時間にすると核心部は15分程度だが最初の九十九折れがキツイ(帰路もきつかった) ・滝入ノ峰に向かう尾根の取り付きは思い切って登るしかない(軌跡も多い標高1000m付近の突端がお勧め) ・滝入ノ峰を過ぎると「細尾根」となるので注意が必要。 登山道への合流は急な下りなので注意 ・よこすず山や1388mピークは我慢して末端まで降りて登山道に合流するのが楽そう(私は我慢できずに直前で無理矢理降りた) |
その他周辺情報 | ・東日原BSのトイレは24時間(人感照明)利用可能で温水洗浄便座 個室は広くは無いのでザックなどの大きな荷物はトイレの外に置いて入った方が良いかと思います。あまり丈夫そうには見えないフックはありましたのでサコシュなどは持ち込めます。 ※ペーパー備え付け ・一杯水避難小屋のトイレは24時間(ヘッドランプ等自前照明)利用可能で自重落下の汲み取り式 ※落としたら終了ですので持ち込み最小で。 ペーパーはありませんし、置いておく棚も無し。 コンクリート打ちっぱなしで、便座の穴が開いているだけ。 更に、狭いので・・・ (男性向け案内) ザックを背負ったまま「立ち〜」で狙いを定めるのが困難かもしれません。 |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
スポーツタイツ
短パン
靴下
グローブ
雨具上
日よけ帽子
トレランシューズ
ザック
行動食
飲料(2.0リットル)
笛
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
時計
タオル
ストック
スマホ
アプリ(山と高原地図・コンパス・GPS・ヤマレコ)
筆記用具
ファーストエイドキット
ツェルト
カメラ
ココヘリ
|
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感想
今回の山への想いは・・・
昨年の大怪我からのリハビリの集大成は奥多摩の天目山の単独ピストンと決めていました。6月15日の早朝に日原街道を進みましたが、東日原5Kmの橋の手前で【通行止め】、前日14日の雨で土砂崩れがあり日原街道が通行できない。ということでした。他県遠征でも無かったので代替プランも用意していなかったことから、東京の東と西の往復ドライブで完了となったのでした・・・
そこから7回の登山で2000m越えもしてしまいましたが、やはり天目山に登らないことには【復活】と言えない・・・
そんな想いで臨んだ登山でした。
雨が降りそう・・・を言い訳に計画を少しだけショートカットしましたが、途中のピークも拾いながら満足いく【復活】登山となりました。
「何でこんなに辛いの?」という高齢化も影響する?体力不足は気になりましたが、気力は充実していましたので、自分に【合格点】を出したいと思います。
朝2時半に東京の東側にある自宅を出発、首都高〜中央道〜圏央道を経由し日の出ICを降りて奥多摩湖方面へ向かう、いつものように鳩ノ巣駐車場で小休止しようかと思いましたが、予定より早く進んでいたのでナビに任せて東日原へ直行。奥多摩駅辺りから日原街道に入り、通行止め解除になっていることは知りながらもドキドキしながら5Km手前地点を通過。両方向とも1台も出会わずに東日原の駐車場に計画より50分早く4時10分到着。夜間の仮眠など避けるように案内が書かれていたので、エンジンを止めて、朝食や準備をゆったりと進める。トイレに行って帰って来た頃には、東の空が明るくなり、最後の準備を整えて、計画より10分早い5時20分に出発。山中は薄暗いかもしれないと思ってヘッドランプを首にかけていつでも点灯できるようにして進む。カメラはシャッターを切る度にストロボが発光され急速にバッテリーを消費していくが、裸眼で視界は良好、ヘッドランプの出番は無かった。
時間を登山口に戻して・・・行きも帰りも集落内で唯一出会った「早朝に犬の散歩をされていた方」が熊鈴を鳴らし、登山口にも「クマ出没注意」の案内があったので、集落が無くなった辺りで熊鈴を元気良く鳴らして進む。
(廃屋も含めた)集落が無くなった先から本格的な登りが始まる。九十九折れで登って行くのだが、1辺が長い、しかも結構ふくらはぎにくる傾斜のきつさ、何となく誘ってみたパートナーを連れてこなくて良かったと思いながら黙々と登る。ひと際大きな杉の木が数本集まる辺りが九十九折れの終点か、傾斜の緩い林間の登山道に変わる。2本並んだ巨木の杉は関所のようでもあり苦行のゴールのようにも見えた。
駐車場から40分、九十九折れの始まりから約15分。駐車場の標高620m、現在地は約1000m。一気に登らされたものだ。見渡す景色も無く、ただひたすら足を上へ上へと運ぶだけの時間は終わった。
次のチェックポイントはVR上にある滝入ノ峰に向かう尾根への取り付きだ。
アップルウオッチが巻かれた左腕を上げて地図を確認する。分岐なので案内してくれると思ったが、念のため自身のマークとして「峰分岐」と設定しておいたため、近ずくと「まもなく みねぶんき です」とスマホが教えてくれた。最近はオープン型ワイヤレスイヤホンを付けて行動しているので、はっきりと聞こえた。目の前には斜めに張られたスチールワイヤーとワイヤーに2本の赤布が下がっている。そのすぐそばに天目山への指導標がある。指導標の手前と向こう側にはっきりとした踏み跡が見える。ここを入っていくようだ。ちなみにヤマレコの軌跡は多くの方が各々のルートを進むだけでなく多くのスマホなどの精度で記録されるので、幅広くてこういったケースではピンポイントの場所を示すことは無かった。尾根まで踏み跡の無い斜面を登らなければならないので「どこから登れそうかな〜踏み跡でも無いかな〜」と思いながら踏み跡らしいトラバースをしていくとヤマレコの軌跡の範囲から出てしまった(余計な軌跡を追加してしまった・・・と反省しています)。軌跡の範囲に戻りながら思い切って尾根を目指して登って行く、登り始めると意外といける。登山技術を磨くのももちろんだが、自身の「ビビリ」根性を経験で上書きしないことには、次回も危険と無駄が隣り合わせの時間を要するだろう・・・と思い出しながら反省しています。
(余談)
滝入ノ峰に向かう尾根への取り付きは、尾根の突端だけでなく、滝入ノ峰の直前にも多くの軌跡がありました(いつのものかはわかりません)。帰路にその場所を見てみましたが、どれも長い急斜面にしか見えず、「こんなところを【よじ登る】人が居るのか!?」と驚きました。
また、オレンジの軌跡はありませんが、尾根の突端から少し先に進んだ先のカーブは緩い尾根の先を巻いていて、目検ではこの辺りが一番登り易いのではないかと思えましたが・・・軌跡も無いし、試した訳でも無いのでお勧めはしません。
(余談終わり)
広い尾根を滝入ノ峰に向かって進みましたが、九十九折れの疲れが残っていたことなどから計画時間よりも相当早いのに途中の1184mピークを滝入ノ峰であるとの【願望】だけで、標識を探し回って時間のロスしました。
1184mピークの先は、それまでの広い尾根がやや狭まり、やや岩感も出てきて、ここからが本番といった感じでした。
改めて滝入ノ峰を地図で見直し進みましたが、一つ前のピークからの下りが急でまたまたビビリながら下り、無事、滝入ノ峰に到着。本日最初の三角点ゲット。善意の保護石に護られた三角点でした。
滝入ノ峰から先、天目山へと向かう登山道と合流するまでは、注意が必要な細い尾根の連続でしたが、岩だけということでは無く木も生えていましたので支えることも出来、通過可能でした(ところどころ巻き道のようなルートもありましたが元のルートに戻れるか確証が無かったのでピークを突き進みました)。末端まで行って眼下に見える登山道に合流するためには急な下りがあり3回目のビビリとなりました。
※そういった場所を安全に降りるために10mロープを持っているのですが、事前に十分な訓練(試用)を行っていないため、その場に出会っても想い出さない(単に装備を重くしているだけ)。※
一杯水避難小屋から先は、小屋の前を通り過ぎて裏の尾根に乗ります。
山頂までは30分かかりませんでした。
山頂へ向かう途中で冷たい風が吹き始め、気持ちは良いのですが「今日は午後から天気が崩れる可能性有り」だったよな、「雨雲が近づくと冷たい風が吹く」ことがあるよな、と呪文のように唱えながら、早く下山することを考えて山頂に到着したので、下山は計画していた「一杯水」を経由して避難小屋に戻るルートを止めて登りと同じルートでショートカットしました。駐車場まで降りたら良い天気でしたから「天気を言い訳に使った」だけでした。
ということで、一部シュートカットはありましたが、VR含む周辺のピークも拾っての天目山ピストンは十分に目的達成できたと自身に合格点を出したいと思います。
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