葛城山 天狗谷道〜ダイトレ
- GPS
- 03:12
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 713m
- 下り
- 700m
コースタイム
天候 | 9/23 :はれ 時々 くもり 9/24 :雨 最寄のアメダス観測点『五條』の気温 9/23 朝の最低気温 16.5℃ (05:43) 日中最高気温 28.9℃ (13:20) 9/24 朝の最低気温 18.9℃ (00:11) 日中最高気温 23.1℃ (19:43) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※9/23(祝)好天の午後2時前現在、6割程度の利用率でした。 ※9/24(木)雨天の午前9時半現在、利用は3台のみでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山中は、天狗谷道、ダイトレ道としてよく利用されるハイキング道です。道標等も整備されており、安心して歩けるルートですが、急な勾配区間や渡渉ポイントもあり、気軽に歩ける遊歩道とは少々異なります。 ■天狗谷道 麓の登山口よりしばらくは谷筋を進み、徒渉やガレ気味の露岩等、足元が不安定な所が続きます。1カ所鎖場もありますが、特に難易度は高くなく、慎重に歩けば特に危険は感じないレベルでしょう。 谷筋を離れると、断続的に木製階段が続くルートが山頂エリアへの尾根筋へと続きます。木製階段は、比較的段差も少なく歩きやすく感じました。要所に道標も設置されており、安心して歩けました。 ■葛城山〜ダイトレ道〜水越峠 山頂エリア付近は比較的なだらかな下り坂が続きますが、水越峠へは、木製や石の階段が続く急坂となっています。特に下りは滑りやすく、当日のように路面が濡れた状況は危険も感じました。 道標設置率も高く、安心して歩けるルートですが、特に下りは慎重に歩くのが無難です。 【過去の記録】 ■金剛山 青崩道〜ダイトレ 2015年09月12日(土) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-714144.html ■第40回 大阪府チャレンジ登山大会(通称・ダイトレ)2014年04月13日(日) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-428544.html |
その他周辺情報 | ■国民宿舎:葛城高原ロッジ に宿泊。 ※大人:1泊2食付、8,800円(税込)〜各種割引、季節により割増料金有。 ※予約後、7日前(季節により14日)のキャンセルはキャンセル料発生! ダイトレ縦走等の登山目的にも利用可能ですが、基本は一般向けの宿泊施設です。登山以外のアクセス方法は奈良県側よりのロープーウェイに限られるのも一因か、土曜や連休、有名な5月のツツジ時期を外せば、予約は取り易いようです。ちなみに、9/23の予約を9/20の夜にネットより手続き、当日の利用者は他に男性ソロ2組(一応登山者?)のみでした。 施設は古さは否めませんが改装等の手入れはされているようで、今回は1Fのログハウス調のお部屋でした。部屋に水回りや冷蔵庫はなく、洗面・トイレは各フロアで共用。一泊2食で8,000円を超える宿と考えれば、設備はイマイチですが、山頂という希少な立地を求めて来るなら、納得できる施設との印象です。 夕食には、第4回全国ご当地鍋フェスタ「鍋-1グランプリ」に優勝した鴨鍋を選択、こちらは日帰りでもお食事処にて、一人前3,800円で提供されています。ボリューム、味共に満足出来るもので、辛口に評価すれば値段相応ですが、期待以上の味でした。 風呂は朝の9時まで利用可能。登山目的の利用には、おにぎり弁当もご用意いただけるようです。但し、朝食は7:30〜と少々遅めです。 ※参考:国民宿舎 葛城高原ロッジ 公式ホームページ http://www.katsuragikogen.co.jp/ |
写真
感想
以前より嫁が登りたいと言っていた金剛山と葛城山。水越峠を基点に2山登る事も可能ですが"登りが苦手"な嫁が楽しむなら少々ハードかも?ならばと、山上の宿泊施設を利用してのんびり山歩きを楽しむ事に☆
仕事の都合?休みが不規則なのを言い訳に??普段は好き放題にしているので、たまには嫁も楽しめるような山歩きを企画した訳ですが。。。
金剛山に宿泊施設があるのは先日下見済。9/23・24の連休は以前より決まっていたものの、天候が持ちそうだと判断出来た9/21の晩。しかし、翌日が平日に付き容易に予約が取れるとの思惑が外れ、連絡した時点で既に満室との返答。ならばと、隣の葛城山、葛城高原ロッジに連絡を入れたところ、こちらは予約が取れました。
ところが、前日の天気予報では2日目の天気が下り坂。何とか午前中くらいは天候が崩れない事を願いつつ、予約を入れた都合出発。
思惑通り、好天の連休最終日でも午後2時頃の駐車場は6割程度の利用率と、困る事なく駐車。初めて歩く天狗谷道ですが多くの下山者とすれ違い、安心して葛城山山頂エリアに到着。観光気分でロープ―ウェイ駅を確認の後、山頂エリアを散策の後、葛城高原ロッジに到着。
少々雲が多めで、夕暮れ、夜景や星空を満喫とはなりませんでしたが、地上と遜色ない食事やお風呂と山上ならではの雰囲気を、観光気分で楽しむことが出来ました。
しかし、2日目。
早朝はご来光こそ拝めなかったものの、少し朝焼けと夜明けの雰囲気を楽しめましたが、7:30の朝食を待つ間に天候は暗転。朝食を食べ終わる頃には雨風も強まり、視界もガスで悪化。
雨の山歩き経験がほとんどない嫁に、水越峠までのダイトレ道の急な下りは危険と説明したところ、既にロープ―ウェイでの下山を考えていた様子。私一人で水越峠に車を取りに行き、ロープーウェイの駅で待ち合わせをすることにしました。
昨日、ロープ―ウェイ駅が"近い"事を確認しておいたのは大正解、そこまで一人で歩いてくれました^^;;
慣れた人なら、雨装備にて問題なく歩ける程度の雨でしたが、不慣れな人にとってはガスに包まれた中、雨に降られての山行は不安も大きいかと。
今回のように天候が崩れても、山頂まで有効な交通手段が整備された山は心強いものです。山慣れしていない方を含めた家族やグループの場合は、緊急時のエスケープルートとしての利用も考えた山行計画がおすすめです。
葛城高原ロッジは、山小屋の類ではなく観光地の民宿と比べるべき施設でしょう。
宿泊数日前のキャンセルでも、キャンセル料が発生する等、山小屋並みに気軽に泊まれる施設ではありません。
繁忙期以外は予約も取りやすいようですので、うまく活用できれば色々楽しみも広がりそうです。
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