四国山地/石鎚山

2024年09月21日(土) ~ 2024年09月22日(日)

• GPS: 04:45
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,341m
• 下り: 1,355m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:21
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:21

15:09 山頂成就駅
15:30 成就社

2日目

• 山行: 2:45
• 休憩: 1:35
• 合計: 4:20

6:36 成就社
6:41 八丁坂
6:49 八丁のコル
7:18 7:39 前社が森
7:53 7:54 夜明峠
8:04 8:07 一ノ鎖（下）
8:14 8:27 二の鎖下
8:29 8:34 二ノ森・面河渓方面分岐
8:38 8:40 三ノ鎖（下）
8:48 8:54 石鎚山・弥山
8:55 8:58 三ノ鎖（下）
8:59 9:03 二ノ森・面河渓方面分岐
9:05 9:06 二の鎖下
9:09 9:13 一ノ鎖（下）
9:19 夜明峠
9:30 9:32 前社が森
9:53 八丁のコル
10:02 八丁坂
10:10 10:40 成就社
10:56 山頂成就駅

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

◆駐車場
石鎚山ロープウェイ山麓駅近くの泉屋有料駐車場を利用。500円/日。
◆ロープウェイ（石鎚登山ロープウェイ）
毎時0分、20分、40分の運行。片道1200円、往復2200円。モンベル会員だと往復運賃が100円割引になる（要モンベルカード）。
http://www.ishizuchi.com/rw
◆往路: 11:30 見ノ越→14:30 石鎚山ロープウェイ前BS（3:00/126km）
見ノ越から西条に向かうにはR438かR439のオプションがあるがR439も険しそうなので一度通行しているR438を選んで徳島道から松山道に抜けた。徳島道、松山道は快適。三碧峡から石鎚山ロープウェイまでの県道12号は狭隘部も多い。
◆復路: 12:00 石鎚山ロープウェイ前BS→22:00 湘南（10:00/690km）
松山道→徳山道→名神→新名神→新東名→箱根新道→西湘BPで帰着。渋滞は神戸市内だけであとは順調。淡路島緑PA、草津PA、岡崎SAで休憩。13Kさん、長い道のり運転有難うございました。

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
登山道の様子は以下が参考になる。
http://www.ishizuchi.com/crim
岩場は��〜�卦薀譽戰襪世�長いのでペース配分も考える必要がある。今回は雨天だったので全て巻道を歩いた。
◆登山ポスト
成就の登山口（神門）脇にあり。白石旅館入口（営業中のみ）にもあり。

その他周辺情報

◆登山後の温泉
石鎚山ロープウェイBS前の京屋で入湯。500円。ぬめりのあるアルカリ性でいかにも肌に良さそうな湯だった。

写真

9/21 14:43

石鎚山登山口に到着。お疲れ様です。

9/21 14:53

駐車場からやや登ってロープウェイの山麓下谷駅。

9/21 14:56

20分間隔の運行で次は15:00発。「まえがみ」号？随分とカラフルになってる。

9/21 14:59

貸切です。

9/21 15:10

ロープウェイからも見えたけれど瀬戸内海が見える。

9/21 15:10

東を見ると瓶ヶ森。あそこも機会があれば是非訪れてみたいものだ。

9/21 15:12

ツツジの紅葉が紅葉が始まってきているんだ。

9/21 15:14

64番札所前神寺奥之院。前神寺は西条の市中にあるようだ。

9/21 15:28

成就に出た。

9/21 15:29

鳥居越しに石鎚山が展望できる。

9/21 15:30

今日の宿、常住屋支店白石旅館も鳥居の中にすっぽり収まっている。photo by 13K

9/21 16:22

白石旅館の名猫たまちゃん。

9/21 16:40

今日のうちに先ずは石鎚神社中宮成就社にお参り。

9/21 16:45

地元の高校生のシャッターアートが彩る。奥の神門が登山口。

9/21 18:04

白石旅館の夕食。鮎の甘露煮付き。朝食はお弁当に替えて貰ったが案の定雨だったので旅館で食べて出掛けることに。

9/21 18:42

山頭火 photo by 13K

9/22 5:53

大林素子のサイン photo by 13K

9/22 5:59

朝ご飯のお弁当
海苔は何故か上面のみ
photo by 13K

9/22 6:35

夜半には物凄い風も吹いていた。昨日の予報では午後は雨が切れそうだったが朝のニュースの予報ではそれどころじゃない感じ。少し雨も弱まり空も明るくなったので出ることにした。

9/22 6:36

前日白石旅館の前の登山ポストに計画書は投函して置いたがここにもあった。

9/22 6:36

登山の注意事項。ご尤もです。

9/22 6:37

神門を潜ると先ずは下りから。

9/22 6:44

八丁の手前の鳥居。

9/22 6:48

八丁。大して歩いてはいないけれど距離では山頂までの1/3.6。

9/22 6:50

登り坂になる。

9/22 6:57

雨が強くなったので傘を出しはしたが夜明峠の手前で風が強そうだったので仕舞いそれ以降は使わなかった。

9/22 7:00

登山者の心得。ご尤もです。でも「おのぼりさん」「おくだりさん」の掛け声は機会も無く解らなかった。登る方はどちらを言えば良いのだろう？自分に「さん」はおかしいから「おくだりさん」？

9/22 7:13

ちょっとした急登。

9/22 7:17

試しの鎖に出た。このコンディションだから無理せず迂回路へ。

9/22 7:17

そうそう。下りの方がヤバいんです。

9/22 7:20

茶屋が見えて来た。この辺りが一番雨が激しかった。

9/22 7:26

茶屋で暖かいあめゆ（500円）を頂く。生姜と水飴の甘さが絶妙。

9/22 7:27

でも熱いのでなかなか飲めないんだな。photo by 13K

9/22 7:37

降った雨も小屋の中を流れて行くワイルドな一軒茶屋。貴重な休憩所だ。（tado）
天井が低く梁に頭が当たった（13k）

9/22 7:49

この辺りは丸太で歩道が組まれている。

9/22 7:51

石鎚山三十六王子社の三十三番早鷹王子。

9/22 7:53

夜明峠に出た。西之川への下山路は難路と記してある。

9/22 7:54

三十四番は夜明峠。

9/22 7:58

本峰は全然見えない。

9/22 8:03

一ノ鎖の分岐まで来た。

9/22 8:03

一ノ鎖。このコンディションなので登りません。

9/22 8:10

少し見通しが良くなって来たかも。

9/22 8:12

鳥居だ。

9/22 8:12

二ノ鎖の基部で石鎚山スカイラインからのルートと合流する。

9/22 8:13

スカイライン方面とロープウェイ方面が階段にも書かれている。確かにここで間違ったらアウトだよなぁ。これだけ書かれているってことは間違う人がいるんだよね。

9/22 8:14

ミソガワソウ。

9/22 8:15

真新しい避難小屋と公衆トイレが出来ている。

9/22 8:17

避難小屋部分は2階建。避難小屋として宿泊する際には500円/人とのことだが頂上小屋が営業していない時には心強い。

9/22 8:27

石段を登り左に行くと二ノ鎖だけど右へ。

9/22 8:29

お上りさんとお下りさんに分けられた階段を登る。この先（鎖もそうだが）左側通行が基本。

9/22 8:37

途中から鎖道に行くオプションもあったんだ。

9/22 8:40

迂回路は階段登りが続く。

9/22 8:40

三ノ鎖への分岐。ここにも小屋がある。

9/22 8:43

グレーチングの階段から下を見ると結構ゾクゾクする眺めだ。

9/22 8:44

発電機の音がして来たら頂上小屋。

9/22 8:45

この鎖の塊は何だろう？

9/22 8:45

頂上小屋。

9/22 8:45

三十五王子は裏行場王子。鎖の大岩は裏行場なのか。

9/22 8:46

石鎚山山頂に到着。雨は割と小降りになっていた。

9/22 8:47

石鎚山山頂にて。1982mは本当は天狗岳でしょう。

9/22 8:47

奥宮にお参り。

9/22 8:48

更に奥の三ノ鎖の到達点にあるお社。

9/22 8:49

薄らと天狗岳の存在が窺えるが、今日はそこまで行くのは止めた。

9/22 8:49

photo by 13K

9/22 8:50

三ノ鎖の出口を見てみよう。

9/22 8:50

三ノ鎖の最上部。残念でしたね。登れなくて。

9/22 8:53

こんな天気に長いは無用。下山しましょう。

9/22 8:53

この谷側に手摺りが無いのがちょっと不安。

9/22 9:04

二ノ鎖まで戻って来た。この天狗のゆるキャラはなかなか愛嬌あるんだけど何者？

9/22 9:05

鳥居を潜る。ロープウェイ側ですね。

9/22 9:23

少し明るくなって来たような。希望的観測か？

9/22 9:28

一軒小屋まで戻って来た。帰りは休憩無し。

9/22 9:33

リンドウが路傍に咲いている。

9/22 9:56

ヒメシャラの大木だ。八丁辺り。もう成就も近い。

9/22 9:58

八丁の鳥居。

9/22 10:10

成就に帰着。

9/22 10:11

見返り遥拝殿。本来なら窓を通して石鎚山が望めるんですけどね。

9/22 10:30

白石旅館に戻り昼食。僕はカレーうどん。四国はカレーうどんも美味い。

9/22 10:40

瀬戸内側には青空も見えるが。

9/22 10:41

振り返って石鎚は望めず。

9/22 10:49

ロープウェイ山頂成就駅までの間ではリョウブが多く見られた。

9/22 10:54

今日は瓶ヶ森は望めず。

9/22 11:01

下りでも貸切でした。

9/22 11:16

無事に下山。お疲れ様でした。いや、この後ロングドライブがあるんですけどね。

9/22 18:53

岡崎SAの味噌カツ定食（ご飯大盛り）美味 photo by 13K

撮影機器：

moto g(100) motorola

RICOH WG-7 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

tadomasa

四国の百名山を巡る山旅は次に石鎚山。本来ならばスカッと晴れた日に鎖を登って頂きに立ちたかったけれども生憎の雨。多少は雨足が弱まった時を狙って出ましたがまあ仕方ないですね。こう言うこともあります。またの機会に期待しましょう。しかし四国の山はディープですね。

剣山から西条へ、そしてそのまま石鎚登山ロープウェイに乗って白石旅館に宿泊と言うのは13Kさんの発案。確かに西条に泊まるよりもロープウェイの時間に依らず早出も出来るし良いプランでした。ちゃんとお風呂に入れるのも良い点だけど「熱湯注意」は伊達では無かった。ずっと気になっていたのは日曜日の天気だけれど見る度に変化がありどうするかは結局朝に決める感じになった。取り敢えず朝食はお弁当に替えて貰って早出は出来るようにはした。夜半は物凄い風が吹いていた。午後は曇りと言う予報もあるので昼過ぎに出発して白石旅館に連泊と言うのもありだけど、NHKの朝一番の予報では昼から九州から強い雨雲が来るのでどうか。と思って外に出ると波はあるものの雨足も弱まって空も明るい感じになって来ていたので6:30に出発を決意した。

雨具は下を履くと暑くて汗を掻くので上だけ着て白石旅館を出発した。神門を潜ると下りから始まるが八丁から登りに転じる。時折雨足も強まり傘を広げたりもしたもののまあ沢と同程度の濡れ具合かと。でも試しの鎖に出たところでこのコンディションだから迂回することにし、結局全ての鎖は迂回した。落ちなきゃ良いとも思うけど万が一の時の謗られ方を想像すると敢えて挑む気は失せるもの。まあ天気が良い次の機会に取っておきましょうよ。試しの鎖を下った所の一軒茶屋で暖かいあめゆを頂いた。前に来た時からすっかりあめゆファンだ。生姜たっぷりだから風邪の時に生姜湯替りにも良いかも？二ノ鎖からの巻道はグレーチングの階段が続き山頂に出る。山頂に出てもガスガスなんで余り感銘も無くすぐに下山開始。八丁辺りからは雨も止んだのでこのまま好転するかと思ったら白石旅館に着きうどんを食べていたらまた雨足は強まった。結局今日は読めない天気が続くようで行くならまあまずまずだったのかも。

ロープウェイで下山し京屋で温泉に浸かり湘南目指して帰途に着くが香川県、徳島県辺りは台風並みの豪雨が続いた。三重県の沿岸に出て漸く晴れ間が見えたがもう夕暮れ時。10時間掛けて湘南に帰着した。でもクルマで四国って行けるんだと実感できた。とすれば山陰にも行ける？大山とか。それにしても四国山地はディープだった。でもとても魅力のある山域だと改めて感じた。

13K

ロープウェイのアナウンス
「石鎚山へは一度はおいで、二度来る時は友を連れ、三度と来たなら死ぬまでおいで」
とのこと。
今回は雨の中登ったので展望無しで鎖場も自粛した。
機会があればトライしたい。
宿泊した白石旅館は部屋は広いが風呂場が狭く、浴室内に洗濯機が置かれていたのは驚いた。