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Yamareco

記録ID: 726666
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山、今日は牛歩戦術かのようだ

2015年09月23日(水) ~ 2015年09月24日(木)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.8km
登り
1,716m
下り
1,715m

コースタイム

1日目
山行
12:38
休憩
1:02
合計
13:40
21:45
21:45
21
23:25
23:25
0
2:28
2:30
59
7:08
7:10
15
7:25
7:25
22
7:47
7:47
8
7:55
7:55
19
8:14
9:00
15
9:15
9:15
5
9:20
9:20
12
9:32
9:32
10
10:27
10:27
189
13:52
13:52
18
14:15
ゴール地点
今月も天候が余り良くなかったがやっとめくり合えて弾丸登山と成るが上って来ました。
スタート時点では左程寒さは有りません、トラフィックのアンダーに
吸汗放出の長袖に重ねて半袖、オーバーは防風除けジャンパーでした。
首にネッグウォーマーを装着した、手袋は通常の使いまわし品。

泉ケ滝まではゆっくり歩いたつもりでしたが意外と早く歩いた格好に
成り押さえて歩かなければと考え、安全登山指導センターに着いた時
矢張り呼吸が乱れこの辺で終わりに成るのかと頭が過った。

行き成りストップが掛かり腰をおろし体調の回復を見てました、
気温が下がり始めて来るしそうなれば水分も口に入らずに歩く事に、
しかし、取り入れないと駄目なので口にした。

気分は戻り歩ける状態に回復した、コースは右カーブして階段から
休業中の穴小屋に向かった。足取りは急げずのんびりの牛歩戦術を
取り入れ進んだ。

当初計画通り行けば山頂からのご来光となるはずでしたが、二時間
の仮眠ではこの先が心配なので決して急がずの長丁場での挑戦でした。
歩きだし他人さまに迷惑掛からぬよう最大の努力で臨むしか有りません。

今日は兎も角山頂目指しますが、無謀な弾丸は今回で終わりにする、
歳の事も体力だって付いてこれ無く成った状況は本人の自覚が無ければ
無茶な歩きもやってしまう。

諦めたね、夜の行動は夏場のそよ風で散策する程度が似合う。まして
こんな高度のある富士山は冬に突入しているのだ、気温は3℃以下の
場所を歩いてるのだから、そよ風を受けての涼む場所とは雲泥の差。

一人旅である、花小屋にそして日の出館と来た、時間は可なり遅れていた、未だ体力は落ちてないが呼吸が激しく立ち止まっては又歩く。
時折外人さんに追い越され道を譲っては先の岩稜帯を一歩又一歩の
歩きでした。

鼓動が落ち着けば歩けるので上へは上がれる、日にちを跨いだ、富士一館
で日付が変わり真夜中の山行が続く、元祖室では一人ミノムシ状態で
就寝中、何処だったかもう一人此方は防寒着状態でのお眠りでした。

寒さは防寒着でも耐えられていたのでしょうか、無理な状態と見るが
こんな人もこの時期に居るんだと通過時に感じた。

八合目通過した、決して急がずである、何だか後ろから薄い光の隙間が
見えたか?嫌未だだ、本八合目トモエ館では4:44分あと一時間足らずで
ご来光が出る。

風も場所に依っては冷たいし少しでも風除けの傾斜地にたどり着ければと歩いた、九合目鳥居が現れた、この時はヘッドランプは消灯です、後少しで鳥居と成る場所で立ち止まった。

時間五時二十分かも、光が広がりまぶしく輝く太陽が上に黒い雲を
まといゴールドの輝きで迎えてくれた。
一年前も同じに出迎えでくれたが今回は山頂手前での対面です、輝きは
綺麗に映る、矢張り高い場所ならではの光景だ。

後ろを見れば鉄分を含んだ山肌が赤く燃えている、多分遠くからこの姿を
写真にと撮影に余念がないと思った。今日なら申し分ない状態の赤富士の
撮影だったでしょうか。

鳥居をくぐりもう一つの狛犬の鳥居も通過し久須志神社山頂に上がれた、時間は7:10の事である。誰も居ないのは去年と同じだ、多分歩きだせば会う登山者が来ると見てた、風は思ったより無い確か5m/h程度だったはず
歩きは通常の歩きが出来て嬉しい。

小内院(小さな火口)に着いた、雷岩が大分小さく成りつつ感じた、金明水
を通過し歩きはもとのコースに入り剣が峰の道に歩く、道筋ははっきり付いている、迷いはない。

ストックで地面を突いても堅く感じられる濡れた感触が見えた、凍っていたのだ、道横には霜柱が立ち土を溢している、気温も下がり冬その物、
下界を見ながらと火口も一緒にです。大沢崩れは止まっているのか崩落の場所がはっきり表れ恐ろしい状態を晒していた。


表示板は後少しで剣が峰とある、剣が峰の階段に入り旧観測ドームの前から一段上がって最高峰の三角点に手を置いた。朝の状態はお鉢廻りを始める前に雲が邪魔をしている。なので晴天とは言えないが遠くまでは見渡せた。薬一時間程この場で過ごし今いる登山者と会話で過ごした。

男女五人程で少した。自分は足の運びが遅いなので先に分かれた。急勾配を慎重に降りた、馬の背から見れば角度が強くみられる。コノシロ池が凍結し薄く幕を張ってた、1.2℃と寒い気温を出していた。

奥宮浅間神社と富士宮登山口、御殿場登山口と歩き銀明水も通った、
後は板の張っスロープから朝日岳方向に歩く、火口壁には大きな氷柱
浸み込んだ雨水が流れで氷柱を形成してる。
右下には富士宮からのコースに入る宝永火山のドームが手で救った
小山を残しハイキングの道にしている。

お鉢廻りはもう少しで終わる、山梨湖の全体が見て取れた,
須走と吉田口の下山道に着き夏の賑わった山頂銀座を後にする。

下りが始まる、長い九十九の繰り返しです、時折右肩から小岩の
崩落が出るが危険は無い、注意はする。
八合目江戸やまで降りた、皇太子が宿泊と書かれていた、この場所に
休まれたのかと頷きする。

道は此の場所で分岐と成る、須走方面はギザギザの繰り返しで進むが
吉田口は左の道を取る。分かりづらい場所に成っている、期間の表示は
目隠しにされて知る事は出来ない。

そんな状態で歩くのだから未熟者には市松の不安はある、そうなれば
計画が出来てない物にはどう対処すればと落ち込み、表示板を養生を
剥がし確認するのだ。困った事が残ってました。

表柱は丸裸にされ剥き出し状態が有りました。直すにも手当出来る
部材は持ってない仕方なく通過した。
今回見つけた箇所は二か所で有ったが許せない行為だ、こんな人は
山に入るな!!。

怒りながら歩いたがだった、傾斜道は良く滑る転んで又転んだ、
足がうまく移動できない?爺さんの歩きかよっ。
我慢して下る、3000m辺りで小雨がぱらつきアラレも混じってる、
低温状態で下ってるが雨具は付けてない。
ザックが濡れるのでカバーだけ被せた、携帯スマホや電子機器が
濡れてはとカバーで覆った。

雨は直にやんでしまう。大きな九十九から小さな九十九に変わり短く
繰り返す暫く歩き下を見たら後数本確認する。雨は再び雲を連れて来た、今度は雨具を着ないと成り早く着たかったがうまく着れない、少し濡らしてしまったが仕方ない。表柱は五本ある、数を数えながら足を進める。

ラスト1だ下りの六合は横歩きで指導センターへと向かう、横の道は意外と長く感じる、センターから緩やかに下りになり登山禁止のゲートを
通過し泉ケ瀧も通過だ後は賑やかな5合目広場に一直線で歩く。

雨は止まない小降りでは有るが車に着いても家路までも雨の状態で二日に
掛けての弾丸登山は無事終了した。足の遅い「牛歩登山」でしたが
特に足に違和感は残らず苦痛も発せずに済んだ。

こうして今年の富士登山は終了した。お疲れでしたねーっ。
天候 夜星から朝晴天でも直ぐに曇り、3000m辺りから小雨と霰交じり
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
地元から出発、道志みち経由山中湖周り浅間神社本社からスバルラインへ
向かいました。帰りは来た道で帰宅。
コース状況/
危険箇所等
シルバーウイークの最終日、逆に走る事で混雑無し、スバルライン終点の
駐車場はがら空状態。
23日17:45分山の状態、スッキリしています。
23日17:45分山の状態、スッキリしています。
21:45 吉田口からスタートです、真っ暗闇の中を歩きます。
21:45 吉田口からスタートです、真っ暗闇の中を歩きます。
21:32泉ケ滝
22:06登山安全指導センターに有る、センターは季節外れの為に閉所です
2015年09月23日 22:06撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/23 22:06
22:06登山安全指導センターに有る、センターは季節外れの為に閉所です
22:15穴小屋、休業状態(通年)
22:15穴小屋、休業状態(通年)
23:15分の到着此処から七合目に入ります
23:15分の到着此処から七合目に入ります
23:30日の出館
23:42七合目のトモエ館
23:42七合目のトモエ館
日にちが変わりました。
24日0:13富士一館
日にちが変わりました。
24日0:13富士一館
鳥居荘は写真の取り忘れ0:30分通過した、写真は東洋館で0:55分
鳥居荘は写真の取り忘れ0:30分通過した、写真は東洋館で0:55分
夜空を写す、満天の夜星が一面に
夜空を写す、満天の夜星が一面に
2:28太子館、暗い映像に
2:28太子館、暗い映像に
2:44蓬莱館
3:29白雲荘
2:44蓬莱館
3:57元祖室と成りにお宮が有ります
3:57元祖室と成りにお宮が有ります
4:45胸突江戸屋
4:44本八トモエ館
4:45夜明けの幕開けスタートしました、ご来光までは45分後ですよ
4:45夜明けの幕開けスタートしました、ご来光までは45分後ですよ
4:55光が増して来ました
4:55光が増して来ました
5:01ヘッドライトは要らなく成ります
5:01ヘッドライトは要らなく成ります
5:12湧き上がる雲が幻想的に出始める
5:12湧き上がる雲が幻想的に出始める
5:16ご来光館
5:16山中湖は雲の下に形取る
5:16山中湖は雲の下に形取る
5:17雲が広がりだす
5:17雲が広がりだす
5:34この輝きですから、コンデジを跳ね付けます、九合目鳥居の上で撮影です。
5:34この輝きですから、コンデジを跳ね付けます、九合目鳥居の上で撮影です。
5:34決定、此れがご来光ですね、御祈りをしました。
無事に過ごせます様にと。
1
5:34決定、此れがご来光ですね、御祈りをしました。
無事に過ごせます様にと。
5:40まぶしい光が山肌を輝かせますこの光景が遠くから見ると赤富士、紅富士と成るのです、氷柱は浸み込んだ雨水でしょう。
5:40まぶしい光が山肌を輝かせますこの光景が遠くから見ると赤富士、紅富士と成るのです、氷柱は浸み込んだ雨水でしょう。
5:47太陽は雲に阻まれつつも有る、富士山の傾斜がきつく見えますね
2015年09月24日 05:47撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
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9/24 5:47
5:47太陽は雲に阻まれつつも有る、富士山の傾斜がきつく見えますね
7:05狛犬の鳥居まで来た
7:05狛犬の鳥居まで来た
7:07疲れた如何にか足が上がり浅間大社奥宮に到着です
7:07疲れた如何にか足が上がり浅間大社奥宮に到着です
7:14お鉢廻り開始、早々大内院(大噴火口)
7:14お鉢廻り開始、早々大内院(大噴火口)
7:17スタートして200m
7:17スタートして200m
7:20黒の溶岩ぶにも氷柱
7:20黒の溶岩ぶにも氷柱
7:32火口に万年雪
7:42 振り返り見ればコースのラインが軌跡と成る
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7:42 振り返り見ればコースのラインが軌跡と成る
7:49本栖湖の奥は南アルプスの山並み
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7:49本栖湖の奥は南アルプスの山並み
7:53大沢崩れ場所、大崩落の跡です
7:53大沢崩れ場所、大崩落の跡です
8:13剣が峰到着、以前のレーダー観測所
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8:13剣が峰到着、以前のレーダー観測所
8:15てっぺんに上がりました、五人居ました。暫く留まり朝ごはんと会話で過ごしました。気温1.3℃です、手は冷たく成り直ぐに手袋を。
2015年09月24日 08:56撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
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9/24 8:56
8:15てっぺんに上がりました、五人居ました。暫く留まり朝ごはんと会話で過ごしました。気温1.3℃です、手は冷たく成り直ぐに手袋を。
8:15山頂で記念撮影したが、当人は写ってなく残念。操作の手違いです。
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8:15山頂で記念撮影したが、当人は写ってなく残念。操作の手違いです。
9:08下山開始、馬の背から振り返り見る剣が峰この日は去年と同時期です。又来たい所です。
9:08下山開始、馬の背から振り返り見る剣が峰この日は去年と同時期です。又来たい所です。
9:08大内院を撮影
9:11爆裂火口の壁面に氷柱だらけ
9:11爆裂火口の壁面に氷柱だらけ
9:12コノシロ池は凍ってます、登山道には霜柱が有ったりでしたから水が凍ってもね。
9:12コノシロ池は凍ってます、登山道には霜柱が有ったりでしたから水が凍ってもね。
9:13山頂浅間神社奥宮、冬囲いの灯篭
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9:13山頂浅間神社奥宮、冬囲いの灯篭
9:19奥に富士館で手前の屋根は銀明館
9:19奥に富士館で手前の屋根は銀明館
9:26再び噴火口、左奥が剣が峰になる
9:26再び噴火口、左奥が剣が峰になる
9:26噴火口の壁に巨大な氷柱です1m以上の長さ
9:26噴火口の壁に巨大な氷柱です1m以上の長さ
9:32周って来たら足元に宝永山が現れました
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9:32周って来たら足元に宝永山が現れました
9:39久須志岳をバックに眠りに履いてる山頂の店、神社など、盛夏時は混雑する登山者の憩の場所です。
9:39久須志岳をバックに眠りに履いてる山頂の店、神社など、盛夏時は混雑する登山者の憩の場所です。
9:42ひっそりの山頂を後にします、来年も来たいと別れました。
9:42ひっそりの山頂を後にします、来年も来たいと別れました。
9:46すっかり雲が取れました、目下に山中湖がくっきり表れました。
9:46すっかり雲が取れました、目下に山中湖がくっきり表れました。
10:27江戸屋まで下山、こんな表示は知りませんでしたむ
10:27江戸屋まで下山、こんな表示は知りませんでしたむ
11:21 36番の表木ですが、道知らずの登山者に依ってはがされ剥き出し状態です。心あらば元に戻せ
11:21 36番の表木ですが、道知らずの登山者に依ってはがされ剥き出し状態です。心あらば元に戻せ
13:35六合目登山指導センターに帰って来ました
13:35六合目登山指導センターに帰って来ました
14:02オンダテが広がってました
14:02オンダテが広がってました
14:06山桜の紅葉
14:10 河口湖登山口に到着弾丸登山は今回で終了。
14:10 河口湖登山口に到着弾丸登山は今回で終了。
14:15マイカーまで来た、日にちを跨いだ長い一日の感じです、疲れましたがのんびりの歩きでした。
14:15マイカーまで来た、日にちを跨いだ長い一日の感じです、疲れましたがのんびりの歩きでした。

装備

個人装備
山専ボトルにお湯とホッカイロです
備考 足運びが悪いのでしょう、下山路の砂礫に悩まされ数回転倒した、砂利道用アイゼンを忘れたのである。
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技術レベル
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