ジャンダルム♪(奥穂高岳→西穂高岳)
- GPS
- 33:25
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,737m
- 下り
- 2,734m
コースタイム
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 9:47
天候 | 快晴・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
奥穂高岳〜西穂高岳は、浮石・ガレ場が多く、ヘルメット必須です。落石をしない・されないよう常に注意をしていました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
食器
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
今年2回挑戦して、天候や時間切れで登れなかった奥穂。3度目のアタックでようやく登れました。
ジャンダルムは一度は行きたかったのですが、「一般登山道で日本最難路」とあり、行けるのか?と最後まで自問自答していました。1日目の途中で知り合ったKさん、Mさんと話をしたところ、偶然にもジャンダルムにアタックするとのことで、ご一緒させて頂きました。ソロとはいえ、3人いると心強いです。途中でペンキマークを見失いそうになっても相談して切り抜けましたし、浮石・落石もお互い注意しあって無事に下山できました。偶然の出会いとはいえ本当にありがたく、こういう出会いがあるから山をやめられないんですよね。
さて、ジャンダルムですが、これからアタックするかたの参考になればと思い、いくつか書き留めてみます。
▼コース全体(奥穂高岳〜西穂山荘)
浮石が多数あります。手で掴んだときに、グラグラしないか気をつけて登りました。下りは落石を起こさないように気をつけ、落ちそうな石は脇にどけたりして進みました。間ノ岳あたりでみぞれが舞ってきたのですが、ちょっと濡れただけで凄く滑りやすくなります。天気が悪い・悪くなりそうなときは、アタックを断念したほうがいいと思いました。途中、水場がないので多めに持参したほうがいいと思います。エスケープルートも1か所しか無いので、万が一のツェルトやエマージェンシーキットは必携です。
▼ジャンダルム後
危険箇所多数です。ジャンダルムを過ぎると達成感が出て、集中力が途切れそうになります。「気をつけろ!」「集中しろ!」と何度も自分に言い聞かせました。特に西穂〜ピラミッドピークあたりで事故が多いらしいので、慎重に進みました。
▼馬ノ背、ロバの耳
左右が断崖絶壁だったりして恐ろしいところですが、慎重に手足を運べば大丈夫だと思います。
▼逆層スラブ
想像したよりもクサリがあるので楽でした。傾斜もそれほどキツくなく、切れ落ちていないので安心です。
▼コース後半(逆層スラブ〜ピラミッドピーク)
天狗岳、間ノ岳、P1、西穂高岳とピークのたびに、アップダウンがあります。しかも、クサリ場とはいえ、ほぼ垂直の壁を登ります。かなり心が折れそうになりますが、体力勝負の踏ん張りどころです。
しかし、テント泊装備を持ってのジャンダルムは重かった(笑) 個人的には、テント泊装備なら、岳沢小屋〜天狗ノコル〜ジャンダルム〜奥穂がいちばん無難な気がしました。というか、次回行くならそうします。
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