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Yamareco

記録ID: 727389
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

朝日連峰・主稜線縦走(泡滝ダム〜古寺鉱泉・狐穴小屋泊)

2015年09月24日(木) ~ 2015年09月25日(金)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
19:14
距離
36.5km
登り
2,852m
下り
2,693m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:08
休憩
2:00
合計
9:08
8:07
51
8:58
9:01
43
9:44
10
9:54
9:55
14
10:09
10:16
25
13:05
13:45
35
14:20
14:24
54
15:18
15:42
52
16:34
16:43
32
17:15
2日目
山行
7:57
休憩
2:05
合計
10:02
7:04
13
7:17
14
7:31
25
7:56
7:58
8
8:06
8:07
39
8:46
9:13
20
9:33
48
10:21
10:31
44
11:15
22
11:50
11:56
8
13:18
13:20
80
14:40
14:42
19
15:01
15:09
28
15:42
15:47
71
16:58
17:03
3
17:06
ゴール地点
天候 9月24日(木):曇り時々晴れ
9月25日(金):雨時々曇り
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
○泡滝ダム側:下山後の車の回収のし易さを考慮し、落合ハイヤー(鶴岡市下名川落合)の近隣駐車場へ駐車、落合ハイヤーから泡滝ダムまではタクシー利用(4人乗りタクシー、約@10,000円、約50分)
○古寺鉱泉側:古寺鉱泉駐車場に駐車(登山開始日前日の午後にデポ)
コース状況/
危険箇所等
○全体的に整備が行き届いており、連泊用の重装備を携えた歩行においても特に危険と思われる箇所はなし(ただし、悪天候のため、小朝日岳付近は巻道を通過)
○ルート上の水場は全て問題なく利用可(とにかく水場・水量が豊富で大変快適でした!)
その他周辺情報 ○登山届は山形県(山形県警)のインターネットサイトを利用し提出(泡滝ダム登山口にはポスト等はなし。紙媒体は大鳥集落にある旅館朝日屋さんに提出可とのこと。)
○登山開始日前日は、古寺鉱泉への車のデポ完了後、湯殿山スキー場にある「月山あさひサンチュアパーク」でキャンプ泊(オートサイト1区画@4,120円)
○下山後は、大井沢温泉・湯ったり館を利用(日帰り入浴@300円)

(注)カメラの時計にずれがあったため、撮影時刻に5〜6分遅れがあります。
前夜はゆったりとオートキャンプ(連休最終日ということもあり、貸し切りでした)
2015年09月23日 17:27撮影 by  ILCE-7, SONY
1
9/23 17:27
前夜はゆったりとオートキャンプ(連休最終日ということもあり、貸し切りでした)
山行1日目、泡滝ダムを出発
2015年09月24日 08:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/24 8:11
山行1日目、泡滝ダムを出発
登山開始、以東小屋使用不可の掲示あり
2015年09月24日 08:12撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/24 8:12
登山開始、以東小屋使用不可の掲示あり
吊り橋その1
2015年09月24日 09:04撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
9/24 9:04
吊り橋その1
吊り橋その2
2015年09月24日 09:31撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 9:31
吊り橋その2
七曲りを登り切ると大鳥池、そして以東岳が見えてきた
2015年09月24日 10:55撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
9/24 10:55
七曲りを登り切ると大鳥池、そして以東岳が見えてきた
おおよそ2時間半で大鳥(タキタロウ)小屋に到着
2015年09月24日 10:55撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
9/24 10:55
おおよそ2時間半で大鳥(タキタロウ)小屋に到着
大鳥池と以東岳、稜線に以東小屋が見える
2015年09月24日 11:16撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 11:16
大鳥池と以東岳、稜線に以東小屋が見える
大鳥小屋の水場
2015年09月24日 11:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/24 11:17
大鳥小屋の水場
以東岳へのルートはオツボ峰コースを選択
2015年09月24日 11:21撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/24 11:21
以東岳へのルートはオツボ峰コースを選択
1時間ほど登ると視界が開けてきた
2015年09月24日 12:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
9/24 12:19
1時間ほど登ると視界が開けてきた
大鳥池を振り返って、大鳥小屋が見える
2015年09月24日 12:48撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 12:48
大鳥池を振り返って、大鳥小屋が見える
以東岳の山頂方面はガス‥
2015年09月24日 12:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
9/24 12:52
以東岳の山頂方面はガス‥
紅葉の稜線を歩く
2015年09月24日 12:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 12:52
紅葉の稜線を歩く
三角峰南斜面の紅葉
2015年09月24日 13:09撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 13:09
三角峰南斜面の紅葉
三角峰下の水場、水を取ってお昼ご飯
2015年09月24日 13:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
9/24 13:15
三角峰下の水場、水を取ってお昼ご飯
ご飯を食べていると少しだけ青空が出てきた(三角峰方面を見上げる)
2015年09月24日 13:51撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 13:51
ご飯を食べていると少しだけ青空が出てきた(三角峰方面を見上げる)
以東岳山頂を目指して進む
2015年09月24日 13:52撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 13:52
以東岳山頂を目指して進む
三角峰と歩いてきた道を振り返る
2015年09月24日 14:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:00
三角峰と歩いてきた道を振り返る
オツボ峰(左のピーク)まであと少し
2015年09月24日 14:03撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
9/24 14:03
オツボ峰(左のピーク)まであと少し
その先に以東岳の山頂
2015年09月24日 14:04撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:04
その先に以東岳の山頂
気持ちの良い稜線歩き
2015年09月24日 14:05撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:05
気持ちの良い稜線歩き
三角峰(中央左)の奥は戸立山
2015年09月24日 14:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:13
三角峰(中央左)の奥は戸立山
オツボ峰西斜面の紅葉
2015年09月24日 14:16撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:16
オツボ峰西斜面の紅葉
大鳥池を振り返る
2015年09月24日 14:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:22
大鳥池を振り返る
鮮やかな紅葉の中を進む
2015年09月24日 14:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:25
鮮やかな紅葉の中を進む
オツボ峰の味のある標柱
2015年09月24日 14:25撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/24 14:25
オツボ峰の味のある標柱
オツボ峰から以東岳山頂に続く稜線
2015年09月24日 14:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:26
オツボ峰から以東岳山頂に続く稜線
素晴らしい景色
2015年09月24日 14:29撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:29
素晴らしい景色
アップダウンを繰り返しながら高度を上げていく
2015年09月24日 14:34撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:34
アップダウンを繰り返しながら高度を上げていく
雲の向こうに月山
2015年09月24日 14:38撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:38
雲の向こうに月山
目指す大朝日岳が顔を出してくれた
2015年09月24日 14:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:39
目指す大朝日岳が顔を出してくれた
障子ヶ岳方面?
2015年09月24日 14:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/24 14:45
障子ヶ岳方面?
南の奥には飯豊連峰の稜線
2015年09月24日 14:53撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:53
南の奥には飯豊連峰の稜線
以東小屋が近づいてきた
2015年09月24日 14:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:58
以東小屋が近づいてきた
ガスがかかっては切れての繰り返し
2015年09月24日 14:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:58
ガスがかかっては切れての繰り返し
雲上の稜線、左のピークは大朝日岳
2015年09月24日 14:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 14:58
雲上の稜線、左のピークは大朝日岳
以東岳山頂手前、北面の紅葉を見上げる
2015年09月24日 15:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:00
以東岳山頂手前、北面の紅葉を見上げる
同じく見下ろす
2015年09月24日 15:05撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:05
同じく見下ろす
眼下に大鳥池
2015年09月24日 15:05撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:05
眼下に大鳥池
ずいぶんと高度を上げてきた
2015年09月24日 15:10撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:10
ずいぶんと高度を上げてきた
中央のピーク(三角峰)から左の尾根が歩いてきたオツボ峰コース
2015年09月24日 15:12撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:12
中央のピーク(三角峰)から左の尾根が歩いてきたオツボ峰コース
以東岳への最後の登り
2015年09月24日 15:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:13
以東岳への最後の登り
以東岳山頂
2015年09月24日 15:27撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:27
以東岳山頂
これから歩いていく大朝日岳へ続く主稜線は雲の中‥
2015年09月24日 15:29撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
9/24 15:29
これから歩いていく大朝日岳へ続く主稜線は雲の中‥
以東岳山頂から大鳥池の眺め
2015年09月24日 15:30撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:30
以東岳山頂から大鳥池の眺め
いよいよ解体工事が始まった以東小屋
2015年09月24日 15:31撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:31
いよいよ解体工事が始まった以東小屋
一度泊まってみたかったですね
2015年09月24日 15:31撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:31
一度泊まってみたかったですね
飯豊連峰
2015年09月24日 15:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:32
飯豊連峰
遠くには海岸線と日本海
2015年09月24日 15:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:41
遠くには海岸線と日本海
鳥海山(左奥)と月山
2015年09月24日 15:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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鳥海山(左奥)と月山
以東岳山頂に立つfalcon-fさん夫妻
2015年09月24日 15:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:49
以東岳山頂に立つfalcon-fさん夫妻
以東岳南西の斜面
2015年09月24日 15:53撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 15:53
以東岳南西の斜面
どこかの国旗みたい
2015年09月24日 16:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/24 16:13
どこかの国旗みたい
中先峰
2015年09月24日 16:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/24 16:45
中先峰
狐穴小屋に到着
2015年09月24日 17:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/24 17:20
狐穴小屋に到着
山行2日目、あいにくの空模様の中、狐穴小屋を出発
2015年09月25日 07:18撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
9/25 7:18
山行2日目、あいにくの空模様の中、狐穴小屋を出発
狐穴小屋の上部、三方境付近の紅葉
2015年09月25日 07:18撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
9/25 7:18
狐穴小屋の上部、三方境付近の紅葉
三方境
2015年09月25日 07:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/25 7:22
三方境
北寒江山への登り、西面の紅葉
2015年09月25日 07:24撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
9/25 7:24
北寒江山への登り、西面の紅葉
北寒江山から以東岳方面
2015年09月25日 07:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
9/25 7:26
北寒江山から以東岳方面
天気はいまいちでも、紅葉が鮮やか
2015年09月25日 07:27撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
9/25 7:27
天気はいまいちでも、紅葉が鮮やか
三面分岐
2015年09月25日 07:34撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/25 7:34
三面分岐
寒江山への登り
2015年09月25日 07:38撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/25 7:38
寒江山への登り
鮮やかな紅葉の登山道を抜けて
2015年09月25日 07:59撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/25 7:59
鮮やかな紅葉の登山道を抜けて
寒江山到着も、視界はほぼなし
2015年09月25日 08:01撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/25 8:01
寒江山到着も、視界はほぼなし
竜門小屋を目指して
2015年09月25日 08:21撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
9/25 8:21
竜門小屋を目指して
ガスの稜線を進む
2015年09月25日 08:36撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/25 8:36
ガスの稜線を進む
かろうじて竜門山が見えてきた
2015年09月25日 08:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/25 8:41
かろうじて竜門山が見えてきた
竜門小屋に到着
2015年09月25日 08:47撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/25 8:47
竜門小屋に到着
竜門小屋前の紅葉
2015年09月25日 08:50撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
9/25 8:50
竜門小屋前の紅葉
竜門小屋で休憩を取らせていただき、再出発
2015年09月25日 09:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/25 9:19
竜門小屋で休憩を取らせていただき、再出発
歩いてきた稜線も半分は雲の中
2015年09月25日 09:24撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
9/25 9:24
歩いてきた稜線も半分は雲の中
日暮沢分岐
2015年09月25日 09:32撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/25 9:32
日暮沢分岐
西朝日岳山頂、この辺りでは風雨が強く、視界もなし‥
2015年09月25日 10:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
9/25 10:26
西朝日岳山頂、この辺りでは風雨が強く、視界もなし‥
ガスの中大朝日小屋到着、荷物を置かせていただき、大朝日岳のピークハントへ
2015年09月25日 11:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/25 11:41
ガスの中大朝日小屋到着、荷物を置かせていただき、大朝日岳のピークハントへ
大朝日岳到着、残念ながら眺望は全く望めず、早々に小屋に戻る
2015年09月25日 12:00撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
9/25 12:00
大朝日岳到着、残念ながら眺望は全く望めず、早々に小屋に戻る
大朝日小屋でお昼休憩させていただき、古寺鉱泉へ下山を開始するも雨風が強くなり、小朝日岳は回避し巻道を通過
2015年09月25日 13:57撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/25 13:57
大朝日小屋でお昼休憩させていただき、古寺鉱泉へ下山を開始するも雨風が強くなり、小朝日岳は回避し巻道を通過
古寺山からの眺望もなし
2015年09月25日 14:45撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/25 14:45
古寺山からの眺望もなし
三沢清水
2015年09月25日 15:09撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/25 15:09
三沢清水
ハナヌキ分岐
2015年09月25日 15:41撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
9/25 15:41
ハナヌキ分岐
一服清水
2015年09月25日 15:49撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/25 15:49
一服清水
隣の鳥原コースの尾根
2015年09月25日 16:22撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/25 16:22
隣の鳥原コースの尾根
無事古寺鉱泉へ到着
2015年09月25日 17:04撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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9/25 17:04
無事古寺鉱泉へ到着
〔おまけ〕今回歩いた主稜線、以東岳(右)から大朝日岳(左) ※H27.7.12障子ヶ岳山頂から撮影
2015年07月12日 08:11撮影 by  ILCE-7, SONY
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7/12 8:11
〔おまけ〕今回歩いた主稜線、以東岳(右)から大朝日岳(左) ※H27.7.12障子ヶ岳山頂から撮影

感想

7月に障子ヶ岳へ登った時に眺めた魅惑の朝日連峰主稜線。いつかは縦走してみたいと思っていたが、この度の秋の大型連休にプラスする形で遅めの夏休みが取れたので、これを利用し、気心の知れた職場の仲間と共に山行にでかけてきた。

直前までは(少なくとも前半は)好天が期待できる天候であったし、ヤマレコでは例年より1週間ほど早く稜線の紅葉が真っ盛りとの情報を目にしていたので、2泊3日の計画でゆっくりと主稜線の縦走を堪能しようという計画で入山した。
宿泊予定は1日目は狐穴小屋、2日目は大朝日小屋とし、初日に少々負担が偏るが、以東小屋(いよいよ解体工事が始まっていた)が使えない現状ではやむを得ず、また、いくらかでも好天が期待できる前半のうちに長く歩いておきたい、そんな思いで進んだ。
途中通過した大鳥小屋は釣り目的の方の利用もあるそうで(むしろ、そちらの方が多い!?)、そこそこ賑わっていたが、そこから先の登山道では、連休直後の平日、更には天気がこれから下り坂ということもあり、他の登山者の方々ともすれ違うことの少ない静かな山行となった。以東岳への登りでは、鮮やかな紅葉を含めて素晴らしい景色を堪能する。
遅めの到着となった狐穴小屋では、管理人さんを除けば、宿泊は我々のパーティの他にソロの方1名のみであった。
初日のロングトレイル完遂後は、静かに、そしてささやかに!?宴会を楽しみながら、20時にはシュラフに潜り込んだ(通常、消灯は19時とのことでしたが、管理人さんのはからいで20時としていただきました。ありがとうございました!)。
2日目、夜半に降り出した雨が止まず、7時の出発時点では風もあったが、良いペースで稜線を進み、竜門小屋で休憩を取らせていただきながら、予定より早く、お昼前には2泊目を予定していた大朝日小屋に到着。この時点では、管理人さん曰く他の登山者の方もおらず、ゆっくりと過ごせそうだったが、ここでお昼休憩を取らせていただきながらメンバーで相談し、予想よりも早く悪天候となり且つ予定日中の回復は望めないことその他諸々の事情から、急遽予定を変更し、宿泊はせず当日中に古寺鉱泉まで下山することにした。
大朝日小屋を出発した後は、雨風が強まり、重装備(主に消費しきれなかった酒・食料の類が大きい(笑))と滑りやすい足下などが相まって、ある種苦行のような山行となったが、それでも日没前に余裕を持って無事下山することができた。

今回のルートは、行程的にも今の自分ではそう頻繁にチャレンジできるルートではないが故に(しかも前日までは好天に恵まれていただけに‥)、楽しみにしていた絶景を堪能できなかったことは正直悔しいが、こういった経験も山行そのものであるし、自然と向き合う旅である以上、自分の思うようにいかないのは当たり前である。
それでも、その全容は望めなかったものの、ところどころで少しだけ目にすることができた素晴らしい景色や鮮やかな紅葉には、十分に楽しませてもらったし、何より今は大きな達成感、充実感を感じている。
これらを踏まえて、次は更なる大きな感動を味わうべく、またいつか必ず歩きたいと思う。

<追伸>
メンバーの皆さん、山行に加え、前後の移動やキャンプ等を含めて大変お疲れさま&ありがとうございました。次回は年末のスキー山行、彼の小屋での忘年会!?、よろしくお願いします!
[15.9.27登録]

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コメント

朝日連峰主稜線
Odentosさん、こんばんは。
ご一行の皆さま・・・初めまして。

気心の知れた職場のお仲間と縦走・・・いいですね。
私の職場は・・・鳥海山であれですから・・・
永久に・・・無理のようです。(笑)

障子ヶ岳から眺める朝日連峰主稜線・・・素晴らしいですね。
この風景を目にしたら登るしかありませんね。

私も一度ずいぶん前に縦走しました。
入口は同じですが・・・下山は昔の朝日鉱泉でした。
バスを乗り継ぎ山形駅から国鉄??(まだ昭和でした)で帰った記憶があります。
行ってみたいと思っていますが・・・
体力的に無理でしょう。(笑)

Odentosさんのお写真・・・いい色ですね。
昔のCМみたいですが・・・「いい色○○カラー」ですよ。
腕がいいんですね。

そうですね。
大鳥小屋は私も渓流釣りで一度(2泊)お邪魔しました。
釣りの合間に以東岳にも登った記憶があります。

天候に左右されますが・・・
このコースは本当に素晴らしい憧れのコースです。
いい山旅でしたね。
きっと・・・いい思い出になると(なったと)思います。
ご苦労様でした。
2015/9/27 18:00
夏休みの思い出
750RSさん、こんばんは。
コメントいただきありがとうございます。

はい、今回は天候こそいまいちでしたが、格別の達成感を感じることができた印象深い山旅になったと思います。だいぶ遅くはなりましたが、夏休みのリフレッシュが完了し、また明日から元気に仕事に励みたいと思います(笑)

そうでしたか、以前に朝日連峰を縦走されていたんですね
当時は今みたいに簡単に事前情報を得ることも難しかったでしょうから、格段に山行の難易度も高かったのでしょうね。それ故に冒険心もくすぐられ、踏破した後の達成感が半端なかったのではないでしょうか
最近の750RSさんのレコを拝見する限り、このコースでも決して体力的に無理ということはまずないと思います
もしお時間が許すようであれば、二十数年ぶり!?のチャレンジ、いかがでしょうか!?

写真は、カメラに記録されたjpegファイルをそのまま掲載するのではなく、raw現像という作業を経た上で掲載しております。私の場合は撮影時のカメラの設定をミスっていることが多いので、そちらも含めて、実際目にしたときの印象に近くなるようにいろいろ補正した上で改めてプリント用あるいは掲載用写真として書き出している訳です。特に写真の色目に関しては決して腕が良い訳ではなく、この現像作業に用いているソフトのおかげです(笑)
それにしても、「いい色○○カラー」ってとても懐かしいですね
2015/9/28 0:26
お疲れ様
7月に障子ヶ岳から見たあの稜線を、曇り空とはいえ紅葉を見ながらの縦走は羨ましい♪
でも、星空の写真が撮れなかったのは残念だったね(>_<)
2015/9/27 20:32
障子ヶ岳の稜線
yoshi03さん、早速のコメント、ありがとうございます
あの時二人に大迷惑をかけ、へばりながら歩いた障子ヶ岳の稜線を以東岳から眺めるのを楽しみにしていましたが、今回はそれが叶わず残念でした
夕焼け、星空、ご来光の写真は、いつか以東岳山頂でチャレンジしてみたい…。その時は是非!
2015/9/28 0:33
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