屏風ノ頭(びょうぶのあたま・涸沢)

2024年09月23日(月) [日帰り]

• GPS: 11:57
• 距離: 34.1km
• 登り: 1,526m
• 下り: 1,522m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:54
• 休憩: 2:03
• 合計: 11:57

5:25 上高地バスターミナル
5:28 5:30 河童橋
5:34 日本山岳会上高地山岳研究所
5:41 岳沢湿原・岳沢登山口
6:19 6:23 明神館
6:27 徳本口
6:58 徳沢公衆トイレ
7:02 7:03 徳澤園
7:13 新村橋
7:47 8:05 横尾
8:19 8:20 横尾岩小屋跡
8:51 8:52 本谷橋
9:19 大崩落地
9:31 Sガレ
9:55 10:17 涸沢ヒュッテ
10:20 涸沢
10:24 10:34 涸沢小屋
10:37 10:40 涸沢
10:41 10:50 涸沢ヒュッテ
11:39 屏風のコル
11:58 12:09 屏風の耳
12:25 12:32 屏風ノ頭
12:53 12:54 屏風の耳
13:11 13:17 屏風のコル
14:26 中畠新道分岐
15:18 15:38 徳澤園
15:40 15:45 徳沢公衆トイレ
16:19 徳本口
16:24 明神館
16:28 明神橋
16:33 16:35 嘉門次小屋
17:08 岳沢湿原・岳沢登山口
17:14 日本山岳会上高地山岳研究所
17:19 河童橋
17:22 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

さわんど駐車場　1日700円　約2000台駐車可
https://www.kamikochi.or.jp/access/sawando/
※車で上高地に行くための玄関口の一つ。こちらで上高地行きのシャトルバスに乗り換える必要があります。
※三連休の最終日でしたが、早朝はかなり空きがありました。

シャトルバス　往復2800円
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/sawando/
※シャトルバスは予約不要
※始発は通常6時・土日祝夏期は5時から（11月は6時から）。上高地からの帰り最終は17時30分。
※激混みの印象でしたが、前日が雨だったからでしょうか、行きも帰りもほぼ並ばずかなり余裕がありました。

コース状況／危険箇所等

�．拭璽潺淵襤硫Ｈ�⇔涸沢　
整備の行き届いた安全安心の登山道です。横尾までの散策路は土砂崩れや工事で通行できる道が制限されていますが、しっかりと案内があるので、その通り進めば問題ないです。
⓶涸沢⇔屏風の耳⇔徳沢
いわゆるパノラマコースです。道は明白で整備もされています。涸沢から屏風のコルまでは少し危険地帯ありです。コルから耳までは登りがきつくなります。コルから徳沢までの下りは苔などで滑りやすい岩もあります。徳沢に向かう新村橋は現在架け替え工事中で渡れません。下流側に仮設橋がありますが、行きで徳沢から仮設橋を渡る場合、少し不案内なので、通り過ぎないよう注意が必要です。
パノラマコースについては少し古いですが以下が詳しいです。
https://www.japanesealps.net/north/hodakadake/panorama/
�Ｖ�風の耳⇔屏風ノ頭
距離は短いですが厄介です。あまりおススメしません。屏風の耳で十分良い展望が得られるので、無理して行かなくても良いと思います。一応踏み跡（道？）はありますが、ハイマツのトンネルをかいくぐったり、踏みつけたりして進みます。まつやにが一杯付いたり、枝で皮膚が切れたりするので長袖長ズボンが良いです。行くならザックやストックは耳にデポして行きましょう。また行きより帰りの方が道を見失いがちになるので要注意です。

その他周辺情報

乗鞍高原温泉　湯けむり館　大人730円　露天あり、サウナ水風呂なし。
https://norikura.co.jp/yukemuri/
ニフティ温泉に100円引きのクーポンあります。
https://onsen.nifty.com/kamikouchi-onsen/onsen002251/
※疲れた体を癒す、白濁の硫黄泉です。祝日でも19時前に行ったらガラガラでゆっくり堪能できました。

写真

9/23 5:29

久しぶりの上高地。朝の河童橋。結構寒いです。

9/23 6:19

明神館からの明神岳。お天気は期待できそう。

9/23 8:05

横尾に到着。結構な賑わいでした。松本市のWi-Fiがつながったので、ここでどうするか最終決定し、登山届を提出。

9/23 9:55

涸沢ヒュッテ。人生初涸沢です。

9/23 9:57

涸沢ヒュッテの展望台から涸沢カール。さすが！素晴らしいの一言。

9/23 9:57

正面にはとんがった屏風の耳（右側）と丸っこい屏風ノ頭（左側）が見えます。屏風ノ頭の左下がクライミングで有名な屏風岩かな？　

9/23 10:00

前穂と奥穂の吊尾根。

9/23 10:00

カールの上には涸沢小屋があります。

9/23 10:17

涸沢小屋の上には北穂高岳がそびえています。

9/23 10:26

せっかくなので涸沢小屋まで行ってみました。

9/23 10:27

涸沢小屋からの景色。

9/23 10:51

涸沢ヒュッテに戻りました。ヒュッテ下にあるパノラマコースの入り口です。看板には10時までに通行開始してくださいと書かれています。もう11時だ〜。

9/23 11:30

おっかない道を進みながら稜線に出ました。稜線上は色付き始めています。先には屏風の耳が見えます。

9/23 12:00

屛風の耳の三角点に到着。

9/23 12:00

この先にあるもう一つのピーク、屏風ノ頭です。近いようで遠かったです。

9/23 12:01

雲が出て来て、穂高連峰が見えないのは残念でしたが、涸沢カールが一望できます。

9/23 12:08

前穂方面。

9/23 12:08

涸沢に向かっているときは全く感じませんでしたが、上から見ると色付き始めているのがはっきりと分かります。

9/23 12:09

山頂部は遮るもののない360度の展望です。雲が多いのが残念でしたが・・・。ここ結構穴場です。せっかくなんで頭に向かいます。

9/23 12:26

ひいこら言って屏風ノ頭に到着。頂には標識はないですがケルンがあります。

9/23 12:26

雲が辺り一面に覆ってきて、頑張って来たものの残念でした。

9/23 12:27

頭から見えた耳の頂。

9/23 12:28

待ってても雲は取れそうにないし、時間もないので徳沢に下ります。

9/23 15:10

梓川の新村橋の仮設橋から見えた屏風の耳（正面右のピーク）。こっちから見るとなんかしょぼいです。

9/23 15:26

徳澤園でご褒美のソフトクリーム。でもここではソフトには涼しい季節になりました。

9/23 15:43

徳沢の仮設トイレ近くでクマタカ？が木に停まっていました。

9/23 17:22

バスターミナルに帰還。だらだらしてたら終バスぎりぎりになっちゃった。お疲れ様でした。

撮影機器：

SH-M26 SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

navikichi

行きの涸沢までは、さすが北アのメインルートだけあって、結構な人が歩いていましたが、パノラマコースに入った途端、人のまったくいない静かな山歩きが楽しめました。この落差にはホントビックリでした。屏風ノ頭はともかく、耳は360度の大展望が得られるため、これからの季節、涸沢の紅葉を眺めるのにおススメのビュースポットだと思います。当日は終始涼しく、朝は手袋なしでは寒いくらいでした。ここから一気に秋めく感じですね。