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Yamareco

記録ID: 72803
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳・五竜岳

2010年07月31日(土) ~ 2010年08月01日(日)
情報量の目安: B
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
shojiro ameo その他2人
GPS
29:30
距離
14.3km
登り
1,219m
下り
1,390m
天候 ガス、晴れ、雨等
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き:自宅→白馬アルペンライン駐車場→リフト3つ
帰り:白馬五竜テレキャビン→タクシーで白馬白馬アルペンライン駐車場→自宅
コース状況/
危険箇所等
コースは問題ない
白馬リフト乗り場で登山計画書提出。
ファイル
パスワードあり 100731-0801唐松岳-五竜岳.doc
shojiro
(更新時刻:2010/08/02 21:42)
予想以上に岩場でしたな
2010年07月31日 12:15撮影 by  E-510 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/31 12:15
予想以上に岩場でしたな
やっぱり鹿島槍カッコ良し
2010年08月01日 05:37撮影 by  E-510 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/1 5:37
やっぱり鹿島槍カッコ良し
撮影機器:

感想

今回はonoyuの北アルプスデビュー戦。
小屋泊まりだが、混雑を想定してシュラフ等も買い揃えた。
私の教え通り、大人は金で解決という王道を進んでいる。

ameco,onoyuの実家で一旦集合し、ゲリラ豪雨に見舞われちょいと遅れたものの
ameoと恵那山PAで集合。
車中でonoyuが取り出したのは、iPad!
書籍のみならず、インターネットも余裕。
何だか世界は全て手中に収まってしまう感覚で、ちょっと怖い。

順調に白馬ゴンドラ駐車場へAM3:00頃着。
仮眠後、5:00起床で朝食を摂ってからゴンドラに乗る。
天気はあいにく霧雨模様。
ゴンドラリフト→アルペンクワッド→グラートクワッドと乗り継いで、早標高1800m超え。
歩き出して一時間ほどで八方池へ。
生憎の空模様で、白馬三山は全く見えない。
そこから順調に歩を進め、唐松頂上小屋へ。
空身で唐松岳をピストン。onoyu北アルプスの山初登頂。
唐松頂上小屋で昼食を摂りながら、GO or STAYの相談会議。
天気が回復方向だったので、予定通り五竜へGO!
どちらでもいいといいながらも、実は既に唐松で幕営する気満々だったが・・・

まあ気持ちの良い稜線歩きができるから頑張ろう、どうせ楽チンだろ。
とナメていたが、牛首付近の岩場が予想以上だった。
自分には特に難しくもなかったが、amecoとonoyuにはちょっと厳しかったかもしれない。
でも案外2人とも楽しそうだったけど。
てな感じで緊張し、また暑くてバテて、予想以上に長く感じたけど、無事に五竜山荘へ着。
何とかテント2張を狭いスペースに滑り込ませた。
しかし、ガスはひどくなるばかり。
更に無洗米が古過ぎて、炊き上がりがパサパサだった。
米は毎年買い替えんといけませんな。
しかし、夕飯はカレーだったのでなんとか行けた。
雨に打たれながらの夕食を終え、テントへ戻る。
一人小屋泊まりのonoyuが羨ましい。
今日は小屋の混雑はそれ程でもなかったようで、シュラフのデビューはお預けだった模様。
翌朝は昨日と打って変わって晴天!
いかつい五竜の山容がかっこいい。
朝食前に五竜をピストンすることに。
振り返ると唐松の奥に白馬が。
また途中から相変わらず美しい吊尾根をもたげて鎮座する鹿島槍の姿も見える。
多少の岩場があったりで、一時間ほどで五竜山頂へ。
剱、立山、鹿島槍、爺etc.が雲海の上に頭を出している。
ん〜美しいですなあ。
しかし、五分と経たない内にあたりはガスの中へ。
ギリギリ間に合った。
下山後、またもや雨中の食事。
ぬるめの味噌汁とワカメスープを満喫。

下りは遠見尾根。
ここも余裕だろうとナメていたら、鎖場有り、アップダウンの連続、アルバイトを稼げないetc.でかなりバテてしまった。
一般縦走路でもナメてはいけませんな。
まあそれでもほぼコースタイム通りで無事にゴンドラ乗り場へ着。
ameco,onoyuともよく頑張ったと思う。
2人ともけっこう山に適した体だと思う(さすが兄妹)。

エスカルプラザで昼食。
デザートでハーゲンダッツのコーヒーフロートを買おうと並んでいたら、
onoyuがいきなり一人列を外れ、
「・・・カブトムシ買ってくる!!!!!」
2人の息子へのお土産らしい。
奥さんへのお土産は?という言葉を掛けるのは野暮なのでやめておいた。

タクシーで八方まで戻り、みみずくの湯で汗を流す。
掛け流しで素晴らしいが、やはり熱い。
掛け流しでぬるい温泉ってあるのだろうか・・・

帰りの車中では、onoyuがカブトムシを飽きもせず眺めている。
本当は自分へのお土産だったのでは???


今回の教訓:
・一般縦走路と言ってナメてはいけない
・iPadは世界を変える
・米は毎年買い換えよう
・小さなお子様へのおみやげにはカブトムシが最適

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