笛吹川東沢 釜ノ沢西俣


- GPS
- 17:57
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,570m
- 下り
- 2,587m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 7:32
天候 | 1日目:曇り時々晴れ 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆入渓まで 高度感のあるトラバースが多く、全行程の中でもここの危険度は高いと思う。 ◆釜の沢出合まで 特に危険はないが、フェルトよりラバーの方が浸からずに済む。この時期の水は冷たいのでラバーがいいと思う。 ◆両門ノ滝まで この時期ナメは割とヌメっていて滑る。ラバーの場合注意。西俣に行く場合、両門ノ滝の左を巻くが大きく巻く方が容易との事。我々は小さく巻いたが、立った岩場があるのでロープを使用した。12mお助けひもで十分だった。 ◆幕営地 1700m手前あたりに候補地多数。日当たりが比較的よい場所が左岸にある。焚火跡は20か所以上あった。 ◆遡行打ち切りまで 倒木が多い。滝はいくつか巻くが、危険な大高巻きはない。 ◆詰め上げ 地面は腐った木が多く柔らかい。倒木多数。時折立った岩場がある。こまめにこれらを避けるルートを選ぶ必要がある。岩は崩れやすい。水師の支尾根ではときどきシャクナゲがうるさいが、特に激しい藪こぎはなかった。 |
その他周辺情報 | 笛吹きの湯 510円 |
装備
個人装備 |
ザック(1)
GPS・地図(1)
ファーストエイド・リペア類(1)
着替え・予備グローブ(1)
ダウン(1)
保存食・行動食・水(1)
ヘッデン(1)
グローブ(1)
テントマット(1)
シュラフ(1)
火器・食器(1)
ガス・燃料(1)
ビニール袋(1)
ヘルメット(1)
ハーネス(1)
スリング60cm(1)
スリング80cm(1)
カラビナ(2)
PASまたはデイジーチェーン(1)
環カラビナ(2)
エイト環(1)
ATC(1)
|
---|---|
共同装備 |
テント(1)
お助け紐+カラビナ6.6mm×15m(1)
お助けひも 8mm×12m
濾過機(1)
|
感想
このまえマスキ嵐で今年の沢はじめをした。
次に選んだのは釜ノ沢西俣。前々から遡行したかった笛吹川東沢の癒しの沢だ。ゆっくり味わうため1泊とした。当初タープを考えていたが、気温が下がる予報であったためテントとした。
幕営地でまったりするため1泊だが早めに出た。おかげでたき火を囲み癒しのゆったりした時間を過ごすことが出来た。
立派な両門ノ滝や多くのナメ、滝を満喫出来た。日が射す時間が短ったのだけは残念。沢の紅葉には少し早かったが稜線は見頃でかなり楽しめた。
今回いろいろな要素がからみ、今の自分にはかなり体力的にキツい遡行となった。特に2日目の詰めはかなり消耗した。原因は
1.体力低下 ・・・この1、2年著しい。一瞬のスピードは出るが続かない。
2.日頃のトレーニング不足 ・・・まず沢自体やれてないし、重い荷物なんて背負ってなかった。
3.安易なルート選定 ・・・距離的に長い。宿泊装備でいくには相応の体力が必要。興味があるだけで選んではいけなかった
4.装備重量の問題 ・・・快適慣れして、3〜4人用のX-RISEを選択。まぁ重いですね。シュラフはモンベル#2を持参。オーバースペック。結果論だがタープでOKな温度だった。冷え性がひどく、寒さを恐れるあまり防寒装備が過剰だった。あと遡行後の水を吸った装備。食料消費前のザックより帰りの方が重かったかも。結果的に雪山装備くらいの重さになってた。。
5.登山靴 ・・・詰め上げは足場が悪くて重い荷物では踏ん張りがきつかった。軽量化のため沢の詰め上げ後はいつも登山靴ではなくウォーキングシューズ。ふくらはぎに相当な負担がかかってしまった。
とまあホントひどいもんでした(笑)。さいごの徳ちゃん新道は、あまりに足が痛くて30cm以上の段差でヒイヒイ言いながらコースタイムをオーバーするペース。
車にたどり着いた時は、ものすごくホっとしたのと同時にもう以前のようにはヤマはできないのでは?思うほどショックでした。
しばらく体を休めないといけない位の状態まで体を追い込んでしまったようなので、ちょっと間をおこうかと思います。 けど今期中に短めの沢はやりたい(笑)
コメント
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stkさん、kinjouさん、こんにちは
月見だんごを持ち上げる気力があれば、9割は復調ですね
上越へのおいでを待ってます。
この沢は昨年遡行しましたが、8月中旬でも水が冷たくて閉口でした。
10月近くなれば激冷たい? 超冷たい? でしょうけど、
焚き火だけでなく、稜線からの展望も楽しまれてよかったですね
gankoyaさん、こんばんは
月見団子はkinjouが持ってきてくれました。
感想書く前にコメント頂いたので、サラッと遡行したかのようですが全然ダメでした(笑) サラッといけば9割復調なのですが、今回自分の体力限界一杯々々までいってしまいました
ちょっと体を休めないとダメなようです。。上越は一回行けるかどうかというところです。それでも久々の沢泊は楽しかったです。
こんばんは。
久しぶりにどっぷりと沢に浸かって、沢旅を楽しんで来たみたいですね。
ちょっと頑張りすぎてしまったみたいですが
今は体を休めて、治ったらシーズン終盤に丹沢でご一緒しましょう
yoshiさん、こんばんは
昨日はホントすいませんでした。。
最後は30cmの段差がきつい状態で、暗くなる前に帰れるのか?というスピードでした。自分の状態をしっかり見極めないとダメですね。。楽しかったですが反省するとこはして、次の沢に活かしたいです。
丹沢了解です。今度こそ一緒にいきましょう〜
凄い
甲武信ヶ岳登頂よりこのルートを歩くことが素晴らしいです。
私のように一般登山道歩きの者には超憧れです
stkさんらしいレコ・・・感動しました。恐れ入りました<m(__)m>。
HIDENORI-Tさん、どうも〜
沢ルートとしてはそこそこメジャーなのですが、重荷を背負って歩くには体力的にキツいルートでした。。
HIDENORI-Tさんなら、もし沢始めてこのルートいっても体力的に余裕だとおもいますよ
久々にまともな沢やれて満足ですが、体力度を考えないと今後ヤバそうです(笑)
やっとコメント書けました。
このルート詰めが意外ときつくなかったですか。
個人的には西俣の方が好きです。
焚火できる幕営地も多くgankoyaさんが使った幕営地を自分も使ったことを思い出しました
二日目の沢登りとしての楽しさが全然違うので西俣の方が絶対にいいですよね。
いつか金山沢と一緒のからみでここを再訪してみたいなと思っています。
体調きつそうですね。自分もこの1か月は予定が立てにくいので沢は今年はあきらめて落ち着いた頃雪稜でコラボいたしましょう
metaさん、こんばんは。
ツメはきつかったですよ〜
腐葉土みたいでやわらかい土の層のせいで、ふんばり効かないのが足にジワジワきました。倒木またぎも何度したことか。。
metaさんとgankoyaさんのレコを参考にしました。釜ノ沢は初めてで東俣はいってないですが、みんな西俣の方がよいといいますよね。後半も飽きない滝やナメが多くて良かったです。疲れましたが(笑)
雪山了解です。もちろんユル目で
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