新うつくしま百名山No.40田代山&帝釈山
- GPS
- 06:05
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 929m
- 下り
- 930m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:10
天候 | 霧雨 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | 湯の花温泉共同浴場を利用 |
写真
感想
てんくらはAだったのですが麓を出発するときには霧雨とガス
不安を覚えながら車を走らせます
天候の回復を祈りながら長いと評判の未舗装路を登ること1時間弱
登山口手前の駐車場に着きましたが空模様は変わらずガスで真っ白のまま
先着の車両も1台のみ
雨粒は落ちていませんが木々の葉から落ちる雨だれの音は結構大きめです
「マジかー」
登るかどうか思案すること30分
とりあえず行けるとこまでと決めてカッパを着込んで登山開始
30分ほど登りますが天候回復の気配はなし
雨だれはありますがカッパは殆ど濡れてないのでここでカッパを脱ぎました
時折広がる景観は真っ白でテンションは上がりませんが田代山までは行こうとトボトボ歩きます
2時間かけて山頂湿原に到着
霧で木道が20メートル先までしか見えません
しかしこれはこれで幻想的な美しさ
そういう意味ではてんくらAも間違ってなかったのかもしれません
一気にテンションがアガり木道を進む足の運びも軽くなります
程なく田代山の避難小屋へ到着
天候は回復しそうにありませんがが荒れる気配もなく序盤の遅れも取り戻していたので帝釈山への縦走に向かいます
稜線歩きなのですがオオシラビソ等の雑木林をひたすら進むので景観はありません
それでも2000メートルの空気感かそうさせるのか厳かな雰囲気がイイ感じ
150メートル程を登り返して帝釈山山頂へ
予想はしてましたのでマッチロの山頂にも落胆することなく達成感を味わえました
予定ではここで昼食でしたが風もあり寒かったのですぐに退散
ピストンで田代山へ戻ります
避難小屋でお昼ご飯をいただき反時計回りの木道へ
相変わらず霧の中の木道歩き
他の登山者の声も虫や鳥の声も聞こえない
耳が痛いほどの静寂はなかなか味わえるものではないでしょう
感動
一方で不安も覚えます
「この道さっき通ったじゃない」となりそうな雰囲気に何度もスマホを見返しました
湿原歩きを終えると後は下るだけです
上りのときにも感じましたがこの山の白眉は階段の整備の素晴らしさ
殆ど全ての登山道に木製の階段が敷き詰められています
さらにその歩きやすさと言ったら職人芸のレベル
岩の脇の20センチくらいの隙間にも木材を配置するホスピタリティときたらもう
しかも普通の丸太の階段にありがちな土が掘れて却って歩きにくい箇所も全くありません
雨で湿った下りにも関わらず殆どスリップすることなく降りれたのは整備にご尽力頂いた関係者の方々のおかげです
この場をお借りしてお礼申し上げます
ありがとうございました
おかげさまで無事に駐車場に到着
未舗装路をひたすら下るのは結構キツかったですが
おかげで舗装路の有り難みを身に沁みて感じることができました
その後に立ち寄った麓の湯の花温泉も秘湯感があって素晴らしかったです
霧雨に
煙る静寂よ
田代山
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