広島県内陰陽分水嶺(大潰山〜雲月峠)
- GPS
- 06:47
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 812m
- 下り
- 811m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
【まえがき】
未踏縦走なのに新規ピークも三角点も無い山行はつまんないな〜💧
・・・なんて事は我々には一切無いのだ😆
【本日のルート】
土橋生活改善センター ⇒林道上奥原線 ⇒サルクイ峠 ⇒大潰山(柏原山) ⇒ダアダラの頭(P960) ⇒ハザ越 ⇒P939 ⇒ヒキジ峠 ⇒P886 ⇒コグレ峠 ⇒P792 ⇒小坂峠 ⇒P859 ⇒雲月山 ⇒大休ミ ⇒高山 ⇒岩倉山 ⇒雲月山登山口 ⇒起点
【あとがき】
深い雪に閉ざされる直前のラスト県境稜線繋ぎ⁉️は、
最高のステージが最後に待っていました🎵
これを味わうためにここまでやってきたようなものです😆
そして…おかげさまで先日11日でYAMAP初投稿から7年目に突入‼️
初期の頃とはここで語るメンバーも入れ替わったり、いつの間にか居なくなったりする中で、
飽きっぽくてすぐにヤル気が無くなる性格を自覚している自分が、ここまでコツコツと面倒くさいレポを作り続けるとはね〜😆
活動中よりも、その記録を纏める労力のほうが余程しんどかったりするし、
今まで何度かもう辞めようかと思ったり、今も時々思うけど、、
なかなかヤルやんけオレ‼️🤩
⬆️誰もホメてくれんけぇ自分で言うとけ🤣🤣
〜各区間の状況〜
■大潰山〜ダアダラの頭(P960) 東の標高900m付近(藪レベル1.5〜2.5)
土塁の遺構周辺に密生した根曲がり灌木類が鬱陶しくまっすぐ進めない
無雪期は最も難儀な区間と思われる
■ダアダラの頭(P960) 東の標高900m付近〜ヒキジ峠付近(藪レベル1〜2)
前半広島県側の植林帯の中は笹が低いので幾分歩きやすい
PIC29は土塁が分岐しており、ウッカリすると植林帯に釣られて861ピークのほうに進んでしまうので注意
■ヒキジ峠付近〜小坂峠付近(藪レベル1〜2)
土塁が無くなり県境の目印を失うので、迷わないように注意
笹漕ぎの濃淡あり、灌木類は少ない
PIC47の作業道からPIC49に迂回してもよい
■小坂峠付近〜P859(藪レベル1〜1.5)
PIC51の作業道右の県境尾根に取り付くと、すぐに踏み跡が現れてこれまでで最も歩きやすい笹漕ぎ
PIC55からの鉄穴流しの遺構を辿り、P859直前の尾根を登ると雲月山周回の登山道に飛び出す
〜地名考〜「西中国山地」桑原良敏 著 より
◆柏原山(カシワラヤマ)=大潰山(オオヅエヤマ)
国土地理院の二万五千分の一の図には大潰山と山名が記されているが、これも昭和49年版から記された山名である。
『芸藩通志』苅谷形村絵図に〈柏原山〉と記され、『中野村史』(昭和34年)苅谷形村絵図にも〈柏原山〉が記されている。
◆雲月山(ウツツキヤマ)
雲月山は『陰徳太平記』にあるごとく、当時は〈ウツツキ山〉と呼んでいたと思われるが、『芸藩通志』には〈ウズキ山〉とルビが振ってある。北麓の島根県金待谷では〈ウヅツキ〉と教えられた。渡辺光編『日本地名大辞典2』の雲月山を引くと、「従来の呼名は〈うつつき山〉で近年〈うづき山〉が一般化していたが、ほかにも〈うづつき〉〈うつづき山〉〈うんげつ〉など多様な呼名がある。この呼称の統一について、地元の広島県山県郡芸北町と島根県那賀郡金城 村およびこの山に近接する同郡旭町とで協議の結果、昭和38年6月以降〈うんげつざん〉と呼称することに決定した。」とある。それにしても〈ウズキ〉という古風で優雅な名が、時代の流れとはいえ即物的な〈ウンゲツ〉という読み方に変えられていくのは淋しい限りである。
『旭町史』の雲月山の項に『雲月山というのは数峯の山塊の総称である』と書かれている。この山群を遠望するとき、個々のピークの同定は困難で、一括して雲月山塊としたくなるのは事実である。
◆サルクイ峠
サルクイ峠は苅屋形側の呼称である。ムナクトオク周辺の山々をサルクイ山と呼んでいるので、サルクイへ向って越す峠の意である。
◆ダアダラの頭
960m峰。ダアダラの意は不明という村人が多いが、〈大太郎〉と書くと教えてくれた老人があった。ダイタロウ→ダアダラと転訛したのだという。
◆ハザ越
県境に〈波佐越〉という峠が二ヶ所ある。〈ハサゴエ〉〈ハサゴシ〉と呼んでいるが、〈ハザゴエ〉が正しい。
◆ヒキジ峠から939峰付近の鞍部
この付近の島根側平坦地は、草刈場として広島県側の村人が利用していた。この付近は、〈サラクラ牧場〉と呼ばれ、戦前は馬の放牧場として利用されていたという。
◆小坂峠
広島県側の土橋の〈ウシロ谷〉と島根県三栄の〈オトシ谷〉を結ぶ県境の峠は、昔から広島県側の人が利用していたが、〈シオザカ峠〉とか〈ショウザカ峠〉と呼んでいるが〈小坂峠〉と書くと教えられた。
◆鉄穴流し集水路の遺構
雲月山の広島県側の斜面には、三、四条の横溝跡が残っている。これはかつて行なわれていた鉄穴(かんな)流しのための集水路の遺構である。溝は雲月山の中腹を東より時計回りに鉢巻状に巡らして、島根県の落谷の水も集め、落谷水源で鉄穴流しを行ったものである。
【藪漕ぎ区間】
大潰山〜雲月山登山道出合い間の平均歩行速度1.7km/h
水分0.4L+メロンソーダ&生姜湯各コップ1杯
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