伏美岳〜ピパイロ岳:やっとの事で辿り着いたピパイロ、そして雲海に浮かぶ名峰たち
- GPS
- 13:10
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,056m
- 下り
- 2,226m
コースタイム
- 山行
- 13:37
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 15:15
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
伏美岳→の青い電柱看板から右折して、右前にほこらがある交差点を右折。8.4キロ先の交差点を左折(その先通行止めで左折しか方法無いです)。約1キロで出発点の美生川林道ゲート。数台停められる。ずっと舗装道路です |
コース状況/ 危険箇所等 |
⏹林道7.3km ゲートから通行止め 始めと中ほどは、まま往時の状況を留めているが、その他は崩落や断裂などあり。改修工事も行われていますが、目処が立っていないそうです。 co620辺りで渡渉あり→本日は飛び石で問題無し。その後ルートが分かりずらい。右に曲がっていく→日中見るとピンクテープ等で分かりやすく問題無い様です(夜間は少し分かりずらかった) ⏹伏美岳登山口→伏美岳 始めはやや急登、その後はなだらか。道は明瞭で問題無し。 ⏹伏美岳→ピパイロ岳 大〜小3個ほどの小山の稜線上を進み、アップダウンしながら、ピパイロ直前のコルco1542(←伏美岳1792)まで下がる。 一部笹かぶり 1ヶ所根曲まがり竹が生えていて、道が分かりずらい所がありましたが、稜線上なので多少ずれても修復出来ると思います。 ピパイロ岳に取りついてからは直登で急。 背丈くらいある笹かぶりや松かぶり地帯あり。ピンクテープと、登山道はスカスカしていて道は分かりやすいと思います。 🐻フン 3~4ヶ所 古く乾燥した感じ 今日は気配は無し |
写真
装備
個人装備 |
〈mina〉
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
短パン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料2000持参中1200ml程度摂取
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
ココヘリ
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
携帯トイレ
モバイルバッテリー
🐻鈴
🐻スプレー
ナイフ
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---|
感想
先月の1967峰に続いて、今月はピパイロ岳でコラボさせていただきました。2回目で確信したことですが、minaさんの歩行ペースは速いです。油断できません。
折しも紅葉最盛期。こんな日はみんなは大雪山に行くでしょうが、私たちは屈折しております。日高山脈です。
快晴無風、大雲海にご来光、紅葉、おまけに山頂でドルチェにカフェ、下りたらノンアルビールにおつまみまで頂きました。無かったのは花だけでしょうか。あっ、失礼しました、minaさんが華でしたね。
ピパイロを訪れるのは今回で4回目になりますが、林道の被災は想像以上に激しいですし、どうもしばらく復旧する気配はありません。伏美からピパイロの区間も荒廃が進んでいます。なかなか遠い山になってしまいました。行かれる方はどうかお気付けて。
minaさんはカムエク、1839峰、イドンナップ、神威岳を残しているそうなので、来シーズンの春にまずイドンナップからご一緒できればと思います。目立ちたがり屋の私ですが、minaさんのファンが圧倒的に多くいらっしゃいますので、ここは縁の下の力持ちに徹して北海道100名山完登のご支援をさせていただきたいところです。フォロワーの方々へそのドラマをお届けする一助になれれば幸いです。
さて、私の取っていたログでは、GPS15:22、距離30.2km、登り2,352m、下り2,356mとなっています。ご参考まで。
🔸芽室公園で待ち合わせ1:00。
3分遅刻、ごめんなさいm(_ _)m。
私は初めての所なので先導して頂くと、到着した美生川林道ゲートは真っ暗!大変ビビりました。これはまさに漆黒、暗すぎる👀。もちろん、他に車もありません。でも、一人ではないので大変心強く、🐻対策しながら、元気に出発です!。2時間位は林道なので、少し気楽です。
🔸本日peterpan さんが考えてくれた予定行程は、14時間(林道2h→伏美岳まで2h→ピパイロ岳まで3h)×2+予備2時間=合計16時間、です。
自分も色々な方のレコを見ながら、同程度で計算していました。予備も使いきると18:00帰着、逆算しての2:00出発という計画です👍。
自分の速さだと予備入りだな〜と思ってましたが、1時間弱ほどの予備を使い、まあまあの時間で戻って来れました!やりました!
🔸全行程を振り返ると。。
大変だっのは、噂通りのピパイロ岳前のコルco1542まで下がり(伏美岳山頂から約-250)、そこから真っ直ぐに登り上げる事、でした。
まずは、そのコルに行くまでは、もさもさした薮で覆われた3つほどの小山、いや1つめは結構な大山👀を乗り越えるので、どこがコルなのかは進みながらはほぼ見えない*T^T)。
伏美岳山頂にいる内に、全体像を上から見ておいた方がいいのかも知れませんね〜。
心の準備をしておくっていう感じでしょうか?!
「一体どこまで行けばコルなんじゃ!」と、少しイラッとは決してしてませんが、やっぱり少ししてた様な〜🤣。。
ピパイロ岳に突入すると、今度は笹の背丈が高くなり、密になる。自分を追い越す所もあって、中を潜ったり、倒したりする所もありました。
まあ松よりは楽かも知れませんね、突き刺さらないので、痛くはない!!
後は急登を、そこらの竹をこの〜、この〜、ヽ(゜Д゜)ノとばかりにつかみながら(いえ、これは私見ですm(_ _)m)、一歩一歩登ります。根気が大切です。
最後は、見えて来る岩の頂上に向けて、フィニッシュの一直線。
ついに来た!
もう、充足と満足とやりとげた感満載の頂上をかみしめました!!。
帰りもやはりピパイロ岳→伏見岳が長くて、往路と同じ時間がかかりました。
伏美岳まで来たら、後は下るだけなので、楽でした。それ〜それ〜と一気に下りました。
🔸そして、今日の日を一体何と言えばいいのでしょう。
余りにも美しいご来光と雲海、
静穏で、無音とも言える山頂で、
周囲360°を全て見渡せば、
まるで山の神々が集結して、静かに語り合っているかのごとく。その中でそっと見つめさせて頂くこの上ない幸せ。
ああ、本当に幸せで、何回もpeterpan さんにも喜びとお礼をお伝えしました。
そして、感想を見せていただくと、何?何?もしや北海道百で残っている難関をご一緒して下さる?!!!いやぁ、嬉しすぎます。
でも、ご負担があるといけませんので、緩くご検討下さいね(心の声は、絶対お願いしますって言ってる、あ、心の中のはずなのにおかしいな、だだ漏れだ🤭)
どうぞよしなに。
今後も何とぞよろしくお願い致します。
今日のよき日に会うことが出来た名峰たちと、万物に感謝します。
沢山の方々のレコを参考にさせていただきました、ありがとうございました。
そして、何より、深夜から登り、見守って下さったpeterpan さんに、深く感謝いたします。
ありがとうございました!!
🔸そういえば、peterpan さんは、先日ヨーロッパでツール・ド・モンブランを終えられていて、緊急事態だらけの旅?!を見事に乗りきられた詳細が語られておりますので、是非皆様訪問なさってみて下さいね。
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コモ子のやまたび北海道
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9月22日分
コメント
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すごいですぅ。すごすぎですぅ。
と、思わず一昔前の女子大生のように叫んでしまいました。
つ、ついにピパイロ岳を、しかも日帰りで制覇されてしまわれたのですね。
頬がもう緩みっぱなしです。
ばんざぁい
ばんざぁい
ばんざぁい。
日本ハムがCSシリーズ進出を果たした以上の感動をありがとうございます。
これで、コンサドーレも残留しそうな予感がしてまいりました。
minaさんは、全てをプラスに回すお方なのですね。
peterpanさんというよき仲間を得て、まさに快挙の連発。
なんだかすぅっといたしました。
ありがとうございます。
うぉおおぉおおぉぉぉお〜、
コメントをありがとぅございます〜〜、と、読んだまま爆睡もーどに突入していた様で、今スッキリと今目が覚めましたぁ、いつもながらの大変優しいコメントをありごとうこざいます!。
大変喜んで下さったご様子、とても嬉
しいです。
はい、peterpan さんは、山とマラソンと旅行を愛するとても博学な方でいらした様です。きっと、1967に行けなかった日、幌尻山荘に着くなりビール🍺に飛びつき(いやぁ、喉が乾いていた様で、あの日の🍺は久々に目もくらむほどの美味しさでした!!)、山荘の写真を1枚も撮っていない酔っぱらいの私のレコを見て、可哀想に思って声をかけてくれたのかも知れませんね〜🤭。
daniyama様こそ、ずっとお仲間と一緒やお一人でも爆裂笹がりを敢行していて、本当に素晴らしい!!山を愛する人間の究極のお姿ですね。私など、ただただ好きで登るばかりで、何ら恩返しは出来ていません。
くれぐれも足元おケガの無いように、お過ごし下さいね。
本日は大変ありがとうございました!。
深夜に大変失礼致しました(´- `*)🌸。
眠気が覚めました
おはようございます。
ご無沙汰しております(´- `*)!。
今、カムエクのレコを読ませていただきました。行かれたのですね、素晴らしい!ピンダビで行かれるなんてまたすごい。ペテガリ岳の時も、行くなら今、と教えで下さいましたね。
鳥海山も行かれたのですね。
小松に飛ぶ飛行機の中から、雪で真っ白に浮かぶ東北の山々が美しいな〜と思って眺めていましたが、そのどれかであったろうと、その美しさが忘れられません。
色々な山を行かれてすごいです!。
さて、日帰りは、優しくも厳しいpeterpan さんあっての事です。私だけだと、あ〜ご来光だ、雲海だ、🍁がきれいだ、と撮ってばかりでさっぱり進まなかったかも知れません🤭。帰りの伏見山荘でも、今度行くくじゅう連山の事を色々と伺っているうちに、「(ナッツ)つまみながら歩きましょうか?」と。あ、まだここから2時間帰るんだった〜と我に帰っている次第、笑。危なく漆黒のゲートになるところでした〜。
変わらずウィットに富んだレコを楽しみしています。今でも心に響く名作は「ニセイカ、ヤリイカ・・・」です笑。
これからも、お気をつけて登って下さい。
ありがとうございました(´- `*)。
「イカづくし
大ヤリイカ・小ヤリイカ・ニセイカ・ゲソ軍艦」でした〜、笑。
それも一日で、とっても考えられないです…恐れ入ります。
私は事前実査で2日後にチョット伏美まででした。
伏美から眺めた稜線でも、おぉ〜となって来年の課題だなぁ〜と思い帰ってきました。
伏美の小屋は快適で気に入りました、またお世話になりたいと思ってます。
林道の7キロは微妙な距離ですが、新冠の事を考えるとまだまだ楽ですね。(笑)
次は、道南の再チャレンジですね、お気を付けて!
私も道南の残り一座に再チャレンジです。
こんばんは〜、
コメントをありがとうこざいました。
伏美岳に行かれたのですね!、今読ませていただきました。
伏美岳から、稜線の確認と全体像を把握されて素晴らしい。そうなんです、コルに着くまでが、先も見えない笹の中をアップダウンするので大変でした。コルまでは遠いと覚悟を決めて行かれた方が、私の様にまだか〜まだか〜とならなくていいかも、です🤭。
ピパイロ岳への登りもなかなか急です。
日帰りは、peterpan さんの力を借りて、無事に出来ました。padkun様も、来年くれぐれもお気をつけて登って下さい。でも、立派な小屋もありますし、小屋を使った色々な日程の選択も出来て、楽しいですよね👍?
そうなのですか?新冠は、もっとなのですね!?
道南再チャレンジは、前回で結構お腹一杯でちょっと余り考えたくないですが、🍂の落ちる今こそ、考えないとダメですよね〜😭
padkun 様は、道南は今年行かれるのですか?どうぞお気をつけて登って下さい。
本日はありがとうございました(´- `*)。
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