加越山地・じょんころ広場から北丈競山─丈競山往復
- GPS
- 05:18
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:18
天候 | 曇/霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般的にクモの巣が多い。 登山口からの堰堤→沢沿いの道は、足場が悪く慎重さが要求される。 北丈競山の上りから、草の登山道へのハミ出しが酷く、草露で濡れる。道も粘土質で滑り易いところが多い。 |
その他周辺情報 | 丸岡温泉たけくらべで入浴。大人500円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
サングラス
携帯トイレ
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感想
10月5日土曜日に加越山地の丈競山に行って来た。ホントはもっと遠方の山に出掛けるつもりでいたけれど、天気予報が芳しくなく、晴れの予報が出ているところを探したところ、福井県が該当してた。2018年のG.W.にファミリーハイクで福井県の火燈山に登った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1456476.html)に丈競山をみて、「いつか挑戦してみたい」と思ったものだけど、6年越しでようやく初挑戦となった。丈競山に登るからには、浄法寺山─冠岳の周回コースを歩くつもりで計画を立ててた。公共交通機関で、坂井市の乗合いタクシーで山竹田まで来て、ダム入口バス停から歩いたら日帰りは困難なので、今回は龍ヶ鼻ダム奥にある じょんころ広場までクルマで入った。じょんころ広場にトイレがあるのは知ってたけど、どんなトイレなのか不安だったので龍ヶ鼻ダムのキレイなトイレで用を済ませてから じょんころ広場に向かった。そしたら、じょんころ広場のトイレもマトモだった(苦笑)。
5:56に、じょんころ広場の駐車場を出発。すぐに登山口に到着し、入山開始。最初の堰堤脇の道と、堰堤を過ぎてからの沢沿いの道は足場が悪く、慎重な通過が要求される。フィクストロープや工事現場の足場が設置されてるけど、通過に気を遣った。尾根に乗ると緊張からは解放されるものの、急登は続く。ここ数日の涼しさから快適な山歩きを予想してたけど、意外に暑くて汗ダラダラ…。久しく誰も歩いていないのか、やたらとクモの巣が多かった。4週前に歩いた祖父岳(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7211544.html)ほどでは無いけど、油断してるとすぐにクモの巣の糸が顔面に張り付くのが鬱陶しくて鬱陶しくて仕方ない…。かつてのガイドブックで「カモシカ岩」と紹介されていた大岩を通過すると、龍ヶ鼻ダムからの直登コースとの合流点に出る。さらに5分弱進むと、新道の分岐が現れる。新道のほうがよく歩かれてるらしく下草が少ないので迷わず新道を採ったけど、『ヤマレコMAP』の『らくルート』は「旧道」をルートとして設定しているため、運が悪いと「ルートを外れた!」と、「警告」を受けるかもしれない(苦笑)。
新道の分岐からひと登りで「ここで一休み」標識に到着。ここは地形図の・512 mピークの南東にある540 mほどのピーク。ここで主稜に乗り、あとはほぼ稜線に沿って進む。緩く下って、夫婦岩経由の「旧道」と合流すると、しばらくは緩いアップダウンが続く。大岩広場を通過し、・676 mピークの脇に差し掛かったところで7:07になっており、すでに1時間以上歩いてるのでここで休憩。グリコのジャイアントカプリコのヨーグルト味を喰い、ブルボンのビスケットの『チョコ&コーヒー』を半分くらい喰う。谷を挟んだ向こうの稜線がよくみえる。まだ雲が多い天気だけど、晴れとの予報を信じて先に進む。しかし…。・747 mピークの手前からこの先の展望が得られるハズだけど、霧で真っ白…。・747 mピーク付近は比較的平坦だけど、道は粘土質で、誰かが滑った跡がクッキリ残ってる…(汗)。みんなが滑った跡で磨かれ、道はツルツル…(汗)。
小ピークを超え、休憩用のベンチ代わりなのかフォークリフトのパレットが積まれた鞍部からいよいよ北丈競山への急登が始まる。大きな木が無いせいか下草の繁茂が凄く、前日の雨によると思われる草露で靴とスボンが濡れていく…。急登を上り切り、周りの山どころかこれから向かう丈競山すら真っ白でみえない北丈競山頂上に、8:04に到着。
視界はせいぜい100〜200 mといったところで、たけくらべする相手すらみえない状態で先に進むのは著しくモティベーションを欠く。一旦、南北丈競山の鞍部に下りてから、標高差100 m以上の登り返し。道の両脇からのササがうるさくなってきたところで、視界に山小屋が映るようになり、8:43に避難小屋の建つ丈競山頂上に到着。この頂上もガスに覆われ、展望は皆無。せっかく展望盤があるのにねぇ…(汗)。序盤と違って標高1,000 mを超えると気候も違うのか、かいた汗が冷えて寒さを感じるくらいの気温。避難小屋に入って、カップラーメンとミニ唐揚げ丼喰って、インスタントコーヒー飲んで温まった。丸岡山の会が手入れしてる避難小屋のなかは、清潔で快適だった。使いはしなかったけど、トイレまであった。
当初の計画では、浄法寺山─冠岳の周回コースだったけど、丈競山と浄法寺山の間のヤブが酷いらしいので、この日のコンディションだと全身ズブ濡れになってしまう。展望も無いし、周回コースを辿る意義が見出せなかったため、丈競山ピストンに変更し、往路を戻ることを決断! すでに手遅れに近い状態だったけど、これ以上ズボンが濡れることがないよう、レインウェアのズボンを着用。私がレインウェアのズボンを使うのは、いったいいつ以来だろう? ちょっと記憶に無い。あまりにも使用頻度が少ないので、20年前に弟子(当時、恋人)と雲ノ平(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2457764.html)に行く前に買ったモノを未だに使ってる(苦笑)。
粘土質の登山道の下りのため、スリップに気をつけながらの下山となったけど、それでも数回滑って尻餅をついた。上りの時に全て破壊したつもりになってたクモの巣だけど、下りでも引っかかったのはクモが必死に巣を再生したからだろうけど、せっかく作り直した巣をまた壊した私は、クモにとっては鬼か悪魔だろう(苦笑)。・676 mピーク脇から大岩広場の間だったろうか、イノシシと出くわした…(汗)。イノシシは私の姿をみて逃げってた…。山歩きを始めて40シーズン目だけど、イノシシの成獣に出くわしたのは、今回が初めて(ウリ坊ならみたことがある)。下りも新道を経由し、10:34に「ここで一休み」標識まで下って休憩。上りの時には反応しなかったけど、下りでは『ヤマレコMAP』アプリが「ルートを外れてる!」と警告出した(苦笑)。難所の じょんころ滝〜堰堤にかけての沢コースを慎重に下り、11:11に登山口に戻った。ここまで来ると終わったも同然で、じょんころ広場の駐車場に11:14に到着。山中、誰にも会わなかったのでこの日は他に登ってるひとは居なかったようで、駐車場のクルマは私の1台のまんまだった。
10月に晴れの予報を信じて福井県の山に行ったはいいものの、予報ほど天気は良くなく計画変更した…というと11年前の小荒島岳(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2410289.html)を思い出した(苦笑)。もっとコンディションのいい時に周回にトライする気で居るので、今回はその下見ってことで…(苦笑)。「ここで一休み」標識から北丈競山までの稜線歩きが意外にアップダウンがあり時間がかかるのと、道が粘土質で滑り易いことが注意点かな。
レインウェアのズボンを着用の判断が遅かったため、下半身が濡れてかなり気持ち悪い状態だったので、ファミリーハイクの火燈山の時以来6年ぶりに丸岡温泉たけくらべに入浴しに行った。時間が正午前だったせいか、男性風呂には私以外に客は居らず、貸切状態。6年前の記事で、止まっていることを揶揄した屋外時計は、撤去されてました(苦笑)。
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