富良野岳(原始ヶ原コース)
- GPS
- 08:30
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口駐車場は広いですが石がゴロゴロしていて平坦ではありません 簡易トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
広原の滝の上が渡渉地点になっています。丸木橋と岩伝いに渡れますがそう簡単ではないです。 原始ヶ原は湿原歩き。草原は全般に水がありますが浅いのであまり気にすることなく歩けます。所々泥のぬかるみ地帯があり、極力ズボらないように足の置き場を探りながら通過。ドロドロになるので長靴のほうがストレスなさそう。 c1300辺りで湿原を抜け登山道となりますが徐々に斜度が増してきて、c1600辺りからザレ場となり登りにくいです。山頂が近付くと這い松地帯となります。 |
その他周辺情報 | 占冠 湯の沢温泉(550円) |
写真
装備
個人装備 |
登山靴
スパッツ
熊スプレー
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感想
以前から歩いてみたかった原始ヶ原コースを訪れました。十勝岳山麓は紅葉が見頃ということでしたので期待しております。
明るくなるころに登山口に到着してすぐに準備してスタート。紅葉はしていますがダケカンバ類が多いのでそれほど綺麗という程でもないです。
あまり人気が無いコースのようなので誰にも会わないかな?と思ってましたが、間もなくソロの女性に追い越されます。こういうマイナールート?を歩くソロ女性は大抵健脚な方と相場が決まっております、羨ましい限り。
滝を眺め、予想外の(私にとっては)難易度高い渡渉を終え、森を抜けると原始ヶ原に出ました。草紅葉とエゾ松がなかなか良い雰囲気を醸し出しております。所々ぐちゃ泥地帯を交えながら湿原を進む。先ほどの女性は長靴だったので大丈夫でしょう。私も長靴で来ればよかったと思ったが、こないだの音江連山で足の裏が痛くなったので、今回はロングコースという事もあり安心の登山靴にしたのでありました。この湿原歩きが意外と長く、標高1300m辺りでようやく登山道の登りとなります。山を覆っている雲がなかなかしぶとく、標高を上げるに連れて気温も下がり寒くなってくる。やがて登山道はザレてきて歩きにくいったらありゃしない。景色がよければ気も紛れるがそれもないので忍耐の登りです。本日は山選びを間違えたかなとも思ったが、せっかく来たので頑張って頂上を目指そうか。co1750辺りで先行の女性が降りてきて、少しお話したらやる気も復活。間もなくザレ場も終わり這い松帯となり頂上が近付く。とうとう最後までガスが晴れる事はなかったがなんとか登頂を果たす。十勝岳温泉側から登って来た登山者で賑わっています。
少し休んで下山開始。登りが大変だったザレ場の斜面は下りも大変な訳で、慎重にゆっくり下ります。それでも3回程転倒しちゃいました。右膝がピキっと痛くなって、ようやく治った半月板損傷が再発するのかと焦ったがなんとか持ち堪えました。下り切って再度湿原歩き。天気は回復してきたようで、一時的ですが富良野岳も全貌を現してこちら側からの眺望を拝めたのは良かったです。
ロングでドロドロでザレザレでしんどいルートでしたが、終わってみればなかなか楽しいコースだったと思ったのでした。次の機会があれば天気の良いお花の季節に歩いてみたいです。
コメント
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ザレ場は登りも降りも踏ん張りが効かないので私も大変だった覚えがあります。
自分が歩いたのは6月末近くだったので湿原に咲く花やザレ場にも少ないですがお花も咲いていますので、また違った印象になるかもしれませんね?
上の方は景色も見えないのでザレ場の途中で帰りたくなりました。もし近所だったら撤退していたと思います・・・
花の時期なら湿原ではトキソウとかホソバノキソチドリとか咲くのではないかと思いながら歩いていました。上の方もそれなりに色々咲いていそうですね。機会があれば違う季節に再訪したいと思います。
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