約18キロ初めて歩き通し!陣馬山〜高尾山
- GPS
- 06:54
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,219m
- 下り
- 1,354m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:54
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:京王高尾山口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特に危険な箇所はありませんでした。 ・泥濘になっている箇所がありました。2日前に雨でしたが日が当たらないところは地面が乾きにくいようです。 |
その他周辺情報 | 小仏城山や景信山の茶屋は天候によって休業している場合があります 明王峠の茶屋は不定期営業のようです 小仏峠の茶屋は廃屋になっています |
写真
感想
前回、高尾山の稲荷山コースを旦那さんと一緒に歩いた時に歩行速度の差を感じ、これでは今後旦那さんと一緒に歩くのは難しくなると思い、平日に普段自転車で移動していたところを徒歩に切り替え、1日1万歩を目標として歩き始めました。
1週間鍛えたところで、陣馬山から高尾山の麓までの約18キロにチャレンジしてきました。
今回心がけたことは、
・テンポよく歩く
・ついつい長居してしまう山頂は小休止に留める
・食事は携行食ですませる
と、とにかく体が疲労を感じる前に歩くことにしました。
写真を撮っていると時間がかかってしまうので、すべて旦那さんにオマカセです。
おかげで実に理想通りに歩くことができ、結果途中でバテることなくコースタイムよりも早めに無事に完歩することができました。
(清滝駅から高尾山口駅までは、寄り道したためコースタイム通りではありません)
まだまだ歩き方など課題はありますが、10キロ以上歩くような山に行くのに自信がつきました。
これで旦那さんともう少しお付き合いできそうです。
【陣馬高原下〜陣馬山】
たんたんと、登ります。
ベンチや広い場所など積極的に休めるところは少ないです。
ただ根っこの道幅は広く、晴れた日なら他の人が登っているところをついていけばいいのです(他のルートの分岐のある山だと、他人についていくのは危険だということに留意しなければなりません)が、前に人がいない状態で歩いたことがない人だと(私、です)進むべきところがぼんやりとしているので少々戸惑うところです。
よく回りを見れば、木に白いペンキで二重線が引かれているのに気づき、それを目安に登りました。
たまに吹く涼しい風に励まされ、なるべく足を止めない速度で登りきりました。
陣馬山山頂は、茶屋が2店あります。寄って行きたい気持ちに駆られますが、以前に一度寄りましたし、ぐっとガマンです。
以前は夏で、暑かったなぁ、へばってたなぁということを思い出しました。
空は晴れているので良い展望を期待していましたが、残念ながら少々霞んでいました。
それでも、夏に来た時よりはよく見えました。西武ドームが見えれば、景色がそこそこ、スカイツリーが見えれば、その日はよく見える方だと思います。
【陣馬山〜明王峠】
穏やかな尾根歩きです。実に心地よく、旦那さんと楽しく話しながら歩きました。
ちょっとでも暑い日があると鳴いていた蝉の鳴声はすでになく、静かです。たまに鳥のさえずりが聞こえてきます。
先日の爆弾低気圧の影響か、杉の葉と枝がたくさん落ちていました。
小枝が足に引っかかって二度ほど転びそうになりました。
ここは距離の稼ぎどころと言われたので、ゆっくり歩きたいところでしたが意識して足を動かして進みました。
明王峠の茶屋はこの日はやっていませんでした。7月か8月に1回、開店しているのを見かけたので、完全には廃屋ではなさそうですが…。
小腹が空いてきたので携行食を軽く食べて出発しました。
【明王峠〜景信山】
アップダウンのあるところですが、巻道が多いので積極的に巻いていきました。
巻道への標識は多く、特に堂所山の巻道は現在位置を示す地図の看板があり大変親切です。
起伏は景信山手前が一番激しく、巻道がないので登るしかありません。
旦那さんもここは辛いところだ、と言っていました。
もう着くかな?と思ったら下り、また登り返して下る、を繰り返して、ようやく景信山に着きます。調子よく歩いたつもりですが、さすがに息が上がりました。
景信山の茶屋では、餅つきをしていました。
天狗と記念撮影をして、息を整えるために小休止をして出発しました。
【景信山〜小仏峠】
ここも起伏の大きい場所です。
景信山から小仏峠の距離はそう遠くはないので、泥濘を避けたり淡々と歩いているうちに、小仏峠へ着きます。
小仏峠では、高尾山や丹沢などの山の詳細な地図の売り場が出ていました。
小仏峠に来るたび見かけていましたが、何度も登っているうちに他のルートが知りたくなり、ついに「高尾山・景信山・陣馬山登山詳細図」を購入しました。(おまけで貼ってくれるたぬきのシールが、かわいいです)
売り場から少し進めば、木の隙間から相模湖を見下ろすことができます。
圏央道も見えるので、今日も渋滞しているなと車の混雑具合を見るのもまた楽しいです。
相模湖よりもさらに遠くに、雲をかぶった大きな山が見えます。大きな山が見えると、畏怖のようなものを感じます。
小仏峠の茶屋は、廃屋になっています。
【小仏峠〜小仏城山】
小仏峠から距離もさほどないので、ゆるゆると歩いて、えいっと登ったら小仏城山です。
明王峠でも見かけましたが、ここでもツアーの方が多くいました。
ここで2回めの携行食を食べ、軽くストレッチをしました。たくさんの人がいたので、猫はどこにいるのかさっぱりでした。
今度ここに来たら、具沢山のすいとんを食べるぞとひそかに心に決めました。
【小仏城山〜高尾山】
ここからは整備された道です。巻道はいくつかありますが、【明王峠〜景信山】の道と違い案内の標識はありません。整備された道を使えばいつ雨が降ろうが泥濘も、滑るところもありませんから間違いはありません。
ただ巻道を知っておいて損はありません。混雑している時に人の少ない道を歩けるのがメリットです。
しかしここまでくるとさすがに足に疲れを感じてきて、もみじ台の巻道はゆるやかな登りですが、足が重かったです。
【高尾山〜6号路】
下りはまだ行ったことのない3号路を使って降りよう、と話していましたが、6号路の最後には、八百屋さんがあるのです。
そこで「下山後のビールを飲む」という誘惑に負け、6号路を降りることにしました。
高尾山山頂から降りる階段が少々大変ですが、階段さえ降りきってしまえばあとは下るだけです。登る筋肉は疲れていましたが、下る筋肉はまだ元気が残っています。ビールを求めて、下りました。
この道は沢沿いだからか、どこからかの湧き水が道を濡らしているところがあるものの、泥濘はありませんでした。雨がちな日はこの道が使いやすいかもしれません。
しかし、6号路を下っている時は15時頃でしたが、この時間から登る人の多いこと。
帰りは1号路を使うのだろう、結果的には大丈夫なのだろうと思っていても、やはり心配になってしまいます。特にお子様連れが多く…1号路に抜ける道もないので、どうか、小さなお子様連れの方は時間には気をつけていただきたいなぁと思います。1号路とは違った道を登ってみたい気持ちもわかりますが、時間には余裕を持ってほしいです。
特にこの時期、沢は日が陰って暗くなるのも早いので…。
私たちはささっと下りきり、妙音橋まで降りたら、おしまいです。
八百屋さんでビールを飲んだら、格別でしたねぇ。
高尾山口駅に着いたら泥で汚れた靴を洗って、帰路につきました。
小仏峠で詳細地図を手に入れた今、ドラクエで地図を手に入れた時のような気分です。
次はこの地図を参考にして、まだ行ったことのないところを中心に計画を立ててみることにしようと思います。(もちろん、バリエーションルートは慎重に…)
いいねした人