唐沢山（唐沢山城跡・唐澤山神社）〜栃木県佐野市

2024年10月07日(月) [日帰り]

• GPS: 02:42
• 距離: 4.9km
• 登り: 233m
• 下り: 232m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:02
• 休憩: 0:42
• 合計: 2:44

距離 4.9km 登り 233m 下り 232m

11:36 スタート地点
12:05 12:45 唐沢山
13:46 13:47 見晴小屋
13:52 13:52 飯守山
14:20 ゴール地点

天候

曇、晴れ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北関東自動車道、佐野田沼IC下車、唐沢山ポケットパークに車を駐車。

コース状況／危険箇所等

草藪の道、危険な箇所、無し。

その他周辺情報

唐沢山レストハウスで佐野ラーメンを食べようと思ったが、月曜でラーメンはやっていなく土日祝だけとのこと。帰りに「道の駅 どまんなかたぬま」により、佐野ラーメンと佐野餃子を食べた。

写真

10/7 11:36

唐沢山ポケットパークに車を駐車。

10/7 11:38

この唐沢山自然公園ハイキングコース、赤字コースを辿る。

10/7 11:39

露垂根（ﾂﾕｼﾈ）神社の所がハイキングコース入口。名前がついた由来。942年平安時代、藤原秀卿（ﾋﾃﾞｻﾄ）公が安芸国厳島大明神を唐沢山に勧請、と。平安時代には建てられていたのだ。古い！

10/7 11:40

露垂根（ﾂﾕｼﾈ）神社。月曜だからか閉まっていた.

10/7 11:40

唐沢山城築城に際し守り神とされていたらしい。

10/7 11:41

平安時代に書かれた絵？木目に画かれている。

10/7 11:41

ちゃんと草履まで画かれている。

10/7 11:42

ハイキング入口、スタート！

10/7 11:47

栗が沢山おちていた。が何故か中身の栗が無いものも?

10/7 11:47

シラヤマギク（白山菊）。

10/7 11:54

草藪の中を入って行く。タイツと半ズボンで行ったので、タイツに沢山の草のイガイガがくっついた。全部取っている暇がなく、取りながら歩いたのでｲﾗｲﾗしてしまった.ズボンで行くことをお勧め.

10/7 11:56

ヤマハギ。（山萩）

10/7 11:58

三角点？

10/7 11:59

右へ。唐澤山神社に向かう！

10/7 12:03

コセンダングサ。

10/7 12:04

上がっていった。

10/7 12:06

唐澤山神社、入口。猫のお出迎え。

10/7 12:06

唐澤山神社、案内。佐野氏により戦国時代初期に築城された本丸跡に、建てられたそうだ。

10/7 12:08

有名な歌手、舟木一夫さんの奉納旗もあった.

10/7 12:08

カワイイ龍の口から水か出ている。

10/7 12:09

社務所。御朱印と御城印、お守りを購入。

10/7 12:10

ここにも猫が。前足がお上品！

10/7 12:11

唐沢山城、南城跡。→

10/7 12:11

ここにも猫が。

10/7 12:12

夜景が綺麗らしく、天気のいい日には東京の高層ビルも見えるらしい。

10/7 12:12

南城跡について。

10/7 12:13

いい眺め。

10/7 12:13

猫ちゃんたちの餌代と思い、奉賛箱に小銭を投入.

10/7 12:14

ブラタモリポスター。ここにも来ていたんだ。

10/7 12:14

佐野氏と唐沢山城の企画展を、今、やっている！

10/7 12:18

この御朱印はハンコだった。

10/7 12:18

御城印。種類がある。

10/7 12:26

鳥居を越え→

10/7 12:27

階段を上り→

10/7 12:28

南局跡→

10/7 12:29

唐沢山神社拝殿・本殿。→

10/7 12:29

本丸跡。→ここに、昔、唐沢山城があった。

10/7 12:29

長者の松の木。

10/7 12:29

両脇にカワイイ白獅子がいた。

10/7 12:30

お参りの作法。

10/7 12:33

平安時代のお城があった名残が！本丸跡。→

10/7 12:33

まだ石垣が残っている。

10/7 12:36

神社から下りると、

10/7 12:42

二の丸（奥御殿直番の詰所）跡。→

10/7 12:44

神社中心部（唐沢山城本丸跡）に残る４００年を超えた高石垣。→立派な石垣だった。

10/7 12:44

オニタビラコ。　

10/7 12:46

佐野人形協会による人形供養塔。

10/7 12:46

人形供養塔、説明。

10/7 12:46

三の丸（かつては賓客の応接間）跡。→

10/7 12:47

ミズヒキ（水引）

10/7 12:48

左へ。帯曲輪（ｵﾋﾞｸﾙﾜ）（三の丸）。

10/7 12:50

四つ目堀。→西城域と帯曲輪以東とを大きく分断する堀切。

10/7 12:51

神橋。→いざという時には橋を引き払い、城の中心部への敵の侵入を防いだ。

10/7 12:51

明治天皇御製、詩。

10/7 12:51

唐沢山城趾案内図。

10/7 12:52

水琴窟。→

10/7 12:52

また猫が二匹、戯れている。

10/7 12:53

シモツケ。

10/7 12:56

水を手前の小石の上に流し、刺さっている竹の上の穴に耳を澄ませると、「ちゃらん、ころん」と水が落ちて行く音が聞こえた。風鈴のようだった.

10/7 12:56

また、別の猫が伸びて寝ていた！カワイイ〜！！

10/7 12:57

龍神宮。→

10/7 12:58

大炊の井.→今日まで水がかれたことがない.そう。

10/7 12:59

綺麗な色のまあるい池。

10/7 12:59

池には沢山の鯉がいた。

10/7 13:03

ツユクサ。

10/7 13:04

天狗岩へ。頂上からの良好な展望を広く周囲を見張る役割を果たしていた。

10/7 13:06

天狗岩。→

10/7 13:06

さも、天狗が立っていそうな所だった！

10/7 13:07

いい眺め。

10/7 13:10

右下の岩の上に登ったら、天下を取ったような気分になった！

10/7 13:11

岩の中に松が立っていた。

10/7 13:13

コマツナギ。

10/7 13:13

ちょっと紅葉していた。

10/7 13:17

くい違い虎口。→敵が直進できないように鍵の手に折れて、「くい違い」に造られている。

10/7 13:17

唐沢山城の大手虎口（出入口）跡。→

10/7 13:18

黒白猫、にらまれているが、カワイイ！

10/7 13:18

唐澤城趾、展望。

10/7 13:19

天気のいい日には、浅間山が見えるらしい。

10/7 13:23

唐沢山案内図。

10/7 13:23

レストハウスの室外機のフェンスの中に猫！触られたくないのかな？逸猫！

10/7 13:23

唐沢山レストハウス。佐野ラーメンを食べようと思ったが、土日祝日はラーメンはやってないらしい。残念！

10/7 13:29

関東ふれあいの道。

10/7 13:31

足尾山神社→足腰にやさしい神様らしい。

10/7 13:32

鏡岩ハイキングコースへ。→

10/7 13:33

ヤブマメ。

10/7 13:33

また、山道に入る。

10/7 13:34

鏡岩。→

10/7 13:36

ここ鏡岩、上杉謙信が唐沢山城をせめたとき、西日が反射して攻めることが困難であったという物語から名付けられた、そう。

10/7 13:40

コバギボウシ。

10/7 13:40

いい眺め。向こうに見えるのは荒船山？

10/7 13:41

ヤマハギ。

10/7 13:42

橋の欄干が苔に覆われた趣のある橋を渡る。

10/7 13:43

三角点。

10/7 13:44

オソバオケラ。拡大して見てください。とても繊細な、紙で作られたような花びら。

10/7 13:44

見晴らし小屋へ。

10/7 13:46

見晴らし小屋。→小屋はなかったような？

10/7 13:46

２級基準点。突き刺された跡が沢山あった。

10/7 13:46

いい眺めだった。

10/7 13:47

枯れ木が画になる。

10/7 13:47

向こうの山頂に屋根のある展望台が見えた。

10/7 13:48

次は第2駐車場へ。

10/7 13:49

丸太階段の両端の柱に反射板が付いていた。初めて見かけた。

10/7 13:50

石柱。宮と表示されている。

10/7 13:52

これは三角点。

10/7 13:52

飯守山。221m。

10/7 13:59

岡崎山。182m。

10/7 14:13

サルビア。

10/7 14:13

キルシウム。（アザミ）

10/7 14:15

唐沢山城跡第2駐車場（第1駐車場が一杯の時に停める？）の所から.ここに下りて来たが、第2駐車場の所にある.ここまで来る道の入口が、草ボウボウで藪に覆われていて、道が良く分からなかった.

10/7 14:14

のどかな道。

10/7 14:14

彼岸花。

10/7 14:15

小昼顔。

10/7 14:16

石碑（〜観音？）と彼岸花。

10/7 14:17

岩の石碑。稲の背景がいい。

10/7 14:18

百日草。ピンク色がきれいだ。

10/7 14:18

露垂根（ﾂﾕｼﾈ）神社へ戻る、右へ。（ハイキングコース登り始めた所に）

10/7 14:19

露垂根（ﾂﾕｼﾈ）神社入口に来た。

10/7 14:20

露垂根（ﾂﾕｼﾈ）神社の石表示。

10/7 14:21

ハイキングコース、ゴール！右からでも左からのコースでも行けたんだ。左からのコースから行って、ぐるっとひと回りして帰って来た。

10/7 14:21

唐沢山ポケットパーク駐車場に。

10/7 15:10

「道の駅 どまんなか たぬま」にて佐野ラーメンと餃子注文。（写す前に餃子一つ食べてしまった）
ラーメンの麺.細身で縮れていて、又チャーシュー.厚めで、餃子も1つが大きく、美味だった！

10/7 15:53

「道の駅 どまんなか たぬま」で、お土産も購入。

10/7 15:58

足湯温泉もあった。帰路へ。

撮影機器：

Pixel 6a Google

感想

はる

仕事の関係で月曜日が振替休日となり、それまで続いていた雨天気が晴れたので、急遽.朝、日帰りで行ける山城をスマホで探り、ﾔﾏﾚｺでも調べてみた。その結果、平安時代に建てられた千年の古城跡、唐沢山城、その後、山城神社となった観光スポットに興味を惹かれ、栃木県佐野市にある唐沢山城跡を巡るハイキングコースを今回、辿ってみることにした。歴史ある石垣・建物や趣ある風景にまだ昔の名残があり、日本の歴史を感じた面白いハイクだった❢

◎歴史に興味のある方は是非.下記を読んでみて下さい.
「唐澤山神社パンフレット」一部抜粋。
〈藤原秀郷公と佐野氏〉
唐澤山神社の御祭神藤原秀郷公は、天慶三年（九四〇）に東国で反乱を起こした平将門を成敗し、下野守と武蔵守を拝命して後に鎮守府将軍ともなった平安時代の英雄です。唐沢山城は秀郷公が築いたとする伝承が古くから地元にあり、江戸時代初めの文書にはすでに記されています。この地方には、秀郷公ゆかりの寺社も数多くあります。佐野家の初期菩提寺であった東明寺跡には、室町時代の地域を描いた古図に見える秀郷公墓が今も残っています。
　秀郷公の末裔には、奥州藤原氏なども排出しましたが、下野国では小山氏や藤姓足利氏が派生しました。そして、平安末期になると藤姓足利氏の有力な一派が佐野庄を統治し、佐野氏を名乗るようになりました。
〜 一部省略 〜
　佐野氏は、当初、唐沢山西方の吉水を拠点として地域を治め、鎌倉時代に入ると源頼朝の御家人になり活躍しました。以来、幾多の変遷を経て、戦国時代には、越後の上杉謙信や小田原の後北条氏から度々攻められましたが、唐沢山城を堅固に築きつつ、四〇〇年以上にわたり佐野地方の領主であり続けました。その後、佐野城に移り、慶長末期には改易の憂き目にもあいましたが、後に徳川家の旗本として取り立てられました。