記録ID: 7326724
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無雪期ピークハント/縦走
氷ノ山
中国地方/氷ノ山(鳥取県側から)
2024年10月06日(日) [日帰り]
兵庫県
鳥取県
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:10
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 802m
- 下り
- 904m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 7:06
距離 10.5km
登り 802m
下り 904m
6:40
14分
氷ノ越コース登山口
8:14
8:22
18分
(R)
10:40
10:44
14分
(R)
12:10
12:14
10分
(R)
13:06
13:15
26分
(R)
13:46
ヒュッテ白樺
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
若桜町は、因美線の郡家(こおげ)から若桜鉄道で30分ほど行った終点の町である。郡家までは大阪から特急スーパーはくと号で2時間少々である。 若桜駅の向かいにあるスーパー横の観光協会の駐車場がバスターミナルになっている。コミュニティバスはバスターミナルから出る。15人くらいが乗れる大型のワゴンである。(なお、利用したすべての便で自分以外に誰も乗っていなかった。) バスの終点(ふれあいの里)の一つ手前、「スキー場」というバス停で降りると、前泊したヒュッテ白樺がある。そのほかにもスキー客用の宿があるようだが、楽天トラベルで出てきたのは白樺だけだった。 若桜鉄道 https://wakatetsu.co.jp/ 若桜町営バス https://www.town.wakasa.tottori.jp/soshikikarasagasu/kikakuseisakuka/1/jouhokoutuukakari/10/2/choueibasu/1038.html ※ 氷ノ山登山口(氷ノ山スキー場)に行くのは、つく米(舂米)線である。 ヒュッテ白樺 https://shirakaba.org/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備されたルートである。標識の数も多く、遭難したときに地点を言いやすいように、黄色地に黒文字で「A-3」みたいな表示の柱がこまめに設置されていた。ドコモの電波は稜線上および稜線までの往復のいずれにおいても、比較的届いていた。たまに電波がなくなるが、時間をおけば通信可能になる。 なお付近で熊の目撃情報があったので、シェラカップとペグをぶら下げてかなり音が出るようにして歩いた。 〔目次〕 1.氷ノ山越から氷ノ山 2.氷ノ山から三ノ丸を経て鳥取県登山口へ 1.氷ノ山越から氷ノ山 氷ノ山越のルートは、かつて伊勢道と呼ばれていたらしい。鳥取から若桜を経て、但馬へ抜ける道とのこと。一部に石畳が残る。 氷ノ山越の登山口は、氷ノ山スキー場の一番奥にある。県道から右へ曲がって少しのところで、看板もしっかり出ている。県道を曲がったすぐのところに、氷山命水という水場がある。かなり大きな施設で、小屋の横に流しっぱなしになっている。ただ、水源管理のために、1リットルあたり30円の寄付をお願いしてあった。(トイレはない。) 登山口から登り始めると、林の中の登りである。沢の音を聞きながら、登っていくと、沢を渡渉して反対側へ移る。さざれ石がある横を通過する。その後すぐに渡渉して元の左岸に戻る。沢から離れるように登っていくと、キャンプ場からの道と合流する。そこからしばらく登っていくと、再び渡渉して、沢の右岸へ。そして、沢から離れてひたすら登っていく感じになる。 最後はつづら折れで登っていくが、かなり登ったあたりでまた小さな沢が出てくる。水の豊富なルートである。小沢から離れて、次第に稜線のようなものが近づいてきて、氷ノ山越に着く。十字路になっていて、ベンチがあり、標識もはっきり出ていた。 氷ノ山越には避難小屋があり、けっこう立派なのが建っていた。中央には囲炉裏のようなところがあり、火を起こしてよいみたいだった。小屋前からは兵庫県側がよく見え、また氷ノ山のピークもよく見えていた。氷ノ山山頂の避難小屋が目印になる。 氷ノ山越から氷ノ山へは稜線を進む。軽く登ると、いったん下りになる。時おり、木道になっている平地もあるが、ゆるゆると登り返しながら進んでいく。視界が開けて、氷ノ山のピークが見えるところもあり、山頂が近づいてきているのが分かる。 氷ノ山越から1時間弱歩いて、仙石分岐に着く。標識とベンチがあるが、仙石コースは大雨の影響で通行止めになっていた。 仙石分岐を出て、氷ノ山を目指した最後の登りになる。少し登ると、甑岩(こしき岩)のポイントに着く。こしき岩に登るルートも付いていたが、パスした。こしき岩のあたりは、ルートの狭い部分があり、東側に滑落しないよう注意して進む。狭い部分は一瞬で、山頂近くになると石畳状に整備された登りになる。山頂近くでも小さな水の流れがあり、やはり水の多い山域のようである。 何度か折り返して、山頂避難小屋に向かって最後の階段になる。登り詰めると、氷ノ山の山頂に着く。 氷ノ山はそれなりの広さの山頂で、避難小屋もしっかりしている。小屋の入口に向かって右に兵庫県側からの東尾根ルートがある。小屋の入口に向かって左側は、仙石ルート、氷ノ山越ルートで、小屋を背にして正面に三ノ丸へのルートがある。三ノ丸側へ20mほど下ったあたりに、新しい建物の建設が行われていて、工事従事者用の仮設トイレを登山者も使ってよいようだった。 2.氷ノ山から三ノ丸を経て鳥取県登山口へ 氷ノ山のピークを後にして、まずはぐんぐんと下っていく。笹がきれいに刈られていて、歩きやすい道だった。下りきって登り返し、これが何度か続く。途中、樹林の中で湿地に近い感じのところもあり、木道になっていた。 三ノ丸に向かって進んでいくと、山頂にベンチのようなものが見えていて、次第に大きくなっていく。最後まで登り詰めると、三ノ丸に到着する。 三ノ丸は氷ノ山のピークの1/5くらいの広さで、こじんまりとした山頂である。ただ、周りに笹薮が多く、それほど展望は良くない。ベンチだと思っていたのは展望台で、笹の高さより飛び出る程度、2mほどの高さだった。上がる階段も簡易のもの。でも、展望を楽しむには十分な高さである。 三ノ丸から南側へ20mくらい進むと、避難小屋がある。扉が閉まっていて、中は確認できなかった。なお、トイレは見当たらなかった。そのすぐ先に分岐があり、左へ行けば兵庫県側の殿下コース。右へ行くと、鳥取県側に下れる。分岐を過ぎてすぐに大きな建物があるが、展望台とのこと。その先は、眼下に氷ノ山スキー場が見え、展望が良い中を下れる。引き続き、笹が刈られていて歩きやすい。 しかし、それもわずかのこと。次第に樹林に入り、下り傾斜がキツくなっていく。リフト山頂駅が近づくと、ものすごい傾斜の階段を下らされ、足も痛くなってきた。初心者や女性だと少し怖いと感じるかもしれない。やっとリフト山頂駅に着き、平らなデッキで休ませてもらった。 ただ、急階段はまだ先があった。今度は樹林を抜けて、炎天下の急階段になる。リフト1本分まるまる、急階段を下らされた。次のリフト乗降場のところに、自然探勝路の分岐がある。前泊したヒュッテ白樺のご主人から、ゲレンデを直接降りるより、自然探勝路を進んだ方が降りやすいとアドバイスがあったので、自然探勝路へ進んだ。 確かに、自然探勝路に入った途端に、樹林の中の歩きやすい道になった。ヒュッテ白樺のすぐ近くにあるコミュニティバスのスキー場バス停からはいったん離れるので、多少は遠回りになるが、歩きやすい分それほどの時間ロスにはならなさそうだ。 自然探勝路は、沢を2本渡渉し、北側にある傾斜の緩いゲレンデに出る。工事用に簡易舗装された道を下って、アルパインヒュッテの前まで降りた。そこからは普通の自動車道を通って、ヒュッテ白樺へ戻った。バス停は、ヒュッテ白樺から少し下ったところ、公衆トイレのあたりにある。 |
その他周辺情報 | 下山後の入浴は、泊まっていたヒュッテ白樺のお風呂を再度利用してよいと勧められたが、名古屋まで戻れる最終接続の1本前のバスに乗れるので、コミュニティバスを途中で降りて、若桜町の日帰り温泉に入ることにした。 ゆはら温泉ふれあいの湯 https://www.torican.jp/spot/detail_1229.html https://kanko.town.wakasa.tottori.jp/play/1769/ 入浴料は500円で、ボディソープの設置しかないので、リンスインシャンプーを100円で別途購入。 こじんまりとした施設で、洗い場は6個くらい、湯船も10人ほどが入ると満員になる。サウナ、露天風呂はない。 休憩用の畳部屋があり、お茶、ジュースの自販機と、牛乳の自販機がある。自分以外は地元の方が利用されていた。 コミュニティバスの次の便は2時間後で、風呂上がりに1時間以上まったりと過ごすことになった。車で来ている人なら、立ち寄りやすい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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