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Yamareco

記録ID: 7582261
全員に公開
雪山ハイキング
氷ノ山

冬の新靴の試しは定番の氷ノ山

2024年12月10日(火) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 兵庫県 鳥取県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:48
距離
10.6km
登り
804m
下り
807m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
0:59
合計
7:49
距離 10.6km 登り 804m 下り 807m
7:40
5
スタート地点
7:45
10
11:20
8
11:28
11:29
40
12:09
12:10
44
12:54
13:30
9
13:39
13:42
6
13:48
8
13:56
37
14:33
14
14:47
14:48
7
14:55
14:59
2
15:01
15:02
7
15:27
15:28
1
15:29
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
氷ノ山自然ふれあい館響の森の無料駐車場利用。
一段上のわかさ氷ノ山キャンパーズヴィレッジにも無料駐車場があってより氷ノ越への登山口に近いが、冬期はキャンプ場が閉鎖されてそこまで上がる道も除雪されないしトイレも使えないので下のふれあい館の方が便利で安全かも。
コース状況/
危険箇所等
まだ雪薄く、例年ならわかんやスノーシューの踏み跡が多く見られる山なのに今回はアイゼンの跡が一つあった程度で他の自分含めおそらく5〜6名はツボ足の跡だった。
わかさ氷ノ山スキー場の最上部上級コースの傾斜はもう少し雪が積もって締まって安定し、かつスキー場が営業始める前の来週が歩き時かも。
久しぶりのこの駐車場から。
ここ数年、関西圏で一番雪が早そうな氷ノ山の、中でも西側が早いかと定番の周回コースを歩くのが雪山始めになってる。
この周回コース、レポ見てると時計回りに歩く人が多いようだけど、以前まだ雪が少ないときにチェーンアイゼンしか持たずに時計回りに回って最後スキー場の上級コースを下りるところであまりに怖くて泣きが入って以来、反対回りに歩くのが習慣に。
そのおかげで新しいアイゼンやスノーシュー手に入れたときにこの急登の上りで試せるという利点も。
今回もローカットで初めてシリオ買ってみて内反小趾になってしまった足に結構合うかもと思い、冬靴も買ってみたところ足先の幅が広くて今までのアイゼンもスノーシューも入らなくなってしまい、慌ててそれらも新調したので、今回はまだ雪が少なくてスノーシューとまではいかなくてもアイゼンは試してみたく、このスキー場の最上部で使ってみたかった。
2024年12月10日 07:42撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 7:42
久しぶりのこの駐車場から。
ここ数年、関西圏で一番雪が早そうな氷ノ山の、中でも西側が早いかと定番の周回コースを歩くのが雪山始めになってる。
この周回コース、レポ見てると時計回りに歩く人が多いようだけど、以前まだ雪が少ないときにチェーンアイゼンしか持たずに時計回りに回って最後スキー場の上級コースを下りるところであまりに怖くて泣きが入って以来、反対回りに歩くのが習慣に。
そのおかげで新しいアイゼンやスノーシュー手に入れたときにこの急登の上りで試せるという利点も。
今回もローカットで初めてシリオ買ってみて内反小趾になってしまった足に結構合うかもと思い、冬靴も買ってみたところ足先の幅が広くて今までのアイゼンもスノーシューも入らなくなってしまい、慌ててそれらも新調したので、今回はまだ雪が少なくてスノーシューとまではいかなくてもアイゼンは試してみたく、このスキー場の最上部で使ってみたかった。
駐車場から登山口への舗装路途中からこれから登るゲレンデが一望。
真ん中左あたりから上りだして最後は真ん中左上の楕円に見えてるところを上りきる。
この最後の所の傾斜はなかなか。
2024年12月10日 07:48撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 7:48
駐車場から登山口への舗装路途中からこれから登るゲレンデが一望。
真ん中左あたりから上りだして最後は真ん中左上の楕円に見えてるところを上りきる。
この最後の所の傾斜はなかなか。
来る前スキー場の降雪状況チェックしてたら前夜は20センチだったのが朝は10センチになってたのは分かってたけど、やはりまだあまり積もってないし締まってもいないので場所によってキックステップ使えたり石に乗り上げてしまったり笹の空洞に嵌ったり引っかかったりでツボ足でも大変だったのが、試したかった新しい12本歯履いたらそれがますます顕著になってしまってもうだいぶ疲れてやっとゲレンデ最上部に。
この時点ではまだ晴れてて良い眺めだった。
2024年12月10日 09:40撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/10 9:40
来る前スキー場の降雪状況チェックしてたら前夜は20センチだったのが朝は10センチになってたのは分かってたけど、やはりまだあまり積もってないし締まってもいないので場所によってキックステップ使えたり石に乗り上げてしまったり笹の空洞に嵌ったり引っかかったりでツボ足でも大変だったのが、試したかった新しい12本歯履いたらそれがますます顕著になってしまってもうだいぶ疲れてやっとゲレンデ最上部に。
この時点ではまだ晴れてて良い眺めだった。
ゲレンデ最上部から山道に入った最初はまだ結構傾斜もあって木段が続き、薄い雪に埋もれてある意味良いアイゼントレーニングになるかと少し傾斜が緩むところまで履いたまま上ってきて外したところで飯。
着いた時は陽が射してたのにすぐガスに包まれて何も見えなくなってしまった。
やはり雪の多い所は下界の天気予報が晴れでもてっぺんはガスってしまうことが多く、逆にそのおかげで雪が多いのかも。
2024年12月10日 10:36撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 10:36
ゲレンデ最上部から山道に入った最初はまだ結構傾斜もあって木段が続き、薄い雪に埋もれてある意味良いアイゼントレーニングになるかと少し傾斜が緩むところまで履いたまま上ってきて外したところで飯。
着いた時は陽が射してたのにすぐガスに包まれて何も見えなくなってしまった。
やはり雪の多い所は下界の天気予報が晴れでもてっぺんはガスってしまうことが多く、逆にそのおかげで雪が多いのかも。
視界は白いまま三ノ丸手前の展望台兼トイレ到着。
まだ雪が少なくて笹薮は全く隠れておらず、南の戸倉トンネルからの県境尾根歩くには早い。
トイレはここは冬季閉鎖だったと思うがなぜか施錠されておらず閉鎖とも注意書きも何も無く、ドアが開いて使えそうだったけどこれから閉められるんだろうか。
2024年12月10日 11:18撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 11:18
視界は白いまま三ノ丸手前の展望台兼トイレ到着。
まだ雪が少なくて笹薮は全く隠れておらず、南の戸倉トンネルからの県境尾根歩くには早い。
トイレはここは冬季閉鎖だったと思うがなぜか施錠されておらず閉鎖とも注意書きも何も無く、ドアが開いて使えそうだったけどこれから閉められるんだろうか。
逆にこちらの三ノ丸避難小屋はカギは壊れてるようだったけどなぜかドアが固着してしまっていくら引っ張っても開かなかった。
この小屋を期待してる場合は要注意。
2024年12月10日 11:25撮影 by  iPhone 12, Apple
1
12/10 11:25
逆にこちらの三ノ丸避難小屋はカギは壊れてるようだったけどなぜかドアが固着してしまっていくら引っ張っても開かなかった。
この小屋を期待してる場合は要注意。
三ノ丸の展望台に上ってみても360度何も見えず。
ぼろくなってた階段が付け替えられてたけど雪をかぶって隠れた新しくツルツルの丸太はちと怖い。
2024年12月10日 11:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/10 11:31
三ノ丸の展望台に上ってみても360度何も見えず。
ぼろくなってた階段が付け替えられてたけど雪をかぶって隠れた新しくツルツルの丸太はちと怖い。
門番のモンスターの木だけどまだモンスターの気配も無し。
雪で太ってないとなんか貧相に見える。
2024年12月10日 11:54撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 11:54
門番のモンスターの木だけどまだモンスターの気配も無し。
雪で太ってないとなんか貧相に見える。
迷いの森入り口。
中でちと迷って回り道してしまった。
2024年12月10日 12:12撮影 by  iPhone 12, Apple
1
12/10 12:12
迷いの森入り口。
中でちと迷って回り道してしまった。
ほんの少しの時間晴れたタイミングで山頂到着。
右奥に山頂避難小屋と左手前は以前は骨組みに屋根が付いただけだったはずの展望台兼トイレ。
いきなりちゃんとした小屋になっててびっくり。
2024年12月10日 12:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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12/10 12:49
ほんの少しの時間晴れたタイミングで山頂到着。
右奥に山頂避難小屋と左手前は以前は骨組みに屋根が付いただけだったはずの展望台兼トイレ。
いきなりちゃんとした小屋になっててびっくり。
三ノ丸手前の展望台兼トイレと違ってこちらは完全冬季閉鎖中。
でもやはり展望台としての機能を継続させるためかガラス窓が多く中は明るく、これからは冬季以外は山頂避難小屋よりもこちらで休んだり飯食べたり泊まったりする人が増えそう。
2024年12月10日 12:50撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 12:50
三ノ丸手前の展望台兼トイレと違ってこちらは完全冬季閉鎖中。
でもやはり展望台としての機能を継続させるためかガラス窓が多く中は明るく、これからは冬季以外は山頂避難小屋よりもこちらで休んだり飯食べたり泊まったりする人が増えそう。
まだエビの尻尾も出来始めの山頂避難小屋前で来ましたよを1枚。
2024年12月10日 12:53撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 12:53
まだエビの尻尾も出来始めの山頂避難小屋前で来ましたよを1枚。
小屋前に自分の着くちょっと前、おそらくお昼くらいに何人か来られた踏み跡があったが、自分が着いた時はもう誰もおらず一人で飯。
途中お一人覗かれたがすぐ行ってしまわれた。
2024年12月10日 13:27撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 13:27
小屋前に自分の着くちょっと前、おそらくお昼くらいに何人か来られた踏み跡があったが、自分が着いた時はもう誰もおらず一人で飯。
途中お一人覗かれたがすぐ行ってしまわれた。
もう結構長く閉鎖されてる仙谷コース。
今年か来年あたり開通するような話を見た気がするが、この時点ではまだ通行止めだった。
2024年12月10日 13:48撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 13:48
もう結構長く閉鎖されてる仙谷コース。
今年か来年あたり開通するような話を見た気がするが、この時点ではまだ通行止めだった。
確かこの辺りに以前は灯ろう岩が見えるって看板があった記憶があるけど去年あたりから見なくなった気がする。
そして今までいつもその看板の所で探したけど自分にはわからなかった灯ろう岩。
もしかして向こうの尾根の下の方にブロック積み上げたようになったのがそれだろうか。
灯ろう岩から山頂避難小屋直登の尾根も上ってみたいけど自分の力ではトレース無しでは厳しく怖そうで入ったこと無し。
2024年12月10日 14:02撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 14:02
確かこの辺りに以前は灯ろう岩が見えるって看板があった記憶があるけど去年あたりから見なくなった気がする。
そして今までいつもその看板の所で探したけど自分にはわからなかった灯ろう岩。
もしかして向こうの尾根の下の方にブロック積み上げたようになったのがそれだろうか。
灯ろう岩から山頂避難小屋直登の尾根も上ってみたいけど自分の力ではトレース無しでは厳しく怖そうで入ったこと無し。
氷ノ越避難小屋着。
珍しくこの日はここから先は右の福定に下りる踏み跡の方が多かった。
おそらく響の森からのピストンが1〜2名、東尾根と福定の周回が数名、そして若狭スキー場から響の森への周回は少なくとも自分の前には誰もいなかった。
2024年12月10日 14:29撮影 by  iPhone 12, Apple
2
12/10 14:29
氷ノ越避難小屋着。
珍しくこの日はここから先は右の福定に下りる踏み跡の方が多かった。
おそらく響の森からのピストンが1〜2名、東尾根と福定の周回が数名、そして若狭スキー場から響の森への周回は少なくとも自分の前には誰もいなかった。
下りてくるとまた晴れてきて植林帯の中から陽の当たるキャンプ場に出る。
2024年12月10日 15:12撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 15:12
下りてくるとまた晴れてきて植林帯の中から陽の当たるキャンプ場に出る。
まだ陽の高い時間に帰ってこれた駐車場。
お一人の靴跡がここまで続いてたから、もしかするとここからピストンされた方がおられるかも。
2024年12月10日 15:27撮影 by  iPhone 12, Apple
12/10 15:27
まだ陽の高い時間に帰ってこれた駐車場。
お一人の靴跡がここまで続いてたから、もしかするとここからピストンされた方がおられるかも。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

内反小趾(外反母趾の小指側)になってしまって靴に迷走しだして数年。
少し前に買ったシリオのローカットがこれまでの靴と全く形が違って思ったより合い、思わず冬靴も買ってしまったところつま先の広さが違い過ぎてこれまで長く使ってきたアイゼンおよび何年か前に買ったばかりの小型で軽くバインディングもグローブはめたまま操作出来るBOAシステムが気に入ってるスノーシューともに入らなくなってしまい、慌ててそれらも買いなおしたのでとにかく早く試したかったところに関西でも雪の知らせ。
まだ積もってる場所は限られてるので大峰と迷ったが、初めての道具でもあり、ここ数年雪山始めに行って慣れてるし危険な所も無い氷ノ山の若狭スキー場から氷ノ越への周回コースに決定。
この周回コース、雪のゲレンデを遠慮なく通れるのはスキー場の営業が始まるまでで、そのあとはリフト使ってスキー場側から上る人も多いけど、雪が降ってから営業開始までの短い期間は氷ノ越側から上る人の方が多く感じる。
もちろん自分も氷ノ越から回ったこともあるが、最後スキー場最上部上級者用ゲレンデの激下りでまだ雪が薄くチェーンアイゼンしか持って行ってなかったのでとても止まりそうになくて怖くてめっちゃ時間かかって以来、雪がある時は必ずスキー場側から上ることに。
そして今回も新しい靴に加えてまだスノーシュー試すのは無理にしてもアイゼンは試したかったのでこの激上り区間で試すことに。
結果、まだ雪薄すぎてゲレンデでアイゼン履くとうまく刺さる所もあるけど半分以上石に乗ってしまったり笹の空洞に落ちたり引っかかったり、アイゼン試すのも早すぎでした。
ゲレンデ最上部からもしばらくはそこそこ急で薄い雪に隠れて木段が続くので、もうここはアイゼントレやなと割り切って木段が途切れるあたりまで履いてお試し終了。
そのあたりまでは晴れ間もあって遠望も効いたのに、アイゼン外して飯食べてさあ行こうと思ったらガスの中。
この後また氷ノ越あたりまで下りていくまで山頂でしばらく晴れ間があった以外ほとんど遠望無し。
この日スキー場側から上ったのは自分だけだったかもしれないけど頂上避難小屋から氷ノ越にかけてはおそらく5人くらいの踏み跡があり、やはりまだ雪薄い状態に合わせてアイゼンはお一人だけであとは皆さんツボ足のようでした。
この週末にかけてはもう一降りあるようで、今年のスキー場の営業が21日からとのことなので今回歩いた周回コースが一番楽しめるのは来週前半くらいかも。
他に氷ノ山で今年も歩きたいコースの一つの戸倉トンネルからの県境尾根があるけど、まだ笹薮も全く隠れていない積雪量だったのでしばらく先になりそう。
それにしても今回は通る建物どれも例年と違う変化があってアレっと思わされた。
まず三ノ丸手前の展望台兼トイレはこの時期トイレは閉鎖されてるはずなのに開いてて、閉鎖等注意書きも無かったけど使えたんやろうか。
そして三ノ丸避難小屋はカギは壊れてるように見えたけどなぜかドアが固着してしまってて自分の力では引っ張っても全く開けることは出来なかった。
三ノ丸の展望台もぼろくなってた階段がきれいな太い丸太で組みなおされてたけど薄く雪をかぶってるとかえって滑りそうだった。
そして驚かされたのは氷ノ山山頂展望台兼トイレ。
ここは去年までは三ノ丸手前の展望台兼トイレと同じで骨組みと屋根だけだった気がするけど、いきなりきれいな避難小屋風になっててびっくり。
もしかするとこちらのトイレも開いてるのかと近づいてみると残念ながらこちらはトイレ含めて冬季閉鎖。
中をのぞくと大きなガラス窓もあってとても明るく開放的で、開いてる季節は薄暗い頂上避難小屋よりこちらの方が人気になりそう。
まあこの冬初の雪歩きとしては普通に安全安心に早い時間に下りてこれたけど、今回の主目的だった新しい靴の試しは微妙な感じ。
でもこればかりはお店で何十分か履いてるだけでは分からんし、これからインソールもソックスも変えてみてまだしばらくはお試し期間かもです。

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