記録ID: 7328599
全員に公開
ハイキング
朝日・出羽三山
月山の紅葉(東北遠征1)
2024年09月30日(月) [日帰り]



体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:19
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 599m
- 下り
- 596m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場からリフト乗り場まで、約20分かかります。リフトはゆっくりで約15分ほどかかります。登山道は木道もあり、よく整備されています。ただし、牛首からはガレ場が出てきますが、気を付けて登れば、山頂へ着けます。 |
写真
装備
個人装備 |
速乾性長袖シャツ
速乾性ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
レジャーシート
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
手ぬぐい
ツェルト
雨具
ソフトシェルの上着
|
---|
感想
東北の紅葉を追いかけた私たちの旅は、ある種の放浪の旅だった。車のオドメーターは2,370kmを刻み、10泊11日の間、風景を変えるたびに新しい色彩が私たちを迎えてくれた。
岐阜から出発し、上杉謙信公の春日山城跡で一礼を捧げたのが始まりだった。上越市の夜は、冷たい秋風に包まれ、翌朝には笹川流れの眼鏡岩を静かに眺める。道の駅あつみでは、少し期待外れの「うす皮だだちゃ」饅頭を手に、日本海を眺めながら時間が止まったようなひとときを過ごす。
しかし、遊覧船前のお店で食べたコハダ丼とおにぎりセットは、まさにその土地の味そのものだった。アジフライの肉厚感、ホタテフライのジューシーさ、それはもう語るまでもなく絶品で、土日祝日限定の海鮮バーガーという珍しい一品にも出会えた。
鶴岡市で温泉に浸かり、心身ともに温まったあと、月山を目指した。リフトに乗っている間、15分の冷気が肌を刺すが、ガスに包まれた山の頂を見据え、歩を進める。整備された登山道を行くと、ガスが時折途切れ、黄色く染まった葉が顔を覗かせる。
稜線を歩くとき、まるで信仰の山そのものに触れているような気分だった。風が強くなると、気温は11℃まで下がり、山頂に着く頃には薄くガスが広がっていた。それでも月山神社に祈りを捧げ、山頂近くで食べたシーフードヌードルが、心と体を温めてくれた。
下山すると、ガスがまた途切れ、その神聖な風景を再び目に焼き付ける。月山の神様に感謝をしつつ、私たちは次の山、次の紅葉へと心を踊らせた。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:64人
いいねした人