富士山(富士宮口)
- GPS
- 16:10
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,453m
コースタイム
(6:40)八合目(7:10)-(7:40)九合目(8:05)-(8:40)九号五勺(9:20)-(10:15)
富士宮口山頂(11:25)-(11:40)剣ヶ峯(12:05)-【お鉢めぐり】-(13:15)富士宮口山頂
(14:50)-(15:20)九合五勺(15:35)-(16:00)九合目(16:10)-(16:35)八合目(16:50)-
(17:30)七合目(17:45)-(18:25)新七合目(18:40)-(19:20)六合目(19:20)-(19:30)
新五合目
※コースタイムには仮眠、体調不良等のトラブルも含まれている為、参考になりません。
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
その場合、麓の水ヶ塚駐車場に停め、シャトルバスかタクシーに乗り換える事になる。 10年のバス運行時間は登山便で6〜22時までの30分間隔。 下山便は7〜22時までの30分間隔。 所要時間約30分。料金は片道1,120円、往復1,300円。 ※何れも2010年の情報なので、詳細は静岡県のHP等を確認して下さい。 タクシーは深夜料金で約5,000円だった。 予約は必要なく、かなりの台数が待機しているので、週末でも待ち時間は少ないと思われます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期の富士山であれば案内も多く朝晩通して多くの方が登っているので、コース状況に関しての問題はない。 お盆シーズンの人気コースとあって混雑を覚悟していたが、ご来光をずらした為か、ストレスを感じる様な渋滞は殆どなかった。 軽装で登っている方も多いが、甘く見ない方が良い。 砂利や小石が多く滑りやすいので、スニーカー等は避け、靴底の厚いトレッキングシューズが望まれる。 また、歩行中は暑いが夏でも気温が低いので、脱ぎ着が容易なアウターを気温に合わせ数枚携帯の事。 暗い中ライトなしで下っている方を数名見かけたが非常に危険。 日帰りでも何が起こるか分からないので、ヘッドランプは必携。 もっとも注意すべきは高山病。 五合目に着いたらすぐに登ろうとせず、最低30分から1時間はゆっくりする。 登り始めは必要以上にゆっくり登り、その後も普段よりゆっくりめを意識して登った方がよい。 何れにおいても誰でも登っているから簡単と思わない方が良い。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
昨年、須走口を登ったが天候不良の為撤退した。
その同行から「今年こそ山頂まで登りたい」との誘いがあり、リベンジする事となった。
今回のコース選択、スケジュール等は全て同行の希望を受け入れた。
コースは駿河湾を見下ろす富士宮口。
昨年、山小屋に慣れなかった様で宿泊をしない日帰り。
その代わりご来光は諦める。
我々は混雑する時間を避け、深夜2時に麓の水ヶ塚駐車場に予定通り到着。
マイカー規制中の為、ここでタクシーに乗り換える。
タクシーは待ち時間もなく30分程で新五合目に着いた。
天候は良好で富士市方面の夜景を見る事が出来た。
星空も綺麗。
今回は幸先の良いスタートとなった。
高山病を避ける為に暫く食事をしたり、夜景を見ながらここで過ごす。
登り始めてからもかなりゆっくりしたペースで登った。
六合目から新七合目の間で空は白み始め、新七合目で休憩している頃に日の出となった様だ。
しかし、富士宮口の途中からは日の出を望む事が出来ない。
その為、混雑もなく狙い通りだった。
おまけに影富士を見る事が出来、全てが順調に思えた。
しかし、八合目に着くと同行は「眠い」と言い出した。
この寝不足が今回の山行の最大のミスだった。
それでも、眠い以外体調に異常はないと言うので、そのまま山頂までゆっくりとしたペースで登った。
今回は天候にも助けられ、無事富士宮口山頂に到着。
山頂からは駿河湾、伊豆半島、相模湾、三浦半島と鳥瞰図の様な眺めが楽しめた。
大休止の後、剣ヶ峯に登る。
剣ヶ峯山頂は日本最高峰だが、測候所跡の建物に視界を遮られ大展望はない。
建物脇に小さな展望台が設置されており、南アルプス方面が眺められる。
本日、南アルプスは雲に遮られ山座同定は出来なかった。
その後、時計回りでお鉢めぐりを楽しみ、富士宮口山頂に戻る。
天気も良く、あまりにも気持ちが良かったので、広いスペースに寝転がり昼寝をした。
結局、これも間違えで下山開始時刻が予定より大幅に遅くなった。
下山を開始するとそれまで元気だった同行のペースが一気に遅くなった。
具合を確認すると「二日酔いの様な気分だ」と言う。
高山病だ。
私は同行のザックを持ち身軽にさせ、少々辛くてもゆっくり下山させた。
しかし、症状はなかなか改善せず。
歩いては休みを繰り返す。
何とか新七合目まで下ると、高山病の症状は大分落ち着いた様だ。
しかし、慣れない長時間登山で足に来ている様である。
結局、歩いては休みを繰り返しながら、暗くなって何とか新五合目に辿り着いた。
今回の山旅は計画段階から間違えており、反省すべきものとなった。
同行にも辛い思いをさせた事を悔やんだ。
同行が念願だった山頂にも到達し、天候も最高。
普通であれば最高の山旅となるはずだったが、悔いの多い山旅となってしまった。
今回の山旅での自分の失敗を今後に生かします。
こんばんは、とらさん。
北海道から帰ってきてたのですね!
ともわれ同行者さん、無事の登頂は
良かったです。
きっと忘れられない思い出に。
昨年は残念でしたが今年の天気、
まずまずの様・・。
本当に良かったです!
manabu
manabuさんこんばんはとらです。
コメント有難うございます。
反省すべき山行きでしたが、良い経験をさせてもらいました。
同行からも先ほど感謝のメールを頂きました。
北海道のローカルニュースでは毎日の様に夏山遭難のニュースが流れています。
自然相手の趣味ですから、改めて気を引き締めなければなりません。
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