焼岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 822m
- 下り
- 808m
コースタイム
帰り 焼岳北峰11:00→13:17新中の湯登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
独立峰のように上高地の西側に佇む焼岳は、他の山から眺めることはあったが、登るのは今回が初めて。
平日の朝6時半というのに、中の湯登山口の駐車場は、狭いスペースながらほぼ満杯。
身支度を整えて7時に出発。
焼岳(北峰)は標高2444mということもあって、そんなに厳しい登りはないだろうとタカを括っていたが、いやいや結構キツイ登りが最初から連続する。
四、五十分ほど登ったところで、近くの笹藪からガサガサと何かが動く音が聞こえてきた。背の高い笹に隠れて姿は見えないが、サルやキジのような小動物の音ではない。カモシカか熊。
頭の中はもう熊しかない。大きく咳払いをして(威嚇のつもり)慌ててクマ鈴を腰に装着。急ぎ足でその場を後にした。
急な登りは中腹近くまで続くが、時々ぬかるみに足をとられながらも、徐々になだらかな道へと変わっていく。そのうちに前方が開けて頂が見えてくると、後は、陽を浴びてイエローグリーンに輝く笹原と、色づいた木々に目を癒されながら淡々と登って行くだけ。
頂上到着10時15分。
朝方は、薄曇り気味だった上空も、この頃にはもうすっかり澄んだ秋の空に変わっていた。
槍、穂高、笠、それに眼下の上高地の景色も素晴らしい。
活火山焼岳。
そこかしこから吹き出す噴気とその周りに溜まったイオウの塊。素人目には、いつこの山が噴火しても不思議じゃない感じすらしてくる。
そう、あの御嶽山でさえ、噴火する前までは休火山と言われていたんだから…。
頂上でのひと時を満喫した後、11時下山開始。
まだ時間が早いこともあって登ってくる人達はいるが、驚いたのは、もう登山口近くまで降りてきたのに、まだこれから登ってくる人がいること。当然、上に宿泊施設はないので日帰り。普通の顔して登って行くのが凄い。
まぁ、トレーニングのため途中まで、という人もいるだろうけどね。
1時17分、無事駐車場に帰着。
今日もまた、楽しい1日を過ごさせてもらった。
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