三倉岳6回目！1日目

2024年10月12日(土) [日帰り]

• GPS: 09:06
• 距離: 3.1km
• 登り: 656m
• 下り: 659m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:32
• 休憩: 4:34
• 合計: 9:06

距離 3.1km 登り 656m 下り 659m

6:52 三倉岳休憩所
7:26 7:31 旧Aフェース
9:11 11:57 青白ハング
13:30 15:11 中岳
15:31 15:32 青白ハング
15:37 15:38 旧Aフェース
15:57 三倉岳Bコース登山口
15:58 ゴール地点

写真

10/12 6:11

夜中は、かなり寒かった。厚手のシュラフにダウンジャケット、ダウンパンツ。久しぶりなので朝方、マットからの冷えであんまし眠れなかった。

10/12 6:51

6回目の三倉岳。
本日のエリアは、青白ハング

10/12 7:18

ここで雲海を眺めるのがルーティン

10/12 7:59

兵隊クラックを登るリーダー。トップロープにしていただいて、登ります。

10/12 8:04

10/12 8:23

ウメさんの兵隊クラック

10/12 8:26

10/12 8:42

そして兵隊クラックをリードするあたくし。
トップロープで大丈夫そうだったので、２回目をリードで登りました。フェイスやカチをなんとか拾って登ろうとしていた頃が懐かしい。足が決まれば大丈夫。
私にも、「兵隊クラックでアップ」こんな日が来た。

10/12 9:12

今回のツアー目標。私は、ラッパハングのRP。
リーダーがトップロープ掛けてくださいました。
以前、2022年10月。魔法使いきくりん様がトップロープにしておいたのをお借りして、登らせてもらったことを思いだします。AKさんの登りが、カッコよく、見惚れるほど。私はトップロープで、テンテンしながら引っ張りあげてもらいました。リーダーがムーブを固めて、雨が降り出す直前にRPを決めた。そんなことを思い出しました。

10/12 9:12

10/12 9:19

10/12 9:19

10/12 10:09

ムカデトラバースを登攀するウメさん。

次の目標の一つ。ワイドムーブな足使いでジリジリ上がれるようになりたいところ。

10/12 10:23

ムカデトラバースを登攀するリーダー。
RPおめでとうございます。
ウメさんとリーダーの登り方は、一緒ではないのです。

10/12 10:45

ラッパハング　リードトライのあたくし。
上部でテンションして後はテンテンしながらトップアウト。できないムーブは、ないと思って取り付いたけれど、
①出だしから腰が引けてる
②カムのランナーを膝に引っかかったまま乗っ越してウォークしたカムを落としてしまった。
③上部クラックに身体が入りきっていないと指摘されて気付いたけれど、左足のヒールアンドトウが効かせられるスペースがないと思っていたのは右足が奥に入っていないからだった。

10/12 10:45

出だしは、#0.75。あとで伸ばした方がいいよと教えてもらいました。さらに次は、#3。奥に決めたらいいよと教えてもらいました。
足が効いてないので滑りながらも、左手逆手ジャムで耐えつつ第一パート。右手でガバを取ることができたら安心。しかし、ここで息が1番上がってしまうので大レスト。

10/12 10:46

10/12 10:47

10/12 10:47

10/12 10:53

よくずり落ちなかったものです。
一段上がって左壁に一旦#2
落ち着いてからボルトにヌンチャクを掛けます。フットホールドは、小さいけれどちゃんと踏める。手はガバ繋ぎで身体を返す。

10/12 10:54

モジモジポイントへ。
左壁クラックに#0.75、#1(#2を頑張ってキメる方がカムの座り良い)
スラブを踏んで微妙な左手のままエイッと上のガバ岩を掴む。

10/12 10:58

ハング越え
右下に#2を120スリングで伸ばし、右手ジャム、左手を１個目の三角を掴み、左足を右棚に飛ばして、乗り上がったら右足を右クラックに突っ込んでずり上がる。奥のクラックに#3をキメる。

10/12 10:58

10/12 10:58

10/12 10:58

10/12 11:02

乗り上がって２回目のレスト。というか体勢を整える。右ハンドジャム左手ハンドジャム、右足ジャム左足ジャムで、少し身体を上げてから右刺しの体勢に。身体をしっかりクラックの中に入れて、左足のヒールアンドトウをしっかりと効かせる。

10/12 11:02

10/12 11:02

10/12 11:02

結局テンテンしながらのトップアウト。
ウチヒシガレてしまった。

10/12 12:20

への字ハング5.10cを登攀するウメさん

10/12 12:21

10/12 12:26

10/12 12:26

10/12 12:29

10/12 12:51

への字ハング5.10cを登攀するリーダー

10/12 12:55

10/12 12:57

RPおめでとうございます。

10/12 13:17

10/12 13:17

10/12 13:25

アプローチ

10/12 13:55

結局セロタワー2p取り付きへ。

10/12 13:58

セロタワー2p目　5.10b登攀するリーダー

10/12 14:02

右のカンテラインに棚やポケットがチラホラ。でないと私は、登りきれなかった。それでもテンテンしながら頑張った。

10/12 14:06

リーダー

10/12 14:20

ウメさん

10/12 14:22

10/12 14:47

立木で、2p取り付きまで懸垂で降りて歩いて帰りました。

撮影機器：

iPhone 13 Apple

感想

hirahirapyon

なんと！6回目の三倉ツアー。
前回2024.6に兵隊クラック5.10aをRPすることができたので、次のステップとして、今回の目標は、ラッパハング5.10bRP。
相変わらず通い詰めている鬼岳では、整備(雑木の整理や、ブラッシング)ばかりしている。
南国鬼岳は、暑すぎるので、避暑を兼ねて、比叡エンドウォールに4回連続で通い、直ちゃん、エンチャンクラックでワイドトレーニングを重ねて、リービとかヒールアンドトウとか少しずつできるようになってきた。
先日、No.1クラックをRPできてから、ワイドのリードでは、落ち着いて、足を決めて進めばいいというのが分かってきた気がする。

今日は早速、青白ハングに向かう。
☆兵隊クラック5.10a…前回リードしているものの、また骨折するわけにもいかないので、リーダーにトップロープを掛けてもらい、一度クラックを確認してからのリード。足が決まれば、シンハンド(私にはしっかりジャムが効いているようにも感じるが)も決まり、棚の奥のガバが取れる。心配せずに登れる。
クラックをガストンして、フェイスの粒カチをどうにかこうにか拾おうとしてずり落ち続けていた私にも、「兵隊クラックでアップ」というときが来た。というのは言い過ぎかな。自分なりの成長を感じて嬉しい。
☆ラッパハング5.10b…リーダーにトップロープを掛けてもらう。終盤の#4パートは、フィストだと言われるが私にはリービ。できないムーブは、ないとわかったので、トップロープのあと、レストしてリードすることにした。その間、ウメさんとリーダーのムカデトラバースを見学。

私の憧れモスクラックに登るためには、ムカデトラバースのワイドも登れるようになりたいところ。フィストが決まるところまで、ずり上がるところがポイントらしい。
気持ちを引き締めて、トップロープにしておいたロープを引き抜く。緊張感がある。
いざ、リードトライ。初日のトライではRPすることができなかった。
撮ってもらった写真や動画で振り返ってみると、序盤のハング気味のハンドクラックでは、非常にへっぴり腰で、足は、滑ってしまう。よく落ちなかったと思う。
一段上がって、ボルトにヌンチャクを掛けて、ガバを持ちながら身体を返して、左壁のクラック沿いに進む、左手の掛かりが甘くなるけど一気に上のガバ岩を取りに行く。
そしてハング乗っ越し。右下に120スリングで伸ばした#2を決めて、右手を突っ込むようにジャムし、左手で、乗っ越し岩の角を掴み、左足を左壁の棚に飛ばし乗り上げる。そのとき、右膝がスリングに引っかかってしまった。そのときは、ロープが引っかかっているだけだと思っていた。#2はウォーキングし、スリングをロープから外したところ、#2は墜落していってしまった。ハング乗っ越しを終えて、#3を決めていたが、ハング下のカムが落ちてしまったので、#1を追加してしまう。立ち上がって体勢を整えてクラックパートに入ろうととするがカムが邪魔となり足が入らない。もがいた。すると左足が決まらなくなり、左のフェイスを足で拾いながらずり上がる。
#4のパートにきた。もがき続けて消耗していた私は、あっと叫んで#4を掴んだ。下から大丈夫行けるの声援。見えてないかもしれない。進めたかもしれないが「テンション」のコールをした。自分にガッカリしすぎて力も出なくなった。そのあとは、テンテンしながらなんとかトップアウト。1時間ぐらいは取り付いていたのかも。2022年にリーダーがラッパハングをRPしたときは、動画によると17分で登り切っていた。もう一度トライするか何度か聞かれたけれど、できなかった自分が悔し過ぎて拗ねているほどだった。
☆リーダーとウメさんのへの字ハング5.10b
ウメさんがワンテン。リーダーがRP。
鬼岳のシン・キリンクラックよりは易しいかなーという私の見立て。これも私の憧れ、モスクラックを登るためには登れるようになりたいところ。私にはハング越えが辛そうに見えるが、上部のフィストがこなせることが重要らしい。
☆セロタワー2pのみ5.10bフォローにて。ラッパハングでウチヒシガレていた私は、力を振り絞って、テンテンしながらフォローした。


いつもの温泉とお買い物をしてウメさん食堂のバーベキューを食べました。ミョウガたっぷりのブツぎりカツオのたたきは、黄色の柚子胡椒と酢醤油でかなり美味。モリモリサラダと炭で絶妙に焼いた
お肉たち。ささみは紫蘇で巻いていただきました。
昨日の夜中に三倉の駐車場に着いたときは、寒くて寒くて仕方がなかったけれど、少し気温が戻ってきて良かったです。
シュラフは厚手。ダウンジャケットとダウンパンツを持参しました。