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Yamareco

記録ID: 7348714
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

番屋山 難路八十里越の一部を体験

2024年10月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:21
距離
7.1km
登り
557m
下り
556m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:09
休憩
0:12
合計
3:21
距離 7.1km 登り 557m 下り 556m
9:45
10
吉ヶ平
9:55
6
10:01
16
10:17
10:18
4
11:23
11:34
36
12:10
11
12:21
33
12:54
5
12:59
7
13:06
吉ヶ平
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口への道は県道ながらすれ違い困難な狭隘道路。レジャー施設があるのでそれなりに交通量も多いハズ。運転注意。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所はとくにありませんが、どちら側から登っても山頂直下は急傾斜になってます。
八十里越えの旧街道区間は刈払がしっかり行われていますが、脇道や遺構の部分も刈払されているためうっかりすると迷い込みがち。
その他周辺情報 スタート地点の吉ヶ平にはキャンプ場、フィッシングポイントなどがあり自販機も設置されていました。
最初は林道の延長のような道。
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最初は林道の延長のような道。
次第に轍は薄くなり徒歩道へ。
右へ行くと八十里越の道。
我々は左手へ。
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次第に轍は薄くなり徒歩道へ。
右へ行くと八十里越の道。
我々は左手へ。
植林地を抜け…
小さな峠に到達。ここに雨生神社への分岐あり。神社はパス。
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小さな峠に到達。ここに雨生神社への分岐あり。神社はパス。
神秘的な雨生池。
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神秘的な雨生池。
道の管理人さんはユーモアあふれるお人らしい。
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道の管理人さんはユーモアあふれるお人らしい。
いや、こんなん有ったら写真とったりしちゃうじゃん。
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いや、こんなん有ったら写真とったりしちゃうじゃん。
ハヤク池…。
急斜面をトラバースしながら登る。
急斜面をトラバースしながら登る。
沼ノ池方面への道は廃道っぽい。
沼ノ池方面への道は廃道っぽい。
山頂直下は鼻こすりの急登。
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山頂直下は鼻こすりの急登。
景色が開けてきた。
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景色が開けてきた。
今日もいい天気。
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今日もいい天気。
木漏れ日が明るくなってきた。
2
木漏れ日が明るくなってきた。
道が平坦になったら山頂近し。
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道が平坦になったら山頂近し。
番屋山、登ったどー!
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番屋山、登ったどー!
山頂からは守門岳がチラリ。あまり眺望はよくない。
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山頂からは守門岳がチラリ。あまり眺望はよくない。
三角点タッチ!
少し離れたとに逆方向の眺望が望める場所がある。見えている山の名前はわからず。
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少し離れたとに逆方向の眺望が望める場所がある。見えている山の名前はわからず。
標高は低いが急峻な山々。
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標高は低いが急峻な山々。
下りは八十里越コース。まずは番屋山から転がり落ちる。
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下りは八十里越コース。まずは番屋山から転がり落ちる。
八十里越の向かう先。山また山だ。
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八十里越の向かう先。山また山だ。
お、八十里越の道まで下りてきたのかな?
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お、八十里越の道まで下りてきたのかな?
いきなり道の規格が違うな。
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いきなり道の規格が違うな。
崩落斜面のトラバース。ここも愉快な管理人さんがしっかり整備してくれている。
崩落斜面のトラバース。ここも愉快な管理人さんがしっかり整備してくれている。
あれ? 椿尾根?
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あれ? 椿尾根?
まだ八十里越の道じゃなかった。再び急斜面を転がり落ちる。
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まだ八十里越の道じゃなかった。再び急斜面を転がり落ちる。
今度こそ!
八十里越に出た。石碑もあるし間違いないだろう。
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八十里越に出た。石碑もあるし間違いないだろう。
刈払バッチリ。
ピンテに惑わされて迷う。
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ピンテに惑わされて迷う。
馬繋場。昔はここで馬を休ませた。
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馬繋場。昔はここで馬を休ませた。
番屋山を振り返る。
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番屋山を振り返る。
八十里越の道は徒歩道時代のものと明治馬車道時代のものが入り交じる。
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八十里越の道は徒歩道時代のものと明治馬車道時代のものが入り交じる。
徒歩道は最短距離重視。
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徒歩道は最短距離重視。
馬車道は勾配緩和重視。
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馬車道は勾配緩和重視。
最後は明治馬車道に一本化され麓を目指す。
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最後は明治馬車道に一本化され麓を目指す。
古道の証。
一周してきた。
無事下山。
ツ「お疲れさまでした!」
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無事下山。
ツ「お疲れさまでした!」

感想

遠征初日に目を負傷してしまったので、二日目は大事をとって短時間で歩ける番屋山へ予定変更しました。本当は最終日に登る予定だったんですけど仕方ありません。
登山口の吉ヶ平はかつての八十里越街道の宿場町。1970年代に集団離村していますが、現在は跡地を利用して吉ヶ平自然体感の郷が運営されています。ここから番屋山や守門岳への登山路が拓かれているので登山基地としても利用されているようでした。
今回我々は雨生池を経由して番屋山へ登り、下山路に八十里越街道の一部を通って周回してくることにしました。かつての街道ならば道もしっかりしているだろうから、下山で使ったほうが安全かなという判断です。
まずは純然たる登山道で雨生池へ。雨生池はエメラルドグリーンの水をたたえた静かな池で新緑や紅葉の頃に来ても良さそうな場所でした。ここまでなら然体感の郷からハイキング気分で散策もできるでしょう。
池を過ぎると急に道が険しくなります。斜度もさることながら、落ち葉などで滑りやすそうなトラバース区間が数か所あり若干の緊張を強いられました。
廃道となっている沼ノ池方面への道を分けると、登山道はさらに斜度を増します。木の幹や張り出した根などを手がかり足がかりにしてジワジワと高度を稼いでいきました。
40分ほど急斜面と格闘するとポッカリと頭上が開け番屋山山頂に着きました。山頂にはステンレス製の山名標識があるばかり。さほど広くない山頂広場も眺望に乏しいです。木々の隙間から守門岳を眺めることができます。
下山路に選んだ八十里越街道ですが、まずは番屋山から街道まで下りなければなりません。これが思いの外急峻な道で登路と同じく転がり落ちるような急斜面でした。どっち周りで歩いても山頂直下では急斜面に苦しめられることに変わりはなかったです。
八十里越街道区間に入ると極端な急斜面はなくなりますので安心して歩くことができます。ただし枝道や作業道の方に派手にピンクテープが着いていたりして紛らわしい場所があり、油断しているとそちらに誘い込まれそうになるので注意が必要です。
旧街道ということで石仏や道祖神なんかの「それっぽい」ものがたくさんあるのかなと思っていたのですが、そういったたぐいのものは意外と少なかったです。明治時代に馬車道に拡幅された際、撤去されてしまったのかもしれません。
小粒ですが見どころも多く楽しい山でした。

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