雨生ヶ池〜番屋山〜八十里越

2024年11月17日(日) [日帰り]

• GPS: 04:25
• 距離: 7.0km
• 登り: 576m
• 下り: 575m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:47
• 休憩: 0:38
• 合計: 4:25

距離 7.0km 登り 576m 下り 575m

7:18 スタート地点
7:19 吉ヶ平
7:27 駐車スペース
7:32 八十里越分岐
7:47 7:49 雨生神社
7:52 7:54 雨生ヶ池（雨生池）
9:10 9:41 番屋山
10:24 10:27 椿尾根取付
10:41 馬繋場
11:30 八十里越分岐
11:35 駐車スペース
11:42 吉ヶ平
11:43 ゴール地点

天候

曇一時雨/晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

『吉ヶ平フィッシングパーク』『吉ヶ平自然体感の郷』の駐車場に停めました。
キャパはサイトに記載はありませんが、40〜50台程度停められそうです。
停めるだけなら無料、釣りやキャンプは料金が発生します。
下記サイト参照してください。
今年はそろそろ冬季通行止めになりそうです。

https://www.city.sanjo.niigata.jp/sanjonavi/see_do/nature/outdooractivity/2340.html

コース状況／危険箇所等

山頂直下は激急登ですが、問題なく登れます。
降りも一部トラロープの急な道がありますが、慌てず通過すれば問題ないでしょう。

同行したmt-sam氏の記録
【裏守門/烏帽子岳〜御土産付💕】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7499679.html

写真

(S)前日は久しぶりにカッタン岩で岩登り。

(ka)薮のない岩はすっきりしてるなー。

(S)立っている岩峰、ひさしぶりだとめちゃくちゃビビる。こんなんじゃ全然ダメだ（＾ω＾;）

(ka)立ってる+すっきりしてる+高い＝こわい((((;゜Д゜)))

(S)明日のこともあるし、簡単なルートを数本やって早々に引揚げ。

(ka)簡単な中でも自分なりに課題を作ってクリアする快感はすばらしい！

(S)天気とロケーションは最高の日。

(ka)海が見えるってのがさらに良い♡

(S)飛行機もはっきり見えました。

(ka)やっほー( *ˊᵕˋ)ノ

(S)帰りに、以前大株をたくさん確認していた花を愛でに。

(ka)やっぱり今年は当たり年かもね♪

11/17 7:09

(S)翌日はmt-samさんに誘われ、番屋山へ向かいます。彼は烏帽子山へ行きたくて仕方ないらしいけど、明日の仕事を思ってボク等はそこまでの予定。

(ka)もともと誘われてた山から一転二転して「番屋山だけ」の提案をしたんだけど、まあサムちゃんのことだから、ね:( ;´꒳`;)

11/17 7:10

(ka)というわけで今日はここから！

どうも！カスティーナです！

(S)ここ吉ヶ平に来るまでの道すがら、紅葉が素晴らし過ぎて言葉にならなかった。

11/17 7:20

(S)この人と山に入るのは光栄だが、言うとおりについて行けば色々とヤバいのはもうわかっている。

(ka)幸か不幸か未だザイルを組んだことがないんだよなー。

11/17 7:26

(S)この石碑の由来が知りたい。

(ka)いわゆる八十里越の起点となる吉ヶ平。
深い歴史が刻まれているはず。

11/17 7:32

(S)八十里越も完遂してみたいものです。

(ka)できれば泊まりでゆっくり刻みたいところ。

11/17 7:47

(S)この池は写真で見ると何か陰鬱なイメージだったけど…

(ka)ごくり(; 'ω')

11/17 8:18

(ka)うわぁあああぁぁぁああぁあぁ(((o(*゜▽゜*)o)))♡

(S)どんな紅葉の名所に来たの！って感じになっていて驚いた('ω';)

11/17 8:21

(ka)ものすごい紅葉まみれ！

(S)「逆さ越後の樹木」が奇妙でおもしろいね。

11/17 7:53

(ka)もうさ、ここでのんびりいちにち過ごしてもいいじゃんね？って言ったら、わりかし2人ともそんななごみムードになってたのがとてもおもしろかった。

(S)そうなっていればこの後の激登りはなかったわけだ。それでは鍛錬にならないか。

11/17 7:57

(ka)そうは言っても今日はピークを踏みに。

落葉した池のほとりは開けた尾根状で気分上々⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎

(S)なかなかいい登山道で予想外だね。

11/17 8:02

(S)これは名がありそうな古老の木。この山の主だねきっと。

(ka)立ち枯れているのかと思いきや、ちゃんと脇芽を出している。

11/17 8:15

(S)いざ番屋山へ。いつ激急登がくるかとおびえる。

(ka)ここらから本番ね。
ここでいろいろ整えて激急登に備えようと小休止。

すてきな紅葉に酔いしれて今日もサムちゃんがポエムを詠んでいた。

11/17 8:19

(S)まだムラサキシキブがきれいな実をつけていた。

(ka)ここらはイワウチワがグラウンドカバーの如く。残念ながら狂い咲きちゃんには出会えず。

11/17 8:27

(S)針葉樹林帯が少しあって、抜けると見事に色付いた樹木が見られます。

(ka)激急登の始まりでもある。

11/17 8:27

(S)樹木はよくわからないけど、ハウチワカエデかな？

(ka)きゃはーーーーーーーーー！
きれーい！

なんだけど、ばかみたいな急登で笑いが止まらない。゜(゜ノ∀｀゜)゜。

11/17 8:48

(S)ごくたまにドーンと開ける所がある。右側のとんがっている山は一体何なのか、この時はだれもわからなかった。

(ka)死んじゃうと思うころ、こんな景色が拝めます。

11/17 8:51

(S)粟ヶ岳がカッコよかったり、虹が出たりして楽しみたくさん。

(ka)とってもいい尾根だねー。

11/17 8:53

(S)標高を上げてくると冬枯れが進んでいます。

(ka)斜度が緩むと写真を撮る余裕も出るというもの。

11/17 8:53

(S)オオスズメバチもそろそろ餌がなくなって必死な頃。働きバチはもうほぼ死滅していると思うけど、この堂々たる威嚇のような動きは女王様かなぁ。スズメバチも女王は1年で寿命なようで勘違いしていた！

(ka)目を合わせないようにそーっと通過。

11/17 8:56

(ka)振り向くと「おれのこと見てるぞ！」「1回なら刺されても平気！」などときゃっきゃうふふしてるふたりが‎( ꒪⌓꒪)

(S)オオスズメバチにおおよろこびなボクらはおおきなこども。

11/17 9:01

(S)気の早いヤブツバキがきれい。

(ka)ミツバツツジの狂い咲きもあったね。

11/17 9:03

(S)虹がちゃんと写ってる！

(ka)いつもなら山行の相談中「そこはじめじめしてるのか？尾根はダメだ頭の皿が乾く」となどと訳の分からないことを言う沢ヤのサムちゃんもこの尾根にはたいへん喜んでいた。

11/17 9:09

(S)お、あれ以上高いところがなさそうだ！

(ka)Yes！ビクトリーロード☆d(´∀｀*)

11/17 9:10

(S)狂ったような急登だったけど、無事到着。

(ka)やったー！

番屋山。

11/17 9:41

(S)意外に展望はよくてうれしいね。袴腰山と手前には八木ヶ鼻の断崖が見えています。

(ka)歩いた山が見えるとうきうきしちゃう！

11/17 10:01

(S)守門の爆裂火口内を間近に見られる貴重な山であります。

(ka)これが裏守門かぁ！

SM100C氏はこの古道を歩いたのであります

【守門岳（吉ヶ平から 守門川の廃道〜大岳へ） 爆裂火口の底より主稜線を目指して】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1301250.html

11/17 10:01

(S)しばらく登っていない、守門岳。雪が積もったら今年は登りたいね。

(ka)スノーフィートで行けるかなあ(*´-`)

11/17 9:49

(S)samさんによればどうやらカッコイイあのとんがりは矢筈ではないかとのこと。確かに位置関係では合っていそう。

(ka)全山ヤの憧れ矢筈岳。
笠堀ダムから攻めたのはこの越後の蛙mt-sam(☆∀☆)
【雪矢筈プロジェクト3〜Happy End ♫】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-601634.html

11/17 9:43

(S)samさんは烏帽子に向かうため、山頂で早々にお別れし、ボクらは下山の儀。ものすごい激下りの刑が執行されている。

(ka)登りじゃないよ、下りだよの図。

一般登山道でクライムダウンの姿勢を取らされるとはっ( ✧Д✧)

11/17 9:48

(S)ほぼ落葉している樹林帯、気温も今時にはない20℃前後で汗ばむ陽気。

(ka)なーんだスキップロードもあるじゃんね♪( 'ω' و(و"

11/17 9:55

(S)かわいい道標があったけど、ここ登るのもそれなりにきつそう。

(ka)このお向いが烏帽子の取り付きみたい。

等高線を見る限りキツい登りはないけれど、越後の名だたる変態ハイカーが薮に苦しむ道。

11/17 9:56

(S)トラバースは危なそうに見えるけど、歩くとそうでもないね。

(ka)珍しく湿ってないからフツーのトラバースね。

11/17 9:53

(S)実にすばらしいブナのゼブラ道。

(ka)美しい+゜*。：゜+（人*´∀｀）+゜：。*゜+.

11/17 10:03

(S)山の神が祀られていたようだけど…

(ka)見に行ってみよっと♪

11/17 10:04

(S)ここからひっくり返って転がったようです。

(ka)雪のせいなのかな。

11/17 10:40

(S)紅葉のジャスト標高に突入！

(ka)うひょーーーーーーーーーーー！

奈落の底に落ちるような道なんだけど、美しすぎるっ！

11/17 10:40

(S)この辺りからすごいしか言葉にならなくなる！

(ka)語彙力皆無！

11/17 10:40

(S)とにかく目がバグるような色彩マジック。

(ka)目がちかちかするー！

11/17 10:41

(S)合言葉は「すごくすごい！」

(ka)とにかく「すごくすごい！」

11/17 10:43

(S)赤は少ないけど、黄色とオレンジが怒涛のアピール。

(ka)これぞ越後の秋なのよ✨️(*ˊ˘ˋ*)✨️

11/17 10:19

(S)30円とは安い。

(ka)椿尾根段、すなわちツバキオネダン(* ᐕ)？

11/17 10:23

(S)これからなかなか見れなくなる青空がとてもうれしい。

(ka)樹林帯を歩いてたときは通り雨もあったけど、山頂からは秋晴れの青空！

11/17 10:27

(S)その名の通り椿がとても多い道でした。

(ka)けっこう咲き始めてたね。

11/17 10:29

(S)まだツルリンドウの実がテカテカに光っている。

(ka)かさこそロードに彩りを添える。

11/17 10:30

(ka)見上げると番屋山の全容が見えた。

歩いた尾根が見えてうれしくって、珍しくパノラマ撮影。

(S)あの急登には削られたなー。

11/17 10:42

(ka)椿尾根の取り付きまでは八十里越だから、ここからこんな親切な道標がちらほら。

昔の人もここでひと休みしたんだね。

(S)水場も何ヶ所かあって理想的な道だね。

11/17 10:42

(ka)スミレも咲いてた。
春はどんな道になるんだろう。

(S)ずーっと春の花が咲く道なんだろうな。その頃来るのはけっこう難しいなー。

11/17 10:32

(ka)吉ヶ平までは「明治新道」と「天保古道」という道があるみたいでところどころに分岐があった。

(S)毎年どこかが崩落しているのは想像に難くない。迂回路的に道が増えたんじゃないかな。

11/17 10:35

(ka)この辺りは沢沿いの道になる。

ところどころ水場もあった。

(S)冷たくてとてもいい水。

11/17 10:54

(ka)などと水を飲みに近付いてみると！

まさかのアキノシロカネーゼ！
もとい、アズマシロカネソウの狂い咲き━━━ヾ(@´▽｀@)ノ━━━!!

(S)こんなの初めてみた！狂い咲きするんだね！しかもすごくきれいに咲いていてビックリ！

11/17 10:49

(S)写真じゃ伝わらないけど、遠景の紅葉もすごい。

(ka)あのものすごい存在感の山は猿ヶ城！
あれもいつか登ってみたいんだよなあ。

11/17 10:50

(S)部分的にだけど蛍光色になっていて、尾根を回り込むトラバースを通過する度に感動の風景が広がります。

(ka)写真じゃ伝わらないんだよなあ。

11/17 10:55

(S)もっと上手に撮れたらいいのに、と毎年思う紅葉写真。

(ka)写真にするより心に刻み付けるのよ( *´艸`)

11/17 10:55

(S)あのど真ん中歩くと時間が止まるね。

(ka)帰れなくなっちゃうね！

11/17 10:58

(S)延々と続く紅葉絶景を見ながらしあわせの下山。

(ka)ああ、今日ここへ来てほんとによかったー。

11/17 10:59

(S)どうなってるこれ！うれしすぎる！

(ka)溺れそうよ！

11/17 11:01

(S)合言葉は？

(ka)( 'ω'o[ すごくすごい！]o

11/17 11:20

(S)紅葉の波にのまれていく！

(ka)グラデーションがすごい！

11/17 11:21

(S)一部だけ切り取って撮るのが悔しくなるけど、全景で撮るととても色褪せてしまうのはさらに悔しい！

(ka)こういうのはさ、やっぱり自分の目で見るのがいちばんだね。

11/17 11:27

(S)ひと山全部、すごい色。

(ka)お向かいのP616だね。
なかなかの岩場が見える。

11/17 11:13

(S)針葉樹林帯が見えてくれば、この夢のような山歩きはもう少しで終了。

(ka)下りが苦手なわたしにはちょうど良いクールダウン。

11/17 11:28

(S)次に見えてくる景色にドキドキするね！

(ka)昔の人もこんな気持ちで歩いたのかな。

11/17 11:28

(S)秋は本当にすばらしい。

(ka)いいにおい！越後の山のにおい！

11/17 11:30

(S)八十里越との合流地点。

(ka)朝歩いてきた道に戻ってきたね。

11/17 11:42

(S)The 雪国林道。

(ka)樹木が横に生えてるんだな。

11/17 11:41

(S)もっと歩いていたかった。ただし急登除く。

(ka)ねー、ぜんぜん帰りたくない(´;ㅿ;｀)

11/17 11:43

(ka)ただいまー！
サムちゃんはもう烏帽子に着いたかな。

(S)駐車場に到着、秋の吉ヶ平、破壊力がすごかった。

(ka)番屋山、いつか歩きたいと思っていたけど、もしかしたらいちばんいいときに歩けたかも٩(。•ω•。)و

11/17 12:03

(S)帰途もものすごい絶景。周囲には民家が普通に存在する。
こんなところで育つ人は苦労も多いだろうけど、恵みも豊かだろうな。

(ka)羨ましいような、恐ろしいような越後の暮らしを想像すると自然と涙が溢れちゃう(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)

撮影機器：

Canon EOS M2 Canon

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

iPhone XS Apple

感想

SM100C

その昔、紅葉を見に行くぞ！と意気込んで行った山は涸沢、雨飾山。
確かにそれらはすごい光景だった。岩と紅葉ってのはなぜこうも相性がいいのか。
特に雨飾は登山口に向かう道中からの遠景が恐ろしいくらいの彩りで、これ以上の紅葉はどこにあるのだろうかと思った。
おそらく栗駒山やその他名所に行けばまたそう思うのだろう。
でも、同時にそんなところは人が多い。今の時代、昔以上に多いのだろう。

残り少なくなった葉が枯れて散る音、特にホオノキなんかは葉も大きいから、あまりにも大きな音で驚く。
そんな音を聞きながら登る山は越後にはたくさんあってうれしい。
どこに行っても、「そこだけのすばらしい紅葉」を見れるのだろう。
しかし、視覚、聴覚、嗅覚、触覚をすべて刺激してくれる紅葉は、なんといっても人のいない山だ。

kastin52

見上げた烏帽子岳は圧倒的だった。
初めて見た裏守門は感慨深かった。
憧れの古道は夢が広がった。

あの日きっと三人三様の想いで歩いていたんだと思う。

今年最後の秋晴れになりそうなこの日にここを訪れてほんとうに良かった。

神秘的な池のほとりを歩き、息せき切って冬枯れの急登を登りきれば今まで見たことのなかった山々が広がっていた。

転がり落ちるかのように色彩の海の中を泳いで降り立つとさっきまで立っていた頂きを仰ぎみることができる。

足元には狂い咲いた春の花。
狂ったような極彩色の中。

ここはこれから白と黒の世界となり、軽い気持ちでニンゲンが足を踏み入れることはできない。

雪解けが始まるころの、ほんとうの桃源郷になるこの場所をわたしは自分の目で見ることができる日が来るのだろうか。

コメント

mt-sam

雨の下山紅葉。。。
モノトーンの色彩は目ではなく脳幹に💦

SM100C

samさん無事下山したんですね(笑)
心配はこれっぽっちもしませんでしたが、我々が下山後まもなく雨が降ってきたから、景色は残念なんだろうなぁと思っていました。
まぁ今まで自分しか見たことない紅葉を見てきた漢だろうしいいじゃありませんか(笑)

kastin52

サムちゃんについて行きたい気持ちでいっぱいだったけど、めっちゃ陽の光がいい時間に下山路楽しめたからラッキー✌️

雨の下山、おつかれさまでした。