安達太良山 奥岳登山口〜ロープウェイ下山【42座目/100名山】
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- GPS
- 04:03
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 814m
- 下り
- 368m
コースタイム
天候 | 快晴少しガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
日の出と同時に登ったので、その時間だとロープウェイはまだ動いてないから、登りは自力で。下りはつまらないので、文明の利器を使ってロープウェイで下山した。モンベルメンバー割で1,100円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に急勾配な場所は殆ど無い。 ■奥岳登山口〜くろがね小屋 スキー場を横目に最初は緩やかな登り。林道っぽくなっており、道幅も広くて歩きやすい。すぐ薬師岳方面の分岐が出て安達太良山への最短路だが、折角ならくろがね小屋経由で行った方が良いと思う。 立派な橋で沢を渡ってしばらく進むと、馬車道と旧道の分岐がある。馬車道は小屋への輸送車両が入るのか、クルマも通れるくらいの幅で道も良い。旧道は樹林帯で木の根っこ階段が多い道。山歩きが好きなら断然旧道を進んだ方が良いと思う。旧道が直登ルートになるので距離も短い。 しかし、結構水分を含んだ地面・泥濘が多いので、ゲーターを付けても良いと思う。登りは良いが、下りはスリップが怖いので、下りを自力で行くなら馬車道を使った方が良いかもしれません。 八の字という場所で旧道が終わり馬車道と合流する。ここからはほぼ平坦な道がくろがね小屋まで続くのでガシガシ歩ける。途中に1箇所ベンチがあった。 くろがね小屋は現在改装中で、どうやら2028年くらいまでは営業しないらしい。利用していないが携帯トイレブースもあるらしい。ベンチやテーブルは無かったが、石垣のような広い場所があり、そこに腰掛けてゆっくりすることが出来る。鉄山の眺めが素晴らしい。 ■くろがね小屋〜安達太良山 くろがね小屋からは登りとなり、それなりの勾配になる。個人的には急登とまでは言えないが、少しだけ樹林帯を登る。 視界が開けると、紅葉の時期だと素晴らしい紅葉を見ながら歩くことが出来る。火山だけあって白い山肌が見えたりと迫力がある。路面はザレ気味になるが歩きにくいほどではない。 峰の辻まで登るとついに安達太良山頂が拝める。別名乳首山とも呼ばれており、峰の辻からはなるほど、確かにw と思える感じ。乳首部分は溶岩ドームになるので遠くから見た方がそれっぽい。 ここからは超絶見晴らしの良い道を登るが、勾配は緩やかで歩きやすい。見えている稜線まで登ると、目の前にドーンと沼の平の爆裂火口が現れる。凄い迫力な爆裂火口は、例えロープウェイ利用でも是非訪れたい。爆裂火口の向こうには秋元湖が見える。 すぐ横にピラミッドみたいな所があり、そこからもまた景色が良い。緩やかに登ると安達太良山頂への取り付きに出る。ほんの少し岩場登りがあるので、もっと時間が経ち慣れていない人が大量に押し掛けると凄い渋滞になりそう。 山頂からは峰の辻から歩いてきた稜線、前日登った磐梯山、和尚山、吾妻連峰、一切経山の360°パノラマを楽しめる。岩がゴツゴツしているが、見た目よりも広くて休憩しやすい石がたくさんある。テーブルを広げるスペースもある。 ■安達太良山〜ロープウェイ山頂駅 特に特筆すべき点は無い登山道。広い所もあるけど狭い部分があり木道も多い。 一番の難点は、時間帯にもよるだろうが大量の対向者。登り優先が基本なので、下り側が待つことが多くなるが、三連休ということもあり物凄い登山客とすれ違う。止まらないと離合が難しい場所も多々あるので、譲り合いの精神を忘れずに・・・と言いたいところだが、あまりにも何度も足止めされるので中々にキツイ。結構飛ばして下った割には、CT以下の時間になってしまった。 ロープウェイ山頂駅に靴底を洗える場所がある。下りだけの利用でも、券売機があるのでチケット購入可能。 |
その他周辺情報 | 福島県二本松市。市営あだたら高原野営場に泊まって、テントを張りっぱなしにして安達太良山に登頂後、キャンプ場に戻ってテントを撤収した。 登山後はロープウェイ駅隣接の、あだたら山奥岳の湯で汗を流した。ロープウェイ利用で50円割引になり650円。サウナ・水風呂は無いが、露天風呂が非常に開放的で良い。露天のテラスも広いのでストレッチも出来る。施設もとてもキレイ。 温泉後は岳温泉ファミマの目の前にある、お食事処みうらやさんで昼食。950円で炭火焼の焼肉定食がかなり美味い。しかも1杯までお代わり無料で、登山後のカロリー補給にも最高。リーズナブルでオススメです。 |
写真
感想
100名山42座目。2024年20座目。
去年2023年の福島100名山群のリベンジとして安達太良山に登頂した。
登山口へは、今回の宿にしたあだたら高原野営場からバイクで10分、途中にコンビニもあるという非常に行きやすい場所。これで2023年のリベンジを完全に達成した。
安達太良山に登った感想としては、くろがね小屋以降の紅葉が素晴らしく、また峰の辻からの稜線歩きがとても素晴らしかった。爆裂火口の眺めも異世界感が半端なかった。周りの登山客も、日本の景色じゃないみたい。と言っていたのは同感出来る。
ただ、知ったかぶり。マウントを取るんじゃねぇ!と思う人も居るかもw しれないが、やはり私の中では火山No.1の座は十勝岳のままかな。もちろん安達太良山も素晴らしいのは紛れもない事実ではある。紅葉との組み合わせでは、安達太良山の方が上かな。十勝岳は樹が殆ど無いので、秋の光景というのはあまり望めないのかもしれない。
ロープウェイを使って安達太良山頂と爆裂火口を見るだけなら、危険箇所も無くかなりのイージーモードなので、初心者にもオススメ出来る山だと思います。個人的には、下山に文明の利器を使いたいので、早朝から自力で登ってロープウェイ下山が一番効率的だと思います。
ただ、すれ違いが中々大変でした。まぁこればっかりはお手軽な山なら仕方ないですね。下山してすぐ温泉に入れるのもポイント高いです。
この後、無料キャンプ場に2泊してあまり二本松にお金を落としていないので、少しでも経済貢献をするべく、岳温泉の食事処で昼食をいただいたが、コスパ最高な焼肉定食がとても美味しかった。
食後はキャンプ場に戻って重い腰を上げて、テントを撤収。バイクに積み直して、13:15にようやくキャンプ場を出発。これから関東を抜けるまでがまた大変だが、3連休最終日で中日じゃないからまだマシだろう、と思っていた。
ところが、そうは問屋が卸さず好天に恵まれたためか、那須の一部・北関東道との岩船JCTから圏央道久喜白岡JCTまで・圏央道も圏央厚木〜海老名JCTまでと、かなりの渋滞に巻き込まれた。バイクで良かったよホントに。結局自宅に到着したのは21:00頃になってしまった。東北は中々遠いね。
今回の東北遠征、4日間フルに使うことになったがとても楽しむことが出来た。今年は山にハマってクルマばかりでバイクをあまり動かせてなかったが、やはりバイクは楽しいね。というのを再認識出来た。夏も終わったし、あまり冷え込みが強くなかったらバイクでも登山に出掛けていきたい。
今回のまとめ
バイク走行:1,600km
4座歩行距離:40.2km
4座歩行時間:16:19
4座累積登り:2,927m
これだけ行動出来ても何とかなるんだから、私の体力も中々付いたことを実感する。これからも継続して続けていきたいし、秋の山をまだまだ楽しみたい。
※とりあえず山行記録アップロード優先で、写真のコメントは後で少しずつ入れようと思います→10/26入力完了。
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