京ヶ倉と大城 - 切り立つ岩稜、信州生坂の里山＠上生坂

2024年10月13日(日) [日帰り]

• GPS: 04:37
• 距離: 11.0km
• 登り: 810m
• 下り: 809m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:22
• 休憩: 1:13
• 合計: 4:35

7:12 やまなみバス停
7:44 7:55 京ヶ倉登山口
8:27 8:42 おおこば見晴らし台
9:14 9:56 京ヶ倉
10:15 10:17 大城
11:05 11:08 大城登山口
11:47 やまなみバス停

天候

10/13：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

生坂村営やまなみ荘
日帰り入浴、食堂営業あり
炭焼きおやき食べられる

生坂スポーツランド
トイレ利用可能

小学校方面へ歩き出す

勾配のきつい通学路を進む
気分は小学生ハイキング？

自家用でカッコイイ
悪路走行向け4WD仕様

朝靄の京ヶ倉と大城
ゴツゴツして楽しそう

登山口広場 (標高:630m)
地権者の好意によって
無料開放されている

獣害防止柵を越える
この先は非常に狭路だが
マイカー通行可能

車道を10分ほど歩くと
やがて登山口に着く

京ヶ倉万平登山口
(標高:630m)

地図に載っていない
未知の山があるのかな

静寂な樹林の道

小一時間でこの高さ
信濃川水系の犀川を見下ろす

生坂ダムの轟音が聞こえる
少し先に道の駅もあるなぁ
炭火おやきで有名

悪場の多い登山道
巡視中の腕章を身に着けた方が
颯爽と下っていかれた

おおこば見晴台
犀川や生坂の集落を見下ろす
沿道は国道19号線
(標高:840m)

大岩の基部
もうすぐ稜線の標識

稜線が見えてきた

剣刷山へ続く稜線

馬の背分岐
ピストン時は巻き道通過が良さそう

馬の背から京ヶ倉がそそり立つ
岩稜からの眺めも素晴らしい

東面は絶壁
谷底まで切れ落ちている

トドみたいな岩だな

生坂村の全景を見渡す
北アルプスは雲の中だ

橋とグラウンドが見える
あそこが出発点
かなり歩いてきたなぁ

貧相なトラロープの岩壁
這い上がると山頂は近い

剣刷山と犀川
松本平まで良く見える

京ヶ倉 (標高:990m)
静かな山頂を独占しながら
のんびりランチを楽しむ

大城へ続く稜線

ちょこんと常念岳が顔を出す

聖山が近い

切り立った稜線
西面に巻き道あり

大城方面も油断できない悪路

双子岩と呼ばれるようだ

大城跡

アカマツの稜線歩き
木陰で涼しく快適な道

物見岩
下生坂集落を見下ろせる

大城三角点
(標高:919m)

はぎの尾峠
下生坂集落へと
ダイレクトに下山できる

急坂が続くが
ふかふかで歩きやすい道

獣害防止柵を越えて
集落に入っていく

大城登山口
(標高:528m)

村道からやがて国道19号
下生坂バス停近くに出られる

下生坂より登路を振り返る
少しスパイシーな
珠玉の里山歩きを満喫できた

国道沿い約3kmの車道歩き
照り付ける太陽と輻射熱
汗が滲み出る陽気だった

生坂スポーツランド向かい
B&G海洋センター下の駐車場
日帰り登山者も利用可能

感想

Hassie2999

生坂村推しの里山…信州の里山を歩こうな一日。
京ヶ倉は標高1000mにも満たない里山だが
切り立った岩稜や急坂など一筋縄ではいかない挑戦的な里山だ。
今年度は滑落死亡事故が起きているので下山時の滑落には十分注意したい…。

登山口には地元松本ナンバーのクルマが2台…先行者がいるようだ。
内1組は「巡視中」と腕章を付けた方とすれ違う。
40L以上の中型ザックを背負いピッケル片手に
あっという間に駆け下りて行かれた…。
道中の崩落やトラロープなど点検されているのだろうか、とても心強い。
稜線上は馬の背といった切り立った岩稜歩きが楽しい。
すくむような足元だが、眺めがとにかく素晴らしい。

まだ登山適期からは外れている暑さのため
合計4組と出逢っただけの静寂な里山歩きを楽しんだ。

麓の道の駅では炭火おやきが有名。
蒸し焼きのふやけたおやきではなく、パリッとした歯ごたえのおやきが美味い。
お昼頃には売り切れとなってしまう事が多いが
やまなみ荘でも味わう事が出来る。食堂営業では蕎麦が人気だ。
日帰り入浴でサッパリしてから帰路に着いた。