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Yamareco

記録ID: 7368237
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

御神楽岳 何度目の正直か忘れたけどようやく登頂できた!

2024年10月15日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:55
距離
12.3km
登り
1,333m
下り
1,329m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:44
休憩
0:09
合計
7:53
6:15
75
8:26
35
9:01
15
9:16
9:17
12
9:29
9:33
80
10:53
10:56
44
11:40
11:41
11
11:52
13
12:05
23
12:28
19
14:08
室谷登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
最寄り集落から細い林道の長いアプローチになります。ほとんど舗装路ですが一部未舗装区間あり。落石も多く走行には注意が必要です。
登山口の駐車スペースは2台。少し離れた路肩に2〜3台分といったところでしょうか。道はまだ奥に続いていたので、その先にも駐車スペースがあるかもしれませんが未確認です。
コース状況/
危険箇所等
両脇から藪や木の枝が手を伸ばしてきている区間が多くあります。通行に支障はありませんが、ややうるさい感じ。泥濘が多いのでスパッツなどがあったほうがいいかも。御神楽岳から本名御神楽岳の間は道の脇が谷に切れ落ちています。笹や灌木に隠されていて高度感はないのですが、うっかり踏み外すと止まるかどうか。慎重な足さばきが求められます。強風時や悪天時はやめたほうがいいかも。
その他周辺情報 登山後に「御神楽温泉 みかぐら荘」に立ち寄り湯しました。一人500円。源泉かけ流しではありませんが、ぬるっとした良いお湯でした。死ぬほどカメムシがいるのには閉口しましたが。今年は大発生だそうです。
登山口付近の駐車スペース。
2
登山口付近の駐車スペース。
登山口。
ツ「行くで!」
登山口。
ツ「行くで!」
早速渡渉。難なく通過。
早速渡渉。難なく通過。
美しい沢沿いの道。
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美しい沢沿いの道。
急登始まる。
◯◯尾根。
水場&渡渉点。
うぷっ、ちょっと藪っぽくなってきたぞぉ。
1
うぷっ、ちょっと藪っぽくなってきたぞぉ。
ガサガサガサガサ…。
ツ「あだだだ! 顔に、顔に笹がっ!」
2
ガサガサガサガサ…。
ツ「あだだだ! 顔に、顔に笹がっ!」
雨乞峰から続く尾根に出て、ようやく視界が開けた。
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雨乞峰から続く尾根に出て、ようやく視界が開けた。
飯豊連峰だべね。
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飯豊連峰だべね。
守門岳とか浅草岳でねべか?
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守門岳とか浅草岳でねべか?
うわっぷ! まだ藪なの??
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うわっぷ! まだ藪なの??
今度こそ抜けたろ! あのトンガリが御神楽岳のはず!
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今度こそ抜けたろ! あのトンガリが御神楽岳のはず!
ぎゃー!
ツ「やっと平穏が訪れた…」
茶「ここが雨乞峰?」
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ツ「やっと平穏が訪れた…」
茶「ここが雨乞峰?」
あとは稜線散歩!と言いたいところだが、油断できん…。
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あとは稜線散歩!と言いたいところだが、油断できん…。
ツ「なんかマグロのカマみたいだっぺ」
茶「言われてみれば」
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ツ「なんかマグロのカマみたいだっぺ」
茶「言われてみれば」
ツ「マグロのカマ…じゃないや、御神楽岳、登ったどー」
茶「なんか今夜はポン酒の気分!」
6
ツ「マグロのカマ…じゃないや、御神楽岳、登ったどー」
茶「なんか今夜はポン酒の気分!」
ちょっと灌木がうるさい山頂からの眺望。
ちょっと灌木がうるさい山頂からの眺望。
ここで帰ってもいいんだけど、ちょっと本名御神楽岳まで足を伸ばそうと思う。
ここで帰ってもいいんだけど、ちょっと本名御神楽岳まで足を伸ばそうと思う。
見たい景色があるんだよね。
1
見たい景色があるんだよね。
こういう切れ落ちた斜面の縁に登山道がついている。落ちたら死ぬべなぁ。
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こういう切れ落ちた斜面の縁に登山道がついている。落ちたら死ぬべなぁ。
谷も深い。
足元が危ないので思ったより時間がかかる。あれが本名御神楽岳かな。
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足元が危ないので思ったより時間がかかる。あれが本名御神楽岳かな。
ツ「本名御神楽岳、着いたー!」
茶「お疲れ様だよ!」
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ツ「本名御神楽岳、着いたー!」
茶「お疲れ様だよ!」
足元に連綿と連なる会津の山。
2
足元に連綿と連なる会津の山。
振り返って御神楽岳。
この大絶壁が見たかったんだよね。
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振り返って御神楽岳。
この大絶壁が見たかったんだよね。
谷底まで、実に1000m近い標高差の大絶壁。1枚の写真に収まりきらない。
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谷底まで、実に1000m近い標高差の大絶壁。1枚の写真に収まりきらない。
会津方面へ下りる道。こちらから登ってきた人とスライドしたが、かなりの難路だったようだ。
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会津方面へ下りる道。こちらから登ってきた人とスライドしたが、かなりの難路だったようだ。
満足したので下山の途につく。
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満足したので下山の途につく。
こっちのスラブもすごい迫力!
どこを見ても険しい。よくこんなところに登ろうと思ったよな。
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こっちのスラブもすごい迫力!
どこを見ても険しい。よくこんなところに登ろうと思ったよな。
眺望区間はわずか。あとはひたすら藪と樹林の中を激下るのみ。
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眺望区間はわずか。あとはひたすら藪と樹林の中を激下るのみ。
急な下りの連続に腿が悲鳴を上げる。
2
急な下りの連続に腿が悲鳴を上げる。
沢音が聞こえてくればゴールは近い。
1
沢音が聞こえてくればゴールは近い。
登山口まで戻ってきた!
2
登山口まで戻ってきた!
無事下山!
ツ「おつかれっしたぁ!」
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無事下山!
ツ「おつかれっしたぁ!」

感想

福島と新潟の県境にそびえる御神楽岳に登ってきました。秘境といっていい奥山でアプローチからして難しい山です。我々にとっても遠い山で、何度も計画を立てては流れてを繰り返し、今回ようやくチャレンジすることができました。

今回は新潟側から登ったのですが、とにかく「長い」というのが偽らざる感想。コースタイムもさることながら、登山口から景色が開ける場所に出るまでにかなりの時間がかかります。その間、泥濘・藪が繰り返し行く手を阻んできます。道の斜度も急な場所が多いですしタフな登山道でした。福島側からの道はもっと大変だといいます。登れる気がしません…。

そんなタフな登山道をクリアし雨乞峰まで登るとご褒美タイムがまってました。360°の展望はもちろん、4日続けての快晴です。久々に天気を心配しないで済んだ遠征でした。

御神楽岳の山頂を踏んで帰ってもよかったのですが、以前写真で見た景色が忘れられず、少しアルバイトして本名御神楽岳にも行ってきました。間にある吊尾根?は足元が怪しく通過するのに難儀しましたが行った甲斐はありました。1000mの標高差を切れ落ちる大岩壁、深く刻まれた渓谷、始まりかけた紅葉と見どころ満載。新潟側から登ると眺望区間は僅かなので、時間と体力に余裕があれば本名御神楽岳まで行くことをおすすめします。悪天の場合はとてもおすすめできませんが。

宿願を果たして登頂できた御神楽岳。これで東北百名山完登に王手です。残すは飯豊連峰北股岳と飯豊本山。来年の課題ですね。今から楽しみです♪

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