涸沢テント泊
- GPS
- 32:00
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 853m
- 下り
- 841m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特に無し。 |
その他周辺情報 | さわんど大橋すぐ横に日帰り温泉である梓湖畔の湯あり。 |
写真
感想
北アルプスの涸沢でテント泊をしてきました。
一応は涸沢で一泊、穂高山荘で一泊し、奥穂西穂を登って帰る計画を立てていましたが、体調の問題で穂高に登るのは断念。涸沢ピストンに留めました。
ひさびさのテント泊装備では、それだけでもだいぶ疲れました。
【上高地〜横尾】
このエリアまでは登山道とされておらず、登山ルックでない方も多く見られました。ほぼ平坦な道を歩きます。明神、徳沢と途中途中で休憩ポイントがありますが、気が逸る帰り道では若干飽きが来る道でした。
【横尾〜本谷橋〜涸沢カール】
本谷橋までは横尾までと歩きやすさや勾配はほとんど変わりません。本谷橋から登山らしくなります。しばらく林の中を登って行くと、岩がゴロゴロのガレ沢(涸沢)を登るようになります。涸沢ヒュッテの展望デッキも見えてきます。
ひさびさのテント泊装備を背負ってここまで登ってきた身には、この涸沢の最後の登りが予想以上に堪えました。また、汗をかくのでシェルを脱いで登ったのですが、風があり、ここで身体を冷やしてしまったようでした。シェルは着たままもっとゆっくり登るべきでした。
【涸沢でテン泊・体調悪化】
涸沢から上の紅葉のピークは過ぎているとのことでしたが、景色は素晴らしく、しばらく写真を取っていましたが、風があり寒いのでテントを張ってシュラフに包まり横になりました。そこで頭痛と寒気がやってきて動けなくなりました。疲労と身体が急に冷えたことで体調が崩れたようでした。高山病になるような高度ではないのですが、一時吐き気もあり、これも高山病だったのでしょうか。この時点で穂高登りは断念しました。
動く気力も食欲もありませんでしたが、ヒュッテ内のストーブ前で1時間ほど休ませてもらうと若干症状が軽くなりました。あまり眠れませんでしたが、翌朝にはかなり回復したため、ゆっくり起きだし、朝食をしっかりととってから下山しました。
【涸沢テン場具合】
涸沢のテン場は岩がゴロゴロしており、僕の場合はマットを敷いても岩が背に当たってよく眠れませんでした(今回は体調不良も一因でしたが)。テント下に敷くコンパネを\500-で先着で貸し出していたので、次があれば絶対に借りたいです。
また、この夜は風も強く、朝になるとテントの一部が凍ってる位の寒さでした。自分はモンベルの冬山用インナー(ジオライン厚手)にモコモコのミドルフリース(モンベルクリマエア)を着て、0℃対応のシュラフ(モンベルスパイラルダウンハガー)で眠りましたが、足先だけは冷えきってしまいました。象足があれば……と後悔しました。
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