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Yamareco

記録ID: 737357
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

涸沢テント泊

2015年10月05日(月) ~ 2015年10月06日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
31.1km
登り
853m
下り
841m

コースタイム

1日目
山行
5:30
休憩
0:40
合計
6:10
6:20
50
7:10
50
8:00
60
9:00
9:30
50
10:20
10:30
110
2日目
山行
4:10
休憩
1:20
合計
5:30
9:00
70
10:10
10:20
40
11:00
11:50
60
12:50
40
13:30
13:50
40
14:30
0
14:30
上高地バスターミナル
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
さわんどバスターミナル併設のかすみ沢駐車場に駐車し車中泊。朝一臨時バスでさわんどバスターミナルから上高地バスターミナルへ。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特に無し。
その他周辺情報 さわんど大橋すぐ横に日帰り温泉である梓湖畔の湯あり。
6:00上高地バスターミナル
6:00上高地バスターミナル
朝の河童橋と明神岳
朝の河童橋と明神岳
40分ほど歩き、明神館に到着。
40分ほど歩き、明神館に到着。
梓川沿いにほぼ平坦な道を歩く。遠くには常念?の山並みが見える。
梓川沿いにほぼ平坦な道を歩く。遠くには常念?の山並みが見える。
徳沢に到着。平日の朝ですが賑わっています。
徳沢に到着。平日の朝ですが賑わっています。
横尾に到着。人がたくさん。ザックをおろして一服。
横尾に到着。人がたくさん。ザックをおろして一服。
屏風岩を眺めながら進みます。
屏風岩を眺めながら進みます。
本谷橋に到着。上りが始まる前の絶好の休憩場。
本谷橋に到着。上りが始まる前の絶好の休憩場。
この辺りから黄色が目立ってきていました。
この辺りから黄色が目立ってきていました。
本谷橋からしばらく山道を登ると、木々の先に涸沢ヒュッテのデッキが見えてきました。紅葉している木々と岩肌の境界が涸沢のテント場です。
本谷橋からしばらく山道を登ると、木々の先に涸沢ヒュッテのデッキが見えてきました。紅葉している木々と岩肌の境界が涸沢のテント場です。
視界がひらけ、涸沢ヒュッテを目指してガレ沢のような所を登っていきます。
1
視界がひらけ、涸沢ヒュッテを目指してガレ沢のような所を登っていきます。
涸沢が近づくにつれて、紅葉も鮮やかに。
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涸沢が近づくにつれて、紅葉も鮮やかに。
涸沢ヒュッテと涸沢小屋への分岐標識から最後の登り。これがキツイ。
涸沢ヒュッテと涸沢小屋への分岐標識から最後の登り。これがキツイ。
涸沢ヒュッテ到着。
涸沢ヒュッテ到着。
パノラマ売店と展望デッキ。
パノラマ売店と展望デッキ。
涸沢から見上げた北穂、涸沢岳、奥穂。ザイデングラードやコルを見て萎える気力……。
2
涸沢から見上げた北穂、涸沢岳、奥穂。ザイデングラードやコルを見て萎える気力……。
涸沢のテント場。奥にあるのが涸沢小屋。この日はこの写真をとった後、テントを張って力尽きました。
涸沢のテント場。奥にあるのが涸沢小屋。この日はこの写真をとった後、テントを張って力尽きました。
翌朝の涸沢。ゆっくり起きて朝食をとった後のため8:00頃。
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翌朝の涸沢。ゆっくり起きて朝食をとった後のため8:00頃。
すでにテントはまばら。
すでにテントはまばら。
前日の体調不良のため、穂高は登らず往路と同じ道を下山開始。
前日の体調不良のため、穂高は登らず往路と同じ道を下山開始。
涸沢を振り返る。青空がまぶしい。
2
涸沢を振り返る。青空がまぶしい。
本谷橋を渡る。吊り橋です。
本谷橋を渡る。吊り橋です。
横尾大橋を渡る。大きいけれどこちらも吊り橋。
横尾大橋を渡る。大きいけれどこちらも吊り橋。
横尾に到着。少し早めですがここで昼食休憩をとりました。
横尾に到着。少し早めですがここで昼食休憩をとりました。
悠々と流れる梓川。
悠々と流れる梓川。
平坦な道をただ歩く。ひさびさのテント泊装備で肩が痛い。
平坦な道をただ歩く。ひさびさのテント泊装備で肩が痛い。
ようやく河童橋に到着。
ようやく河童橋に到着。
川岸に降りて写真を撮る観光客。
川岸に降りて写真を撮る観光客。
上高地バスターミナルに到着。白桃ソフトを食べながらバスを待ちました。
上高地バスターミナルに到着。白桃ソフトを食べながらバスを待ちました。

感想

 北アルプスの涸沢でテント泊をしてきました。

 一応は涸沢で一泊、穂高山荘で一泊し、奥穂西穂を登って帰る計画を立てていましたが、体調の問題で穂高に登るのは断念。涸沢ピストンに留めました。
 ひさびさのテント泊装備では、それだけでもだいぶ疲れました。

【上高地〜横尾】
 このエリアまでは登山道とされておらず、登山ルックでない方も多く見られました。ほぼ平坦な道を歩きます。明神、徳沢と途中途中で休憩ポイントがありますが、気が逸る帰り道では若干飽きが来る道でした。

【横尾〜本谷橋〜涸沢カール】
 本谷橋までは横尾までと歩きやすさや勾配はほとんど変わりません。本谷橋から登山らしくなります。しばらく林の中を登って行くと、岩がゴロゴロのガレ沢(涸沢)を登るようになります。涸沢ヒュッテの展望デッキも見えてきます。
 ひさびさのテント泊装備を背負ってここまで登ってきた身には、この涸沢の最後の登りが予想以上に堪えました。また、汗をかくのでシェルを脱いで登ったのですが、風があり、ここで身体を冷やしてしまったようでした。シェルは着たままもっとゆっくり登るべきでした。

【涸沢でテン泊・体調悪化】
 涸沢から上の紅葉のピークは過ぎているとのことでしたが、景色は素晴らしく、しばらく写真を取っていましたが、風があり寒いのでテントを張ってシュラフに包まり横になりました。そこで頭痛と寒気がやってきて動けなくなりました。疲労と身体が急に冷えたことで体調が崩れたようでした。高山病になるような高度ではないのですが、一時吐き気もあり、これも高山病だったのでしょうか。この時点で穂高登りは断念しました。
 動く気力も食欲もありませんでしたが、ヒュッテ内のストーブ前で1時間ほど休ませてもらうと若干症状が軽くなりました。あまり眠れませんでしたが、翌朝にはかなり回復したため、ゆっくり起きだし、朝食をしっかりととってから下山しました。

【涸沢テン場具合】
 涸沢のテン場は岩がゴロゴロしており、僕の場合はマットを敷いても岩が背に当たってよく眠れませんでした(今回は体調不良も一因でしたが)。テント下に敷くコンパネを\500-で先着で貸し出していたので、次があれば絶対に借りたいです。
 また、この夜は風も強く、朝になるとテントの一部が凍ってる位の寒さでした。自分はモンベルの冬山用インナー(ジオライン厚手)にモコモコのミドルフリース(モンベルクリマエア)を着て、0℃対応のシュラフ(モンベルスパイラルダウンハガー)で眠りましたが、足先だけは冷えきってしまいました。象足があれば……と後悔しました。

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