2431_南八ヶ岳縦走 観音平 → 編笠山 → 権現岳 → 赤岳 → 地蔵尾根 → 美濃戸口
- GPS
- 15:13
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,917m
- 下り
- 1,989m
コースタイム
- 山行
- 3:52
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 4:49
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 6:43
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れのち曇り一時小雨 3日目 曇り時々晴れ 稜線上は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路 美濃戸口 → 茅野駅 バス バスは現金のみ! |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上にマーカーは沢山あるのでゆっくり歩けば迷うことはない 編笠山への登りは山頂手前がきつかった 権現岳から赤岳への登り返しもそこそこ堪えた |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
食器
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ×2
コンロ×2
コッヘル×2
ファーストエイドキット
|
感想
当初二泊三日で編笠山→権現岳→赤岳→横岳→天狗岳で、青年小屋、赤岳天望荘、下山後夏沢鉱泉泊で計画したが、最終日悪天候が、予想されたため赤岳天望荘から地蔵尾根→美濃戸口に変更した
1日目:10月17日 観音平 → 青年小屋
小淵沢駅からタクシーで観音平へ移動。平日だったら登山者は少ないのでは?と思い木曜日初日としたが、結構車が止まっている。
天気はいいが、その分気温も高い。歩き出して直ぐに衣服調整、暑い!隊長は樹林帯を修業の時間というがゆっくり緑の中を歩いていると気分が落ち着く。このあたりの樹種がそうなのかまだ時期が早いのか紅葉は殆ど見られない。雲海、押手川と少しづつ登る。
押手側でちょうどよい時間になったのでお昼とする。大人数の我々よりも少し年配のパーティーも昼食タイム。
ここから少しずつ斜度が急になり編笠山直下はかなりの急登だった。振り返ると富士山や南アルプスが見えるので度々休憩を挟みながら登る。
ところで、先程の大人数のパーティーは先発隊と後発隊に別れたようで、元気な先発隊はもう山頂についている。我々も遅ればせながら編笠山に登頂。素晴らしい景色で360度の大展望。明日歩く予定の権現岳や赤岳も望める。
先のパーティーの方に写真を撮ってもらう。そのうち、後発隊がまだ来ないとの話になっていたので、Yさんが”様子見てきましょうか”と声掛けするも反応なし。パーティーの中の男性(もちろん我々もご高齢ふう)が”見にいてこようか”と発言するもリーダーらしき男性は無言のまま。そのうち、2~3人の方が登ってきたが、まだ数名来られないみたい(更に高齢の方々)。そもそもパーティーが分裂し、一番体力のない方を最後において自分たちだけ登っていく、ってどうなん?とても考えられない・・・。
山頂から少し下ると青年小屋が見えてきた。その先、いちばん苦手なゴロゴロ岩の下り、いつ歩いても好きになれない岩場歩き。
青年小屋は”遠い飲み屋”が謳い文句のとおり日本酒が半端ない、これ全部ボッカなんだね。
晩御飯のメインディッシュはアジフライ!良かった!ビールも美味しいし、真澄に日高見と本当にフラっと飲み屋に来た感じ。同室になったお兄さんとも仲良くなりとても楽しい時間を過ごした。
2日目:10月18日 青年小屋 → 赤岳展望荘
2日目は早めに準備ができたので7時予定のところ6時半前に出発。歩き始めは晴れていたがガスが結構早いサイクルで流れてくる。
体が慣れてきた頃狼煙場に到着。結構風が強い。なのでガスがどんどん流れて滝雲のように流れていく。少し登ったところから南側を振り返ると南アルプスが見え、甲斐駒や仙丈ヶ岳が流れるガスの間からチラチラと見える。
西ギボシには寄らず縦走路を進む。権現小屋を過ぎて権現岳に到着。山頂には女性が一人、暗いうちにヘッデンを点けて上って来たそうな。その方に写真を撮ってもらい権現岳の有名な?長い梯子を下る。ガスっていることもありあまりはっきり見えなかったが結構な長さである。本当にこれを下るのか!高所恐怖症でビビりには辛い。隊長もYさんも途中でポーズを取りながら笑顔で下る、しかもめちゃ早い!
暫く歩いて、旭岳付近の縦走路だったろうか、ピンクの小型ザックがルート脇に無造作に置かれている。付近は雉撃ちや花摘みができるような場所ではないが人影はない。暫く付近を探してみるが、田中陽希さんが200名山のときに見つけたザックも持ち主は無事下山していた話などをしながら先に進んだ。そうすると、先程権現岳で出会った女性が前方から歩いてくるではないか!我々は権現岳からそのまま下山したものと思っていたが、Yさんがツルネから見る赤岳、阿弥陀岳は最高!というのが気になってツルネまで足を伸ばしていた模様、ただし、真っ白けで何も見えなかったらしい。
Yさんが言うように権現岳までは人は多いがその先はほとんど人が歩かないみたいで、キレット小屋で小休止しているときに2組すれ違っただけで静かな山歩きが続く。キレット小屋からどんどん高度を上げていくがガスが掛かって周囲は真っ白けで黙々と登る。真教寺尾根分岐、文三郎尾根分岐と過ぎて赤岳山頂に登頂。このあたりでまた登山者に出会うようになった。
少し下ってほどなく赤岳展望荘に到着。途中少しガスったが雨が強く雨が強くなることもなかったが、ツルネからの赤岳、阿弥陀岳の勇姿が見られなかったのは少し残念だった。
夕食のメインディッシュは鶏の足だった。なので、隊長と私は山菜の炊き込みご飯と美味しいトマトスープ?で満腹となった。
3日目:10月19日 赤岳展望荘 → 美濃戸口
明け方から窓がガタガタと鳴って風が強そうだ。朝食前には出発の準備を完了し朝食後、予定より少し遅れて赤岳展望荘から地蔵尾根経由で美濃戸口を目指す。死蔵尾根分岐までほんの数分だったが、耐風姿勢を取らなければならないほどの強風。しかし、トレッキングポールもないしましてやピッケルもなし。少し風に煽られかけた。
が、尾根を下り始めるとぱたっと風の影響はなくなり足元に集中しながら樹林帯を目指す。
行者小屋について上空を見上げると少し青空も見える。風は全く感じない。ここからは南沢を下る。初めての道だが非常に歩きやすい。赤岳鉱泉への道や赤岳鉱泉から北沢を下ることを思うとこちらのほうがずっと気持ちいい!
行動予定をCT×1.3としていたこともあってか、赤岳山荘についたのは予定よりもだいぶん早く、このままのペースで歩けば1本早いバスに乗れるとわかり、更に?足元が軽くなりスピードアップ!気がつけば9時40分には美濃戸口に到着。ゆっくりと帰りのバスが到着するのを待つ。
結局今日は出掛けの稜線上は風が強かったものの雨に振られるでもなく、無事に3日間の行程を終了することができた。
3日目は当初予定よりもショートとなったが楽しい山行計画を立ててくれたYさんありがとうございました。今回、ツルネからの絶景は見ることができなかったけど、またその機会があるまで楽しみとっておきます。
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