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記録ID: 7378637
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ハイキング
栗駒・早池峰

栗駒山でまさかの大ピンチ!無事下山できるのか! 〜表掛 御沢コース〜

2024年10月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:03
距離
11.2km
登り
860m
下り
571m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:26
休憩
0:38
合計
8:04
距離 11.2km 登り 860m 下り 571m
5:12
9
スタート地点
6:39
74
7:53
74
9:07
9:10
12
9:22
9:26
44
10:10
10:12
14
10:34
11:01
14
13:12
13:13
3
13:16
ゴール地点
天候 最初は晴れてたけど途中から予報通りの暴風雨
気温: 16〜20℃
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
紅葉シャトルバス運行時期は、下記のいずれかに車を停めることになります。
 ・いこいの村跡地臨時駐車場
 ・表掛け登山者専用駐車場
 ・ハイルザーム栗駒
混雑時は係員に誘導されるので好きなところに停められるわけではないです。基本は上から順に埋まっていくので、空いてるところに誘導される感じ。
今回はもともと表掛け〜裏掛けの計画だったため、朝イチで裏掛け登山口近くの「いこいの村」に車を停め、車道を500mほど歩いて表掛けの登山口へ移動しました。
コース状況/
危険箇所等
表掛けコースは、通常の登山道ではなく完全な「沢歩き」ルート。徒渉というレベルではなく、水の中をジャブジャブ行く感じ。ダイナミックな自然を満喫できる名ルートだけど、まさかあんなに体力消耗するとは、、、
その他周辺情報 電波状況: docomo:94% / au:77% / softbank:57%
https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=r0w8b8iemz
マイカー規制とシャトルバスも今週末まで。
2024年10月19日 04:56撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
10/19 4:56
マイカー規制とシャトルバスも今週末まで。
5時ごろに駐車場に到着すると、なんと一番乗り!ま、こんな天気の悪い日に普通来ませんよね、、、
2024年10月19日 05:14撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
1
10/19 5:14
5時ごろに駐車場に到着すると、なんと一番乗り!ま、こんな天気の悪い日に普通来ませんよね、、、
係の方もまだまだ準備中でした。失礼しました。
2024年10月19日 05:22撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
10/19 5:22
係の方もまだまだ準備中でした。失礼しました。
で、スタート。まずはスノーシェッドの舗装路を500mほど進み、
2024年10月19日 05:25撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
10/19 5:25
で、スタート。まずはスノーシェッドの舗装路を500mほど進み、
表掛け、御沢ルートの登山口へ。
2024年10月19日 05:29撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
10/19 5:29
表掛け、御沢ルートの登山口へ。
前回は下山で使ってしまったけど、今回はちゃんと登りで使わせて頂きますね
2024年10月19日 05:29撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
10/19 5:29
前回は下山で使ってしまったけど、今回はちゃんと登りで使わせて頂きますね
しばらくはほぼ水平の樹林帯を進む
2024年10月19日 05:47撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
10/19 5:47
しばらくはほぼ水平の樹林帯を進む
天気予報はイマイチだったけど、あれ、意外といい天気
2024年10月19日 05:53撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
2
10/19 5:53
天気予報はイマイチだったけど、あれ、意外といい天気
木の根も乗り越えながら
2024年10月19日 05:59撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
10/19 5:59
木の根も乗り越えながら
約1時間ほどで御沢に到着。ここまでは順調。
2024年10月19日 06:27撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
3
10/19 6:27
約1時間ほどで御沢に到着。ここまでは順調。
にゅーけー (入渓)
2024年10月19日 06:38撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 6:38
にゅーけー (入渓)
今日は長靴なのでバシャバシャもバッチリよ
2024年10月19日 06:39撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
7
10/19 6:39
今日は長靴なのでバシャバシャもバッチリよ
水と岩の繰り返し
2024年10月19日 06:41撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
10/19 6:41
水と岩の繰り返し
これは楽しいルートだ
2024年10月19日 06:44撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
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これは楽しいルートだ
渡渉でしか行けない、例の百名山の練習にもピッタリかも
2024年10月19日 06:45撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 6:45
渡渉でしか行けない、例の百名山の練習にもピッタリかも
まあでも段差は大きい
2024年10月19日 06:48撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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まあでも段差は大きい
乗り越え乗り越えが地味に足に効いてくる
2024年10月19日 06:56撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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乗り越え乗り越えが地味に足に効いてくる
「石飛び八里」と言うらしいけど、石飛びだけでは無理ですね。100%ジャポン保障です。
2024年10月19日 07:01撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 7:01
「石飛び八里」と言うらしいけど、石飛びだけでは無理ですね。100%ジャポン保障です。
ゴルジュ的なところは巻き道あり。よく見るとロープあります。
2024年10月19日 07:13撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 7:13
ゴルジュ的なところは巻き道あり。よく見るとロープあります。
まあ楽しいは楽しいけど
2024年10月19日 07:24撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 7:24
まあ楽しいは楽しいけど
そろそろちょっと飽きてきた感も
2024年10月19日 07:28撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
10/19 7:28
そろそろちょっと飽きてきた感も
なんか同じような景色ばっかりで、本当に進んでるのかも分からなくなる
2024年10月19日 07:32撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
3
10/19 7:32
なんか同じような景色ばっかりで、本当に進んでるのかも分からなくなる
いちおうルートなんだよね
2024年10月19日 07:34撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
3
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いちおうルートなんだよね
また段差デカい キツいなあ
2024年10月19日 07:40撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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また段差デカい キツいなあ
ようやく大日沢との出合。右の大日沢はルートではないので良く見ると岩にペンキで赤のバツマークが付いてます。左へ。
2024年10月19日 07:54撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
2
10/19 7:54
ようやく大日沢との出合。右の大日沢はルートではないので良く見ると岩にペンキで赤のバツマークが付いてます。左へ。
まだまだ先は長い 足が本格的にヤバくなってきた
2024年10月19日 08:00撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
10/19 8:00
まだまだ先は長い 足が本格的にヤバくなってきた
そこに「はしご滝」登場でさらに追い打ち
2024年10月19日 08:19撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 8:19
そこに「はしご滝」登場でさらに追い打ち
岩をよじ登り、
2024年10月19日 08:25撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 8:25
岩をよじ登り、
さらにロープを登る ハァハァ
2024年10月19日 08:27撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 8:27
さらにロープを登る ハァハァ
マジ足がヤバいけど、戻るわけにもいかない
2024年10月19日 08:30撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 8:30
マジ足がヤバいけど、戻るわけにもいかない
沢はかなり小さくなり
2024年10月19日 08:43撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
10/19 8:43
沢はかなり小さくなり
ついにここでお別れ
2024年10月19日 08:48撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 8:48
ついにここでお別れ
で、最後にあのロープ登る
2024年10月19日 08:54撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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で、最後にあのロープ登る
かー きつー
2024年10月19日 08:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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かー きつー
そこを登り切ると天国の御室湿原が待っている
2024年10月19日 08:57撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 8:57
そこを登り切ると天国の御室湿原が待っている
振り返って
2024年10月19日 09:04撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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振り返って
が、この辺り、道が不明瞭でよく分からないまま進むけど
2024年10月19日 09:06撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
10/19 9:06
が、この辺り、道が不明瞭でよく分からないまま進むけど
なんとか道を発見
2024年10月19日 09:15撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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なんとか道を発見
虚空蔵十字路で休憩、足がヤバすぎるけど、前に進まねば
2024年10月19日 09:18撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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虚空蔵十字路で休憩、足がヤバすぎるけど、前に進まねば
段差きつい
2024年10月19日 09:29撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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段差きつい
そして寒冷前線通過で山頂稜線は予報通りの暴風雨
2024年10月19日 09:56撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
10/19 9:56
そして寒冷前線通過で山頂稜線は予報通りの暴風雨
ザレ場を慎重にクリアし
2024年10月19日 10:06撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 10:06
ザレ場を慎重にクリアし
天狗平へ ようやく他の登山者を見つけて少しホッとする
2024年10月19日 10:12撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 10:12
天狗平へ ようやく他の登山者を見つけて少しホッとする
去年もそうだったけど、信じられないくらいの悪天候でも絶対に人がいる栗駒山。どーなってるんだ!(って自分も人のこと言えない)
2024年10月19日 10:17撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 10:17
去年もそうだったけど、信じられないくらいの悪天候でも絶対に人がいる栗駒山。どーなってるんだ!(って自分も人のこと言えない)
寒い 冷たい でも早く歩けない これは久しぶりに本格ピンチの状況かも
2024年10月19日 10:28撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 10:28
寒い 冷たい でも早く歩けない これは久しぶりに本格ピンチの状況かも
登頂 でも爆風でのんびりできない
2024年10月19日 10:34撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 10:34
登頂 でも爆風でのんびりできない
ひとまず見たかった山頂の祠の
2024年10月19日 10:34撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 10:34
ひとまず見たかった山頂の祠の
これだけはしっかりチェックし
2024年10月19日 10:35撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
6
10/19 10:35
これだけはしっかりチェックし
一段下がった風の弱い場所で大休憩
2024年10月19日 10:35撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 10:35
一段下がった風の弱い場所で大休憩
はー、何とか少し下山できそうな気がしてきた
2024年10月19日 10:59撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 10:59
はー、何とか少し下山できそうな気がしてきた
中央コースは人が多くて安心
2024年10月19日 11:07撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
6
10/19 11:07
中央コースは人が多くて安心
でも超爆風でまっすぐ歩くことも出来ないけどね
2024年10月19日 11:26撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 11:26
でも超爆風でまっすぐ歩くことも出来ないけどね
さらに何度かの大休憩を繰り返し
2024年10月19日 11:50撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
1
10/19 11:50
さらに何度かの大休憩を繰り返し
とにかく、ゆっくり、ゆっくり、カメ足ペースで、
2024年10月19日 12:23撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 12:23
とにかく、ゆっくり、ゆっくり、カメ足ペースで、
人さまにご迷惑かけることなく何とか自力下山できました。
2024年10月19日 13:12撮影 by  COOLPIX S6100, NIKON
4
10/19 13:12
人さまにご迷惑かけることなく何とか自力下山できました。
あとはシャトルバスで
2024年10月19日 13:48撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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10/19 13:48
あとはシャトルバスで
いこいの村へ帰着。
2024年10月19日 14:04撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
3
10/19 14:04
いこいの村へ帰着。

感想

んー、それほど無茶な計画だとは思ってなかったはずなんだけど、、、

栗駒山。言わずと知れた紅葉の名山。先日テレビでこの栗駒山には「9つのルートがある」と紹介されていて、頭の中で数えたらそのうち7つは歩いたことがあったので、残りの2ルートのうちの1つ、裏掛けルートを歩いてみようと思った。(ちなみにもう1つの残りは大地森。このルートは歩く日は来るのだろうか、、)

ま、せっかく裏掛けルートを歩くのであれば、栗駒山で「御駒講」と呼ばれる歴史的な登拝道である、表掛けで登り、裏掛けで下るという周回ルートにチャレンジしてみようと思い「らくルート」で計画してみたところ、体力度3、累積標高900mと出た。これであれば自分の体力であればそれほど無理なく歩けそうだ。よし、行くか。

で、当日。表掛けの登山口から1時間ほど樹林帯を歩いてついに「御沢」と呼ばれる沢に到着。ここからは完全に沢歩き。実際に歩いてみると、まあ楽しい。ジャブジャブしながら岩の乗り越えるのがまるでアトラクションのようでワクワクする。昔の人もこうやって楽しみながら登ったんだろうなぁなどと考えながら。しかし、御沢を1時間半ほど歩いた辺りで足に異変が。ん、思ったより足の体力消耗が激しいぞ。そりゃそうだ、ステップの無い大きい段差の荒れた登山道をずっと何時間も登り続けているようなもんだよな、でもここでやめるわけにはいかない、前に進むしか、、、

こうなるともう足は時限爆弾、少しでも負荷を掛けたら大爆発するので、まずは塩分、水分をしっかり補給し、薬も飲み、持っている防寒着は全てフル活用し、休憩をはさみ、ペースを最大限に落としながら少しずつ歩を進め、何とか山頂に到着。吹き荒れる強風、雨、かつて鳥海山で救助要請してしまった記憶がフラッシュバックする中、エスケープの中央コースから何とかいわかがみ平までペースを落として下り切った。スタートする際にはまさかこんな展開になるとは想像もしてなかったが、、、

今回の敗因は何だろう。やはりヤマレコの「体力度3」を過信してしまったことかもしれない。前回の体力度3の山行がこれくらいだったから、次回も同じくらいかなと盲目的に考えてしまった。しかしこの数字はコースタイムや距離、累積標高などを参考に出しているだけで、特に今回の御沢コースのような特殊な状況までは的確に反映されているわけではない。普通のルートではない場合はそれを加味して計画を立てるべきだった。

あと昼頃に寒冷前線が通過して天候が悪化することは元々分かっていたけど、その前に沢は通過できるだろう、また山頂の暴風雨は経験済みだからそれも何とかなるだろうと安易に考えてしまったけど、もし足をくじいて行動不能になって沢で長時間救助を待たなければならなかったかもしれないとか、休憩しながらペースを落として歩くにも暴風雨だと体温低下するためそうも言ってられないとか、そういうことまで想定は出来なかった。

ま、今回は幸いなことに中央コースという恵まれたエスケープルートがあったことと、また紅葉時期でたまたまシャトルバスが運航していたことでずいぶんと助かった気がする。そうでなければと考えると少し怖い。今回の教訓をしっかり受け止め、今後も安全登山に努めたいと思います。

教訓:寒冷前線ナメるな。

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