初めての高尾山 意外に楽しめました。寒くないことが嬉しいです
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 494m
- 下り
- 477m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一号路 舗装路を登っていき、リフト上辺りからはたらたらと。お寺参りです。やたら多い下山者の中、かなり浮いていたことだろう。初めてなので、表参道で薬王院が筋だと行ってみましたが、二度目はおそらくないでしょう。人ごみの多さが凄すぎて私には無理でした。 稲荷山道 6号路で滝見した方が良かったか。登山道で人が少なめで歩きやすい。 |
その他周辺情報 | 厚木PA:すぐそばの圏央道ICからトンネルを突き抜けて程近くの厚木の大橋北側にあるPAなのですが、ここの施設はなかなかに食堂、土産やなどが充実していました。ひとまず食事に便利。 |
写真
感想
東京近郊に住む人々にとって高尾山は登山入門にしてきれいな景色も楽しめる所ということで、多くの人々で賑わっていると思います。ゆえに、人混みが苦手な上、富士山南東に住まう自分には愛鷹、箱根、伊豆、丹沢、御坂などに比べると身近にも思えなかったためずっと敬遠してきました。
しかし、先週の富士登頂で高山登山シーズンの終わりを体感し、それから一週たらずで富士や北アが銀世界になったこと、並びに高尾山が圏央道のお陰で埼玉の実家への通り道にあることから、プチハイキングでひとまず体力維持に努めようと高尾山に寄ってきた次第です。
昼の3時過ぎから表参道たる一号路を登る人などなく、下山ケーブルとリフトの待ちにしびれを切らした人が大挙無造作に下ってくる中、日帰りピストンのガチンコ登山姿でダブルストックでカツカツ登り詰める様はきっと異様に映ったことでしょう。しかし、スタートが遅い上、日没前には降りたかったのであまり猶予がなかったのも事実。
薬王院はなかなか荘厳だったし、ケーブル終点のビアガーデンも魅力的でした。
高尾山山頂からの夕焼け気味の丹沢山系が美しかったです。富士は雲の上にほんのりいらっしゃいました。下界である関東平野の三浦半島から東京、横浜、大宮、直下の八王子の街などがでかでかと見えるのは、標高が高すぎないことの利点が出ていると思いました。
下りは稲荷山ルートか6号路か迷いましたが稲荷山ルートを選択。日没になりきらない微妙な状態、最初から日没想定で早めにヘッデン投入としましたが、こちらは純然たる登山道で、登山道としては整備が整っており、静かで落ち着いて下山に専念できました。一方で、ごっついカメラ片手に登ってくるひとたちが。夜空観察狙いかな。
初回はひとまず薬王院参りが筋だろうと表参道経由でお参りしてからの登頂としましたが、もし、今後来ることがあったとしたら稲荷山ルート、または6号路で薬王院スキップ以外は人ごみが厳しすぎますね、自分には。
とにかく、大山から蛭、大室とくっきり綺麗に見えた丹沢は見事で、この稜線の全容がでかでかと綺麗に見えとてもいいのですが、丹沢山系には大概の人があまり興味を示さないのがやや残念でしょうか。南から見るとあまり目立たない蛭の、神奈川最高峰は伊達になしという風合いがまたよし。
天候が良ければ昨日に実施予定であり、少なくとも丹沢主稜に雪がつく11月末までには大倉から塔、表尾根、ヤビツ、大山と経て新装オープンの大山ケーブルへという縦走をやってみたいなと思っており、改めて思いが募りました。
本州、四国の日本百名山を踏破したこと、山に目覚めた後の初の富士登山を麓から登頂したこと、積雪で高山に登るリスクが跳ね上がってきている中、体力回復のためにも久々に山に行くのを自重したのですが、正直せっかくの3連休に全く登らないのもまたフラストレーションが溜まるため、軽めなのを入れて良かったかなと思います。当面は2000m峰前後で積雪に見舞われていないところを探しつつ、月末からの九州本土遠征に備えようと思います。
高尾はやはり陣馬くらいまで縦走しないと登山としては消化不良感は否めないのですが、シルバーウィーク5日間の後立山・雨飾・巻機、翌週の日光白根・上州武尊、翌々週の麓からの富士登山と、きつめの登山を繰り返しやや疲労が溜まっていたのもあり、今週はこれくらいで良いのかな?
とにかく、高尾山頂に何でこんなにも人が集うのかの謎を少しでも理解できたこと、高尾山の薬王院に参拝できたことが良かったですかね。
タイトルの通り夕方でも寒くなく、気楽に望めたことがまた良かったかなと思います。
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