記録ID: 740942
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北
会津駒ヶ岳周回 滝沢登山口〜キリンテ登山口
2015年10月11日(日) ~
2015年10月12日(月)
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 30:01
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,325m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:05
2日目
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:32
13:13
ゴール地点
天候 | 一日目 : 曇りときどき雨 二日目 : 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
僕ら7時前の到着でしたが、一番上の駐車場から一段下がったところに停められました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◼ 滝沢登山口〜駒の小屋 危険箇所ありません。 登山口入口には立派な階段が据え付けてあり、のっけから息が上がります。しばらく広い尾根上の登りとなりますが、なかなかの傾斜です。倒木をベンチがわりに横たわしてある場所が2ヵ所ありますので、身体が慣れるまではそれを目印に休憩すると良いでしょう。 一時間と少し歩くと、ベンチが設置された少し開けた場所に出ます。そこから少し下った場所に水場がありますので、小屋泊まりで手持ちの水量に不安があるときはここで必ず水を補給しましょう。駒の小屋には水場がありません。 水場を過ぎると段々と植生の高さが低くなってきます。がしかし、しばらくは樹林帯の中を右に左にと折れたり巻きながら登ることになります。その辺りまで来ると、木々の間から北東方向に山頂から延びる支尾根の稜線が見えてきます。 木道が表れ、左に緩やかに折れたところで眼前に目指す駒の小屋と草紅葉の絨毯が拡がる景色が飛び込んできます。ここまで来ればもう一息です。 ◼駒の小屋〜駒ヶ岳山頂〜中門岳 木道上でのスリップに注意 駒池のほとりから木道歩きとなります。前日が雨だったこともあるのですが、木道が凍結しており、薄暗いうちの早発ちの際は細心の注意を払って歩きましょう。この時期以降は、前日が晴れていても霜のせいで滑りやすくなりますから…。所々土台が崩れたり木道そのものの腐食によりステップが傾いている箇所も多数あります。 そういうわけで、すれ違いには神経を使います。特に山頂直下の急階段とトラバース道は朝のうちは日陰になりやすく、スリップして他の人を巻き込まないように注意です。 ◼駒の小屋〜キリンテ登山口 稜線上に一部慎重に歩いた方が良い箇所あり キリンテ登山口や御池へのルートは、駒の小屋の右側から斜めに下っている道を進みます。すぐに傾斜のキツイ下りとなりますが、道幅が狭いうえに左右からブッシュが張り出しているので、脛を打ち付けないように気をつけましょう。ぶつけると痛いです(笑) 西側斜面を下っていくと、開けた正面に御池まで延びる稜線が南西方向へ向かっているのが一望できます。そこからは小一時間程度の尾根歩きです。小規模なコルとピークを3つ4つアップダウンするのですが、それほど傾斜はキツくないので快適に歩けます。ただし、小規模な岩場を越えたり、痩せて足場の不安定な箇所もいくつかありますので、意識の集中に緩急をつけて歩きましょう。 向かって左手側はどこからでも遠くが見渡せますが、右側は木々が邪魔して眺めは良くありません。 御池へのルートとキリンテ口へのルート分岐は明瞭で迷うことは無いと思います。開けた正面に燧ヶ岳がドーンとそびえています。 分岐から先は緩やかに左右に向きを変えながら樹林帯の中を下っていきます。滝沢登山口からのルートよりも紅葉が見事な印象です。植生に大きな違いは無いはずですが、方角の為に陽当たりが良いのか、様々な色に溢れ見ていて飽きません。滝沢登山口ルートのピストンでは勿体ないと思いました。登山道も、良く整備された感じの滝沢登山口ルートとは趣が異なり里山の風情で、周回すればバリエーションに富んだ山行が楽しめます。 山地図には途中急坂ありの記載がありますが、つづらに道がつけてありますので傾斜感をあまり感じませんでした。 ◼キリンテ登山口〜滝沢登山口 キリンテ登山口から滝沢登山口へは路線バスを使って戻る形になります。国道に出たら左に進みます。100メートルほど歩くと左手に食堂があり、そこがバス停です。 向かい側にある川端キャンプ場を前泊地にすれば、管理人のおばさまが滝沢登山口まで軽トラで送ってくれるオプションもあるかもしれません(笑) |
その他周辺情報 | 日帰り温泉 周辺に3ヶ所の日帰り温泉があります。どこも500円と格安です。 http://www.oze-info.jp/spa/ キリンテバス停時刻表 http://aizubus.info/timetable/result/?no=5095&de=&week=1&f_from_type=1&f_from_genre=&f_from=%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%86 |
写真
感想
3年ぶりの会津駒ヶ岳。
東北の山仲間からの「駒の小屋に泊まってみません?」っていう誘いがあって、小屋からの景色と草紅葉を眺められるのを楽しみに、一路会津へ向かった。
前回はいつもの相方と燧ヶ岳とセットで歩いたので、滝沢登山口からのピストンだったが、2回目だし、小屋泊まりだし、どうせなら違うルートも歩いてみたいと、滝沢から登ってキリンテに下りるルートを選択した。実際に歩いてみて思ったが、周回コースにして大正解。草紅葉と湿原の木道歩き、雄大な景色を眺めながらの稜線歩き、紅葉に囲まれたフカフカの樹林帯歩きなどバリエーションに富んだ山行で、それはもう言うことなし。2日目快晴の中を歩けたというのも大きいけれど。
キリンテ登山口からは路線バスで滝沢登山口下に戻るつもりだったが、前泊した仲間が前泊地に向かいの川端キャンプ場を利用しており、なんと管理人のおばちゃんが軽トラを貸してくれたので、5分で駐車場の車まで戻れたっていうオマケつき!(笑) 軽トラを返した後しばらくそのおばちゃんと話し込んだが、とっても明るくて好い人だった❗(^_^) いつかまた再会したいなって思わせる人だったので、今度は前泊計画をたてようかな…(笑)
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