歴史ある山、三ヶ上：中国百名山(79/100)

2024年10月27日(日) [日帰り]

• GPS: 02:32
• 距離: 5.7km
• 登り: 520m
• 下り: 521m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:01
• 休憩: 0:30
• 合計: 2:31

距離 5.7km 登り 520m 下り 521m

7:23 スタート地点
7:46 7:52 登山口
8:31 8:38 三ヶ上最高点
8:53 8:55 三ヶ上
9:07 9:18 三ヶ上最高点
9:39 9:43 登山口
9:56 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/27 7:24

林道を入ったところに駐車スペースがあります。ここからスタート

10/27 7:25

三ヶ上の説明

10/27 7:25

マムシ注意はありますが、熊注意はありませんでした。いないのかな？なわけないか

10/27 7:30

幅広の道を進みます。昭和40年代に車両で牧草を運ぶために作られた道だそうです

10/27 7:41

傾斜は緩やかで歩きやすい道が続きます

10/27 7:44

この辺りはちょっとガレています。近くに水場とカツラの木があるようです

10/27 7:45

これですね。沢の脇にカツラの巨木が生えています

10/27 7:47

古い案内板が落ちていました。バードラインと言うそうです

10/27 7:59

山頂までの距離が案内されていますが、なぜ中途半端な数字？

10/27 8:02

登山道と言うよりも林道です

10/27 8:11

ここでちょっと下ります

10/27 8:12

ゲートの跡。かつてここまでチェーンを巻いたジープが牧草を運びに登ってきたそうです。それどころか、この辺りから麓まで約3000mのスキーコースがあったらしい！国体の中国地区予選も行われたとか。昭和30年代の話です。

10/27 8:12

ここからは登山道になります

10/27 8:16

あと0.4km。なぜ0.5kmに設置しなかったのか？

10/27 8:17

ちょっとロープ場があります

10/27 8:18

２連です。登りよりも下りで重宝します

10/27 8:20

またなだらかな道になりました

10/27 8:21

コシアブラの葉が黄色くなっています

10/27 8:22

「一本杉」だそうです。2本に見えますけど・・・

10/27 8:24

標高1000m位になると紅葉しています

10/27 8:27

森林帯を抜けたら、見事な雲海！

10/27 8:28

まるで雲海の多島美

10/27 8:29

三ヶ上最高値点が見えた

10/27 8:30

山頂には役行者石像があります。このピークは「上三ヶ上」と言うそうです。なぜここに三角点が設置されなかったのかと言うと、ここからは南西側の視界がきかないので三角測量できないという理由だそうです。

10/27 8:30

役行者石像。かなり風化しています。天正元年(1573年)に設置されたらしい。足利義昭が追放され、室町幕府が事実上滅亡した年です。

10/27 8:32

花知ヶ仙と妹山

10/27 8:33

真ん中奥にポツンと頭を出しているのは、昨日登った三原山(マッコウ)だと思う

10/27 8:35

右にみえるのが三角点峰。ここが三ヶ上の山頂扱いなので、これから向かいます

10/27 8:37

その前にもう一つの石像、不動明王像。これは1576年だそうです。

10/27 8:37

花崗岩の岩場を下って、笹原歩き🎶

10/27 8:39

ガスがかかってきたけどいい感じ

10/27 8:41

と思ったら、まさかのススキ漕ぎ

10/27 8:47

2つ目のピーク、「う乢(うだわ)」を越えてもススキ漕ぎ。思ってたのと違う・・・

10/27 8:50

ネマガリダケの脇の急坂を下って、

10/27 8:52

登り返したら、

10/27 8:52

三角点峰の「下三ヶ上」

10/27 8:53

三角点

10/27 8:55

見張らしはありません。ただ三角点があるだけです。ここを三ヶ上の山頂扱いにするのは如何なものかと・・・

10/27 9:06

上三ヶ上への登り返し。すっかりガスに覆われてしまいました

10/27 9:08

でも、こんな風にボウっと山頂がみえる瞬間は好きです。すでに登頂したけど

10/27 9:17

行きに雲海の多島美が見えたところ。今は全く見えません

10/27 9:22

落ち葉じゅうたん

10/27 9:24

登山口まで、1.5km

10/27 9:35

そして1.0km。なるほど、下りで切りが良い数字にしたから登りが変な数字なのか。でも普通は登りを基準にするよな

10/27 9:53

とにかくダラダラと林道を下ってきて、

10/27 9:54

駐車スペースに戻りました

10/27 10:24

道の駅でこの本を買いました(600円)。三ヶ上の歴史が書かれていて面白かった。三ヶ上は歴史がある秀峰だということが分かりました。3つの峰それぞれの名前、かつての牧場やスキー場の話、なぜ周りの山と違って「○✕仙」という名前でないのかなどなど。先に読んでおけば良かった

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

低山マスター

昨日の三原山(マッコウ)に登ったあと道の駅奥津温泉にて車中泊して、翌日は三ヶ上に登りました。山頂近くまで車両が通れる幅と傾斜の林道が続くので登りやすい山です。過去レコを見ると最高地点から三角点峰までの稜線笹原歩きらしく、そういう道は好みです！と思ったら、ちょっと違った。後半はガスに巻かれましたが、登りで雲海が見られたのでヨシとします。
写真のコメントにも書きましたが、道の駅奥津温泉で三ヶ上の本を買いました。三ヶ上と麓の上齋原地区はかなり歴史があるようです。
さて、多くの方が誤解していますが、三角点は単純に測量上の都合で見晴らしが良い山頂に設置されることが多いと言うだけで、三角点＝山頂と言うわけではありません。山リストでは三角点峰を三ヶ上の山頂扱いにしていますが、最高地点で歴史もある上三ヶ上を山頂にするべきではないですかね？