二口渓谷 鳴虫沢

2024年10月27日(日) [日帰り]

• GPS: 05:16
• 距離: 5.2km
• 登り: 652m
• 下り: 640m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:06
• 合計: 5:16

距離 5.2km 登り 652m 下り 640m

7:31 スタート地点
12:39 12:45 姉滝
12:47 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

姉滝横の駐車場に停めた。20台位可能。

コース状況／危険箇所等

以下はLK記載）
★入渓まで
駐車場の横を二口川に降りて渡渉すると、すぐに目的の鳴虫沢の入口。入渓1分！

★沢の中
基本的にはラバーソールがバチギキの岩質だが、所々ヌメるところがあり、また突然のようにツルッと行くので、全く気が抜けない。皆様の記録が距離の割に時間がかかっている理由がわかった。

F1
つるつるで登れないため少し戻って右岸の草が生えたツルツル側壁をジンワリ辛抱のスラブ上りで登った。スリルがあってとても楽しかった。

F2
登れない二段滝
右岸にある明瞭な巻道を使って巻いた

大滝
下の段は、水流の左岸側を登り、上の段は水流を渡って右岸側の草付きを登った。ロープは使用せず。若干脆いものの、さほど悪いと言う印象はない。立木に残ビナがあった。

南石橋
北石橋よりは小ぶりだがハート型のすてきな石橋だった。今回は葉っぱがだいぶ落ちてたのですぐにわかったが、確かに真夏など緑が濃い場合は見逃しそう。↓の二俣まで行ったら行き過ぎです。そのちょっと手前の右側の支流にあります。CO650付近。

二俣の二段滝
下の段は簡単だが、上の段は確かに上部が難しそう。過去レコにある残置ハーケンとかロープなどが一式抜け落ちてるのを発見。少し戻って右側の小さな沢形から巻くと、落口上まで歩いて降りられた。対岸の巻道も結構踏まれているようだった。

★詰め
皆さんと同じく、先ほどの滝の上で脱渓することとし、顕著な二俣を左に進路を取る。その次の二俣を右に取ったため、地形図上のゲジマークに向かってしまうが、手詰まりになる前に左にトラバースをかけて稜線に抜けることができた。
鹿がいるせいか、ヤブはかなり薄くヤブコギではなかった。

★帰りの登山道（三神歩道）
地形図上に点線がないが、驚くほどちゃんとした登山道だった。しかしこの登山道は、白毛門の登山道を超えそうな急降下ぶりで、うっかりすると身体を投げ出されそうで、全く飛ばすことができず、この下山でも思ったより時間がかかった。下山路の難易度としては高めだと思われます。これがアクセントとなり、山行満足度が上がったとは同行者の弁。

その他周辺情報

日曜日で混んでいたこともあり、秋保温泉を素通りしてそのまま帰福。

写真

10/27 7:16

LK)おー、青空の磐司岩♪

10/27 7:32

LK)駐車場の横から入渓、めちゃ簡単

10/27 7:34

LK)二口川を渡渉する。対岸に見えるのが、目的の鳴虫沢

10/27 7:35

LK)いきなりF1見えた♪　渓相いいなぁ♪

10/27 7:35

LK)おっかなびっくり歩いて行きます。ちょっとヌメるのよね。

10/27 7:37

LK)登れまへん、、てことで、どっからまくか検討中
H)ダメだ、怖くて登れない、、、、

10/27 7:40

LK)もっと戻れば簡単に巻けるけど、あえてここから登った。楽しい♪
H)泥壁登りはカトリンにお任せだ！！

10/27 7:43

LK)渓相が良い♪

10/27 7:43

LK)釜は結構深めなので、なるだけ濡れないように頑張る

10/27 7:52

LK)うっわーきれい！！

10/27 7:53

LK)へつって行きます。濡れたくないよね^^; でも実はツルドボンした人居たw
H)油断できない！！

10/27 7:55

LK)次から次へと小さな滝が現れる

10/27 7:56

LK)出ました。これが登れない二段滝だ。あっさり巻き決定。
H)この季節、無理はしない

10/27 7:57

LK)巻きは右岸から。登山道のように明瞭だった

10/27 8:03

LK）あら、これはこれは♪

10/27 8:08

LK)微妙にヌメってるので慎重に進みます

10/27 8:10

LK)右岸側側壁

10/27 8:10

LK)きれいだねえ♪

10/27 8:13

LK)小滝たくさん

10/27 8:16

LK)側壁がそれは見事なんです

10/27 8:16

LK)秋の渓相を踏みしめて

10/27 8:19

LK)癒し系です

10/27 8:23

LK)側壁！

10/27 8:26

LK)おぉ、きれいだなぁ♪

10/27 8:29

LK)文句ないです

10/27 8:30

H)こんなに楽しい沢だとは思ってなかった！
LK)良いでしょ、二口の沢♪

10/27 8:32

LK)どんどん行きます

10/27 8:33

LK)これが大滝かー！

10/27 8:35

LK)H君が行ってやっとサイズ感が出る。写真で見るより大きいんですよね。

10/27 8:37

LK)最初は左岸側から行けないか探ってたのですが、やっぱこれは怖いでしょう、ということで

10/27 8:45

LK)途中で右岸側に渡って右岸草付きを登って落口到達。

10/27 8:47

LK)かわいい盆栽岩♪

10/27 8:51

LK)巨岩ボルダー始まる

10/27 8:54

H)簡単に行けるところもあえて面倒な道を進む！

10/27 8:58

H)巨岩帯は続く

10/27 8:59

H)すごいねぇ

10/27 9:03

LK)かつらの大木！いい匂い♪

10/27 9:11

H)側壁からの湧き水

10/27 9:15

LK)最高の盆栽ツリー♪

10/27 9:19

LK)楽しく登りながら進みます

10/27 9:21

LK)紅葉がきれいねえ♪

10/27 9:28

LK)そして南石橋到着。

10/27 9:30

10/27 9:33

LK)記念撮影して

10/27 9:42

LK)先に進みます

10/27 9:44

LK)あ、ここだ、二俣の滝。両方に滝がかかっています。行きたいのは奥の滝。

10/27 9:45

H)あの1段目の滝は簡単に行けるが、その先は危険！！

10/27 9:57

LK)少し戻って小さな沢地形から巻きあがる。

10/27 10:12

LK)無事に落口へ到達

10/27 10:13

LK)輝く黄葉

10/27 10:30

LK)クマさんのアムアム痕

10/27 10:31

LK)今日イチの盆栽岩

10/27 10:34

LK)また盆栽岩出て来た

10/27 10:35

LK)水面が紅葉を写してた

10/27 10:37

LK)脱渓する二俣にあった巨木にニボンミツバチの巣があった

10/27 10:37

LK)それを舐めようとしたヤツ(クマ)の痕跡

10/27 10:38

LK)爪痕でガリガリのバキバキになってる。奥に見える白いのが巣です

10/27 10:44

LK)詰めた沢もボルダーチックで面白かった

10/27 10:50

LK)ムキタケ出始め❤️

10/27 10:53

LK)尾根に乗るために登ったスラブ滝、バランシーで楽しかった

10/27 10:54

H)思ったほど滑ってないが、落ち葉に注意！！

10/27 11:14

LK)ムラサキさん

10/27 11:26

LK)三神歩道に出た

10/27 11:37

LK)大東岳だそうな

10/27 11:41

LK)昔の道標

10/27 11:46

LK)こちらはクマに破壊されてる道標。クマはシンナーの香りが好きで道標とかをガリガリアムアムするらしい。

10/27 11:49

LK)新しいデカいクマフン。直腸の太さにビビる💦

10/27 11:58

LK)見上げると紅葉🍁

10/27 12:06

LK)すごいねえ、かっこいいなあ

10/27 12:06

LK)日本離れした景色

10/27 12:08

LK)写真を撮りまくるおじさま達

10/27 12:08

LK)紅葉に埋もれるおじさま達

10/27 12:08

LK)帰りまーす。ここから地味に長かった💦

10/27 12:15

LK)クロベという針葉樹らしい。もしや黒檜のことなのかな。

10/27 12:32

LK)ムキタケちゃんこんにちは

10/27 12:37

LK)これはあかんやつ

10/27 12:40

LK)二口川に着床

10/27 12:40

LK)渡渉して車道に上がる。この先に姉滝が落ちている

10/27 12:44

LK)車道に上がり、駐車場まで数分歩く。お疲れ様でした。

LK)楽しかったー！お疲れ様でした♪

撮影機器：

VOG-L29 HUAWEI

iPhone 16 Apple

装備

個人装備

ストック 雨具 防寒具 ヘッデン ファーストエイドキット 非常用セット エマシー ツェルト 行動食 非常食 充電用予備バッテリー ヘルメット ハーネス カラビナ 環付カラビナ スリング タイブロック バイル 地形図 トポ 沢靴 沢用スパッツ チェーンアイゼン

共同装備

ロープ

感想

Lynn_Kato

本来は朝日前衛の沢に行くはずでしたが、数日前から急に寒くなった為、水量の多い沢はちょっと厳しいなぁと弱気になり、水量の少ない紅葉を楽しめそうなこちらの沢に変更。

小粒ながら、いろんな要素がぎゅっと詰まったとても楽しく濃い沢でした。紅葉のタイミングもドンピシャで本当に来てよかった♪大満足でした♪

遡行にあたっては、mooreeさん、chicken_manさん、mikiosamさん、他レコの皆様の記録を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

はやぶさ半

一気に寒くなり計画がコロコロ変わって、最終的に濡れずにすみそうな二口渓谷へ。
私と濱ちゃんは二口の沢は歩いたことがなかったので、ヒルのいなくなったこの時期だからこそぜひ行ってみたいと思った。
何本か行ってるカトリン先生にこの鳴虫沢をチョイスしてもらった。二口の入門沢らしいが、南石橋があるとのことでそれを見るのも楽しみ。

駐車場からあっという間に入渓でき、しかも最初からとても良い渓相、滝も早速出てくる。水量は少ないけれど今の時期にはちょうど良い。滑りも少しあるけれど足を置く場所をしっかり見極めればラバーでも問題なし。
小さい滝や滑が連続し飽きることなく大きな滝もちゃんとあり巨岩帯も迷路のようで楽しい、紅葉も綺麗だし、詰めの藪も濃くなく急登ではあるけれど不快ではない。下山路は急だけど道がしっかりあって紅葉も山の眺めも良く最後まで飽きることなく終了。

とても楽しく充実した沢でした。ありがとうございました。