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Yamareco

記録ID: 7421701
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

大船山(九重連山)

2024年10月30日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:32
距離
12.6km
登り
1,067m
下り
1,061m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:48
休憩
2:45
合計
8:33
距離 12.6km 登り 1,067m 下り 1,061m
6:12
3
スタート地点
6:15
6:18
3
6:21
6:24
18
6:42
28
7:10
7:11
56
8:07
8:12
69
9:21
9:22
2
9:40
11:49
10
12:05
7
12:12
12:14
39
12:53
12:59
44
13:43
13:50
21
14:11
22
14:33
14:39
1
14:40
14:42
3
14:45
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
男池(おいけ)登山口
県道621号を東側から登山口に向かいました。すれ違いが困難な場所もありますが、そこまでの悪路ではないとの印象を持ちました。登山口周辺には、県道沿いに駐車場や公衆トイレがあります。公衆トイレはきれいな状態でした。登山口のある男池園地に入るには、黒岳男池周辺美化清掃協力金(100円)の納付が必要です。
コース状況/
危険箇所等
男池〜かくし水〜ソババッケ〜大戸越
比較的歩きやすい場所に道案内用のロープを張ったりピンクテープで目印を付けて歩く場所を指定した感じの登山道です。岩がゴロゴロしていて歩きにくい場所が多く、距離や標高差以上に歩くのに時間がかかります。

大戸越〜北大船山〜段原〜大船山
地面がえぐれた場所や樹木がない場所を歩けばよいので登山道はおおむね明瞭です。ピンクテープもあります。大戸越から少し登った所に崩落地がありますが、近くに迂回路が形成されていました。標高1,690m付近は迷いやすく、山と高原地図には「?」マークの記載があります。私は北大船山への登山道を見つけることができず、風穴に下る登山道に迂回しました。

大船山周辺
御池に下りる踏み跡が多くあり、深く考えなくても池のほとりに着くことができます。御池を囲む尾根を1周しましたが、踏み跡が薄い場所がありました。
その他周辺情報 男池湧水群
登山口のある男池園地にあります。環境省の「日本名水百選」、「豊の国名水15選」に認定されており、湧出量は平均毎分14t、1日に約2万tと水量が豊富です。

長湯温泉療養文化館御前湯
男池登山口から南東方面に15kmほど離れた場所にある温泉施設です。料金は大人500円です。シャンプーやボディーソープの備え付けがないため、持参するか受付で購入する必要があります。脱衣場にはコインロッカーがありますが有料(20円)です。ドライヤーもありました。浴室にはサウナがあります。天井近くにある温度計は90℃でしたが、個人的には温度が低いように感じました。水風呂は、水風呂としては温度が高いように感じました。屋内の主浴槽に加えて露天風呂があり、ぬるめのお湯にゆったりとつかることができます。私の好みは、サウナは熱い、水風呂は中くらい、お風呂はぬるいのが好きなので、サウナと水風呂は好みではなく、露天風呂は最高でした。館内や浴場は段差や階段が多くあり、転倒しないように注意が必要です。
男池(おいけ)園地の入口です。黒岳男池周辺美化清掃協力金(100円)を納めて入場します。
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男池(おいけ)園地の入口です。黒岳男池周辺美化清掃協力金(100円)を納めて入場します。
ここから登山道に入ります。案内標識がありますが、「右散策コース(上の台・男池)」としか書かれておらず、通り過ぎそうになりました。
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ここから登山道に入ります。案内標識がありますが、「右散策コース(上の台・男池)」としか書かれておらず、通り過ぎそうになりました。
ぬかるんだ窪地の横を通過します。
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ぬかるんだ窪地の横を通過します。
岩ゴロゴロの登山道です。道案内のロープが張られています。
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岩ゴロゴロの登山道です。道案内のロープが張られています。
右側に谷筋を見ながら登ります。
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右側に谷筋を見ながら登ります。
ソババッケに着きました。踏み跡のある場所を歩きました。
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ソババッケに着きました。踏み跡のある場所を歩きました。
岩ゴロゴロの登山道が続きます。
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岩ゴロゴロの登山道が続きます。
大戸越(うとんごし)に着きました。正面に三俣山(みまたやま)が見えます。
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大戸越(うとんごし)に着きました。正面に三俣山(みまたやま)が見えます。
崩落しています。迂回路が形成されているのでそちらを通行しました。
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崩落しています。迂回路が形成されているのでそちらを通行しました。
見た目よりは滑らないように思いましたが、下りは慎重に歩きました。
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見た目よりは滑らないように思いましたが、下りは慎重に歩きました。
高度を上げると絶景が広がるので、写真を撮りながら登りました。
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高度を上げると絶景が広がるので、写真を撮りながら登りました。
火山の噴石のような石が転がっていて、ずるずると滑ります。
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火山の噴石のような石が転がっていて、ずるずると滑ります。
ここで行き止まりになってしまいました。周辺をウロウロしたものの北大船山への登山道がよく分かりません。
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ここで行き止まりになってしまいました。周辺をウロウロしたものの北大船山への登山道がよく分かりません。
北大船山への登山道が分からないので、風穴に下る登山道方面に迂回しました。
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北大船山への登山道が分からないので、風穴に下る登山道方面に迂回しました。
この辺りは踏み跡が不明瞭なので地図を確認して踏み跡を探しながら進みます。
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この辺りは踏み跡が不明瞭なので地図を確認して踏み跡を探しながら進みます。
風穴に下る登山道に向かう踏み跡がありました。
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風穴に下る登山道に向かう踏み跡がありました。
風穴方面に下る登山道に出ました。左側に米窪を見ながら段原(だんばる)に向かいます。
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風穴方面に下る登山道に出ました。左側に米窪を見ながら段原(だんばる)に向かいます。
米窪です。道に迷った結果この場所を通りましたが、この風景を見られてラッキーでした。
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米窪です。道に迷った結果この場所を通りましたが、この風景を見られてラッキーでした。
正面は登る予定だった北大船山かな
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正面は登る予定だった北大船山かな
段原に着きました。久住山方面の展望です。
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段原に着きました。久住山方面の展望です。
こちらも岩ゴロゴロの登山道です。
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こちらも岩ゴロゴロの登山道です。
振り返ると絶景が広がります。
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振り返ると絶景が広がります。
大船山(たいせんざん)の山頂に着きました。
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大船山(たいせんざん)の山頂に着きました。
大船山といえば御池の展望です。昨年登ったときはガスで真っ白でしたが、今年はよく見えます。紅葉は彩りに欠ける感じです。
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大船山といえば御池の展望です。昨年登ったときはガスで真っ白でしたが、今年はよく見えます。紅葉は彩りに欠ける感じです。
御池のほとりに下りてみます。踏み跡があります。
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御池のほとりに下りてみます。踏み跡があります。
御池のほとりに着きました。
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御池のほとりに着きました。
山頂直下に戻ってきました。
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山頂直下に戻ってきました。
御池を一周してみます。写真右側の登山道を進むと池窪登山口方面に下ります。少し下ってしまい引き返しました。
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御池を一周してみます。写真右側の登山道を進むと池窪登山口方面に下ります。少し下ってしまい引き返しました。
岩の上に人がいます。人がいない写真を撮りたくて「早く下りてくれないかなあ、でも自分も同じ場所に行って同じことをするんだよなあ」と思いながら待ちました。
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岩の上に人がいます。人がいない写真を撮りたくて「早く下りてくれないかなあ、でも自分も同じ場所に行って同じことをするんだよなあ」と思いながら待ちました。
薄い踏み跡がありました。
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薄い踏み跡がありました。
左側の岩に登ります。簡単に登れます。
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左側の岩に登ります。簡単に登れます。
岩の上からの展望です。大船山直下よりも明るく見えました。
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岩の上からの展望です。大船山直下よりも明るく見えました。
こちらも踏み跡がありました。
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こちらも踏み跡がありました。
今水登山口方面に下る登山道に出ました。
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今水登山口方面に下る登山道に出ました。
大船山の直下に戻ってきました。写真左奥に見えるのは由布岳や鶴見岳かな
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大船山の直下に戻ってきました。写真左奥に見えるのは由布岳や鶴見岳かな
赤色が多い場所を撮りました。
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赤色が多い場所を撮りました。
遠くに見えるのは阿蘇山かな
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遠くに見えるのは阿蘇山かな
下山前に御池を眺めました。
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下山前に御池を眺めました。
下山前に岩峰の先まで行って撮りました。
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下山前に岩峰の先まで行って撮りました。
写真右側は北大船山です。
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写真右側は北大船山です。
段原に下山する途中で撮りました。
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段原に下山する途中で撮りました。
大船山避難小屋です。「この建物は休憩所のため、宿泊での使用は禁止です」との注意書きがありました。
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大船山避難小屋です。「この建物は休憩所のため、宿泊での使用は禁止です」との注意書きがありました。
段原に戻ってきました。往路でたどり着けなかった北大船山に向かいます。
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段原に戻ってきました。往路でたどり着けなかった北大船山に向かいます。
踏み跡は明瞭です。
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踏み跡は明瞭です。
写真ではくすんで見えますが、割と赤みがあります。夕方は赤く染まるのかも
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写真ではくすんで見えますが、割と赤みがあります。夕方は赤く染まるのかも
北大船山に着きました。
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北大船山に着きました。
今のところ踏み跡は明瞭です。
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今のところ踏み跡は明瞭です。
どこで迷ったんだろうと考えながら歩いているうちに迷った場所に着いていました。なぜ迷ったのかよく分からないままです。
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どこで迷ったんだろうと考えながら歩いているうちに迷った場所に着いていました。なぜ迷ったのかよく分からないままです。
平治岳です。雲の形がおもしろい。
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平治岳です。雲の形がおもしろい。
三俣山とその下に広がる坊ガツルです。テントを買ったのでテント泊をしてみたい。
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三俣山とその下に広がる坊ガツルです。テントを買ったのでテント泊をしてみたい。
大戸越まで下ってきました。登山届は平治岳もルートに入れていましたが、大船山でのんびりしたのでこのまま下ります。
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大戸越まで下ってきました。登山届は平治岳もルートに入れていましたが、大船山でのんびりしたのでこのまま下ります。
秋(ススキ)と初夏(ミヤマキリシマ)のコラボです。
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秋(ススキ)と初夏(ミヤマキリシマ)のコラボです。
初夏の部分を切り取りました。
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初夏の部分を切り取りました。
散り紅葉が美しい。
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散り紅葉が美しい。
ピンクテープを探しながら下ります。下っても下っても岩ゴロゴロ・・・
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ピンクテープを探しながら下ります。下っても下っても岩ゴロゴロ・・・
ソババッケまで下りました。
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ソババッケまで下りました。
岩ゴロゴロの登山道・・・
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岩ゴロゴロの登山道・・・
苔がきれい。
男池の湧水です。柄杓や漏斗が備え付けられています。空になったペットボトルに柄杓で汲みました。
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男池の湧水です。柄杓や漏斗が備え付けられています。空になったペットボトルに柄杓で汲みました。
無事に駐車場に戻ることができました。
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無事に駐車場に戻ることができました。
道の駅ながゆ温泉の横にある長湯温泉御前湯で汗を流しました。
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道の駅ながゆ温泉の横にある長湯温泉御前湯で汗を流しました。
九州といえば資(すけ)さんうどん(個人的な見解です)。大分市内の帰宅ラッシュにはまりながら明野店にたどり着きました。肉ごぼ天うどん大盛(890円)をいただきました。すかいらーくが買収して全国展開するのだそう。愛媛にも進出してほしい!
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九州といえば資(すけ)さんうどん(個人的な見解です)。大分市内の帰宅ラッシュにはまりながら明野店にたどり着きました。肉ごぼ天うどん大盛(890円)をいただきました。すかいらーくが買収して全国展開するのだそう。愛媛にも進出してほしい!

装備

個人装備
雨具 防寒具(ソフトシェル) ツェルト エマージェンシーシート ファーストエイドキット ヘッドライト+予備電池 スマートフォン+予備バッテリー 非常食 食料1食分 非常水1L 水3L

感想

紅葉の大船山(たいせんざん)に登ってきました。

大船山には昨年の秋にも登ったのですが、山頂付近はガスで真っ白で楽しみにしていた御池の紅葉は見られずじまいでした。今回はそのリベンジです。

先週の日曜日は午前中は晴れるものの午後の早い時間に雨が降り始める予報だったので断念していました。

先週末の時点では、今週はずっと雨模様の予報でしたが、水曜日はいきなり晴れ予報になっていて、会議や急ぎの仕事もなかったので休暇をとりました。

大分県は私が住む愛媛県の隣にありますが、フェリーで豊予海峡を渡らなければならないのでお金も時間もかかります。今回は妻と一緒に登りたかったのですが、急なことで都合がつかず、私ひとりで登ることになりました。

男池の駐車場には深夜1時半に着きました。天気は昼にかけて回復する予報なので、無理をしてナイトハイクはせず、ヘッドライトなしで行動できる明るさになってから出発することにしました。岩ゴロゴロの登山道なので、ナイトハイクをしなくてよかったと思います。

駐車場で出発の準備をしていると、通りかかったおじさんが、事前に長者原ビジターセンターに電話をして確認したところ、紅葉のピークは過ぎているとのことであったと教えてくれました。「今その情報を聞いたところでどうしようもないなあ」と思いながら出発します。

出だしから登山道は分かりにくく、気が付いたら踏み跡がなくなっていて引き返したりして先が思いやられます。

登山道は岩がゴロゴロしている場所が多く、落葉の季節ということもあって、踏み跡がはっきりしない場所があります。道案内のロープが張ってあったり、ピンクテープが付けられていたりするので、登山道の場所は分かるものの、階段やハシゴで登山道を整備したというよりは、歩きやすい場所を登山道にしているという印象を持ちました。

山頂には9時40分頃に着きました。山頂には2時間余り滞在して、御池のほとりに下りたり、御池を囲む稜線を周回したりして、絶景を堪能しました。

天気には恵まれましたが、楽しみにしていた紅葉は、昨年と比べると鮮やかさに欠ける感じでした。猛暑の影響かもしれませんし、ピークを過ぎていたのかもしれません。山頂では「今年は赤みが少ない」と話しているのを耳にしました。同じような話は北アルプスの涸沢でも耳にしており、今年の紅葉の傾向かもしれません。

登山計画では平治岳に登ることにしていましたが、山頂でゆっくりしたので登らずに下山しました。平治岳にはミヤマキリシマが咲く時期に登りたいと思います。

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