ダイトレ起点プレート見に屯鶴峯から大和葛城山
- GPS
- 09:08
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,674m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:08
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
今回は屯鶴峯から大和葛城山までだったがそれでも最後は東側、近鉄電車側に降りたいという制約がかかってしまった。 屯鶴峯には近鉄大阪線関谷駅からと近鉄南大阪線二上山駅からの二つのアクセスが考えられるが、ここら辺の道は山越えで人が歩くことはあまり想定されていないのか歩道が断続的なうえにダンプやトラックなど大型車の通行が多く、そこを歩く区間を短くしようと思うと必然的に関谷駅からとなる。 そして帰りも近鉄沿線に下るのが効率的だが、金剛山沿いの近鉄御所線の南の終点が御所駅。 金剛山まで行ってしまうと途端に帰りのアクセスが悪くなって時間もどのくらいかかるのかわからなくなってしまう。 今回はそもそも屯鶴峯の起点プレートを見るのが目的だからそことスムースに繋ぎたいとなると帰りは大和葛城山から御所駅にとなる。 大和葛城山から東に下るとなると北尾根かくじらの滝道だが、幾つかレポを拝見すると数か月前から工事により通行止めとなってたクジラの滝道が数日前から解除中になってるとの記述発見。 北尾根からだと荒れてて下りは結構大変かなと思ったが、もしくじらの滝道が改修されて綺麗になってるならラッキーかなと思ってこのルートを選択。 大阪北部の家から電車で近鉄戦まで結ぶのは面倒なので探すと近鉄大阪線二上駅そばに三井のリパーク 近鉄二上駅前駐車場一日700円というのを発見したのでここから電車で一駅の関谷まで乗ってスタートし、帰りはバスがある時間に降りてこれればロープウェイ乗り場からバスで御所駅に、そこから二上山駅まで電車に乗って二上駅のパーキングまで歩くという周回コースを計画。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一番危険だったのは山ではなく屯鶴峯までとそこからダイトレ北口までの県道、そして二上山岩谷峠からダイトレ通り南西の国道の二上山登山口に下って竹内峠までの、それぞれ峠越えで歩道が無い区間を歩くこと。 山越えでそもそも人が歩くことを想定していないのか歩道の無い区間も結構あり、カーブが多く見通しのきかない所をダンプやトラックなどの大型が結構走ってるので、車側だけでなく自分も気を付けていないと危ない。 自分の体が当たらないようにだけでなく、ザックの紐など引っ掛けられても終わる。 山では大和葛城山から東に下りる北尾根コースとくじらの滝道はどちらも道が荒れてるのが知られてたが、くじらの滝道は改修されて非常に歩きやすく迷いにくくなっており、工事そのものはもうほぼ終わってるようなので、一応予定として来年1月までと表記されてはいるがこのまま解除中から通行OKへと進むのではと思われる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
だいぶ涼しくなって長い距離歩くのが楽な季節になってきて幾つか思い浮かぶ場所がある中の一つ、ダイトレの起点終点。
当麻寺から二上山経由紀見峠までは歩いたことあるが、屯鶴峯から二上山までと紀見峠から岩湧山以外槇尾山施福寺までは歩いたことがない。
特に施福寺まではそのあとの交通機関が難しそうでハードルが高いが、今回は起点の屯鶴峯側のプレートを見に行き、その後うまく周回出来るよう大和葛城山から東の近鉄線側に下りてくることに。
色々調べると屯鶴峯へは近鉄大阪線の二上駅か関谷駅からになるようだが、今回は少しでも交通量少ないほうをと思って関谷駅からに。
帰りは金剛山まで行ってしまうと近鉄線へのアクセスが遠くなるので大和葛城山から東に御所駅に下りてくることにしたが、その下り道を調べてると数か月前から補修工事で通行止めになってたくじらの滝道が数日前から解除中となってるとのレポ発見。
くじらの滝道も北尾根も荒れてることで有名で、おそらく疲れ果てての北尾根の下りは面倒かもと思ってたところに思わぬ朗報で、もしかしたら週末だけの限定解除だったかもしれんけど通れればラッキーと思ってそれ期待して行ってみることに。
そして大阪北部から二上山あたりまで電車乗り継いで行くのは面倒なのでそこらへんも調べてみると二上駅前に一日700円のパーキング発見。
最終的に三井のリパーク近鉄二上駅前に駐車してそこから関谷駅まで一駅乗ってスタートし、大和葛城山から通れればくじらの滝道、通れなければ北尾根から下りて間に合えばロープウェイ登山口駅からバスで御所駅まで。
間に合わなければ歩いて御所駅まで行って二上山駅まで乗り、最後は二上駅前のパーキングまで歩くという周回コースを決定。
歩いてみてまず感じたのは、なんでダイトレの起点が屯鶴峯になったんだろうということ。
確かに屯鶴峯登山口に数台置けてトイレもある駐車場はあるが、公共交通機関からのアクセスは悪くそこからまだダイトレ北口まではしばらくはそこそこ交通量もあるのに歩道も無い峠越えの県道を歩かねばならず、もちろん大会などの起点にして大人数歩かせることなど出来ない場所。
現在のダイトレの大会のスタートが当麻寺駅からとなってること考えると二上山駅あたりにダイトレ起点を持ってきてもよかった気もするけど、大阪府が関係して設定したのでやはりできるだけ大阪に近いよう県境に沿って名のある地点として選んだのか。
しかしおそらく現在ではここをスタートしてダイトレ歩く人は相当限られてると思う。
ましてや、今回分かったけどこの北口から二上山までは小さいピークが続き、上り下りが続いてその上さすがダイトレ、多くの場所に木段が敷設され、當麻寺からのコースより格段にきつく足を削られ後に響く。
ここからダイトレ本来の終点である槇尾山施福寺まで、夕方5時までだったか、着かないとバスが無くなる施福寺まで日帰りで行ける人なんてそれこそトレランでもよほど速い人だけだろうし、紀見峠までだって自分だったらおそらく終電乗れるか乗れないかくらいかも。
もしほんとに全部通してやるとすれば涼しい季節にテント持ってちはや園地一泊でちょうどか。
もちろんそれなりの理由はあったんだろうけど、正直相当違和感のあるダイトレ起点ではありました。
次に違和感あったのは二上山岩谷峠から国道166線に下りる地点。
楽に歩けることと大きい駐車場など完備されてるためか二上山万葉の森駐車場のほうに下りる道がダイトレの正規コースになってるようだが、これまた向かいの竹内峠まで歩道の無いところもある道路を歩くことになり、峠越えで見通しも悪いのに交通量は多い国道とあってやはり危ない感じはあり、せっかく岩谷峠から竹内峠にストレートに繋がる山道があるんだからそのほうが安全度も高かったろうにとも思ったが、これもやはり有名な地点を通したいとか、大会時の運営なども関係してるんかななどと。
あとはずっと山の中なので二上山までに想定外に削られた脚力体力で出来ればなんとかロープウェイ登山口駅の最終バス、17時のバスに乗れるよう、くじらの滝道が通れるよう祈りながら頑張って飛ばす。
そのかいあって大和葛城山にはだいたい想定通り着いて薄曇りの中すすきの向こうに金剛山見ながら飯を食べ、さてくじらの滝道にと下りて行ったらなんとラッキーなことに通行止め看板に解除中の貼り紙あり。
助かったと思いながら下りて行くとしばらく人が通らないうちに茂ったツタなどを鎌で刈り払いながら下りてる人が。
ご一緒させてもらって話を聞くとこの辺りにはすごく詳しい方で、今回の工事についても元々の登山道のえぐれが酷く深くなりすぎてその脇の土手の上の木が大雨で崩れ落ちる事態にまでなったことと、しばらく前からそのえぐれ崩壊した登山道を敬遠して両脇の土手の上を歩いた踏み跡が定着して道になりかけてたが、その片側が実は個人の所有地であり、植林の根が多くの人に踏まれることで傷んでしまうなど問題があったのか役所に苦情が入ったためにそちら側を歩かないよう新しい道を設定したとのこと。
確かにくじらの滝道の上のほうはびっくりするほど階段や手すりが続き、もう他を歩くこと考える余地も無いくらい通る場所が明確になってるのはそういう分けかと、ここは砂岩質と粘土質が入り混じって滑りやすく慣れずに転ぶ人もいるとのことだったが、それ以上に個人の所有地に入るなとの苦情が役所を動かし手すり続きの遊歩道のようになる大きな理由だったのかと納得。
また、それだけ大きな工事だったので作業中は上までモノレールが敷設されてたが、今ではそれも全て撤去されてるのでもう大きな工事は終了したと思われ、まだ小さい手直し等あったとしても通行止めになるほどのこともないだろうから、立て看板には来年1月までと書いてはあるけどまた大雨でどこか崩れたりしない限りおそらくこのまま1月まで解除中の貼り紙が続いて通れるのではとのことでした。
そんな話を聞きながらも足も速い方できれいになった登山道と相まってあっという間に下りてしまい、ロープウェイ登山口駅からのバスは最終より一つ前のに余裕で間に合ってしまい、しんどかったけどなんだかんだ予定通りに行ってホッとしながら最後は二上山駅から二上駅までの暗い住宅地の中をパーキングまで歩きました。
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