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Yamareco

記録ID: 7425275
全員に公開
ハイキング
葛城高原・二上山

ダイトレ起点プレート見に屯鶴峯から大和葛城山

2024年10月31日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:08
距離
21.4km
登り
1,674m
下り
1,437m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:57
休憩
1:11
合計
9:08
距離 21.4km 登り 1,674m 下り 1,437m
7:42
36
8:31
8:34
11
8:45
15
9:04
5
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5
10:25
10:46
5
10:51
10:54
2
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10:57
17
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11:17
12
11:29
11:33
27
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12:01
2
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12:13
7
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25
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12:56
1
13:03
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23
13:27
15
13:42
13
13:59
14:00
17
14:17
16
14:57
14:58
7
15:05
15:06
18
15:24
15:32
55
16:27
19
16:46
16:49
1
16:50
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
端から端まで歩くとなると屯鶴峯から槇尾山施福寺までとどちらも公共交通機関アクセスが結構面倒な、特に施福寺側はバスが限られていて面倒というか難しいが、一人でとなるといずれにしても公共交通機関を使わなければ成り立たなくなる。
今回は屯鶴峯から大和葛城山までだったがそれでも最後は東側、近鉄電車側に降りたいという制約がかかってしまった。
屯鶴峯には近鉄大阪線関谷駅からと近鉄南大阪線二上山駅からの二つのアクセスが考えられるが、ここら辺の道は山越えで人が歩くことはあまり想定されていないのか歩道が断続的なうえにダンプやトラックなど大型車の通行が多く、そこを歩く区間を短くしようと思うと必然的に関谷駅からとなる。
そして帰りも近鉄沿線に下るのが効率的だが、金剛山沿いの近鉄御所線の南の終点が御所駅。
金剛山まで行ってしまうと途端に帰りのアクセスが悪くなって時間もどのくらいかかるのかわからなくなってしまう。
今回はそもそも屯鶴峯の起点プレートを見るのが目的だからそことスムースに繋ぎたいとなると帰りは大和葛城山から御所駅にとなる。
大和葛城山から東に下るとなると北尾根かくじらの滝道だが、幾つかレポを拝見すると数か月前から工事により通行止めとなってたクジラの滝道が数日前から解除中になってるとの記述発見。
北尾根からだと荒れてて下りは結構大変かなと思ったが、もしくじらの滝道が改修されて綺麗になってるならラッキーかなと思ってこのルートを選択。
大阪北部の家から電車で近鉄戦まで結ぶのは面倒なので探すと近鉄大阪線二上駅そばに三井のリパーク 近鉄二上駅前駐車場一日700円というのを発見したのでここから電車で一駅の関谷まで乗ってスタートし、帰りはバスがある時間に降りてこれればロープウェイ乗り場からバスで御所駅に、そこから二上山駅まで電車に乗って二上駅のパーキングまで歩くという周回コースを計画。
コース状況/
危険箇所等
一番危険だったのは山ではなく屯鶴峯までとそこからダイトレ北口までの県道、そして二上山岩谷峠からダイトレ通り南西の国道の二上山登山口に下って竹内峠までの、それぞれ峠越えで歩道が無い区間を歩くこと。
山越えでそもそも人が歩くことを想定していないのか歩道の無い区間も結構あり、カーブが多く見通しのきかない所をダンプやトラックなどの大型が結構走ってるので、車側だけでなく自分も気を付けていないと危ない。
自分の体が当たらないようにだけでなく、ザックの紐など引っ掛けられても終わる。
山では大和葛城山から東に下りる北尾根コースとくじらの滝道はどちらも道が荒れてるのが知られてたが、くじらの滝道は改修されて非常に歩きやすく迷いにくくなっており、工事そのものはもうほぼ終わってるようなので、一応予定として来年1月までと表記されてはいるがこのまま解除中から通行OKへと進むのではと思われる。
屯鶴峯って車なら登山口目の前にトイレまである専用駐車場あるけど、縦走となると一人だと車では難しく、どこからスタートするかいろいろ考えた挙句に車はこの日の登り出しと下りてくる所の間の二上駅そばのパーキングに駐車して電車でここから。
近鉄の二上山駅からよりは車道歩きが少なくなるかと思ったが、確かに歩きだしは住宅地で丘を越える感じでのんびり歩けたものの、県道に出てからは歩道もとぎれとぎれでダンプやトレーラーブンブン行きかう横を歩いていくのは正直怖い場面もあった。
2024年10月31日 07:41撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 7:41
屯鶴峯って車なら登山口目の前にトイレまである専用駐車場あるけど、縦走となると一人だと車では難しく、どこからスタートするかいろいろ考えた挙句に車はこの日の登り出しと下りてくる所の間の二上駅そばのパーキングに駐車して電車でここから。
近鉄の二上山駅からよりは車道歩きが少なくなるかと思ったが、確かに歩きだしは住宅地で丘を越える感じでのんびり歩けたものの、県道に出てからは歩道もとぎれとぎれでダンプやトレーラーブンブン行きかう横を歩いていくのは正直怖い場面もあった。
この日はダイトレとはいっても紀見峠とかまで行くつもりはなく、電車の便も考えて降りるのは通行止め解除されたとのレポがあった大和葛城山くじらの滝道からと考えてたので、時間はあるとみてせっかくなので屯鶴峯の周回コースを回って見ることに。
時間たっぷりなわけではないので一番見たかったものを。
この穴は最初からあったものに手を加えたのか、それとも一から掘ったんだろうか。
2024年10月31日 08:34撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 8:34
この日はダイトレとはいっても紀見峠とかまで行くつもりはなく、電車の便も考えて降りるのは通行止め解除されたとのレポがあった大和葛城山くじらの滝道からと考えてたので、時間はあるとみてせっかくなので屯鶴峯の周回コースを回って見ることに。
時間たっぷりなわけではないので一番見たかったものを。
この穴は最初からあったものに手を加えたのか、それとも一から掘ったんだろうか。
入らなかったけど向こう側に光があって貫通してるのがわかる。
コンクリートの壁などは戦後だろうか。
夜中に着の身着のまま強いライトも照らせずここまで上ってくるってそれだけでも危なそうな所。
今の自分にはここに隠れた人たちの気持ちの一端さえ推し量ることは出来ない。
2024年10月31日 08:36撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 8:36
入らなかったけど向こう側に光があって貫通してるのがわかる。
コンクリートの壁などは戦後だろうか。
夜中に着の身着のまま強いライトも照らせずここまで上ってくるってそれだけでも危なそうな所。
今の自分にはここに隠れた人たちの気持ちの一端さえ推し量ることは出来ない。
今回は周回路を一周しただけだけど、よく見ると岩肌に階段が削り出されたところもあり、おそらく下に降りて行ったりもっといろいろ歩き回れるんだろうとは思うが、よく歩かれてる周回路以外は砂でザレてて滑りそうでなんか危なっかしい。
2024年10月31日 08:49撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 8:49
今回は周回路を一周しただけだけど、よく見ると岩肌に階段が削り出されたところもあり、おそらく下に降りて行ったりもっといろいろ歩き回れるんだろうとは思うが、よく歩かれてる周回路以外は砂でザレてて滑りそうでなんか危なっかしい。
今回のお目当てのダイトレ起点プレートは写真では左側。
それにしても来難くさや車道歩きの危なさ考えると何でここが起点になったのか正直全く理解出来なかった。
2024年10月31日 09:00撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 9:00
今回のお目当てのダイトレ起点プレートは写真では左側。
それにしても来難くさや車道歩きの危なさ考えると何でここが起点になったのか正直全く理解出来なかった。
起点プレートから歩道の無い危ない車道を歩いてやっとたどり着いたダイトレ北口というべき登山口。
周辺には駐車出来そうな場所も見当たらなかったし、あまりの利便の悪さにびっくり。
2024年10月31日 09:09撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 9:09
起点プレートから歩道の無い危ない車道を歩いてやっとたどり着いたダイトレ北口というべき登山口。
周辺には駐車出来そうな場所も見当たらなかったし、あまりの利便の悪さにびっくり。
出だしからしっかり木段組まれてるから確かに行政が係ったダイトレの正規コースとして整備されたことが分かるが、それならなおさらのこと、ここに来るまでの車道歩きが危険とか問題にならんかったんだろうか。
2024年10月31日 09:22撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/31 9:22
出だしからしっかり木段組まれてるから確かに行政が係ったダイトレの正規コースとして整備されたことが分かるが、それならなおさらのこと、ここに来るまでの車道歩きが危険とか問題にならんかったんだろうか。
やっと来たことのある二上山プレートに上り着く。
しかしここまでが想定外にきつかった。
小さいピークを幾つも上ったり下りたり、その大半が木段のため、ジワジワ思った以上に足削られる。
ダイトレ大会公認コースは大人数が集まるため現在の當麻寺からになったんだろうが、そちらからここまでの体力消費が1とすると屯鶴峯からは5倍以上疲れた感じがする。
ダイトレの正規の終点は紀見峠ではなくもっと先の槇尾山施福寺だが、起点終点の交通の便の悪さも考えると屯鶴峯から施福寺を日帰りでなんてトレラン、それもよほど強く速いトレランの人でなければ不可能と思った。
もし自分がやるならやはりテント持って上がってちはや園地あたりで一泊する以外なさそう。
2024年10月31日 10:13撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 10:13
やっと来たことのある二上山プレートに上り着く。
しかしここまでが想定外にきつかった。
小さいピークを幾つも上ったり下りたり、その大半が木段のため、ジワジワ思った以上に足削られる。
ダイトレ大会公認コースは大人数が集まるため現在の當麻寺からになったんだろうが、そちらからここまでの体力消費が1とすると屯鶴峯からは5倍以上疲れた感じがする。
ダイトレの正規の終点は紀見峠ではなくもっと先の槇尾山施福寺だが、起点終点の交通の便の悪さも考えると屯鶴峯から施福寺を日帰りでなんてトレラン、それもよほど強く速いトレランの人でなければ不可能と思った。
もし自分がやるならやはりテント持って上がってちはや園地あたりで一泊する以外なさそう。
想定外に疲れてもう腹減ってしまってたのでダイトレコースでは通らないけど二上山雌岳に上って飯。
この日は晴れ予報だったのにずっと薄曇りだった。
2024年10月31日 10:43撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 10:43
想定外に疲れてもう腹減ってしまってたのでダイトレコースでは通らないけど二上山雌岳に上って飯。
この日は晴れ予報だったのにずっと薄曇りだった。
あとは大和葛城山まで淡々とダイトレを進むが、岩谷峠から竹内峠へ下る所もダイトレ通りだと少し西に下りることになり、そこから竹内峠まで歩道が断続的な国道166号線を15分ほど歩くところも先が見通せない箇所ででかい車が来ると危なっかしかった。
大会に参加したことはないが、ここを大人数で通るんだろうか。
個人的には岩谷峠からダイレクトに竹内峠に下る道の方が安心安全と思うが。
2024年10月31日 11:14撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 11:14
あとは大和葛城山まで淡々とダイトレを進むが、岩谷峠から竹内峠へ下る所もダイトレ通りだと少し西に下りることになり、そこから竹内峠まで歩道が断続的な国道166号線を15分ほど歩くところも先が見通せない箇所ででかい車が来ると危なっかしかった。
大会に参加したことはないが、ここを大人数で通るんだろうか。
個人的には岩谷峠からダイレクトに竹内峠に下る道の方が安心安全と思うが。
平石峠のプレート。
ここら辺からまた木段が断続的に現れ、最終的に岩橋山への連続木段になって今回最も足削られるところに。
2024年10月31日 11:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/31 11:58
平石峠のプレート。
ここら辺からまた木段が断続的に現れ、最終的に岩橋山への連続木段になって今回最も足削られるところに。
やっとこさ上り着いて休憩した岩橋山山頂。
この山の上り下りは大会でも渋滞区間になるそうで、どちらもずっと木段であること考えると当然そうなるだろうなと思う。
2024年10月31日 12:45撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 12:45
やっとこさ上り着いて休憩した岩橋山山頂。
この山の上り下りは大会でも渋滞区間になるそうで、どちらもずっと木段であること考えると当然そうなるだろうなと思う。
ここに来るたびに一瞬日和そうになる(階段少ない)の表記。
でも通ったことはなく、今回もダイトレ通り階段の道を選択。
2024年10月31日 14:37撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 14:37
ここに来るたびに一瞬日和そうになる(階段少ない)の表記。
でも通ったことはなく、今回もダイトレ通り階段の道を選択。
なんか想定以上に疲れて今回最後のプレート到着。
やはり屯鶴峯から二上山までの木段の上り下りで思った以上に足削られてたと思う。
2024年10月31日 15:00撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/31 15:00
なんか想定以上に疲れて今回最後のプレート到着。
やはり屯鶴峯から二上山までの木段の上り下りで思った以上に足削られてたと思う。
大和葛城山山頂で来ましたよを1枚。
昔ながらの赤ポストもあるから何とも他にはない山頂写真になる場所。
2024年10月31日 15:05撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 15:05
大和葛城山山頂で来ましたよを1枚。
昔ながらの赤ポストもあるから何とも他にはない山頂写真になる場所。
この日は晴れ予報でもしかするときれいなススキの原が見れるかと思ってたが、なんかずっと薄曇り。
それでもススキの見ごろには間に合ったようで、もう開いた穂の向こうに金剛山。
2024年10月31日 15:08撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 15:08
この日は晴れ予報でもしかするときれいなススキの原が見れるかと思ってたが、なんかずっと薄曇り。
それでもススキの見ごろには間に合ったようで、もう開いた穂の向こうに金剛山。
あとは下りなのでここで飯。
曇って風が通ると肌寒い中でウィンド羽織ってこんなところで。
営業時間過ぎた葛城ロッジの前、ススキの原越えて金剛山の見える幸せの鐘の横で。
2024年10月31日 15:26撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 15:26
あとは下りなのでここで飯。
曇って風が通ると肌寒い中でウィンド羽織ってこんなところで。
営業時間過ぎた葛城ロッジの前、ススキの原越えて金剛山の見える幸せの鐘の横で。
今回ただ一つ心配していたくじらの滝道の工事通行止め。
これが前の週末から解除中になってるというレポを見たので今回のコースで歩く気になったわけで、もしもまた通行止めになっていてこれまた荒れて特に下りは大変な北尾根から下ることになると、数日前の雨でまだ思ったより濡れている地面と相まって最後まで大変かもと思うとちょっと気が重かったので、看板に解除中の貼り紙してあるの見たときはホッとした。
2024年10月31日 15:33撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 15:33
今回ただ一つ心配していたくじらの滝道の工事通行止め。
これが前の週末から解除中になってるというレポを見たので今回のコースで歩く気になったわけで、もしもまた通行止めになっていてこれまた荒れて特に下りは大変な北尾根から下ることになると、数日前の雨でまだ思ったより濡れている地面と相まって最後まで大変かもと思うとちょっと気が重かったので、看板に解除中の貼り紙してあるの見たときはホッとした。
ロッジ裏のいわば裏道からロープウェイ山上駅に通じるある意味本道に降りてきたところ。
ここにも看板あり。
2024年10月31日 15:47撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 15:47
ロッジ裏のいわば裏道からロープウェイ山上駅に通じるある意味本道に降りてきたところ。
ここにも看板あり。
ここもちゃんと解除中の貼り紙があるのでこれでもう確実。
ここでこのあたりのことに詳しい方が通りかかり、一緒させてもらいながら工事について伺ったが、まずは砂岩質で水に弱く元々の登山道がえぐれまくった上にその縁の上に立ってたでかい杉の木が一雨ごとに崩れ落ちるなどという危険なことになったこと。
そして砂岩質と粘土質が入り混じって滑りやすい道で慣れない人が山用ではない靴で通って転ぶ事故が多発したこと。
最後に実はこれが一番大きかったのが、この辺りは私人の所有地も入り混じっているそうで、本来の登山道で道がえぐれて通れなくなった両脇に付けられていく踏み跡が実は個人や会社の所有地を荒らしている場所が幾つも出てきて苦情が寄せられた等の理由で今回の工事になったとのこと。
足の速い方で付いて行きながら話を聞くのが面白くて写真も撮らなかったが、驚かされた延々続く手摺は実は安全面半分、道を外れて勝手に他に踏み跡をつけられないため半分でこんなことになったとのこと。
もう迷う余地も無い遊歩道のようだったが、一か所だけ、傾斜のある崖の細いトラバースに何も無かったのはもう杭を打ち込む余地も無かったからと思われ、下が濡れている時などここだけは注意が必要と思った。
また工事期間については、看板には一応予定として来年1月までと書いてあるが、工事機材などを運び上げるために敷設されていたモノレールはすでに撤去されており、もう大きな作業はすべて終わっているので、もしまだ小さい調整等はあったとしても通行そのものはこのまま解除になるのではとのことでした。
2024年10月31日 15:48撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 15:48
ここもちゃんと解除中の貼り紙があるのでこれでもう確実。
ここでこのあたりのことに詳しい方が通りかかり、一緒させてもらいながら工事について伺ったが、まずは砂岩質で水に弱く元々の登山道がえぐれまくった上にその縁の上に立ってたでかい杉の木が一雨ごとに崩れ落ちるなどという危険なことになったこと。
そして砂岩質と粘土質が入り混じって滑りやすい道で慣れない人が山用ではない靴で通って転ぶ事故が多発したこと。
最後に実はこれが一番大きかったのが、この辺りは私人の所有地も入り混じっているそうで、本来の登山道で道がえぐれて通れなくなった両脇に付けられていく踏み跡が実は個人や会社の所有地を荒らしている場所が幾つも出てきて苦情が寄せられた等の理由で今回の工事になったとのこと。
足の速い方で付いて行きながら話を聞くのが面白くて写真も撮らなかったが、驚かされた延々続く手摺は実は安全面半分、道を外れて勝手に他に踏み跡をつけられないため半分でこんなことになったとのこと。
もう迷う余地も無い遊歩道のようだったが、一か所だけ、傾斜のある崖の細いトラバースに何も無かったのはもう杭を打ち込む余地も無かったからと思われ、下が濡れている時などここだけは注意が必要と思った。
また工事期間については、看板には一応予定として来年1月までと書いてあるが、工事機材などを運び上げるために敷設されていたモノレールはすでに撤去されており、もう大きな作業はすべて終わっているので、もしまだ小さい調整等はあったとしても通行そのものはこのまま解除になるのではとのことでした。
堰堤まで下りてきたところ。
こういう階段と手摺が元々の登山道が大きくえぐれた真ん中から上にはずっと連続して付けられてる。
2024年10月31日 16:29撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 16:29
堰堤まで下りてきたところ。
こういう階段と手摺が元々の登山道が大きくえぐれた真ん中から上にはずっと連続して付けられてる。
くじらの滝に入る所にちょうどいい流れがあったので、この後バスと電車の公共交通機関使うのでここで顔洗って着替えるためにいろいろ話を聞かせてもらった詳しい方とはここでお別れした。
2024年10月31日 16:29撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 16:29
くじらの滝に入る所にちょうどいい流れがあったので、この後バスと電車の公共交通機関使うのでここで顔洗って着替えるためにいろいろ話を聞かせてもらった詳しい方とはここでお別れした。
北尾根との分岐まで下りてきたところの看板もちゃんと解除中の貼り紙あり。
おそらくこのまま解除になるだろうとのことだったので、今後はまだ荒れたままの北尾根よりくじらの滝道が安定の一般道になると思われる。
2024年10月31日 16:41撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 16:41
北尾根との分岐まで下りてきたところの看板もちゃんと解除中の貼り紙あり。
おそらくこのまま解除になるだろうとのことだったので、今後はまだ荒れたままの北尾根よりくじらの滝道が安定の一般道になると思われる。
葛城登山口のロープウェイ乗り場前バス停まで来たところでこの日はおしまい。
改修されたくじらの滝道であっという間に降りてこれたのでバスにも余裕で間に合った。
2024年10月31日 16:48撮影 by  iPhone 12, Apple
10/31 16:48
葛城登山口のロープウェイ乗り場前バス停まで来たところでこの日はおしまい。
改修されたくじらの滝道であっという間に降りてこれたのでバスにも余裕で間に合った。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

だいぶ涼しくなって長い距離歩くのが楽な季節になってきて幾つか思い浮かぶ場所がある中の一つ、ダイトレの起点終点。
当麻寺から二上山経由紀見峠までは歩いたことあるが、屯鶴峯から二上山までと紀見峠から岩湧山以外槇尾山施福寺までは歩いたことがない。
特に施福寺まではそのあとの交通機関が難しそうでハードルが高いが、今回は起点の屯鶴峯側のプレートを見に行き、その後うまく周回出来るよう大和葛城山から東の近鉄線側に下りてくることに。
色々調べると屯鶴峯へは近鉄大阪線の二上駅か関谷駅からになるようだが、今回は少しでも交通量少ないほうをと思って関谷駅からに。
帰りは金剛山まで行ってしまうと近鉄線へのアクセスが遠くなるので大和葛城山から東に御所駅に下りてくることにしたが、その下り道を調べてると数か月前から補修工事で通行止めになってたくじらの滝道が数日前から解除中となってるとのレポ発見。
くじらの滝道も北尾根も荒れてることで有名で、おそらく疲れ果てての北尾根の下りは面倒かもと思ってたところに思わぬ朗報で、もしかしたら週末だけの限定解除だったかもしれんけど通れればラッキーと思ってそれ期待して行ってみることに。
そして大阪北部から二上山あたりまで電車乗り継いで行くのは面倒なのでそこらへんも調べてみると二上駅前に一日700円のパーキング発見。
最終的に三井のリパーク近鉄二上駅前に駐車してそこから関谷駅まで一駅乗ってスタートし、大和葛城山から通れればくじらの滝道、通れなければ北尾根から下りて間に合えばロープウェイ登山口駅からバスで御所駅まで。
間に合わなければ歩いて御所駅まで行って二上山駅まで乗り、最後は二上駅前のパーキングまで歩くという周回コースを決定。
歩いてみてまず感じたのは、なんでダイトレの起点が屯鶴峯になったんだろうということ。
確かに屯鶴峯登山口に数台置けてトイレもある駐車場はあるが、公共交通機関からのアクセスは悪くそこからまだダイトレ北口まではしばらくはそこそこ交通量もあるのに歩道も無い峠越えの県道を歩かねばならず、もちろん大会などの起点にして大人数歩かせることなど出来ない場所。
現在のダイトレの大会のスタートが当麻寺駅からとなってること考えると二上山駅あたりにダイトレ起点を持ってきてもよかった気もするけど、大阪府が関係して設定したのでやはりできるだけ大阪に近いよう県境に沿って名のある地点として選んだのか。
しかしおそらく現在ではここをスタートしてダイトレ歩く人は相当限られてると思う。
ましてや、今回分かったけどこの北口から二上山までは小さいピークが続き、上り下りが続いてその上さすがダイトレ、多くの場所に木段が敷設され、當麻寺からのコースより格段にきつく足を削られ後に響く。
ここからダイトレ本来の終点である槇尾山施福寺まで、夕方5時までだったか、着かないとバスが無くなる施福寺まで日帰りで行ける人なんてそれこそトレランでもよほど速い人だけだろうし、紀見峠までだって自分だったらおそらく終電乗れるか乗れないかくらいかも。
もしほんとに全部通してやるとすれば涼しい季節にテント持ってちはや園地一泊でちょうどか。
もちろんそれなりの理由はあったんだろうけど、正直相当違和感のあるダイトレ起点ではありました。
次に違和感あったのは二上山岩谷峠から国道166線に下りる地点。
楽に歩けることと大きい駐車場など完備されてるためか二上山万葉の森駐車場のほうに下りる道がダイトレの正規コースになってるようだが、これまた向かいの竹内峠まで歩道の無いところもある道路を歩くことになり、峠越えで見通しも悪いのに交通量は多い国道とあってやはり危ない感じはあり、せっかく岩谷峠から竹内峠にストレートに繋がる山道があるんだからそのほうが安全度も高かったろうにとも思ったが、これもやはり有名な地点を通したいとか、大会時の運営なども関係してるんかななどと。
あとはずっと山の中なので二上山までに想定外に削られた脚力体力で出来ればなんとかロープウェイ登山口駅の最終バス、17時のバスに乗れるよう、くじらの滝道が通れるよう祈りながら頑張って飛ばす。
そのかいあって大和葛城山にはだいたい想定通り着いて薄曇りの中すすきの向こうに金剛山見ながら飯を食べ、さてくじらの滝道にと下りて行ったらなんとラッキーなことに通行止め看板に解除中の貼り紙あり。
助かったと思いながら下りて行くとしばらく人が通らないうちに茂ったツタなどを鎌で刈り払いながら下りてる人が。
ご一緒させてもらって話を聞くとこの辺りにはすごく詳しい方で、今回の工事についても元々の登山道のえぐれが酷く深くなりすぎてその脇の土手の上の木が大雨で崩れ落ちる事態にまでなったことと、しばらく前からそのえぐれ崩壊した登山道を敬遠して両脇の土手の上を歩いた踏み跡が定着して道になりかけてたが、その片側が実は個人の所有地であり、植林の根が多くの人に踏まれることで傷んでしまうなど問題があったのか役所に苦情が入ったためにそちら側を歩かないよう新しい道を設定したとのこと。
確かにくじらの滝道の上のほうはびっくりするほど階段や手すりが続き、もう他を歩くこと考える余地も無いくらい通る場所が明確になってるのはそういう分けかと、ここは砂岩質と粘土質が入り混じって滑りやすく慣れずに転ぶ人もいるとのことだったが、それ以上に個人の所有地に入るなとの苦情が役所を動かし手すり続きの遊歩道のようになる大きな理由だったのかと納得。
また、それだけ大きな工事だったので作業中は上までモノレールが敷設されてたが、今ではそれも全て撤去されてるのでもう大きな工事は終了したと思われ、まだ小さい手直し等あったとしても通行止めになるほどのこともないだろうから、立て看板には来年1月までと書いてはあるけどまた大雨でどこか崩れたりしない限りおそらくこのまま1月まで解除中の貼り紙が続いて通れるのではとのことでした。
そんな話を聞きながらも足も速い方できれいになった登山道と相まってあっという間に下りてしまい、ロープウェイ登山口駅からのバスは最終より一つ前のに余裕で間に合ってしまい、しんどかったけどなんだかんだ予定通りに行ってホッとしながら最後は二上山駅から二上駅までの暗い住宅地の中をパーキングまで歩きました。

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