大杉谷から大台ケ原、桃ノ木小屋泊 〜大台ケ原はこのコースから登るべし!〜

- GPS
- 10:25
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 3,061m
- 下り
- 1,771m
コースタイム
- 山行
- 2:55
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 3:28
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 6:54
距離、累積標高とも3割増しくらいになってます
「とても速い!」も間違い、精々「普通」か「ゆっくり」です
| 天候 | 3日 快晴! 4日 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
駅近くにコインパーキング多数あり 私達が停めたパーキングは1日700円 橿原神宮前駅 7:30発 → 大和八木駅 7:35着 近鉄橿原線 大和八木駅 7:45発 → 松坂駅 9:14着 近鉄大阪急行 松坂駅 9:24発 → 多気駅 9:35着 JR紀伊本線 多気駅 9:43発 → 三瀬谷駅 10:14着 JR紀伊本線 計 一人2120円 ※三瀬谷駅は無人駅にて多気駅で切符を買う必要あり 三瀬谷駅→道の駅奥伊勢おおだい 徒歩10分程度 エス・パール交通 登山バス 道の駅奥伊勢おおだい10:30発 → 大杉峡谷登山口 12:00到着 一人4000円(凄く高い!) https://spearl-kotsu.com/mountain-climbining-bus/ なおこのバスを使わなくても路線バスで三瀬谷駅から大杉登山センターまでは行ける。こちらは300円と激安だが、そこから10kほど舗装路歩く必要あり。 要は3700円余計に払うか2時間ほど歩くかの2択 桃ノ木小屋 1泊2食(朝食は弁当に変更) 11500円 https://www.momonokigoya.jp/ 携帯電波は全く繋がらない 【帰り】 奈良交通 大台ケ原16:00発 → 橿原神宮前駅東口18:51着 この日は増便がありバス3台、最後の1台が定時運行の路線バスとなり他2台は 橿原神宮前まで停まらない急行だった(途中トイレ休憩はある) 15:45分頃に出発し橿原神宮前には18:00頃に着いた。ありがたや〜! 予約不要 一人3100円 プラス荷物台別途200円とあったが荷物代は取られなかった。 https://www.narakotsu.co.jp/temporary/2024spring_oodaigahara/ 一人あたり交通費、宿代合計 2120円+4000円+11500円+3100円=20720円 ひぇ〜‼ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口から堂倉滝までが渓谷歩き、道幅が細い岩場もあるがそういう部分には必ず安全鎖が設置されている。慎重に歩けば問題なし ・堂倉滝からは一般的な登山道となる、一部不明瞭な部分あるが登山道は全般的に整備されている。 ・トイレは大杉狭登山口、桃ノ木小屋、粟谷小屋(チップ制100円)のみ ・ヘルメット着用率は3、4割。着用を促すような注意描きは無いので任意だと思う。 コース状況とは関係ないが、この縦走をやる場合大台ケ原からの交通手段は奈良交通16時発のバスのみ。よって早めに大台ケ原ビジターセンター(バス停)に着いてもすることがない。 小さなモンベルショップと軽食コーナーはあるがビールはなかった(涙 |
写真
感想
大台ケ原に登るのは3度目。
初登頂はもう10年以上前で会社の山仲間と一緒にビジターセンターのある駐車場から周回。天気も良かったと記憶しているが「もう来る事は無いな」と正直思った。(理由はお察しの通り)
しかし数年前に大杉谷の存在を知った。こっちから登れば理想的じゃん!と思い色々調べたら「台高山脈」、「大熊三山」などなど聞いたこともない山ワードが次々出てきた。
これらを全て繋いで2泊3日で周回したのが2年前。よく比較される下ノ廊下より劣るけど、大杉谷は滝が沢山あるし最後100名山に登れるのも良い。まだ未登頂の妻を連れてくる時は絶対このコースと決めていた。
渓谷歩きにて危険箇所も多いが、このコースを歩くための一番の難関はアクセスと桃ノ木小屋の予約だと思う。ハイシーズンの3連休中であったが10日ほど前に小屋とアクセスで使う登山バスの予約が取れ腹は決まった。
もう多少の雨でも突っ込むぞ!と妻にカミングアウトしておいたが結果的に2日間とも雨に当たらず、むしろ恵まれた。
初日の核心部は最初の電車移動、翌日戻ってくる橿原神宮前駅から乗継3回でいずれも乗り継ぎ時間10分ほど。田舎者には厳しかったがなんとかJR三瀬谷駅に着いて安堵。
後は予約したバスで大杉谷登山口へ移動して3、4時間ほど歩くだけ。初日は高低差もあまり無いので楽勝、天気は快晴で渓谷歩きではもったいないくらい。それに連日の降雨直後にて水量豊富、いずれの滝も間違いなく2年前よりダイナミックで素晴らしかった。
15時半頃桃ノ木小屋に到着してビールで乾杯、お風呂もあり至れり尽くせり。私達は基本テント派だけど大杉谷にテント場は無いので選択の余地無し。満員でも1人2畳分くらいスペースがあり快適、時代は変わったんだと痛感した。
翌日はとにかく遅く出ようとギリギリまで粘って7時頃出発。と言うのも大台ケ原に出た後の交通手段は16時発のバス一択、よって早く着いてもあまり意味がない。
2日目のコースは堂倉滝までが昨日と同じ渓谷歩きで、そこから先が急登となり一気に標高を上げ百名山の日出ケ岳に出る。ピストンの方は堂倉滝で引き返すパターンが多いようだ。
滝を沢山鑑賞したり途中で朝食やトイレ休憩したが、それでも日出ケ岳に13時頃到着。
雲空だったけどドライブウェイ側から来た沢山の人がおられ、少々テンション下がるのだが仕方ない。
時間もギリ間に合いそうだったので大蛇グラ側へ周回も考えたが、天気イマイチにてあっさり駐車場へ下山。結局14時には着いてしまいバス待ち約2時間。妻は乗合いタクシーとかあると思っていたようだが、全く居なかった。
最初に大台ケ原来た時「2度目は無い」と思っていたのだが、もう3回も来てしまった。
台高山脈や大杉谷を噛ますと全然印象が変わってくる。妻は大杉谷は「また来たい!」と言っていたが大台ケ原はもういいそうだ。やっぱりそうなるよね!(^。^)
2年前の周回レコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4811164.html
きやどん












まさに、今週末このルートで大杉谷から大台ケ原を目指そうと目論んでいました。
ただこの山域の天気がイマイチ予報だったので北アルプスへ転進することにしました。
桃の木小屋の予約、バスの予約などハードルが高すぎてなかなか・・・たいへん!
やっぱりきやさんのように天気は運まかせで、多少の雨でも突っ込むぞという覚悟が大切なんだろうなぁ...
〜大台ケ原はこのコースから登るべし!〜
これにはfully agreeです!!!
皆それぞれ時間的・金銭的制約だったり、そもそも体力的な問題もあるとは思いますが
私は出来る限り目指すピークに対して最高のルートから登りたいと思っています。
百高も百名山の達成はしたいですが、全て最短コースピストンするくらいなら達成出来なくても構わないと思っている派です。たぶんomatsuさんもそうなのだろと思っています、そうでなければ蝙蝠岳を蝙蝠尾根から取ることにこだわらないはず!
私達はたまたま運良かったですがこのコースは多少の雨でも楽しめますよ。雨でも滝は見れますし。初日は逆に天気良すぎてちゃんとした山行った方が良かったんでは?、と思ったくらいです(笑)
とにかく登山口と下山口の遠さが最大の難関、車2台作戦も遠すぎて下準備が大変だし電車を使うのがベストのように思います。omatsuさん達なら路線バス使っても良いのでは?エス・パール交通は週末の限定なので中々ハードル高いですよ。
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