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Yamareco

記録ID: 7446713
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

核心は長い林道と笹原漕ぎの深き山「黒法師岳」

2024年11月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:38
距離
22.8km
登り
1,703m
下り
1,700m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
1:07
合計
6:33
距離 24.0km 登り 2,657m 下り 2,644m
4:13
4
臨時ゲート
4:17
5
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4:23
12
4:35
3
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3
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1
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4
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9
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4
10:46
臨時ゲート
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
●林道臨時ゲート前の駐車スペースを利用
・駐車スペースは10台程度
・水窪ダムから約8km、砂利の林道を自動車走行(所要時間20〜25分)
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:1(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :4.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)岩場等の頻度及び危険性等
★登山道の眺望:2〜4(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :2(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の数:0人】


◆ルートの状況(臨時ゲート〜黒法師岳登山口(林道))
・臨時ゲートから約2km進むと正式な林道ゲートがある。途中、上部斜面に大きな崩壊地があるので注意が必要だが、支障がなければ正式ゲートまで車で走行可能?
・林道ゲートから登山口まで、距離約6km、標高差400mを進む。2日前の大雨でも大きな崩壊はなく(小さな倒木あり)自転車でも走行可能だが、路面が荒れているので気持ち良く走行できない。徒歩の場合は支障ないレベル。
・今回、林道区間は電動アシスト自転車を使用し、所要時間は往路55分、復路40分だった。

◆ルートの状況(黒法師岳登山口〜等高尾根下降点〜山頂)
・登山口から等高尾根下降点までは、尾根伝いに標高差900mをひた登る。三百名山を狙う人なら支障はないと思うが、踏み跡が薄い区間もあり初心者向けではない。特に危険性を感じる箇所ないものの急登の九十九折が多い。目印は少ないが要所にはテープが付いている。特に復路は迷いやすい尾根もあるので現在地を確認して下ろう。ほぼ全区間、樹林帯に覆われ眺望はない。
・等高尾根下降点から山頂までは、笹原の稜線を進む。大半は膝上ほどの笹原漕ぎだが、一部区間は背丈ほどあり掻き分けて進む。踏み跡は薄い区間もあるが、稜線に沿って進むので迷うことはないだろう。なお、本日は笹が濡れていたので、雨具(上下)を着用した。
・山頂は樹木があり眺望はイマイチだが、少し移動すると見晴らしが良い箇所があり、場所によっては富士山も眺められる。
この先の林道の状況が分からないので、臨時ゲートに車を止めて早めに出発!
2024年11月04日 04:12撮影 by  XQ-CT44, Sony
1
11/4 4:12
この先の林道の状況が分からないので、臨時ゲートに車を止めて早めに出発!
臨時ゲートから2km弱進むと正式な林道ゲートに到着。
さて、この先はどうかなぁ。
2024年11月04日 04:21撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 4:21
臨時ゲートから2km弱進むと正式な林道ゲートに到着。
さて、この先はどうかなぁ。
路面は荒れているけど、一昨日の雨は問題なさそう。
2024年11月04日 04:38撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 4:38
路面は荒れているけど、一昨日の雨は問題なさそう。
順調に走行し、往路↑は55分で登山口に到着。
2024年11月04日 05:16撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 5:16
順調に走行し、往路↑は55分で登山口に到着。
登山口で小休止&身支度を整えて登山道に入る。
2024年11月04日 05:27撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 5:27
登山口で小休止&身支度を整えて登山道に入る。
30分ほど歩くと、徐々に明るくなってきた。
2024年11月04日 05:54撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 5:54
30分ほど歩くと、徐々に明るくなってきた。
登山口から主稜線まで尾根伝いに標高差900mを登っていく。
2024年11月04日 06:11撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 6:11
登山口から主稜線まで尾根伝いに標高差900mを登っていく。
登山口から標高差500mほど登ると緩やかで平坦な箇所に出る。
2024年11月04日 06:16撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 6:16
登山口から標高差500mほど登ると緩やかで平坦な箇所に出る。
ほぼ中間地点のヤレヤレ平で小休憩。
2024年11月04日 06:19撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 6:19
ほぼ中間地点のヤレヤレ平で小休憩。
紅葉は、標高1500〜1700m付近が色付いていた。
2024年11月04日 06:26撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 6:26
紅葉は、標高1500〜1700m付近が色付いていた。
等高尾根は樹林帯で眺望はないが、唯一標高1530m付近で山頂方面が見渡せた。
2024年11月04日 06:28撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 6:28
等高尾根は樹林帯で眺望はないが、唯一標高1530m付近で山頂方面が見渡せた。
急登の尾根をひた登る。
2024年11月04日 06:37撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 6:37
急登の尾根をひた登る。
標高が高くなると林床に笹が多くなってきた。
2024年11月04日 06:54撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 6:54
標高が高くなると林床に笹が多くなってきた。
ちょっとした痩せ尾根もあるが特に危険性はない。
2024年11月04日 07:03撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 7:03
ちょっとした痩せ尾根もあるが特に危険性はない。
山頂直下の弁当転がし(急坂)を登る。
2024年11月04日 07:12撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 7:12
山頂直下の弁当転がし(急坂)を登る。
登山口から約2時間で等高尾根下降点に到着。
あら〜、ガスってるし、メッチャ強風。
2024年11月04日 07:19撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 7:19
登山口から約2時間で等高尾根下降点に到着。
あら〜、ガスってるし、メッチャ強風。
この先は笹原の中を進む。
笹が濡れているので、久しぶりに全身雨具を着用した。
2024年11月04日 07:23撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 7:23
この先は笹原の中を進む。
笹が濡れているので、久しぶりに全身雨具を着用した。
では、山頂に向かって主稜線を進もう。
2024年11月04日 07:23撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 7:23
では、山頂に向かって主稜線を進もう。
一部区間は背丈ほどある笹を掻き分けながら進む。
2024年11月04日 07:31撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 7:31
一部区間は背丈ほどある笹を掻き分けながら進む。
踏み跡は無いようで薄っすらある。
2024年11月04日 07:37撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 7:37
踏み跡は無いようで薄っすらある。
大半の区間は、膝上の笹原漕ぎ。
2024年11月04日 07:38撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 7:38
大半の区間は、膝上の笹原漕ぎ。
山頂に近づくと急斜面を登っていき、
2024年11月04日 07:42撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 7:42
山頂に近づくと急斜面を登っていき、
麻布山に続く分岐(赤い灰皿)が目印に到着。
2024年11月04日 07:50撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 7:50
麻布山に続く分岐(赤い灰皿)が目印に到着。
分岐から2分ほど笹原を漕ぐと、
2024年11月04日 07:50撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 7:50
分岐から2分ほど笹原を漕ぐと、
やった〜、山頂に到着。
2024年11月04日 07:52撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 7:52
やった〜、山頂に到着。
三角点も探してタッチ!
2024年11月04日 07:53撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 7:53
三角点も探してタッチ!
山頂には何種類もの標識があった。
2024年11月04日 07:53撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 7:53
山頂には何種類もの標識があった。
山頂で休憩していたら、徐々に晴れてきた〜♪♪
眺望はないけど幻想的だね!
2024年11月04日 08:06撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 8:06
山頂で休憩していたら、徐々に晴れてきた〜♪♪
眺望はないけど幻想的だね!
まだ朝8時だけど、下山しよう!
雲がものすごい速さで流れ、バラ谷ノ頭(左)も見えるようになった。
2024年11月04日 08:09撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 8:09
まだ朝8時だけど、下山しよう!
雲がものすごい速さで流れ、バラ谷ノ頭(左)も見えるようになった。
往路は視界不良で見えなかった稜線を下っていく。
2024年11月04日 08:10撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 8:10
往路は視界不良で見えなかった稜線を下っていく。
南アルプス南端を見渡す。
2024年11月04日 08:16撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 8:16
南アルプス南端を見渡す。
わ〜、富士山も見えるのね〜♪
2024年11月04日 08:15撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 8:15
わ〜、富士山も見えるのね〜♪
山頂から急坂を下り振り返る。
2024年11月04日 08:17撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 8:17
山頂から急坂を下り振り返る。
正面に丸盆岳も見えてきた。
2024年11月04日 08:19撮影 by  XQ-CT44, Sony
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正面に丸盆岳も見えてきた。
急坂を下り再び笹原の稜線に入る。
2024年11月04日 08:20撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 8:20
急坂を下り再び笹原の稜線に入る。
あっという間に等高尾根下降点まで戻る。
時間に余裕があるので丸盆岳まで行こうと思ったが、更にびしょ濡れになりそうなので今回は下山する。
2024年11月04日 08:45撮影 by  SOV40, Sony
11/4 8:45
あっという間に等高尾根下降点まで戻る。
時間に余裕があるので丸盆岳まで行こうと思ったが、更にびしょ濡れになりそうなので今回は下山する。
急坂が多いので、スリップに注意して歩く。
2024年11月04日 09:45撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 9:45
急坂が多いので、スリップに注意して歩く。
下りはあっという間に登山口の林道に到着。
2024年11月04日 10:00撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 10:00
下りはあっという間に登山口の林道に到着。
往路は暗かったので、登山口を改めて撮影。
2024年11月04日 10:00撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 10:00
往路は暗かったので、登山口を改めて撮影。
再び長い林道を戻る。
路面が荒れているので、下りなのにスピード出せずゆったり。
2024年11月04日 10:17撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 10:17
再び長い林道を戻る。
路面が荒れているので、下りなのにスピード出せずゆったり。
沢山ある美しい滝を眺めながら復路走行。
2024年11月04日 10:12撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 10:12
沢山ある美しい滝を眺めながら復路走行。
正規の林道ゲート手前の崩壊地。
ここが通れるなら全線大丈夫かもね!
2024年11月04日 10:44撮影 by  XQ-CT44, Sony
11/4 10:44
正規の林道ゲート手前の崩壊地。
ここが通れるなら全線大丈夫かもね!
無事に帰還。
お疲れさまでした!
2024年11月04日 10:46撮影 by  XQ-CT44, Sony
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11/4 10:46
無事に帰還。
お疲れさまでした!
撮影機器:

感想

未踏の日本三百名山を登るため、先月の四国に引き続きこの三連休は静岡遠征です。
しかし、昨日の高塚山が登れなくなる等、土曜日に本州を通過した温帯低気圧の影響で色々と予定変更を余儀なくされました。
本日の黒法師岳も登山口まで行けないかもと半ば諦めモードで水窪ダムに向かいました。
候補の登山口は2つ、まずは麻布山登山口に続くスーパー林道がいきなりダムから通行止。
今回の登山口にもダメもとで向かいましたが、無事に臨時ゲートまで到着。
それでも、この先の長い林道は支障なく登山口まで行けるのだろうかと不安に思いながら、暗闇の中、林道を進みました。
結果、思いのほか、土曜の大雨の影響はなかったようで、路面は荒れているものの、順調に登山口に到着。
その後の登山も、誰にも会わず、人工音が全くしない静かな奥山をまる1日貸し切りで楽しみました。

これで三百名山の残りは、4座。
来年は完登できるかな〜

<静岡遠征1日目の箱根山(駒ヶ岳)に戻る>
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