記録ID: 7447595
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沢登り
丹沢
早戸川水系 大杉沢〜榛ノ木丸東尾根
2024年10月26日(土) [日帰り]
kamog
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 887m
- 下り
- 883m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■大杉沢 通常は上流部しか水が流れていない涸れ沢だが、中流部には 丹沢では珍しい巨岩帯群が谷を埋めている。 下から見るよりも実際は際どく悪く、また巨岩帯の弱点を 縫う際も、岩と土の抜けがあったり、キックステップで ズルズルの足場を決めたり、弱点をオブザベーションしたりと 初心者では難儀する箇所も多い。 他の棚もCSが多く、巻いたり攀じったりとなかなか楽しめる。 溯行グレード 2級下 ■榛ノ木丸東尾根 下部の方が急で太った尾根で、880mより下は迷いやすい。 800mから右手が植林帯となり、次第に植林帯は尾根を覆う。 植林帯が終わった下部は石混じりの痩せ尾根となるが 古い残置ロープ沿いに下る(一部切れている)と 早戸川林道/魚止橋先のヘアピンカーブ先端に出る。 以前と比べると入山者が少なくなったせいか 踏み跡はほとんどない。 ■マウントファーム http://www.mt-farm.info/ |
写真
感想
今月2回目の大杉沢。
さすがに記憶も新しいので、ほぼどこに何がありどうなるかはわかっています。
巨岩帯の縫い方、CS涸棚やチムニー棚などここは昨今の暖かい冬季でも充分使える渓でしょう。
985m二俣の左手本流は下から見ても落ち口さえ判然としない側壁で、地形図をしっかり予測、観察するナビゲーション力必須。
会山行の下見的に参加された受講者さんには、その考え方とコツをお伝えしました。
下降の榛ノ木丸東尾根は880m辺りから下は太った広い尾根で以前あった踏み跡もほとんどなく、大抵の方は迷うでしょうね。
微妙に始まる沢形の方向を見極め、行くべき浅い尾根の選択を正確に行います。GPSはあくまでバックアップで。そうしないといつの間にか地形に対する観察力は失せてしまうから。
ガスで視界の利かない今回はまさに読図日和でした。
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